『Pビビッドレッドオペレーション』を打った感想と評価|スペックは悪くないけど演出がイマイチ

パチンコ新台「Pビビッドレッドオペレーション」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機は初当り1/219のST突入率50%、継続率75%というオーソドックスなライトミドル台です。最近流行りの遊タイム(天井)も搭載で、低確599回転と比較的浅めなのはいいですね。ただ、ちょっと全体的に時代遅れ感も強く、正直人気はでないと思います。

ビビッドレッドオペレーションは、2013年に放映されたTVアニメが原作です。

友情が世界を救うというテーマらしく、僕は原作知りませんが、美少女が悪いロボットと戦う感じのSF系ですかね。

パチンコの版権は、ニューギンで、これ系では少し前にGF(仮)を出してましたね。

本機は1/219のライトミドルスペックのST機で、50%確変突入、130回転のSTの継続率は約75%となっています。

Pビビッドレッドオペレーション

僕の実戦ではRUSHの引きに恵まれ一撃1万発近くとれました。

右打ちは50%が10Rで、出玉が1,400発とライトミドルにしては多いので、振り分けがよければ一撃も期待できますね。

ただ、出玉速度はゆっくりめで、時速1万発いくかいかないかですね。

遊タイム台なので、夜遅くから打つ台ではなさそうです。

また、本機のボーダーラインは等価で17.8回転程度と言われており、甘めではありますが、右の削りが酷いとネットで評判なので、しっかり止め打ちしたいですね。

詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。

Pビビッドレッドオペレーションの特徴
・初当り1/219の確変突入率50%
・へそ当り1,000発はありがたい
・右の大当りの50%は1,400発と多め
・出玉スピードは時速1万発くらい
・止め打ち推奨
・通常時の演出は赤が弱い
・バトルリーチのあかね参戦待ち

スペックは今更感がありますが、最近は天国か地獄か、みたいな台が多いので、のんびり打ちたい時にはいいかもですね。

あえて時代に逆行してきたと、ここは評価したいと思います。

正直、演出も面白いとは言い難く、間違いなく人気は出ないでしょうが、ベルセルクとのバーターで設置数が増えるかもですね。

基本スペック

基本スペック
まずは基本スペックを整理します。

Pビビッドレッドオペレーション
大当り確率 1/219.91
右打ち中 1/95.39
ST突入率 50%
ST回数 130回転
継続率 約75%
時短回数 100回転
天井(遊タイム) 低確599回転
遊タイム回数 800回転

初当り1/219の50%確変突入、75%継続と、オーソドックスなライトミドルスペックですね。

右打ちの確率が重めのロングSTタイプなので出玉スピードは最近の台にしては遅めです。

シンプルなスペックですが、あえて特徴をあげるならば、へそが1,000発とれる点と、時短100回転があるので、引き戻しによるST突入率が約37%ある点ですね。

遊タイムも599回転と浅く、800回転の当選率は97.5%と実質天井です。

全体的に遊びやすいスペックと言ってよいでしょう。

振り分けは以下のとおりです。

振り分け 出玉
へそ
7R+ST 50%
1,000発
7R+時短 50%
電チュー
4R+ST 50% 560発
10R+ST 50% 1,400発

振り分けは図の方が見やすいので公式HPから引用しておきます。

振り分け

継続率が75%なので、平均4連ですが、この台で勝てるかどうかは振り分け次第ですね。

一応計算すると、ビビオペRUSH突入時の期待値は4,500発くらいです。

へそで通常引いた場合でも時短が100回転ついてくるので、約37%も引き戻しがあるのはいいですね。

Pビビッドレッドオペレーション演出の流れ

ビビオペRUSHハイパー
Pビビッドレッドオペレーションの演出の流れなどをお伝えします。

へその当りの50%がSTである「ビビオペRUSH HYPER」に突入します。

7図柄はRUSH直行ですが、大半はイグニッションキーチャレンジを経由し、演出成功でRUSH突入です。

イグニッションキーチャレンジ 一色あかね

特にチャンスアップがある感じもないので、4R目の当落演出の一発告知ですね。

キー演出が成功したら、STの告知タイプを選択します。

キャラ5人ごとに対応した異なる演出タイプが選べます。

まずは演出パターンの豊富な「一色あかね」がおすすめですね。

ただ、煽りがうざかったり、一発告知が好きな方なら「四宮ひまわり」「黒騎れい」もよいでしょう。

四宮ひまわり 黒騎れい

まぁぶっちゃけ、どのタイプでもそんなに演出変わらない、というのが正直な印象で、もう少しメリハリつけてほしかったですね。

ビビオペRUSH HYPER中の演出

ビビオペRUSH HYPER
続いてビビオペRUSH中の演出をお伝えします。

えっ、これアイ○ス?

