『Pルパン三世 2000カラットの涙』を打った感想と評価|カスタムで期待度アップがおすすめ

パチンコ新台「Pルパン三世 2000カラットの涙」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機はへその50%でラッシュ突入というのはありがちですが、実質次回確定で3,000発スタートというのが特徴です。ラッシュ継続率も81%、出玉は全て1,500発なので、最近の台では一番出玉性能が高いです。通常時もカスタム入れればシンプルな感じは高評価ですね。ちなみに遊タイム(天井)はありません。

ルパン三世シリーズは平和の看板機種の1つです。

だいたい1年に1作品くらいリリースしてますが、前作のマモーが大ゴケした印象が強いですね。

でかいスピーカーつけた筐体が悲しいくらいそっこうで通路になっていました。

今作の「2000カラットの涙」は汚名返上といきたいところでスペックも演出も一新されています。

ちなみにストーリーはパチンコオリジナルみたいですね。

演出面は初期のルパン三世にインスピレーションされているようで、「ダークヒーローSPリーチ」に代表されるようにシリアス系となっていてかなりかっこいいです。

Pルパン三世,2000カラットの涙,評価,感想
出典:HEIWA

>>「Pルパン三世 2000カラットの涙」HEIWA公式サイト

スペック面は1/319の確変突入率50%の王道ミドルスペックです。

ラッシュは継続率が約81%で、出玉は全て1,500発と一撃に期待が持てます。

と、ここまではよくあるスペックですが、ラッシュ突入時の初回が電サポ10,000回と実質次回確定となっています。

3,000発スタート確定なので、期待値は最近の台で一番高く、8,000発くらいあるでしょう。

ただし、50%取れなかったら、3Rで時短もないので絶望的な気持ちになりますね。

Pルパン三世,2000カラットの涙,実戦

僕も何度か打ちましたが、実戦での最高は一万発でした。

60回転のSTはかなり早く、時速3万発くらいいきそうですね。

本機はラッシュの性能が高いので甘いのかなと思ったのですが、ボーダーラインは等価で18回転くらいと最近の台では少し甘めかな、くらいですね。

甘すぎると釘が厳しくなるので、これくらいでいいと思います。

詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。

Pルパン三世〜2000カラットの涙〜の特徴
・初当り1/319の確変突入率50%
・ラッシュ突入時は3,000発確定
・ラッシュ中の大当り出玉は全て1,500発
・通常大当りは時短なし
・遊タイム無し
・通常時はカスタムがおすすめ

 

ルパンシリーズは最近クソ台化が進んでいる印象でしたが、本機はけっこう面白いというのが僕の評価です。

ただ、へその3,000発は先にリゼロが出しているので、もう少し早いタイミングで出て欲しかったですね。

あと、前作よりはかなり改善されていますが、通常時はけっこうエグいハズれ方するので、期待度アップのカスタムつけることをおすすめします。

基本スペック

スペック
まずは基本スペックを整理します。

Pルパン三世〜2000カラットの涙〜
大当り確率 1/319.6
RUSH突入率 50%
ST回数 64回転
ST中確率 1/39.6
RUSH継続率 約81%
通常大当り時短 なし
天井(遊タイム) なし
等価ボーダーライン 約18回転

