パチンコ新台「Pウルトラマンタロウ2」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機は初当り1/319、確変突入率50%で、遊タイム付きという最近流行りのミドルスペックですが、とにかく出玉速度が圧倒的に早いとネットでも評判です。実戦しましたが、たしかに源さんに匹敵します。スピード重視の若者中心に人気が出そうな台です。
ウルトラマンタロウ2は享楽の「OK!!」ブランドの新台です。
仏壇とも言われる特徴的な形の筐体はAKBほかでもよく見ますね。
ウルトラマンシリーズは過去10作ほどリリースされていますが、タロウの看板つけるのは8年振りです。
前作のセブン超乱舞がライトミドルに対し、今作は現行MAX基準の1/319スペックです。
確変突入率50%、継続率は約81%と一見普通のスペックですが、出玉速度がめちゃくちゃ早いと評判です。
僕の実戦では1万発強でしたが、20分かかりませんでした。
源さんに匹敵、もしかしたらタロウ2の方が早いかもしれません。
時速4万発いくんじゃないかという速度で、よく検定通ったなというレベルですね。
詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・時短6回転で1/9.2を引く確率は50%
・継続率81%で右打ちALL10ラウンド
・出玉スピード現行機最速クラス
・通常時は昔よりおとなしくなった
出玉スピードはかなり早いですが、ウルトラバトルモードにいかなかった時の絶望感は半端なく、天国か地獄かというこのスペックはユーザーの評価は分かれるでしょう。
目次
Pウルトラマンタロウ2の基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
Pウルトラマンタロウ2 | |
大当り確率 | 1/319.9 |
右打ち中 | 1/9.2 |
確変突入率 | 50% (6回転) |
確変継続率 | 81% |
天井(遊タイム) | 950回転 |
遊タイム回数 | 999回転 |
初当り1/319、確変突入率50%と、最近多いミドルタイプのスペックです。
へそからの大当たりは全て時短6回転で、ここで1/9.2を引けばウルトラバトルモード突入となります。
計算すれば50%なのは間違いないですが、6回転で引ける気がしないのは僕だけでしょうか。
いったんウルトラバトルモードに突入したら、ここからは確変(のようなもの)となるので、大当たり時点で継続か終了かが決まります。
右打ち確率から、最初はシンフォギアのようにSTタイプかと思ったのですが違ってましたね。
仕組みとしては、最初STで以降は確変、みたいな感じで、差別化してきた点は評価したいです。
振り分け、出玉性能
振り分けと出玉性能は以下のとおりです。
振り分け | 出玉 | ||
へそ | 3R+時短6回転 | 100% | 300発 |
電チュー
|
10R確変 | 81% |
1,500発
|
10R通常 | 19% |
へそからのウルトラバトルモード直通はありません。
右打ちのウルトラバトルボーナスは全て10Rで、新基準MAXの1,500発獲得できます。
ウルトラバトルモードに突入すれば、単発終了でも最低1回はMAXとれるのは救いですね。
ボーナス中は「タロウチャッカー」で100発くらい増えるらしく、冒頭の僕の実戦結果を計算してみみると、たしかに実質1,600発程度出ています。
継続率が81%は平均5連強なので、期待値としては8,000発〜10,000発の間くらいですね。
遊タイム
遊タイムは低確950回転で突入です。
電サポ999回転ですが、右打ち1/9.2なのでスルーはあり得ず、実質天井です。
右がかなり強力なので、500回転超えたあたりからハイエナのチャンスです。
逆に中途半端なゲーム数の台は手を出しづらいですね。
ちなみに、950回転ハマる確率は約5%です。
止め打ち、ボーダーについて
本機は止め打ちはポイントはほとんどなく、ボーナスの演出前後くらいですね。
ボーナス中はタロウポケットがあるので止め打ち不要ですし、確変中は残保留という概念がなく、1回転ごと抽選です。
個人的には確変中のこぼしが気になりますが、技術介入でどうにかなるものでないですし、1/9.2だからすぐ当たるので、無心で打ちっぱなしでよいでしょう。
本機のボーダーラインは等価で18.7と、最近の台の中では少し辛めですね。釘がゆるい新台のうちに狙いましょう。
Pウルトラマンタロウ2の流れ
本機はSTと確変が融合したような仕組みなので、簡単にシステムを説明します。
初当りは全てウルトラバトルチャンス
初当たりはタロウボーナスで、全て時短6回転の「ウルトラバトルチャンス」に突入します。7図柄で当たってもRUSH直通ではありません。
ウルトラバトルチャンスの演出は「兄闘」と「震拳」の2つから演出が選べます。
どちらのモードも6回転以内に1/9.2を引けばよく、最終的にウルトラバトルボーナス図柄が停止すれば確定です。
煽りが赤までいけばチャンスですが、赤でも全然外れますし、ここが本機最大のポイントなので、演出にもう少しこだわって欲しかったですね。
ラストの1回転は専用演出ですが、この頃には心は折れています。
ウルトラバトルモードは確変
「ウルトラバトルモード」は81%継続の確変で、大当たりは全て10Rの「ウルトラバトルボーナス」となります。
