パチンコ新台「Pベルセルク無双」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機の特徴は319のミドルタイプの確変+小当りRUSH台という点です。小当りRUSH台の割には継続率が高く、意外といっては失礼ですが、かなり面白かったのでけっこう人気がでそうです。ちなみに遊タイムはありません。
ベルセルク無双はコーエーテクモが発売したPS4のゲームですね。
原作は言わずと知れたダークファンタジーの傑作漫画です。
ベルセルクをモチーフとしたパチンコシリーズは2作目で、8年前のCR機は享楽でしたが、今作の版権はニューギンとなっています。
本機は1/319のミドルスペックの確変機で、小当りRUSHの「ベルセルクEXTRA」を搭載しています。
期待値2,000発が75%ループということで一撃の性能もかなり高いです。
上で約1時間弱だったので、時速2万発はちょっといかないくらい、かなり早い方だと思います。
また、本機のボーダーラインは等価で17.7回転と言われており、かなり甘いとネットなどで評判です。
たしかに実戦した直感としても、この台かなり甘いというのは僕も同意ですね。
詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・右の大当り出玉は1,000発(継続時)
・小当りRUSHは期待値1,000発(1回あたり)
・スペックはかなり甘い
・ベルセルクの名言がかっこいい
・演出に「無双」の要素がほぼ無い
一旦、ベルセルクEXTRAに入ったら、期待値約2,000発が75%ループします。
小当りRUSH台でこんな高継続な台は多分今まで無かったと思います。
正直、小当りRUSH系はクソ台が多い印象だったので全く期待してなかたったのですが、本機はかなり面白いというのが僕の評価です。
目次
Pベルセルク無双の基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
Pベルセルク無双 | |
大当り確率 | 1/319.7 |
確変中 | 1/45.0 |
確変突入率 | 75% |
確変継続率 | 75% |
時短回数 | 0回 or 次回 |
1回当りEXTRA期待値 | 約1,000発 |
天井(遊タイム) | なし |
1/319のミドルタイプで75%確変突入の75%継続と、これだけみるとシンプルなスペックですね。
一番の特徴は小当りRUSH(ベルセルクEXTRA)搭載という点で、ボーナス間平均で1,000発の期待値があります。
小当りRUSHまでのハードルも、75%の確変とって、75%の超転生ボーナスを引いてぶち込めばよく、75%×75%で56%以上の突入率です(へその直通もあるので厳密にはもっと高い)。
以降、75%で大当り+小当りRUSHです。
そう考えると、RUSH突入率56%強で最低1,400発保証、2,000発の75%ループ確変機、と捉えることもできます。
振り分けは以下のとおりです。
振り分け | 出玉 | ||
へそ
|
10R確変+RUSH | 7.5% |
1,000発
|
10R確変 | 7.5% | ||
4R確変 | 60% |
400発
|
|
4R通常 | 25% | ||
電チュー
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2R通常 | 25% | 200発 |
10R確変+RUSH | 75% | 1,000発 |
図の方が見やすいので公式HPから引用しておきます。
確変継続時は全て10R+小当りRUSHというのがすごいですね。
75%は平均4連なので、小当りRUSHまで行けば期待値は、あれ?計算間違ってなければ1万発弱いきそうですね。
もちろん、時短は0回転なので、25%引いたら地獄ですが、これ、どう考えてもかなり甘いスペックですよね。
最近流行りの遊タイムは非搭載で、その分スペックを出玉性能にふれたのかもですね。
Pベルセルク無双の演出の流れ
Pベルセルク無双の仕組み、演出の流れなどをお伝えします。
個人的には確率のバランスがよくとれていますし、RUSH中の演出もかなり作り込まれていると思いました。
結構人気が出そうな気がしますね。
初当りの85%が降魔の儀ボーナス