僕は原作みたことないですが、そういうコンテンツではないはず。

まぁ「ENERGY」ほか全曲収録なので、こういう演出を選んだということですね。

ビビオペRUSH中の高信頼度な演出をお伝えします。

臨界突破チャレンジが激アツ

臨界突破チャレンジ
ST中で一番期待値が高いのがこのドッキング演出の「臨界突破チャレンジ」ですね。

僕の実戦では外れ無しだったので、多分90%はあります

ボタン連打で200%になれば大当たりです。

ちなみに、これはキャラが一色あかねのおでこにキスすれば発展ですが、結構煽るだけで発展しないパターンも多いです。

ももチャレンジは期待値50%くらい

ももチャレンジ
「ももチャレンジ」は成功すれば10RのHYPER ViViD BONUS確定です。

体感的には成功率は約50%という感じで、強めの先読みとか絡んだらほぼ行けますね。

ニューギンおなじみのリンケージレバー長押しロゴ落ち演出ですが、赤止まりだとちょっと厳しく、金までいって欲しいですね。

リンケージレバー

ビビッとあんぐるリーチは微妙

ぷれみあむびびっとアングルZONE
ミニゲーム風のビビッとあんぐるリーチ発展が多いですが、これは信頼度はあまり高くないです。

上のようにプレミアムの予告でれば確定ですが、緑保留とかは、ほぼ、外れます

一撃必殺!スイカ割り!
リンボーダンスちゃれんじ!

各キャラごとに演出が用意されていて、ファン向け演出ですね。

緑保留は空気な感じな一方で、赤はほぼ当確という感じですね。

ミラクルライブミッションは激アツ

ミラクルライブミッション
右打ち中の「ミラクルライブミッション」は激アツですね。

こちらも実戦上は外れたことはありません。

イントロ

ただ、演出がものすごく長い上に、10R確定でないのは残念なポイントですね。

こういった細かなバランスへの配慮が足りてないとこも、ユーザーの悪い評判につながります。

イグニッションゾーンは緑で期待

イグニッションゾーン
「イグニッションゾーン」は先読みから煽って最終的にレバー演出に発展します。

このパターンが一番多いかもですね。

体感的にはこちらは緑でも十分期待できる印象です。

この演出は結構さくっと当たるのでいいですね。

ロングSTなので、個人的にはこの演出が一番合ってる気がします。

全体的なST中の演出の印象として、外れ濃厚なリーチが長いのが若干ストレスですが、まぁまぁバランスはよいかな、というのが個人的な評価です。

ビビオペチャンス(時短)

びびおぺちゃんす
続いてビビオペチャンス(時短)中の演出です。

時短中はコスプレ演出で、新規書き下ろし画像とかもあるそうで、ファンの方なら確変引けなくて残念な気持ちが少し和らぐでしょう

時短中は36.6%引き戻しがあるので、結構期待できますね。

僕も引き戻せたのですが、この時は信頼度低そうな「ソフトボール対決」演出でサクッとあたりました。

正直何待ちかよう分からんですが、ライトミドル+時短台はこういうことがあるのがいいですね。

サマースクールモードはたいがい小当り

サマースクールモード
通常時に小当りをひくとサマースクールモードになります。

大当たりの一部が選択される場合もあるそうですが、選択率は低そうですね。

何のために小当り搭載してるんですかね?謎です。

サマースクールモードは専用演出になり、「奈落へのコンベアロード」リーチは赤文字なら割と高期待度です。

奈落へのコンベアロード

僕はこれの失敗から復活して「ファイナルバトルBONUS」が当たりました。

打った人しか分からないと思いますが、「四宮ひまわり」リーチって、外れの時結構悲惨じゃないですか?

