パチンコ新台「Pストライクウィッチーズ2」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機の特徴は初当り1/229のライトミドルでラッシュ継続率が約90%の高継続タイプという点です。通常時の演出バランスもよく面白かったので、導入台数は少なめですが割と人気がでそうです。ちなみに遊タイム(天井)はありません。
この記事では「Pストライクウィッチーズ2」を実戦した個人的な感想や評価をお伝えします。
僕はストライクウィッチーズの原作を見たことないですが、2007年にOVAとしてスタートし、アニメ化で人気がでたようですね。
本作の版権はSANYOで、2018年にリリースされた前作はミドルタイプでしたが、今作は1/229のライトミドルの高継続タイプです。
SANYOといえば海物語シリーズと大工の源さんのイメージが強く、それ以外でシリーズ化している数少ない機種ですね。
今作はラッシュ突入率約58%、継続率が約90%と、最近の台にしては遊びやすいスペックですね。
僕の実戦での最高は上のとおり中途半端な結果でしたが、ライトミドルと思えばだいたい期待値どおりでした。
超爽快ライトミドルと言うだけあって、出玉スピードはそこそこ速く、時速2万発はいきそうです。
また、本機のボーダーラインは等価で約19.5回転と言われており、ネットの評判では少し辛めの台みたいです。
詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・右の大当り出玉は3Rメイン(80%)
・最近の台にしては遊びやすい
・通常時の演出はバランスがいい
本機はライトミドルの高継続台ということで、最近あまり見ないので差別化されていますね。
他機種と比較すると、「世界で一番強くなりたい」と「モモキュンソード」の中間くらいのスペックに感じました。
僕の実戦では大した出玉もとれませんでしたが、演出バランスもよく飽きがこなかったので、けっこう面白いというのが僕の評価です。
基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
Pストライクウィッチーズ2 | |
大当り確率 | 1/229.1 |
右打ち確率 | 1/6.5 |
RUSH抽選 | 時短1+残保4 |
RUSH突入率 | 約58% |
RUSH回転数 | 時短10+残保4 |
RUSH継続率 | 約90% |
天井(遊タイム) | なし |
等価ボーダーライン | 約19.5回転 |
初当り1/229で58%確変突入と遊びやすいスペックですね。
ラッシュの継続率は約90%なので、平均10連くらいが期待値です。
ボーダーは19.5回転と、最近の新台の中では割と辛めですね。
遊タイムなしは評価が分かれるところです。
振り分け
振り分けは以下のとおりです。
振り分け | 出玉 | ||
へそ
|
3R+時短254回 | 96% |
300発
|
3R+時短254回 | 4% | ||
電チュー
|
10R | 20% | 1,500発 |
3R | 80% | 300発 |
図の方が見やすいので公式HPから引用しておきます。
・へそ
4%の「超ストライクBONUS」を引けば時短254回転なのでRUSH確定です。
・電チュー
90%継続の平均は10連なので、期待値は5,000発といったところでしょう。
この台で勝てるかどうかは連チャンが伸びるのももちろん大事ですが、20%のMAXがいかにとれるかも結構重要です。
遊タイム、止め打ち
本機は遊タイムはありません。
止め打ちに関しては、ラッシュ前半は即当たりなので基本不要です。
ただ、おまけポケットが丸呑みじゃないので、打ちっぱなしだと表記の出玉と実際の出玉の差がけっこうあります。
このあたりがボーダーラインに影響してそうですね。
シビアにみれば止め打ち推奨台なのですが、演出に集中したいので、ここはロスらないよう改善してほしいです。
カスタム機能
本機は演出カスタム機能があります。
「先読みチャンス」は、残保留から先読み系演出でたら激アツです。
ただ、保留変化は先読みに含まないみたいです。
「combo保留」や「ネウロイ保留」が直沸きしてもエフェクト系の前兆なしはハズれ濃厚です。
「予告チャンス」モードは、ほんとに演出がなくなりますね(笑)。
個人的にはカスタムいれなくても演出バランスがいいと思ったので、ガセが大嫌いな人でなければノーマルがおすすめです。
演出の流れ
Pストライクウィッチーズ2の演出の流れなどをお伝えします。
へそからのラッシュ直通は4%なので、大半は「ストライクBONUS」です。
大当り後にボーナス確定画面なしでいきなり右打ちって新鮮ですね。
3Rの出玉はすずめの涙なので、ラッシュ入らなかったら絶望しかないですね。
ROAD to ASSAULT突破率は56.6%
