パチンコ新台「P真・北斗無双3 ジャギの逆襲」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機は初当り1/199のライトミドルですが、右打ちはALL1,500発の81%継続と一撃の性能も高いのが特徴です。ラッシュ突入率を約35%と抑えることで初当りの軽さと出玉性能を両立させるこのスペックは評価が分かれるところですが、個人的にはかなり面白かったのでけっこう人気がでそうです。ちなみに遊タイム（天井）はありません。
北斗無双シリーズはSammyの人気機種ですね。
2016年にリリースされた初代のCR北斗無双は、多分ここ数年で一番稼働した機種ですね。
2年前に出た北斗無双2はラオウが主役でしたが、小当たりRUSHがまったく受けず、北斗無双シリーズの黒歴史になりました。
最新作となるP真・北斗無双3は「ジャギ」が主役ということで、ネタ系の色物台かと思って敬遠していましたが、実際打ってみたらかなり面白かったです。
初当り確率1/199のライトミドルですが、右は1,500発の81％ループと、ガロとかと同等のスペックです。
その分、ラッシュ突入率が約35%と抑えられています。
個人的にはラッシュ突入率50%以下の台は相性が悪く、後述の実戦結果のとおりトータルはゲロ吐きそうなほど負けてます。
引きが悪いと、全然ラッシュ入らんやん、と評価は分かれそうです。
僕がなんとかラッシュ突入した時の出玉は5連で7500発と、ほぼ期待値とおりでした。
本機は出玉スピードがかなり早く、表記とおりだと時速6万発くらい行きそうです。
実際打った感じでも現行機最速クラスなのは間違いありません。
また、本機のボーダーラインは等価で17.5回転と言われており、ネットの評判ではかなり甘いと言われています。
詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・右の大当りは全て1,500発の81%ループ
・遊タイム無し
・通常時の演出はバランスがすごくいい
・世紀末GP演出は面白い
実戦した感想としては、演出のバランスがとてもよく、最初はネタ台かなと思ったのですが、意外と面白かったので高評価です。
また、出玉速度も早いので夜から一発勝負にも向いていますね。
ただ、ラッシュ突入率が1/2以下なのは評価が分かれるところですね。
後述する僕の実戦結果のように、単発続きで勝てる気がしない、という人も多いでしょう。
基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
| P真・北斗無双3 ジャギの逆襲 | |
| 大当り確率 | 1/199.8 |
| ラッシュ突入率 | 1/2.86（約35%） |
| 時短回数 | 1 or 255回転 |
| 確変確率 | 約81% |
| 通常大当り時短 | なし |
| 天井（遊タイム） | なし |
| 等価ボーダーライン | 約17.5回転 |
大当り確率1/199のライトミドルスペックで、ラッシュ突入率は約35%です。
ラッシュに入れば時短は255回転なので、実質次回確定なので、確変機と思えばよいです。
ラッシュ中は1,500発の81%ループと一撃の破壊力はミドル機と同等ですね。
仕組みは違いますが、ラッシュ突入率を下げて出玉性能を上げたスペックは「慶次2漆黒」や「超電磁砲」と同じですね。
これらがST引き戻しタイプに対し、本機は時短1回転の一発勝負です。
右打ちはSTではなく確変なので、他機種と比較するとガロが一番近いでしょう。
振り分け
振り分けは以下のとおりです。
| 振り分け | 出玉 | ||
| へそ | 2R+時短1回転 | 100% | 300発 |
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電チュー
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10R確変 | 81% |
1,500発
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| 10R通常 | 19% | ||
シンプルですが図の方が見やすいので公式HPから引用しておきます。
へその当たりにRUSH直通経路はなく、どの図柄で当たっても2R+時短1回転です。
一方の右はオール10Rで、81%が確変継続です。
時短の1/2.86（約35%）の突破が厳しいですが、ラッシュ突入したら、最低でも1回は10Rとれるのはいいですね。
平均5連なので、出玉の期待値は7,500発くらいです。
遊タイム、止め打ち、ボーダー関連
本機は遊タイムがなく、ここは評価が分かれるでしょう。
ただ、ボーダーラインが17.5回転と甘めなので、遊タイムつけたらクギがやばいことなりそうなので、これでいいと思います。
右打ち中はアタッカーの性能もよく、おまけポケットもあるのでラッシュ中は止め打ち不要ですね。
「神拳ROAD」の1発セット後だけ止め打ちに気をつけましょう。
演出の流れ
初当りは「CRAZY BONUS」で、ボーナス終了後はラッシュ突入をかけた時短1回転の「神拳ROAD」に突入します。
繰り返しですが、ラッシュ直通はないのでどの図柄で当たっても同じです。