1/319のミドルタイプで50%確変突入と、最近多いスペックですね。

STは60回転(+残保留4回転)と短めですが、右の確率は1/40なので、約81%と高継続タイプです。

ラッシュ突入時の期待値は8,000発近く、出玉性能もトップクラスです。

また、ボーダーラインは18回転くらいと最近の台の中では甘めと言ってよいでしょう。

遊タイム無しは評価が分かれるところですね。

振り分け

振り分けは以下のとおりです。

振り分け 出玉
へそ
10R+10R+確変 50% 3,000発
3R通常 50% 450発
電チュー 10R確変 80% 1,500発

右はALL1500発とシンプルですが、図の方が見やすいので公式HPより引用します。

振り分け

本機は初回RUSH突入時は次回時短10,000回転と実質次回確定なので10R×2の3,000発スタートなのが特徴です。

ちなみにリゼロとは違い3,000発は初回だけです。

一方で通常だったら時短もないので悲劇ですね。

単発

僕も何度この単発終了画面を呆然と眺めたことか。

奇数図柄でRUSH確定ですが、偶数図柄から昇格するパターンの方が多そうです。

昇格抽選

演出の流れ

LUPIN BONUS
初当りが奇数図柄なら「PERFECT BONUS」、偶数図柄なら「LUPIN BONUS」です。

偶数図柄でもラウンド中に昇格のチャンスがあり、割と選択率も高めなので最後まで期待がもてます。

ファイナルチャンス 限界突破チャレンジ

ただ、本機は3Ror10Rなので、ボーナス開始時にセグを見ると一発で分かってしまいますので、絶対見ないことをおすすめします。

PERFECT BONUS

パーフェクトボーナス

「PERFECT BONUS」は1,500発+限界突破CHANCEとなります。

初回の限界突破CHANCEは時短10,000回転なので、実質次回確定です。

限界突破チャンス

1/2突破できたら3,000発確定は大きいですね。

同じくラッシュ時3,000発確定のリゼロより先に出てたらもっと人気がでたと思うので少し残念ですね。

ラッシュ中の演出

続いてラッシュ中の演出についてお伝えします。

STは60+残保留4回転と短めですが、前半パートと後半パートに分かれています。

内部の仕組みは変わらず、電チューでの当選は約1/40の抽選で、トータル81%の継続率です。

前半20回は「限界突破CHANCE」

限界突破
前半20回転は「限界突破CHANCE」です。

20回転で当たる確率は約40%です。

この区間は変動中に違和感あったら即当たりって感じの、高速演出がメインなので、ここでループしたら出玉速度は時速3万発は軽くいくでしょう。

限界突破

ただ、このゾーン抜けた時の不安感が半端ないです。

もともと60回転しかSTがないので、このパートは要らなかったんじゃないかなというのが個人的な感想です。

後半40回転は「神GOLDEN TIME」

神GOLDEN TIME

後半40回転は「新GOLDEN TIME」で、この区間で当たる確率は約60%です。

ここはバトルメインの区間となり、駆け抜ける時はホント発展しないので、リーチした時点で期待値50%はありますね。

バトルの信頼度
・疾走バトル : 61%
・決戦バトル : 75%
・激闘バトル : 96%
・真髄バトル : 超激アツ

 
ライバルが登場してリーチすればいずれかのバトルに発展します。

ハート

「激闘バトル」「真髄バトル」はほぼ確定なので、基本は「疾走バトル」「決戦バトル」に発展します。

・疾走バトル
疾走バトル
・決戦バトル
決戦バトル

体感的にはどちらに発展するかよりもチャンスアップの有無が重要です。

セリフ予告などで金がでるとほぼ当確ですね。

灼熱

赤セリフとかでも体感90%以上、逆に一切チャンスアップなしだと10%くらいの信頼度です。

あとは右打ち中の保留変化が強いのはルパンシリーズおなじみですね。

保留変化

僕の実戦結果と感想、評価

実戦結果,感想,評価
僕の実戦では何度かラッシュいきましたが、最大で冒頭の一撃1万発で、20分くらいでした。

ST回転数が少なく煽り演出も少ないので消化スピードも早く、平均すると出玉の時速は3万発弱といったところでしょう。

また、初当りが3,000発+ラッシュ or 450発終了なので、天国か地獄かっていう印象はマクロスFを彷彿としますね。