へそは白7揃いで10R確変+RUSH、黒7揃いは10R確変で、これらが15%あります。
残りの85%、初当りの大半は「降魔の儀ボーナス」となります。
ボーナス中に、グリフィスが鷹の団の命を使徒に捧げれば確変突入です。
残酷なエピソードですが、原作の名シーンですね。
こういう使い方してきましたか。
多分チャンスアップもないので、天激ボタンの一発告知ですね。
85%の降魔の儀ボーナスのうち、60%が確変、25%が通常なので、突破期待値は約70%です。
直通引けなくてもこのくらいの確率あるとうれしいですね。このバランスは高評価です。
無限蝕RUSH中の演出
無事確変をとれたら「無限蝕RUSH」に突入です。
ガッツの「俺は殴られたら必ず殴り返す!!」の名言から始まってかっこいいですね。
ここで75%を取れたら10Rボーナス+ベルセルクEXTRAです。
無限蝕RUSH中はGANTZと同じように、ピンチルートとチャンスルートがあります。
ピンチルートは終了ピンチで、逆転ケースもありますが、まずは転落のないチャンスルートへの発展を祈る感じですね。
・ピンチルート |
・チャンスルート |
いずれもバトル演出で対戦相手で勝利期待度が変わります。
ここでのゾッドはまじ勘弁ですね。
チャンスルートの場合は連打演出が多いですが、期待度は発展前の予告の強さ次第ですね。
敵の攻撃を回避すれば継続、撃破すれば大当たりです。
ここが勝負所で、このハラハラ感はかなり緊張しますね。
演出バランスもいいですし、何より75%は勝てるという期待値の持たせ方が良いです。
基本チャンスルートは発展前の予告次第で、特に金系の演出からの発展はほぼ当確ですね。
「夜が明けるまで死に続けろ」と、ここでもガッツの名言が激アツ演出に使われていて原作ファンは興奮必至ですね。
敵を撃破したら10R大当たり+小当りRUSH確定です。
ゾッドとともに右打ちを指示するグリフィスはかっこよすぎです。
ベルセルクEXTRAの演出
「ベルセルクEXTRA」に突入したら、次回の大当たりまで小当りRUSHが継続します。
平均1,000発と言われていて、出玉性能はかなり高いですね。
まぁ、こういう時に限って、早い当たりを引いちゃうんですけどね。
液晶下の雑魚敵を倒すほどランクが上がっていきます。
ベルセルクEXTRAは分速600発を超えると言われていて、かなり爽快ですね。
で、なんらかの大当たりを引くと、ENDとなります。
ただ、この時点ではまだ継続期待値は75%あります。
ENDが出たら一旦、無限蝕RUSHに戻り、バトル演出に発展します。
バトル発展前に、保留消化が進んでいるように見えますが、チャンスアップの擬似連演出なので、止め打ちしましょう。
ここの擬似連風な演出がバトル勝利の期待度を示唆しています。
保留全部に大剣が刺さるとかは激アツですし、チャンス図柄停止も緑以上まで行けば期待できます。
バトル発展時は金扉や、「塗り潰せ」の名言からの「最凶無双CHANCE」で当確ですね。
バトル開始後はつばぜり合いから始まり、先制なら勝利濃厚です。
勝つ時はここで押し切るパターンが多い気がしますね。
敵の攻撃となったら終了ピンチで、連打復活演出となります。
体感上はここで復活するパターンは多くなさそうです。
ラストチャンスは「運命ノ刻」で、右打ちスルー通過で確変の場合は復活します。
ここで一度だけ「GoGoランプ」が月に浮かんでました。見た時は何コレ?と思いましたが復活確定演出ですね。
なお、バトルの相手は結構多いですが、ゾッドさえ出なければ、そうそう負けない印象でした。
・盗賊団首領(確定) |
・ワイアルド |
・スラン |
・グルンベルド |
他機種と比較すると、北斗の拳のバトルモードのラオウ選択時の感じですね。
ただ、さすがにノーチャンスアップだと☆4からはピンチですね。
ちなみに、ベルセルクRUSH中はどの数字で当たっても超転生ボーナスなので、毎回昇格演出でベヘリット天激ボタンからのグリフィス「捧げる」が発生します。
慣れてくるとちょっとくどいですが、面白いのでありですね。
僕の実戦結果と感想、評価
ここからは僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。
初打ちで上のとおり一撃1万5千発オーバーと、引き弱な僕にしては上出来な結果でした。