ちなみに図柄ではジャギらしく、6テンパイがチャンスアップです。
神拳ROAD
「神拳ROAD」はラッシュ突入をかけた1/2.86（約35%）の一発勝負です。
ナビに従い、１発入賞させたら止め打ちしましょう。
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演出では、「ケンシロウ」「トキ」「ラオウ」を全員撃破すればラッシュ突入です。
各対戦勝率は全員７０％で、ちょうど(0.7×0.7×0.7=約35%）となっています。
実戦した感想としては、誰に勝ちやすいとかなく、均等になっていますね。
ネットでは1/2.86のボタン一撃とかでも良かったという評判もありますが、この見せ方は個人的にはかなり高評価です。
バトル中の共通チャンスアップはタイトル赤文字ですね。実戦上これが出たら突破濃厚です。
その他バトル中は以下のチャンスアップがあります。
・トキ ： トキの後ろにアミバ
・ラオウ ： 背景に死兆星
これらと赤タイトルなど、2つチャンスアップが複合したらしたら次回突破濃厚かもしれません。
この辺の法則性や裏ボタンなどは、Sammy公式の「俺様ボイス」にのってます。
FINALのVSラオウで赤タイトルだった時はかなり嬉しかったですね。
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JAGI BATTLE
「神拳ROAD」を突破したら「JAGI BATTLE」突入です。
1,500発の継続率81ループということでミドル機と同等の出玉性能です。
バトル演出でジャギが勝利すれば確変継続と、ガロと同じ仕組みです。
演出は3つから選べますが、どれも面白いですね。
俺様無双モード
「俺様無双モード」はバランス型ですね。
対戦相手が勝利期待度になっています。
・☆☆☆ ： レイ/シン/ヒョウ
・☆☆☆☆ ： マミヤ/リン/バット
・確定 ： 無法者
負ける時はサウザーが多い印象がありますね。
☆4は90%以上、☆3でも80%以上なので、これらでチャンスアップでればほぼ負けません。
バトル中はジャギの攻撃に注目で、「北斗羅漢撃」はピンチ、「燎原の火」がチャンスです。
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これ以外にも左下のジャギの目が赤く光れば勝利濃厚です。
満遍なくチャンスアップがあるので、最初はこのモードがおすすめですね。
愚弟仕置モード
「愚弟仕置モード」は対戦相手がケンシロウのみというモードです。
継続率は変わらないので、ジャギがケンシロウを倒しまくるのを楽しみたいジャギ様ファン向けですね。
個人的にはこのモードは、１回で終わる気しかしないので敬遠しています。
俺様無双極モード
個人的にはこの「俺様無双極モード」がおすすめです。
このモードはプレミアアップで、普段は見れない演出がよく出ます。
「アミバ」の参戦や「VS無法者」など確定演出や「でかい婆」登場の復活演出などの出現頻度があがります。
北斗の掟なぞ知ったことかと言わんばかりに、普通に2対1で戦うジャギとアミバがめっちゃ面白いです。
| ・VS無法者 |
・復活演出 |
あと、継続時に楽曲変化することがあり、「サバチャン」流れた時はシビれましたね。
十時キーで、「アラジン」と「ディスクアップ」のサウンドにも変えれるので、スロット好きな人にもおすすめです。
こういう演出は普段の北斗ではできないので、ジャギ主役ということで、多少ふざけた感じの演出が上手くハマってて好評価です。
僕の実戦結果と感想、評価
ここからは僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。
上のとおり、なんとかラッシュ入ったのですが、それまでの道のりはめちゃくちゃ大変でした。
初打ちは朝からちょっとバトル入るまでと、軽い気持ちで打ったらまさかの10連続で単発スルー。
さらに上のとおり、最初は軽かった初当りがいきなり750ハマり。
ライトミドルの罠ですね。
1/319なら諦めて帰るところを深追いしてしまいました。
もう何回連続スルーできるか記録挑戦だ、という気持ちで打たないとやってられませんでした。
昔から突入率50%以下の台は相性が悪いと思ってましたが、それを裏打ちする結果になりました。
で、ようやく引いたラッシュが単発。
パチンコ歴はそれなりに長いですが、こんな悲惨な負け方は記憶にありません。
確率に相性なんてないと思ってましたが、呪いはある気がします。
初戦バトル敗北後の連打演出中はもう泣きそうになりましたね。いや、泣いてたかもしれません。
この日はゲロ吐きそうなほど負けて、帰りはこんな表情になってたことでしょう。
リベンジでなんとかラッシュ期待値とれましたが、トラウマになったのでもう二度と打たないです。
ただ、そんな目に遭っても追いかけるくらい、本機は面白かったというのが僕の評価です。
この台、けっこう人気でると思います。
その他、個人的な感想や評価などをお伝えします。
出玉速度が早い
ネットでも評判のとおり、ラッシュの出玉速度がかなり早いです。
仕組みがガロとほぼ同じなので、時速7万発は言い過ぎにしても、5万発はいきますね。
右は1/2.86の時短255回転なので、即当たりしますし、アタッカーの開閉も早いのでずっと出っ放しですね。