ボーナス終了後はラッシュ突入をかけた時短1+残保4回転の「ROAD to ASSAULT」です。
5回転で1/6.5を引く確率は56.6%で、ここが本機の一番熱い瞬間ですね。
右打ちチャージで5人のキャラがストックします。
チャージ完了後も右打ちし続けて、パネルの色が変わるとチャンスアップです。
緑は厳しく、赤は信頼度50%オーバーですね。
チャージ完了後はバトルは、1回転1演出と、シンフォギアと思えばいいです。
バトル中もチャンスアップがあり、セリフが赤文字とかだとパネル色が悪くても高期待度な印象です。
「ROAD to ASSAULT」中の法則
「ROAD to ASSAULT」はシンフォギアと違い、出撃キャラが決まっていますが、チャンスアップパターンがあります。
・出撃キャラの法則崩れ(突破濃厚)
・エイラ出撃(突破濃厚)
出撃キャラは以下ですが、僕のように原作知らない人は法則崩れに気付けないので、「ミーナ」と「エイラ」だけ覚えとけばいいでしょう。
キャラ | 演出タイプ | |
1st
|
坂本 | チャージ |
バルクホルン | バトル(攻撃変化) | |
2nd
|
ペリーヌ | 連打 |
リーネ | ボタン(タイミング) | |
3rd
|
ハルトマン | 突然告知 |
ルッキーニ | クルーン | |
4th
|
シャーリー | ボタン(pointアップ) |
サーニャ | リーチライン増加 | |
5th | 宮藤 | バトル(攻防) |
大チャンス | ミーナ | 長押し |
確定(!?) | エイラ | 未来予知 |
ちなみにここの演出がラッシュ後半の「FINAL WITCH ATTACK」と同じなので、好みの演出を見つけておくといいでしょう。
「エイラ」出撃の場合は金枠なのですぐ分かります。
原作ではこの子が人気なんですかね?
ASSAULT RUSH
「ASSAULT RUSH」は時短10回転+残保留4回転の14回転です。
14回転で1/6.5を引く確率(イコール継続率)は約90%です。
ここの演出は前半パートと後半パートに分かれます。
前半10回転は基本即当り
最初の10回転は即当りゾーンで、ここで当たる確率は、約81%です。
キャラのアップから図柄が揃うパターンが多いですね。
通常1人が2人いればチャンスアップです。
保留変化は激アツですし、3、7図柄の押し合いは確定です。
ここはテンポがよくてループすると爽快です。
ちなみにボーナス中に宮藤が登場したら、保留連確定です。
Last4回転は11種類のモード選択
ラストの残保留4回転は11種類のキャラ固有の演出が選択できます。
4回転分が1つの演出にまとめられるので、ここで引き戻す確率は約49%です。
ここが勝負所ですね。
「ROAD to ASSAULT」と同じキャラ固有演出なので好みで選択しましょう。
オーソドックスなのは宮藤のバトルタイプですね。
いろいろ試したかったのですが、ほとんど引き戻せなかったのであまり見れませんでした。
・ボタンチャージ |
・クルーン |
個人的には「未来予知タイプ」の「エイラ」のプッシュ告知がお気に入りです。
ただ、スルーした時はただただ30秒くらい絶望を味わうので好みは分かれるでしょう。
11種類の多様な演出はそれぞれきちんと作りこまれていて高評価ですね。
僕の実戦結果と感想、評価
ここからは僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。
引き弱な僕にしては、割とラッシュに入ったのですが、冒頭の4,500発が最大で、ほとんどが上のような出玉しかとれず、実際はけっこう負けてます(涙)。
ただ、負けてることを差し引いてもこの台は面白いというのが僕の感想です。
個人的にはラッシュは高継続タイプが好きで、前半(時短)だけで80%継続、後半(残保留)いっても50%で引き戻せるのがいいですね。
出玉速度もそこそこで、どれだけ後半の引き戻しゾーンにいくか次第なところはありますが、時速2万発はいきそうです。
通常時の演出については後述しますが、バランスがよかったと思います。
個人的には総じて高評価ですが、その他の感想などをお伝えします。
1/199にして欲しかった
本機は初当り1/229のライトミドルなんですが、できれば1/199にして欲しかったですね。
個人的には1/229って、1/319ばりに当たらない気がするんですよね。
たとえば、ラッシュ突入率50%にすればバランスとれたんじゃないかと思います。まぁこれは好みですね。
ステージ性能がいい
本機はステージがいいですね。
打ったことある人はわかると思いますが、3球に1球はへそに入る仕様です。
ホールが他の台と同じような釘調整にしてたらボーダー回るかもしれないので、新台のうちに狙いたいですね。
止め打ちの目安になりますし、僕は演出飽きたらぼーっとここ眺めます。
