パチンコ新台「P牙狼 月虹ノ旅人」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機の特徴は81%継続の魔戒CHANCEの出玉スピードが圧倒的に早いという点です。遊タイム(天井)は950回転で右の確率は1/1.08なので実質天井です。演出は初代への原点回帰という感じで、個人的には面白いと思いました。
ガロはSANSEIの人気シリーズで、派生の甘デジもいれると20作品以上リリースされています。
今作は2019年に放映された「月虹ノ旅人」がモチーフで、雷牙・鋼牙・大河の親子3世代そろって登場します。
パチンコの初代GAROは2008年で、若かりし綱牙が主人公でしたので、初代から打ってた方には感慨深いものがありますね。
本機は1/319のミドルスペックの1種2種ですが、中身は確変機と思えば良いでしょう。
右の魔戒CHANCEは81%継続で、出玉は全て1,500発と、初代を彷彿とさせるスペックですね。
僕の実戦では6連の8,000発と、概ね期待値とおりでしたが、多分10分ちょっとくらいとかなりのスピードでしたね。
上のとおり、ずっと「下皿が満杯です」状態で、ハコの交換が追いつきませんでした。
出玉速度は時速45,000発とも言われていて、これは源さん超えのスピードです。
また、本機のボーダーラインは等価で17.9回転と言われており、18回転切ってるのでかなり甘い部類に入ります。
詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・魔戒CHANCEの継続率は81%
・右の大当りは全て1,500発
・演出は初代GAROを踏襲
ガロシリーズは最近迷走していた印象ですが、今作は原点回帰という感じで、演出も面白く、個人的にはかなり高評価です。
目次
P牙狼〜月虹ノ旅人〜の基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
P牙狼 月虹ノ旅人 | |
大当り確率 | 1/319.68 |
右打ち中 | 1/1.08 |
確変突入率 | 50% |
確変継続率 | 81% |
天井(遊タイム) | 950回転 |
遊タイム回数 | 200回転 |
1/319のミドルタイプで50%確変突入の81%継続と考えればいいでしょう。
右の出玉は全て1,500発と、シンプルなスペックです。
厳密には本機は1種2種ですが、右が1/1.08の200回転なので、実質確変機です。
へその初当りの昇格演出で白図柄(3、7)になれば確変の「魔戒CHANCE」突入です。
本機の一番熱いポイントで手に汗握る瞬間ですね。通常だった時の絶望感はハンパないです。
ここはデフォルトで牙狼剣演出のようですね。
ガンッて剣を押し込んだ直後に台をガンッて叩いてる人をよく見かけます。
台をたたくのはよくないですが、気持ちは痛いほど分かります。
青図柄の「REGULAR BONUS」の最終ラウンドに昇格チャンスがありますが、選択率は低そうです。
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ボタンが完成しても平気でスルーするので、ここは神経を逆撫でされますね。
時短の時の演出はちょっと煽りすぎ感があります。
遊タイムは950回転
本機の遊タイムは950回転ですが、右の確率からスルーはありえず、実質天井なのは安心ですね。
液晶の左上に常時残り回転数が表示されているので、間違えることもありません。
振り分け、出玉性能
振り分けは以下のとおりです。
振り分け | 出玉 | ||
へそ
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3R確変 | 50% |
450発
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3R通常 | 50% | ||
電チュー
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10R確変 | 81% |
1,500発
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10R通常 | 19% |
図の方が見やすいので公式HPから引用しておきます。
右が全て10Rなのはうれしいですね。
一旦、右打ちに入れば通常でも10Rなので、ST機のように確変とったけどスルーで出玉なし、という最悪の事態はなく、最低1回はMAX取れる保証があるのが個人的には高評価ですね。
さらに高継続で、81%の平均は5連なので、魔戒CHANCE突入時の期待値は8,000発くらいあります。
ちなみに他機種とスペックを比較すると、ウルトラマンタロウ2とよく似ている、というか違いを見つける方が難しいという感じですね。
魔戒チャンスの演出の流れ
魔戒CHANCEの演出の流れなどをお伝えします。