内部的には確変継続か終了か決まっていて、大当たり中の演出で告知します。
演出パターンは「兄闘」「震拳」に加え「Air-Vib」が追加されています。
「兄闘」「震拳」は最終的にバトルで怪獣を撃破すれば継続確定です。
これは完全に好みの問題ですが、個人的にはエアバイブがおすすめです。
最後まで期待が残りますし、これはかなりクセになりますね。
バトルモードが継続した場合、1/9.2が当たるまで電サポがつきますので、STではありません。
リーチ演出とかはなく、いきなり図柄が揃うので、出玉スピードがかなり早いです。
ちなみにここで7揃いなら演出を待たず継続確定です。
僕の実戦結果と感想、評価
僕の実戦では上のとおり幸い1万発ゲットできました。
冒頭のとおり、20分かかっていないので、出玉速度は現行機最速クラスです。
ただ、この前に時短スルーをくらっていて、本当に凹みましたね。
天国と地獄を味わったので分かりますが、本機のユーザー評価は本当に結果に左右されると思います。
負けてもまた打ちたいと思える台かどうかが、その台の真の価値だと思っていて、その意味で僕の中での本機の評価はけっこう低いです。
早めの引き戻しがなかったら、二度と打ってないと思います。
その他実戦した感想をいくつかお伝えします。
バッジギミックが目潰し級
感想の最初にもってくるべきか迷いましたが、これヒドいですね。
開発者はこのフラッシュ仕様を自分の目で確認したんですかね。
マジで目潰しです。
カスタムで光量最弱にしても眩しすぎてずっとイライラしてました。
「バッジギミック」はリーチ後半発展時に出る役物で、位置づけとしてはAKBでいう「超絶」役物と思えばよいです。
享楽系の台ををある程度打った人なら、これがリーチ後半発展の合図で、大した信頼度が無いことはご存知のとおりです。
で、享楽台は外れるのほぼ確定した状態でも後半発展よくするので、結構な頻度でこれが出現します。
ほぼ当たってくれなきゃ困るくらいの派手さに低信頼度、この辺のバランスが評判落としてると思います。
カスタム推奨
享楽の台はカスタムが豊富で、好みで演出を変えられるのはいいですね。
個人的には「色保留チャンス」は付けた方がいいかなと思います。
過去機種に比べてだいぶ静かになった方とは思いますが、それでも享楽は先読み系の演出が多いですね。
色保留はチャンスと灼熱がカスタムできますが、チャンスでも色変化すれば擬似3までは行く感じなので、僕のように先読みガチャガチャが嫌いな人はおすすめです。
これ設定しとけば、先読みあっても保留が反応しなければ種無しと分かるので、たんたんと回し続けられます。
演出の信頼度等
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。
すでにネットに攻略情報が出ているので、僕の体感レベルでさらっといきます。
享楽は演出が派手なので、他のメーカーの感覚から3割引きで信頼度みた方がいいですね。
王道はバトル後半のウルトラインパクト
公式HPにある本機の注目演出の中で一番絡みやすいのが、「ウルトラインパクト」ですね。
バッジギミックも注目演出に入っていますが、これは後半発展の合図で、最終的にウルトラインパクトが出るかでないかが勝負の分かれ目になります。
王道は、擬似3から金カットインとか熱めの予告が入って、兄闘へ発展から仕上げのウルトラインパクトという感じですね。
仕置人とか打った人なら分かると思いますが、共闘だけでは弱く、最後のカットインに相当するのがこれですね。
完成しなければ緑カットイン、完成すれば赤カットイン、くらいに差があると思えばいいでしょう。
ゼブラはまぁ外れない
本機の注目演出は他に「ゼブラ柄」と「群予告」、「父ゾーン」と「6兄弟SPSPリーチvsスーパータイラント」があり、中でもゼブラは別格の信頼度ですね。
僕の人生でゼブラ外したのは1回だけなので、80%強の期待値と言われますが、体感的には95%超えています。
ゼブラ以外も上のものはどれも信頼度80%オーバーの激アツ演出なので、複合したらほぼ当確です。
その他、高信頼度の予告
まだ新台なのでそれほど打ちこめてないですが、僕が見た範囲でその他の高信頼度な予告をご紹介します。
「スタンバイ保留」は紫で30%ですが、赤は85%くらいあり、僕は2度でて両方当たりました。かなり信頼度は高いですね。
「SOSゾーン」はウルトラ超乱舞でもあった激アツのゾーン演出です。
ゾーン系は上位に「父ゾーン」があるので、50%といったところですね。
まとめ
今日はパチンコ新台「Pウルトラマンタロウ2」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
ネットでも評判になっているとおり、右がかなり強力で出玉スピードがかなり早いですね。
高速出玉にAirバイブも相性がいい感じですね。遊タイムもあるのでハイエナ狙いに人気がでそうです。
ただ、個人的には享楽の演出の煽り方が嫌いなのと、フラッシュが目潰しとか基本的なところがなってないので、積極的に打ちたいとは思わないですね。
しかし最近は出玉速度重視で天国か地獄か、みたいな台が多いですね。
遊タイム台は夜の稼働が落ちるので、天井逆算して回収できるか考えないといけないのでしょうがないところはありますが、個人的には最近のこの傾向はどうかなぁと思います。