ファイナルバトルボーナス お尻ボタン

確変の当落ボタンがお尻と、なんかやたら尻推しなんですが、そういう原作なんでしょうかね。

僕の実戦結果と感想、評価

Pビビッドレッドオペレーション
ここからは僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。

初打ちで上のとおり一撃1万発ほど出て勝つには勝ったのですが、正直、面白いとはいいがたく、人気は出ないだろうな、というのが僕の総合評価です。

ただ、遊びやすいスペックなので、ガロとかに疲れた方がたまに打つにはいいかなと思います。

その他、実戦した感想や評価などをお伝えします。

止め打ち推奨

本機はボーナス中止め打ち推奨ですね。

ラウンド間に下手すれば4,5発こぼれますので、ボーダーラインを気にする方はしっかり止め打ちましょう。

ST中は、おまけポケットが割と優秀ですね。

ただ、これは釘次第ですし、STの消化スピードも遅いので、保留消化のたびに打ち出すくらいの止め打ちはした方がよいでしょう。

右の出玉スピードが遅い


本機は右の出玉スピードが最近の台にしては遅めですね。

ロングSTなのである程度は仕方ないですが、ガセリーチも結構あるので、1時間1万発いくかいかないかです。

確変中の歌の完走リーチで数分またされて4Rとかもあり、閉店間際とかだったらちょっとしんどいですね。

へそ打ちの回転が遅い

個人的にはここが一番本機のダメなところですね。

この先何があっても当たらんなコレ、という演出でも擬似連したり、通常時の演出はかなりストレスです。

遊タイム付きの台はある程度サクサク回って欲しいですよね。

パチンコで一番大事なのはハズれ時の演出の発生確率の作り込みなのは言うまでもなく、GF(仮)でも思いましたが、ニューギンはちょっと下手くそですね。

通常時はかなりイライラしました。

通常時の赤と金の落差が激しい

赤カットイン
この台はネットでも評判になっているとおり、赤系の信頼度が低いですね。

変動開始時の液晶赤フラッシュや、赤文字、赤カットインなどは他に激アツ混じってないとまず当たりません。

逆に金は結構信頼度が高い印象で、金の激アツとかは大いに期待してよいでしょう。

金文字

通常時の演出信頼度等

最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。

詳細は攻略サイトなどに出ていますので、僕の見た範囲の体感レベルでさらっといきます。

赤が弱いのは上のとおりですが、正直ちょっと何待ちかよく分からん、という印象でしたね。

王道はバトルリーチにあかね参戦

あかね参戦
本機は擬似3からバトルリーチに発展するパターンが多いです。

ここで「あかね参戦」すると信頼度がかなり上がりますね。

もちろん他も無いと厳しいですが、一番大当たりに絡むパターンだと思います。

王道は、4大演出の1つである「ビビッとキター!演出」から「金シャッター」ですね。

ビビッとキター! 金シャッター

これでまず間違いなくあかね参戦で、お尻から登場すれば激アツです。

ここまで揃って最後の当落演出が「ビビッド柄」ならほぼ当確で、このパターンが王道な印象です。

ビビッと柄

OPERATION ZONEも強い

オペレーションゾーン
先読みの中でも「オペレーションゾーン」は強いですね。

これもほぼあかね参戦まではいきますね。

最後は赤カットインで微妙と思いましたが、なんとか当たりました。

最終カットインは緑が多いので、ここだけは赤が結構強いです。

フリーズ予告は激アツ

フリーズ予告
フリーズ先読みはかなり強いですね。

まぁ、当該保留の演出次第ではありますが、僕の実戦上は2/2で当たってるのでかなり強そうです。

僕の実戦した熱めの演出はこんなもんですね。

当たる時の演出は足し算になっているのは高評価なのですが、これ以外に「発電チャレンジ」とか、QBのパクリみたいな「デカ図柄」とか意味不明なのが混じってて信頼度が無駄に分散されている気がします。

発電ビビオペチャレンジ デカ図柄

リーチしたら熱いと言って全然熱くない「お風呂ゾーン」とかね。

お風呂ゾーン

まとめ

今日はパチンコ新台「Pビビッドレッドオペレーション」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。

遊タイム付きのライトミドルで割と遊びやすいスペックは最近のミドル台に疲れた人にいいですね。

ただ、通常時は無駄演出が多く、右打ちの出玉スピードも遅めなので、打ち始める時間は気にした方がよいでしょう。

また、萌え系台としても微妙な印象で、開発陣は一度、戦国乙女とかアリアとか、評判のいい台を1,000時間くらい自分で打ち込んでから自社の台の開発に取り組んだ方がいいと思いますね。