GARO BONUS終了後に、まず演出モードを選択します。
綱牙、雷牙、大河の3種類から選べますが、ざっくり以下の特徴です。
・雷牙モード:期待値アップ後の一撃告知
・大河モード:タイマー演出の開眼一発告知
・初代バトル |
・心滅バトル |
モードを選択したら魔戒CHANCE突入です。
右打ち確率が1/1.08なので、ほぼ1回転で当たります。
カウントダウン演出で告知しますが、電チューに1個入賞したら止め打ちしましょう。
大当たり後はV入賞です。ここはパンクさせないように指示に従い打ち出しましょう。
V入賞とともにラウンドスタートとなり、ボーナス中にそれぞれの演出モードに従って確変継続か終了かを告知します。
綱牙、雷牙、大河のどのモードもよく作り込まれていて、個人的にはかなり面白いと思いました。
それぞれ実戦した感想とともにお伝えします。
綱牙 魔戒CHANCE(おすすめ)
綱牙モードは初代を再現したバトルボーナスで、初代を打ってた人には懐かしい演出ですね。
告知タイミングも様々なバランス型なので、まずはこのモードがおすすめです。
バトルボーナスでは演出モードの異なるゲートの選択からスタートです。
すでにラウンドは開始しているので、パンクさせないよう注意しましょう。
ちなみに各ゲートと演出の対応は以下のとおりです。
魔戒ゲート | 魔獣ゲート | 魔陣ゲート | |
ホラーバトル | ○ | ○ | – |
キババトル | ○ | – | ○ |
お助け登場 | ○ | – | ○ |
個人的にはキババトルは負けるイメージがあるので、僕はホラーバトルの「魔獣ゲート」をよく選びます。
ちなみに、ここで全て同一のゲートが表示されていたら継続確定です。
おなじみのホラーバトルは最初のタイトル画面で牙狼剣がさされば激アツです。
ホラーの脅威度がそのまま信頼度で、最初のチャンスを逃しても、「森のホラー熊」なら期待大です。
初代をかなり忠実に再現していて、告知も様々なタイミングがあって面白いです。
最初のエンブレム完成、牙狼先制、危機回避に加え、新たに仲間との合体技が追加されていますね。
バトルの展開に合わせて各所に告知演出があり、このテンポの良さはかなり面白いと思います。
雷牙 魔戒CHANCE
雷牙モードは、心滅バトルボーナスです。
ボタン連打でポイントを貯めて、最後の一撃演出で撃破すれば魔戒CHANCE継続です。
チャンスアップは2段階で、先に素体ホラーを連打で倒します。
ボスホラーでさらにポイント大量獲得し、それがそのまま期待値になります。
ポイント獲得時に「+77」が出たり「スイッチオンボタン」がでれば継続濃厚です。
で、最後の一撃で見事殲滅すれば確定です。
光覚獣身ガロはかっこいいですね。
このモードも途中でお助けキャラや轟天登場などの演出もありますが、基本的には最後の一撃まで確定しないので、後告知が好きな人はこのモードがおすすめです。
大河 魔戒CHANCE
大河モードは、開眼チャレンジですね。
まずは出現するタイマーの色と個数に注目です。
この出現したタイマーがセットされ、タイマーの数だけチャンスがあります。
特に赤の「心音タイマー」は高期待度です。
タイマー演出中にシャッターが閉まって背景が昇格するなどあり、こちらもチャンスアップが散りばめられています。
ただ、僕の実戦では心音タイマーが外れて連チャンが終わっってしまい、ほとんど演出が見れなかったので、正直なところ何待ちかよく分からんです。
一撃入魂CHANCE(各モード共通)
綱牙、雷牙、大河のボーナスに行く前、カウントダウン直後に「一撃入魂CHANCE」が発生すれば激アツです。
ほぼほぼ当たりますが、公式HPにモード継続時にも選択されるとあったので、おそらく1/1.08に漏れた時用の演出な気がしますね。
エンディングを見るための「フラグ」も手に入るので、一度は引いておきたいです。
全フラグを集めれば第2のエンディングが見れるそうですが、僕には引けそうにないので、誰かがyoutubeにアップしてくれるのを待とうと思います。
僕の実戦結果と感想、評価
ここからは僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。
初打ちで幸い魔戒CHANCEを引くことができ、なんとかトントンという結果でした。
やはり出玉速度は圧倒的ですね。タロウ2より早く、源さんに対抗できる唯一の機種と言ってよいでしょう。
演出面は初代への原点回帰という感じで、個人的には面白いと思いました。
その他、実戦した感想などをお伝えします。
止め打ち推奨
本機は出玉スピードが早すぎて、右打ち中は打ちっぱなしにする人も多いと思います。
演出も面白いので、液晶に集中したいですよね。
ただ、ラウンド間に2、3玉こぼれますし、それを救うおまけポケットがないので、ボーダーを厳しく見る人は止め打ちすることを推奨します。
ここはもうすこし配慮が欲しいところでしたね。
魔戒CHANCEは面白い