個人的には「真髄」演出をはじめとした新演出はめちゃくちゃかっこいいと思いました。

ただ、カスタムで「期待度UP」いれないとちょっと騒がしいですね。

総評として、前作のマモーの大コケといい、ルパンシリーズはだんだんクソ台化している印象でしたが、今作はけっこう面白いというのが僕の評価です。

その他個人的な感想と評価をお伝えします。

今作のルパンはクールでかっこいい

次元
今までのルパンの印象とちょっと違い、アニメ初期の頃をモチーフにしたダークヒーローっぽい感じはクールでかっこいいですね。

これまでのルパンシリーズとはちょっと違う世界観で、ファンなら一度は打つ価値ありと思います。

「期待度UP」のカスタム推奨

カスタム
今作は演出がめちゃくちゃかっこいいんですが、ちょっと煽りすぎですね。

たかが擬似2で大袈裟すぎたり、えっ、この予告でバトルSPさえいかんの?とかしょっちゅうです。

リーチ直後にルパン三世のテーマが流れて熱そうだと思ったらロングリーチ終了とか、演出面の評価は割れそうです。

あと、リーチ後半までいっても、マジでけっこうエグいハズれ方しますからね。

正直カスタム無しで打ったら何回も心折られると思います。

周りも連続で「真髄」演出はずして台たたいて去っていったり、強い演出きても表情変えずにたんたんとへそ打ち続ける人が多いですね。

カスタム無しだと何を信じていいか分からない、感じがします。

僕も最初このクソ台がっ、て何度も思いましたが、期待度UP入れたらちょうどいいくらいになりました。

まぁこの辺は個人の好みですけどね。

限界突破CHANCEは要らなかった

限界突破
本機はST60回転が、前半20回転と後半40回転で演出が変わります。

上でも触れましたが、前半の「限界突破CHANCE」を抜けると走り抜けるイメージしかしないので、個人的にはこれはなくても良かったかなと思いますね。

まぁ「限界突破」はルパンが最初に作った演出ですが、いろんな機種でパクられてるので残したかった気持ちも分かります。

エンディング見たい

エピソード
ご存じのとおりラッシュの連チャンでエピソードが進みます。

僕もまだエンディング見てませんが、パチンコオリジナルなので一度は見たいですね。

前回のラッシュからストーリー引き継げるので、夜からハイエナもありかなと思います。

通常時の楽曲変更もいい

ダイヤモンド☆ユカイ
ルパンシリーズは楽曲もいいですよね。通常時も選択できます

原作ファンじゃなくても聞いたことある名曲ぞろいです。

ダイヤモンド☆ユカイさんって歌手だったんですね。芸能にうとい僕は芸人さんかと思ってましたがいい感じでした。

期待度UPのカスタムいれてれば演出が減るので、楽曲聴く時にいいですね。

僕は当たりを引けず負けを覚悟した時、最後の500円は必ず「炎のたからもの」に変更して心を落ち着けてから退店するようにしています。

炎のたからもの

名作「カリオストロの城」の名シーンを思い出しながらホールから家までずっとBGMが頭の中でループしてます。

タイマーが弱体化してる

タイマー
ルパンといえばタイマー演出が熱かったのですが、本作はちょっと安売り感がありますね。

タイマー発動して「継続」とか萎えますよね。

時間が長いほど期待値は高いですが、30秒以下とかはノーチャンスな感じですね。

ただし、先読みからのタイマー「準備中」はかなり強い印象です。

準備中

保留変化は他次第

金保留
本作は保留はあまり関係ないですね。

ルパンシリーズの金保留はかなり強かった印象だったんですけど、普通のバトルSPどまりとかもありました。

逆に熱いのかと思いましたがそうでもなく、金保留しか信じるものが無い、って状態だとハズれ濃厚ですね。

赤保留のバトルSPで普通のボタンとか当たるわけもありません。

赤保留

ところどころパクリ演出がある


なんか演出の随所にパクり、もしくは使い回しがありますね。

上の擬似連は多分、仕置人ですし、これ以外にもネタっぽいのが何個かありました。

個人的にはこういうのは嫌いではないです。

通常時の演出信頼度等

最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。

詳細は攻略サイトなどに出ていますので、僕の見た範囲の体感レベルでさらっといきます。

通常時は基本下の3つ待ちですね。

注目演出
・「真髄」演出は30%くらい
・タイプライタ演出は50%くらい
・不二子ゾーンが強い

 

