『Pとある魔術の禁書目録 light PREMIUM(甘デジ)』を打った感想と評価|実質天井299回転で遊びやすい

パチンコ新台「Pとある魔術の禁書目録 Light PREMIUM」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機は大ヒットした前作の甘デジverで、初当りは1/129となっています。前作と同じく大当り時は100%ST突入なのが特徴です。また、前作と同じく遊タイム搭載で、低確369回転で発動ですが、実質は299回転なのでかなり遊びやすいスペックとなっています。

「とある」シリーズは言わずと知れた大人気ライトノベルで、アニメ化もされていますね。

パチンコの版権は藤商事で、前作のミドルタイプはここ数年では1、2を争うほどにヒットしました。

現在は、スピンオフの「超電磁砲」もパチンコ化されて稼働中です。

最新作となる「Light PREMIUM」はその名のとおり、ライトタイプの甘デジで登場です。

Pとある魔術の禁書目録
>>「Pとある魔術の禁書目録」藤商事公式サイト

初当り1/129で遊タイムもついているので、インデックスは打ってみたいけどミドルはちょっと怖い、と敬遠されてた人にも遊びやすいスペックとなっています。

また、ラッシュ継続率は約70%、右の出玉の50%がMAXの10R(1,000発)なので、引きが良ければ大量出玉も期待できます。

僕の実戦では振り分けに恵まれ、一撃で5,000発オーバーでました。

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甘デジの100%ST突入なので、期待値は多分1,500発程度だと思います。

この台で勝てるかどうかは振り分け次第ですね。

前作と同じくST前半の「LIMIT BREAK CHANCE」は即当たりなので、ここでループすれば出玉速度もそこそこ速く、時速1.5万発はいきそうです。

本機のボーダーラインは等価で18.7回転くらいと言われており、ネットの評判では前作より辛くなったと言われています。

ただ、遊タイム付きなので、ボーダーは打ち始めるタイミング次第という感じですね。

詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。

Pとある魔術の禁書目録(甘デジ)の特徴
・初当り1/129のST突入率100%
・RUSHは100回転(ST30回転+時短70回転)
・右の大当り出玉の50%がMAX(1,000発)
・スペックはかなり遊びやすい
・通常時は前作踏襲で3大演出待ち

 
今作はかなり遊びやすさに拘って開発したというのがわかりますね。

ラッシュは70%継続ですが、前半STと後半時短にするなどの工夫も高評価です。

演出も前作踏襲で面白いので、今まで「とある」は打ってみたかったけど、ミドルには手を出せなかった人などにおすすめです。

「Pとある」(甘デジ)の基本スペック

まずは基本スペックを前作との比較で整理します。

スペック比較
319 ver 129 ver
大当り確率 1/319.6 1/129.7
RUSH突入率 100.0% 100.0%
電サポ 150回 100回
右打ち確率 1/99.9 1/49.2(30回転まで)
RUSH継続率 約79% 約70%
遊タイム 低確800回 低確369回
等価ボーダー 約17.5回転 約18.7回転

 

前作が1/319のミドルタイプに対し、今作は1/129のライトスペックです。

100%確変突入は踏襲されています。最近は出玉性能を上げるために50%突入が多いですが、差別化されていて高評価です。

また、今作のラッシュは100回転ですが、前半30回転の「限界殺しチャンス」は1/49の高確、後半70回転は時短(低確)で、トータル継続率は約70%です。

振り分け

振り分けは以下のとおりです。

振り分け 出玉
へそ 3R確変 100% 約300発
電チュー
10R 50% 約1,000発
3R 50% 約300発

 