正直、小当りRUSHの台はクソ台ばかりという印象だったので打つのを躊躇していたのですが、勝ったことを差し引いても面白いというのが僕の評価です。
スペックがいい
連チャン続いたのはたまたまかもしれませんが、やはり継続率が75%と高継続かつ、継続時は小当りRUSHからの転落なしのスペックがいいと思います。
この台、多分かなり甘いです。
RUSH中は1回ごとバトルに行くので出玉スピードが遅いとの評判も聞きますが、それでも時速1.5万発はいきますね。
同じ小当り系のGANTZはバトルになればほぼ転落なので、個人的にはこっちの方が期待を持ち続けられて好きですね。
RUSH中の演出も面白い
RUSH中もかなり面白いですね。大当たり中のエピソードボーナスも必見です。
もはや無双でも何でもないただのベルセルクですけどね。
バトル演出は北斗の拳のパクり感は否めませんが、それでも上手く作り込んでいると思いました。
勝ったからだろと言われれば全否定はできませんが、それでも小当りRUSH台で過去一番面白いというのが、僕の感想です。
通常時の演出信頼度等
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。
詳細は攻略サイトなどに出ていますので、僕の見た範囲の体感レベルでさらっといきます。
ベルセルクのかっこいいい名シーンやセリフは、原作ファンは胸が熱くなるでしょう。
王道は「無双RUSH」
本機の王道パターンは間違いなく「無双RUSH」ですね。
ボタンプッシュのたびに確率をチャージしたり、チャンスアップ演出をストックしていきます。
最終的に大当り確率を示唆するのですが、どちらかというとチャンスアップのストックが大切な印象ですね。
ここで「天啓ボタン」をストックできれば期待値50%くらい、「次回凶熱」は信頼度90%オーバーです。
僕はこの天啓ボタンで、もともと激アツのVS「ガニシュカ」から、本機最強演出の1つである回想リーチの「旅立ちの朝」に上書きされました。
ガニシュカからのエピソード上書きは多分大当り濃厚ですが、これ以外のパターンも全て激アツ演出です。
グリフィス登場は全て熱い
ベルセルクの主要キャラであり、ボス的存在のグリフィスはどこで登場しても激アツですね。
上の鉄塊発展演出以外にもカットインや無双RUSHにもでてきます。
グリフィスが絡んだら基本信頼度が50%近くありますね。
赤保留は強い
本機は緑保留でも他がよければ当たります。
なので赤保留は激アツで、上の時は大したチャンスアップもなしに、スルッと当たりました。
周りをみてても赤保留はほとんど出てなかったですね。
凶戦士の兜は激アツ
「凶戦士の兜」が出現すると激アツですね。保留変化パターンもあるそうです。
確かな信頼度は出ていませんが、僕はこれが出て外れたことがありません。
少なくとも「ベヘリット柄」と同等くらいの信頼度はあると思われます。
7煽りはテンパらない
「あいつの横に並びたい」の名言からの7テン煽りですが、これはまずリーチしませんね。
7図柄当たりは全体の15%しかありませんし、テンパったら激アツなので当然といえば当然です。
これ以外にも発展したら強いゾーン系演出や、無双RUSH発展演出なども割と出ますがよくガセります。
・激震を渇望せよZONE |
・鷹の団アタック |
種無しの煽りが多いのはちょっと残念なポイントですね。
まとめ
今日はパチンコ新台「Pベルセルク無双」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
確変中はガンツ、右打ちのバトル演出は北斗の拳を真似してる感じですが、「蝕」を小当りRUSHにしたり、コンテンツとうまく融合させれてると思います。
僕の中ではニューギンの台としては久々の高評価です。
実戦では写真とるために3Dオフで実戦したのですが、今度はオンにして打ってみたいと思います。
ちなみに、全体的にどこが無双なん?ベルセルクでいいじゃんって感じですが、多分前作とメーカーが違うので版権の関係なんでしょうね。
最後に、、原作のベルセルクは作者がお亡くなりになったため、未完の超大作となることが確定してしまいました。僕は原作をずっと読んでいましたが、追悼の意を込めて改めて40巻までを一気読みしようと思います。