上で説明した魔戒チャンスは、かなり面白いですね。
出玉スピードはもちろんですが、どのモードもかなり作り込まれていると思いました。
個人的には、初代を彷彿とするバトルモードの演出は秀逸だと思います。
弱い先読みがうざい
本機は先読み、とくに保留あおりがうざいという印象を受けました。
個人的にはまず、上の「鞘保留」はいらないと思います。
ほとんどが、剣がささるどころか、リーチすらしません。
そもそもこれだけ保留変化予告があるのに、なぜ増やしたんでしょう。
鞘なんかいらなくて、牙狼剣は「キーン」っていって保留にブッ刺さるだけで十分です。
あと、「ボタン保留」もよく出る割にはほぼ青保留変化で、こちらもリーチすらしません。出現頻度下げて、せめて緑保留以上とかにして欲しかったです。
これ以外の先読みで、「必ず戻る保留」予告も単体では大して熱くありません。
扉からチャンスアップが出現しますが、ほとんどが「SP」程度です。
ただ、隣は「全回転」が扉から出てましたので、まぁワンチャンくらいはあるかな、という信頼度です。
3D保留は「保留昇格ゾーン」へ発展しますが、こちらもたいがい種無しです。
あと画面に三角形が浮かぶ先読みとかもあり、意味不明です。
短時間の実戦でこれだけ見たので、新しく作った演出を出したい開発側の気持ちも分からなくないですが、発生頻度とか、もうちょっとユーザー視点にたって欲しいなとは思いましたね。
その他、通常時の演出の信頼度等を簡単にお伝えします。
通常時の演出信頼度等
ちょっと先読みは微妙な印象ですが、最後に通常時の信頼度の高い王道パターンをお伝えします。
詳細は攻略サイトなどに出ていますので、僕の見た範囲の体感レベルでさらっといきます。
初代は擬似3金シャンにアルファベットGAROの時点で結構熱かったですが、最近の台は演出が増えてるので、これくらいだと空気ですね。
魔導火からの背景「天運」や、「魔天使」出現は激アツだったはずですが、これらも今作では他がついてこないと厳しい印象です。
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王道は「絆」演出+赤タイトル
本機は親子3代の絆がテーマなだけあって、「絆ZONE」は激アツですね。
3騎士揃えば本機最強の「雨宮SP」への発展が濃厚と激アツですが、2人の共闘でも十分期待ができます。
これにバトル発展時の赤タイトルが王道パターンですね。
これでだいたい信頼度50%、最後がデバイス役物なら80%オーバーという感じですね。
G-PUSHは激アツ
「G-PUSH」演出は激アツですね。
結構突然出るのでびっくりします。
画面右下に「デバイス役物」か、「P.F.O.G.召喚」のどちらかの発動をストックします。
これも絆演出と同等の信頼度で、両者が複合すれば激アツです。
牙狼チャンスは「9000体撃破」ならチャンス
通常時3,5,7からの牙狼チャンスは「ルト」バトルor「9000体撃破」リーチに発展します。
「ルト」はまぁほぼ外れですが、「9000体撃破リーチ」はかなり期待できます。
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タイトル赤文字やオーラ大でチャンスアップで、それが無くても、残りホラー数が3桁の876体なら8割近い信頼度ですね。
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黒ノ列車チャレンジは発展先次第
図柄消灯から発展する「黒ノ列車チャレンジ」は昔のVFX演出ですね。
当たり前ですが、これは発展先次第で、やはり単体バトル系リーチは厳しいですね。
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絆なしの単体バトル系の信頼度が落ちているので、この演出自体もあまり期待はできない印象です。
サンセイ柄も健在
SANSEI台共通の注目演出の1つに「サンセイ柄」があります。
激アツなのは間違いないですが、僕は外れました。
この時は、信じられるものがこれしかない、くらいの弱い流れだったので、大当たり濃厚という程ではなさそうですね。
1回しか出なかったので、正直信頼度はわかりませんが、期待しすぎは禁物ですね。
まとめ
今日はパチンコ新台「P牙狼 月虹ノ旅人」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
ネットで評判になっているとおり、出玉速度はえげつないですね。
遊タイム台は夜の稼働が落ちるものですが、夜10時からでも30分でまくれてしまうこのスピードは若者を中心に人気がでそうですね。
また、出玉速度に目がいきがちですが、個人的には右の演出が初代を彷彿とする作りなのは高評価です。
「綱牙、老けたな〜」と初代を思い出しながら打てる、僕のようなおっさん世代にも人気が出そうな気がします。
どうせなら初代バラゴの京本政樹さんも友情出演してくれたらよかったのにですね。