『P大工の源さん 超韋駄天 BLACK』を打った感想と評価|前作よりさらに荒波仕様で帰ってきた

パチンコ新台「P大工の源さん 超韋駄天 BLACK」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価、前作との比較などをお伝えします。継続率約93%の高継続タイプなのは同じですが、1,500発の振り分けが追加されたのが変更点ですね。演出面はほとんど前作の使い回しなので正直、目新しさはないですが、源さん好きならすんなり入っていけるでしょう。ちなみに前作と同じく遊タイム(天井)はありません。

大工の源さんは海物語に続くSANYOの人気機種ですね。

前作の超韋駄天がちょうど2年前にリリースされた時は出玉スピードが当時最速ということで評判となりました。

解析情報などはすでに出回ってますので、今日は前作とのスペックの比較を中心にお伝えします。

総論としては、前作よりも出玉性能が強化されている分、ラッシュに少し入りにくくなっています。

P大工の源さん,超韋駄天,BLACK
出典:SANYO公式HP

>>「P大工の源さん 超韋駄天 BLACK」SANYO公式サイト

本機は1/318確変突入率約50%と、王道ミドルタイプです。

ラッシュ継続率は約93%と現行機最高の継続率を誇ります。

93%の平均連チャン数は約14連くらいですが、振り分けが2R or 10Rなので、この台で勝つには振り分けに恵まれることも重要です。

また、本機のボーダーラインは等価で約19.5回転と言われており、最近の台の中ではけっこう辛いと評判なので、クギのいい店で打ちたいですね。

詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。

P大工の源さん 超韋駄天 BLACKの特徴
・初当り1/318の確変突入率50.2%
・ラッシュ継続率は約93%
・ラッシュ突入時は1,500発+次回確定
・通常時の演出はほぼ前作の使い回し

 
前作と比較すると1,500発の振り分けが追加された分、出玉の波がより荒くなっている印象ですね。

通常時はほぼ前作と同じなので、目新しさはなく、結局は極源炎舞待ちという演出面の評価は割れそうです。

基本スペックの比較

まずは基本スペックを比較します。

スペック比較
超韋駄天 BLACK
大当り確率 1/318 1/318
RUSH突入率 60.2% 50.2%
RUSH継続率 93% 93%
 右打ち確率 1/2.06 1/2.17
 RUSH回数 4回転 4 or 127回転
平均連チャン数 14連 15連
通常時時短 なし
遊タイム なし
等価ボーダー 約20回転 約19.5回転

前作と比べると、初当り確率は同じですが、ラッシュ突入率が50%と下がっています。

その代わり、ラッシュ突入時は1,500発+次回確定なので、最低2連が保証されるので、平均連チャン数はBLACKの方が上です。

前作はラッシュ入って初回スルーとかもあったので、ここは個人的には高評価です。

ラッシュは前作と同じく時短3回転+残保留1回転の計4回転です。

右の確率が前作よりちょっとだけ下がっていて、4回転の継続率は91.5%です。

今作は10R当選時は次回時短127回と、継続確定なので、合算して約93%継続という仕組みです。

振り分け

ラッシュ中の振り分けの比較は以下のとおりです。

振り分け 超韋駄天 BLACK 出玉
10R 15% 1,500発
9R 20% 990発
3R 80% 330発
2R 85% 300発

図の方が見やすいのでBLACKの振り分けを公式HPから引用しておきます。

・へそ振り分け
へそ,振り分け

ラッシュ突入率が50%に下がってるので、単発をくらう場面も増えましたね。

僕も何度ラッシュ入らず心が折られたことか。。

・電チュー振り分け
電チュー,振り分け

右に関しては、MAXが9R(990発)から10R(1,500発)になった分、振り分けが20%から15%に低下しています。

メインの出玉は2R(300発)なので、10R引けないと10連しても3,000発しかでないので、振り分けに恵まれるかどうかが重要ですね。

前作よりも荒波仕様になったと言えるでしょう。

ラッシュ突入時の期待値としては、初回1,500発+次回確定からの93%継続なので、平均15連で8,000発弱といったところでしょう。

遊タイム、ボーダー、止め打ち

本機のボーダーは上の表のとおり等価で約19.5回転と辛めです。

SANYOの台は海物語はじめボーダー設定が高めになっていますね。

ただ逆に、ボッタ店でなければクギがいい場合もあるので、個人的にはこれくらいがちょうどいい気がします。

前作に引き続き遊タイム無しは評価が分かれるところですが、遊タイム台は夜の稼働が落ちるので、あえて採用してないのでしょう。

また、止め打ちについては、源さんはほぼ即当たりなので、残保留パート以外は止め打ち不要ですね。

カスタム機能

カスタム機能
本機は通常時の演出カスタムが可能です。

源さんの演出は基本的にはあっさりなので、「アクティブモード」でも普通の台くらいです。

個人的にはガセが嫌いなので、「ノーマルモード」にしていますが、静かすぎるという人にはアクティブモードがおすすめです。

「推しキャラ独占モード」はステージ固定で、「ミカステージ」固定にする人はいそうですね。

ミカステージ

かわいいですが、バトル時と顔変わってません?