原作も見てみたい
僕はストライクウィッチーズの原作を知らないですが、美少女バトル系みたいです。
みんな足が機械になってると思ってましたが、装備なんですね。
水着ステージや少女の夜ステージで生足を披露してくれます。
ちなみに、amazonに「ROAD to BERLIN」という作品があったので、ラッシュチャレンジの「ROAD to ASSAULT」はここからタイトルとってるっぽいですね。
>>ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN【Amazonリンク】
2022年には新たにアニメ新作が出るようで、本機にはタイアップの意味もあったのかもしれません。
通常時の演出はあっさり
本機は通常時の演出が割とあっさりしてて個人的には高評価です。
カスタムで信頼度を変えることもできますが、ノーマルで十分ですね。
最後に通常時の演出の信頼度等をお伝えします。
通常時の演出信頼度等
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。
詳細は攻略サイトなどに出ていますので、僕の見た範囲の体感レベルでさらっといきます。
王道はバトルSPからの共闘
本機の王道はバトル中の味方参戦で「共闘」への発展ですね。
大当りの約3回に1回はこのパターンと言われています。
出撃時に赤文字なら共闘に発展する確率があがりますし、参戦時の赤文字で信頼度大幅アップです。
ただ、「共闘」だけだと弱くて、そこまでのチャンスアップが重要です。
基本はロゴの「全落ち」待ち
本機は何待ちかと言われれば、ロゴギミックの完全落下待ちの台です。
演出が進むにつれて、ロゴが「左落ち」し、擬似2くらいで「右落ち」すれば、上のように完全落下する可能性が高まります。
・左落ち |
・右落ち |
完全落下で70%くらいの信頼度ですが、正直、完全落下しなかったら、他の予告が多少よくてもハズレ濃厚ですね。
群予告が出やすく、強い
群予告は激アツ演出でおなじみで基本信頼度が50%以上ありますね。
ただ、他機種と比較して本機は割と出やすい印象なので、過度な期待は禁物です。
真・魔眼ゾーンが強い
画面が白黒になる「真・魔眼ゾーン」はかなり強く、期待度80%以上です。
ゾーン系演出では群を抜いて強く、僕の実戦上もハズレなしですね。
その代わり下位となる「魔眼ゾーン」や「強襲ゾーン」は単体では信頼度はそれほどありません。
combo保留
本機の保留変化で一番多いのは「combo」保留ですね。
2comboまではよく出ますが、ノーチャンスで、3comboからチャンスです。
ネウロイ保留は赤以上変化で期待
上のcombo保留以外の保留演出は「ネウロイ保留」が変化するパターンです。
紫がよく出るんですがノーチャンスで、赤「50%」、金「80%」、虹(確定)です。
ウィッチに不可能はありません予告
宮藤アップからの「ウィッチに不可能はありません!」予告は「全員集合SPSPリーチ」or「天空より永遠にSPSPリーチ」に発展する激アツ予告です。
両者とも期待度65%以上の本機最強リーチ演出です。
・全員集合SPSPリーチ
・天空より永遠にSPSPリーチ
両方でましたが、これらも今のところハズれなしです。
決戦SPリーチ
決戦SPリーチは弱リーチはずれからの発展が多いですね。
これはけっこう出ますが全然あたりません。
大和に搭乗してるのが艦長じゃなくて、坂本だったら期待度50%以上ですが、みたことないですね。
弾丸チャンス予告
弾丸チャンス予告も割とよく大当りに絡む印象です。
演出途中で保留やロゴに命中して予告を格上げしてくれます。
弾丸2つ以上チャージや、発動が遅いほどチャンスです。
保留変化やロゴ落下など、強めに絡むと激アツです。
全画面カットイン予告
テンパイ後のカットインがチャンスアップで、種類によって信頼度が違うそうです。
ただこれは分かりづらいですね。
上のような原作にちなんだものが熱いのか、下のような萌えカットインっぽいのが強いのか、どうなんでしょう。
ハズれの時もよくでるので、カットインだけでは信頼度は測れないと思った方がよいでしょう。
宮藤フラッシュ予告
先読みや変動開始時の液晶フラッシュは金なら期待度80%以上です。
ただ、赤フラでも十分当たるので、金出て外れたらキレていいですね。
まとめ
今日はパチンコ新台「Pストライクウィッチーズ2」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
正直、全然勝ってないですけど、それでも割と面白いと思ったので、個人的には高評価ですね。
SANYOは海物語のイメージが強いですが、普通の台も作れるんですね。
まぁ源さんもヒットしてますし、その辺の2流メーカーとの違いを感じます。
ホールへの設置台数は少ないですが、割と人気がでてもおかしくない気がします。