へそはオール3Rですが、右の半分がMAXの10Rです。

もちろんミドルよりは出玉は減ってますが、右の確率が軽くなっているので、テンポよく当たれば出玉速度はそこそこです。

70%継続の平均は3連なので、期待値は1,500発といったところですが、継続と振り分けの引き次第という感じです。

遊タイム

遊タイム
「Light PREMIUM」の遊タイムは低確369回転ですが、前述のとおり、ST後半の時短70回転を含むので、実質299回転で発動します。

朝イチでリセットされていた場合に限り、369回転の可能性がありますが、ホールも甘デジでリセットはしないでしょう。

朝イチ以外は、表示は上のとおり、399回転で発動します。

えぇ、初打ちで天井連れていかれました。いつものことです。

遊タイムの493回転は左下に一時停止が表示され、リーチしたら大当り確定です。

なお、この区間は低確ですが当選確率は97.8%と実質天井です。

止め打ち

止め打ち
本機はシビアにみれば止め打ち推奨ですね。

上のとおり3R大当り時の下アタッカーから溢れた玉はアウト直行です。

10R大当りは上アタッカーなので開閉が早く、止め打ちは不要です。

大当り中よりも大当り終了から限界突破チャンスが始まるまでがかなりロスるので、最終Rの打ち出しだけは数えましょう

あとは、ST後半の時短中はこまめに打ち出すようにした方がよいくらいですかね。

細かいとこですが、前作よりへそやおまけポケットの返しが増えてるあたりが遊び易さを追求しているのが分かって高評価ですね。

演出の流れ

とある魔術の幻想BONUS
続いて、「Light PREMIUM ver」の演出の流れなどをお伝えします。

前作と同じく、初当りの「とある魔術の幻想BONUS」は100%でST突入です。

幻想殺し(リミットブレイク)チャンス

リミットブレイクチャンス
ボーナス後は100%ST突入で、最初の30回転は「リミットブレイクチャンス」です。

この間は1/49の抽選で、このゾーンで当たる確率は約46%です。

ここは即当たり演出で、ループすれば出玉速度は甘デジとは思えないほど早いですね。

限界突破チャンス

おなじみのラッキーエアーもいいタイミングです。

とある魔術の最強激突(ヒーローズラッシュ)

とある魔術の最強激突
後半70回転は「とある魔術の最強激突」で、ここは低確(1/129)での抽選となります。

70回転での当選率は約42%となっており、前半と合わせて継続率は約70%です。

ここは前作と同じく4つのモードから選択可能です。

どのモードも作り込まれていてかなり面白いです。

基本は前作と同じなので、今回は軽く流すので、詳しくは前作のレビューを参考してください。

スタンダードタイプ

VSオリアナ
スタンダードタイプは上条当麻がライバル達とのバトルで勝利すれば大当りです。

原作の名シーンが再現されているので、ファンはまずこのモードがおすすめですね。

会話予告

会話が赤文字だったら表示相手とのバトル発展が濃厚です。

相手が一方通行(アクセラレータ)なら10R濃厚ですが、青文字だとまずリーチしないですね。

一方通行

パト告知タイプ

キュインモード
パト告知はおなじみのキュインモードです。

インデックスが液晶右下のパトを叩けば大当り確定です。

ちなみにラッシュ中はいつでも、もうひとりのヒロインである御坂美琴に変更可能です。

個人的にはパトランプとキュインが好きなので、普段はこのモード一択です。

チャージタイプ

チャージタイプ
チャージタイプは御坂美琴と白井黒子が主役のモードです。

保留コインの色が白<紫<赤<虹と育っていくほど信頼度アップです。

連打でレベルアップする場合や、会話予告からバトルに発展する場合が多いです。

チャージタイプ

体感的には紫と赤の差が大きく、10%と90%くらい違いますね。

風紀委員(ジャッジメント)が出てくるのはこのモードだけなのと、演出もバランスがいいので一度は試してみることをおすすめします。

突発告知タイプ

突発告知
突発告知はその名のとおり突然大当りが告知されます。

変動が長ければ長いほどチャンスで、ただ、ロング変動に入ったら止め打ちすることを忘れないようにしましょう

レインボーのアクセラレータが出現すれば大当りです。

アクセラレータ

名台詞の「悪りぃが、こっから先は一方通行だー」がシビれますね。

ちなみに前作もあったモードですが、さらに演出が減った印象ですね。

普段は一方通行がたまに「おっ?、おっ?」ってしゃべるだけで、かなりシュールです。

僕の実戦結果と感想、評価

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ここからは僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。