ちなみに推しキャラ独占モード時は、プレミアの「茶狸」出現率がアップするそうです。

演出の流れ

続いて演出の流れなどをお伝えします。

基本的には前作とほぼ同じなので今回は簡単な紹介にとどめます。

詳しくは昔書いた「超韋駄天」のレビューを参考にしてください。

正直、2年たったのにほぼ使い回しなのは手抜き感がありますね。

ネットでは海物語の新作である「超旋風」の抱き合わせではという噂もあるようです。

超源チャレンジ

超源チャレンジ
7図柄以外揃いで「超源チャレンジ」ボーナスです。

ボーナス中の演出成功で「超源ラッシュ」突入ですが、2種類の演出が選択できます。

モード選択

ここも前作と同じで、個人的には完全告知がお気に入りです。

完全告知

開眼演出はバジリスクの天膳のパクりですが面白いのでアリです。

ちなみに前作と違ってラッシュ当選時は10Rなので、セグみたら一発なんですが、これは見ないことをおすすめします。

超源1500ボーナス

超源1500ボーナス
「超源1500BONUS」は、出玉1,500発+ラッシュ突入確定です。

さらに次回時短127回なので、単発終了がないのがいいですね。

上の「超源チャレンジ」成功もしくは、フリーズ演出(7図柄揃い)で、僕も一度だけフリーズひきました。

フリーズ演出

歴代の源さんシリーズのタイトルが流れます。10作以上出してたんですね。

ちなみに10Rボーナス時の残保留にもうひとつ10Rがあると、画面ブラックアウトから「極源ボーナス3000」となります。

僕は引けませんでしたが、隣が引いてて羨ましかったです。

超源RUSH

超源RUSH
「超源RUSH」は時短3回転+残保留1回転の4回転です。

右の確率が1/2.17なので、スルーする確率は8.5%、イコール継続率は91.5%となります。

ただし今作は10R引いたら実質次回確定なので、トータル93%継続です。

時短3回転は即当たりゾーン

時短
ここは即当たりパートで、演出はお馴染みですね。

1保留1カウントで、3カウント内に当たれば継続です。

出玉はかなり速く、ここだけでループすれば時速5万発はいくでしょう。

前作と引き続き出玉スピードは現行機トップクラスです。

演出に違和感があったり、プッシュボタンが出れば当確です。

PUSH

残保留1回転

FINAL JUDGE
時短3回転をスルーしたら「FINAL JUDGE」です。

ここは1回転なので、ここで復活する確率は1/2.17となります。

前作と同じく右打ちチャージで背景色が変われば大当り濃厚ですね。

逆に右打ちし続けても黄色オーラのままなら厳しい印象です。

単発でこうなるとマジちょっと待ってくれっ、て思わず声でちゃいますね。

僕の実戦結果と感想、評価

P大工の源さん超韋駄天BLACK,感想,評価
ここからは僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。