bishの楽曲がいい
ボーナス終了後や世紀末決戦リーチはずれから移行する、「俺より速いやつなぞ存在しねえ」モード中は楽曲選択が可能です。
デフォルトの「Say My Name」もいいですが、bishの「Don’t Mistake」もいい感じです。
他もノリのいい曲が多いので、一度は試してみることをおすすめします。
演出バランスがすごく良い
個人的には演出バランスがすごく良くなっている気がします。
特に、「世紀末決戦」の期待値が上がってるのがいいですね。
初代とかは、赤保留に北斗七星の緑フラッシュとか、残念演出パターンも多かったですが、今作は1/2くらい期待できます。
ハズれる時も、まぁたしかにちょっと足らんかったよね、と納得できるバランスです。
最近、ひ○らしとか演出バランスがクソな台をよく打ってたせいで余計に感じますね。
演出カスタム無いですが、全然ストレスがないのは、さすがsammyと改めて思いました。
通常時の演出信頼度等
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。
詳細は攻略サイトなどに出ていますので、僕の見た範囲の体感レベルでさらっといきます。
王道は闘気覚醒からの世紀末決戦
これは北斗無双シリーズの王道パターンですね。
上のとおり信頼度は50%ちかくあります。
「闘気ミッションTurbo」ならほぼ覚醒までいきますね。
液晶上のエフェクトが青から育っていって、最終的に赤か金まで行けば激アツです。
金まで行けばロゴ落下からの本機最強予告である「究極無双」演出発生が濃厚で、信頼度80%オーバーです。
ただ、体感的には究極無双にいかずに「キリン柄」のカットインが出た方が強い印象ですね。
究極無双は1/3くらいでハズレましたが、キリン柄は今のところ全て当たってます。
一撃当千チャンスは50%くらいありそう
北斗無双シリーズお馴染みの、弱リーチ外れから発展するこの「一撃当千」チャンスですが、今作は信頼度がかなり見直しされていますね。
絶対当たらない背中のリーチからも期待が持てるのがいいですね。
チャンスアップがあれば80%オーバーとされています。
僕の実戦上はなんのチャンスアップもなしに2/3で当たってるので、発展すればかなり期待できる演出です。
世紀末GPは激アツ
世紀末GPは「俺より速い奴なぞ存在しねえMODE」（ジャギステージ）限定ですが、発展時点でかなり熱いです。
体感的に「世紀末決戦」と同じ信頼度で、多分プログラム的にもそのようになってそうです。
対戦相手の期待値は以下のとおりですが、「アミバ」以外なら激アツです。
「でかい婆」だと実況のセリフ赤文字で90%超えますね。
また、最後のカットインでジャギがでればアミバでも全然当たります。
個人的にはこのモードがかなりお気に入りです。
モード固定のカスタムとかがあったらさらに良かったですね。
このふざけた感じがいいですね。
ちなみに公式サイトによると、ジャギステージの95%が上の世紀末GPでの大当りですが、5%で「突発ジャギ」で当たるそうです。
僕も一度だけでましたが、「俺の名を言ってみろ」が最高にかっこよかったです。
ジャギストックが強い
ジャギのカットインから画面にジャギがストックすると激アツですね。
まず覚醒までは確定で、ジャギが横切ると同時にザコ群がでれば95%はありますね。
さらにジャギ様が金色のときはもう安心してみてられます。
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残りX秒予告が強い
今作は「残りX秒予告」がかなり強化された印象があります。
上のように赤文字で×2とかは激アツですし、ノーマルでも秒が増えたりしたら覚醒まではいきます。
昔は擬似連だけとかもありましたが、ここも信頼度が見直されてますね。
ZONE系演出が強い
おなじみの「神拳ZONE」は90%はありますし、「北斗ZONE」も強くなった印象です。
あとは「ひゃっはー乱舞」も実戦上はずれなしです。
先読みが弱い
この先読みがよく出ますが、青や緑はノーチャンスです。
これ出た瞬間に残りの保留が全部ダメってわかるので残念ですね。
先読みで高信頼なのは中央下の北斗役物が赤エフェクトした時くらいですね。
まとめ
今日はパチンコ新台「P真・北斗無双3 ジャギの逆襲」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
最初はネタ台かと思って敬遠してましたが、実際打ってみたらかなり面白かったですね。
個人的にはラッシュ突入率が50%切ってる台は苦手で、実際悲惨な目にあいましたが、意外とホールで受け入れられるような気がします。
やはり演出バランスがいいですね。
演出から受ける体感的な期待感と実際の信頼度がちょうどあってます。
ここは好みですが、前作とかより全体的に強い演出の期待値が上がってるので、ハズれ濃厚な世紀末決戦とかが減ったのが良いですね。
世紀末GPなどの演出も面白く、なんというか、ちょっとふざけた感じが、逆にちょうど良い感じに仕上がった、奇跡的なバランスの台だと思います。
正直あまり期待してなかったですが、最近の新台ではエヴァ以来に面白いと思いました。
ただ、僕は負けすぎてトラウマなので二度と打つことはないですね。