初打ちで天井連れていかれたと思ったら一撃5,000発とか、割と波瀾万丈な展開でした。

1/129なので、普通はもっとまったりな感じと思います。

原作ファンで、「とある」は打ってみたかったけど、1/319はと敬遠されていた方におすすめの台ですね。

個人的にはかなり高評価な台ですが、その他感想や評価をお伝えします。

遊びやすいスペック

本機はスペックがいいですね。遊びやすさを追求しているのがわかります。

前作と比較すると当然出玉性能は当然劣りますが、へその返しが増えてたり、削りが軽くなってたりと随所に改善が見られます。

なかなか気付かないとこですが、この辺の作り込みが藤商事はいいですね。

ボーダーは辛い

本機のボーダーラインは等価で18.7回転程度と、前作と比較して少し辛めですね。

また、右に丸呑みポケットがないのでST中もじわじわ削られるので、実際のボーダーはさらに厳しいかもしれません。

ST中の止め打ちはもちろんですが、やはりしっかり回るホールを選びたいところです。

新曲が追加

ROAR
とあるは原作の楽曲がいいですね。

今作では前作に加えて、アニメ3期のオープニングテーマである「Gravitation」「ROAR」が追加されています。

本機は通常時も楽曲選択できるのがいいですよね。

僕は通常時は「先読みチャンス」にカスタムして演出減らして楽曲メドレーにしています。

演出バランスはいい

演出
演出バランスもいいですね。

前作と同じく上の、「強制干渉」から擬似連で信頼度が育っていく感じです。

前作は「バトルリーチ」はデバイス予告絡まなければノーチャンスでしたが、今作は意外と当たりますね。

バトルリーチ

甘デジでも信頼度がもとと同じような台もありますが、本機はちゃんと見直しかけていて高評価です。

いろんな当り方が見れるので、ミドルを敬遠していた原作ファンにおすすめですね。

僕の実戦では一度だけ、いきなり7テンして全回転がでました。

全回転

いろんな演出みたいのでカスタムで「プレミアアップ」にするのもアリですね。

通常時の演出信頼度等

最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。

詳細は攻略サイトなどに出ていますので、僕の見た範囲の体感レベルでさらっといきます。

王道は3大注目演出

3大注目演出
公式HPにあるとおり、やはり基本は前作と同じく3大注目演出待ちです。

これらが複合したらまずハズれることはないですね。

3大注目演出
・幻想殺しデバイス予告(75%)
・自動書記(ヨハネのペン)予告(40%)
・超電磁砲予告(40%)

 

特に当落告知の幻想殺し(イマジンブレーカー)デバイス予告が強く、他の予告と複合したらまずハズれません。

・幻想殺しデバイス予告

幻想殺し予告

「自動書記予告」と「超電磁砲予告」は単体は40%と弱いですが、金系の演出絡めば十分期待できます。

・自動書記予告
自動書記予告
・超電磁砲予告
超電磁砲予告

大当り引くときはだいたいどれかが絡む印象ですね。

藤商事ですからメリハリが強いです。

基本はこの3大演出待ちですが、その他の演出について簡単にお伝えします。

デンジャー柄は激熱

デンジャー柄
藤商事といえば「デンジャー柄」が激アツなのはおなじみですが、本機に限っては当確といって言いほどに強いですね。

メモリーチェンジ(保留変化)でデンジャー保留でましたが、たしか確定だったと思います。

科学と魔術が交差するとき、物語は始まる!予告

科学と魔術が交差するとき物語は始まる予告
リーチ直後のギミック飛び出しから、このカットインは前作から引き続き強いですね。

強い演出の中では割と発生頻度が高いので、けっこう大当りに絡む印象です。

保留変化はあまり関係ない


保留変化はデンジャー(確定)>金>赤とありますが、あまり関係ないですね。

その中では、インデックスのもぐもぐ保留変化予告は割と強めです。

もぐもぐ保留変化予告

ハンバーガーよりケーキとかの方がチャンスですが、先読みチャンスのカスタムだとけっこう激アツだったりします。

美琴電撃リーチは弱い

御坂美琴電撃リーチ
通常のリーチからたまに御坂美琴電撃リーチに発展しますが、これ、全然当たらないですね。

割と煽りが強いので信頼度高いのかなと思ってましたが、10回以上連続ではずれてます。

まぁ確率なんでなんとも言えませんが、このリーチは期待しない方がいいです。

キャラスタンバイ予告が出過ぎ?

キャラスタンバイ予告
今作はこの変動開始時のキャラスタンバイ予告が出過ぎな気がしますね。

再生(リプレイ)から擬似連が王道パターンですが、たいして強くもありません。

まぁこれでクソ台認定するほどではないですが、少し発生頻度が多くてウザいですね。

まとめ

今日はパチンコ新台「Pとある魔術の禁書目録 PREMIUM LIGHT」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。

遊びやすさを追求しているのが分かる、甘デジのお手本のような台でしたね。

演出面は前作の使い回し感は否めませんが、それを差し引いても個人的には高評価です。

「とある」のコンテンツは好きだけど、前作のミドルには手を出せなかった人でも、安心して遊べるスペックだと思います。

若干ボーダーが辛いですが、遊タイムも浅いので、一回引くまでと決めて打てば大怪我することもないでしょう。