前作は割とさくっとラッシュいったのですが、今回は3回連続でスルーくらいました。

サンプル少ないですが、体感的にも60%突入と50%突入の差はけっこう大きいですね。

やっと入った超源RUSHも上のとおり期待値まったく行きませんでした。

10R引けないと全く勝負にならないのは評価が分かれるところです。

あと、個人的には源さんは好きな台なのですが、前作と比較して演出面があまりにも変化がなさすぎです。

初めて源さん打つ人ならいいですが、前作打ち込んだ人には面白くないと思われても仕方ないですね。

その他、個人的な感想や評価をお伝えします。

出玉速度は相変わらず早い

本機の出玉スピードは現行機最速クラスですね。

僕の実戦でも4千発でるのに4分かかりませんでした。

どれだけ「FINAL JUDGE」までいくか次第ですが、時速5万発はいくでしょう。

遊タイムもないので、夜から勝負できる台ですね。

前作より波が荒い

前作より荒波仕様ですね。

MAXの出玉を1,500発にあげて、振り分けを15%に下げたからです。

前作は3R or 9Rでしたが、今作は2R or 10R なので、振り分けの引きも大事ですね。

僕のように2Rに偏ると10連してもボロ負けコースです。

通常時の演出は前作の使い回し

前作の超韋駄天から2年たってるので、それなりに変わってるかと思ったら、驚くくらいにまんまでしたね。

上のミカステージの背景が昼から夜に変わったくらいしか気付きませんでした。

ネットで言われているとおり海シリーズ最新作の抱き合わせなのかもしれません。

通常時の演出信頼度等

最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。

詳細は攻略サイトなどに出ていますので、僕の見た範囲の体感レベルでさらっといきます。

王道はバトルリーチからの極源炎舞

極源炎舞
本機は何待ちかといったら、「極源炎舞」待ちの台です。

まぁ基本この演出が出ないと当たりませんね。

擬似連とともに炎の文字が増えていき、MAXまで貯まれば発動です。

擬似連 MAXストック

どうでもいい話ですが、源さんの擬似連の演出がかなり昔のマイナー台、「女だらけの水泳大会」という機種の演出と似ていることに気づいた人は相当なパチンカーですね。

もどって、画面暗転からのカンナ登場で激アツです。

「極源炎舞」への王道パターンはバトルリーチ発展時に源さんの目が炎になるチャンスアップや、仲間の金カットインが絡むケースが多いですね。

チャンスアップ 金カットイン

これら以外だと、「武源乱舞」予告も極源炎舞へ発展濃厚な激アツ演出です。

武源乱舞

バトルリーチはvs大龍が熱い

vs大龍
本機の王道ルートはバトルリーチですが、VS大龍だけ群を抜いて強いです。

VS凪、VS颯、VS嵐は後半発展+極源炎舞があって30%といったところで、仲間参戦などのチャンスアップがあってようやく50%ですが、vs大龍だけは発展時点で50%以上の信頼度です。

上のように極源演舞も複合すれば80%オーバーですね。

本機最強は「大三源リーチ」ですが、ほとんどはバトル系なので、発展時に大龍が出てくるのを期待するのが本機の基本の心構えですね。

台枠BATTLEフラッシュが強い

台枠フラッシュ
保留入賞時の台枠の「BATTLE」文字フラッシュも比較的強い印象です。

上の黄色フラッシュでもバトルSPまでは濃厚で、赤フラッシュなら極源炎舞まではいきますね。

ただこの演出、音がでかくてびっくりするんですよね。

フリーズ、ドックン演出

ドックン演出
7図柄揃いは、「ドックン演出」「フリーズ演出」の2パターンですね。

普通のバトルの7テンパイは見たことありません。

確変時の20%くらいはこれらの選択率がありそうで、割と期待ができる演出です。

上の「ドックン」演出は弱リーチはずれ後に発生、「フリーズ演出」は4段階までいけば全回転です。

フリーズ

フリーズ演出は変動開始時に発生し、3段階でも大チャンスとされていますが、全回転いかなかった、という時点でハズレ濃厚な気がしますね。

お願いチャンスは寒い

お願いチャンス
お願いチャンスもバトルリーチ前半ハズレ後に発展の可能性がありますが、寒いですね。

過去10回以上でましたが当たったことありません。

まぁドックン演出とかぶるのと、こんなビックリ当りを多くしたら他の信頼度が下がるので、これくらいでいいかもですね。

炎保留は強い

保留変化
本機は保留変化は多くないですが、変化した場合は割と強いです。

白炎<赤炎<金炎の信頼度ですが、白炎でもまぁまぁ期待できます。

結局は「極源炎舞」に行くか行かないかなので、呼び水としては他のゾーン系よりはよっぽど強いですね。

ゾーン系演出

魑魅魍魎ゾーン
ゾーン系演出は「魑魅魍魎ゾーン」のみですが、思ったほど強くないです。

せいぜいバトルSP以上発展確定で、僕の実戦では後半にさえ発展しませんでした。

ゾーン演出ではないですが、「カンナステージ」も移行時チャンスです。

カンナステージ

まとめ

今日はパチンコ新台「P大工の源さん 超韋駄天 BLACK」のスペックや実戦した感想、評価、前作との比較などをお伝えしました。

スペック面は最近の流れなのか、さらに一撃性能が高まっていますね。

一方でラッシュ突入率が下がっているので、遊びやすさという面ではホールでの評価は分かれそうです。

久しぶりに源さん打ちましたが、やっぱり演出バランスがいいですね。これは30%くらいかなぁとか、体感的な信頼度と合ってます。

最近は煽るだけ煽ってクソみたいな外れ方する台も多いですしね。

ただ、ボーダーも厳しい台なので、ゴールデンウィークの回収期間終わってからまた打ってみようと思います。

GWはクギもキツイので、源さんLightでまったり遊びます。