王道はバトルSPからの「真髄」演出

真髄演出
今作から追加となった「真髄」演出が大当りに絡むことが多いですね。

体感では大当りの半分はこれ経由です。

バトルSP発展時にタイマー発動したり、変動開始時の煽りからのバトルSPは真髄発生のチャンスです。

真髄演出はかっこよく、期待感も最高潮です。

ただ、音が派手すぎて確定音に聞こえるのはやりすぎですね。

ルパン、次元、五右衛門だけでなく、銭形もあるのがいいですね。

銭形

ただ、どれもかっこいいんですけど、この「真髄」演出けっこう外れるんですよね。

単体の信頼度は30%くらいなので期待しすぎるのは禁物です。

ただ、このバトルSPからの真髄演出がメインルートなのは間違いないですね。

ダークヒーロSPリーチは50%

大泥棒の覚悟
「ダークヒーローSPリーチ」は単体としてはストーリーリーチに次ぐ信頼度です。

基本ノーチャンスのお宝奪取演出から発展するのでけっこう驚きます。

3人のシルエットからの一発告知でめちゃかっこよく、信頼度50%はありそうです。

ダークヒーローSPリーチ

割と選択率が高そうで、その分ハズれるところも結構みました。

タイプライタは50%以上

タイプライタ
タイプライタはルパンの代表演出で、これは今作でも激アツです。

単体で50%以上の信頼度、「真髄」と複合すれば80%オーバーの期待値を誇ります。

タイプライタだけは安売りされてなくて本当よかったです。

ちなみに上の「スーパーヒーローの真髄」はダークヒーローSPリーチ対応で、真髄と複合しないので、バトルSP系の方が熱いです。

不二子ゾーンが強い

不二子ZONE
不二子ゾーンはかなり強いですね。

信頼度が70%以上あって、何待ちかと言われれば、不二子ゾーン待ちといっても過言ではないでしょう。

その代わり他のゾーン系演出が弱いですね。

複合する演出次第ではありますが、「ダークヒーローZONE」は安いです。

ダークヒーローゾーン

また、ダークヒーローZONEよりは上位ですが、「真っ赤な薔薇ZONE」もせいぜいバトルSP確定くらいで、真髄演出がついてこなければノーチャンスです。

真っ赤な薔薇ゾーン

不二子バトルSPも強い

魔性の死神
「不二子バトルSPリーチ」は特殊発展系のリーチですが、かなり強いですね。

出現頻度を考えると、ダークヒーローSPより信頼度が高い気がします。

「魔性の女」のカットインが真髄演出と同等のエフェクトが使われています。

不二子の真髄演出と考えれば強くて当然ですね。

魔性の女

しかし、シリーズが進むほどに不二子がよりセクシーになっていってますね。

リーチ期待値示唆の不二子リーチがセクシーすぎると評判なので僕も一度はみてみたいです。

ダメ演出

最後に本機のダメ演出をご紹介しておきます。

出現頻度がおかしいものや、体感的な期待感の割に信頼度が低い演出もけっこう多く、この辺のバランスは改善の余地がありますね。

大泥棒チャンスはうっとうしいだけ

大泥棒チャンス
この演出だけはほんとダメですね。

煽り方が派手な割に期待値がまったくついてきません。

「自分の、力で、掴み取れ!」→「連」ってなめてんですか。

たまにならいいんですが、割と発生頻度が高いんですよね。

カウントダウンの空気感

カウントダウン
ルパンのカウントダウンは強かった印象ですが、今作は空気ですね。

まぁ過去作の先読みと違って、今回は当該保留の変動開始時に発生なので別物っちゃあ別物ですけど。

ルパンシリーズを昔から打っていた人にはカウントダウンを安くされなのはちょっと残念でしょう。

エターナルフラッシュがうざい

保留入賞時に大きな音がしてエターナルダイヤ役物が光ることがありますが、これも派手さと信頼度があってません

これはカスタムで発生頻度がかなり抑えられるので、無駄な期待を持ちたく無い人にはやっぱり期待度UPのカスタムがおすすめです。

まとめ

今日はパチンコ新台「Pルパン三世〜2000カラットの涙〜」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。

初当りの50%が3,000発+1,500発の81%ループということで、一撃の出玉性能は最近の台で一番高いですね。

ユニコーンは3,000発が20%ですからね。

一方通常大当りは450発終了なので、天国か地獄かというこのスペックは評価が分かれるでしょう。

演出面は激アツっぽいのがハズれまくって最初はクソだと思ったのですが、カスタム入れたら個人的にはちょうどいい感じになったので、アリですね。

あと今作のルパンはとにかくかっこいいです。アニメ初期の感じを最新の映像で表現したダークヒーロー感はこれまでのルパンシリーズとはちょっと違う世界観で、ファンなら一度は打つ価値ありと思います。