パチンコ新台「Pガールズ&パンツァー劇場版」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機の特徴は遊タイム付きのライトミドルの1種2種混合機という点で、いわゆるシンフォギアスペックですね。軽い初当りに高継続率と、遊びやすいスペックなので人気がでそうです。
ガールズ&パンツァー通称「ガルパン」は2012年頃に放送された人気アニメです。
版権は平和で、スロットもシリーズ化されているので割と評判がいいコンテンツですね。
パチンコとしては甘デジを入れてシリーズ3作目となる今作は劇場版をモチーフに1/199のライトミドルで登場です。
遊タイムも500回転とかなり浅く、1種2種混合機なので、天井=RUSH確定と、遊びやすいスペックですね。
僕はアニメ見たことないですが、かわいい女子高生が戦車を乗り回す世界観はかなり独特ですね。
これが艦コレとかそういう系のルーツだったりするんですかね。
あんまり適当なことを言うとファンの方に怒られそうなので、パチンコの話に戻ります。
詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・戦車道の突入率50%、継続率83%
・遊タイムは大当り間500回転
・通常時はレバブル待ち
本当にシンフォギア2にそっくりなスペックですね。
通常時の演出は保留先読みメインで、群とか金も平気で外れるのは評価が分かれるところでしょう。
目次
Pガールズ&パンツァー劇場版の基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
Pガールズ&パンツァー劇場版 | |
大当り確率 | 1/199.8 |
右打ち確率 | 1/7.2 |
戦車道突入率 | 約54% |
時短回数 | 6 or 200回転 |
戦車道継続率 | トータル約83% |
遊タイム(天井) | 低確500回転 |
遊タイム回数 | 電サポ200回転 |
初当り1/199でST突入率は約54%のライトミドルスペックです。
STの戦車道はシンフォギアと同じく高確率の時短タイプですね。
時短6回転+残保留4回転の計10回転の継続率は約77%ですが、時短200回転の次回確定があるので、トータル継続率は約83%となります。
右の振り分けは以下のとおりです。
上では次回の時短回数が分からないので、詳細を表にしておきます。
次回時短 | ラウンド | 振り分け | |
200回
(次回確定) |
10R | 15% |
22.50%
|
9R | 1% | ||
8R | 1% | ||
7R | 1% | ||
6R | 1% | ||
4R | 3.5% | ||
6回
(継続率約77%) |
10R | 35% |
77.50%
|
9R | 4% | ||
8R | 4% | ||
7R | 4% | ||
6R | 4% | ||
4R | 26.5% |
本機のボーダーラインは甘めですが、実際勝てるかどうかは振り分けで10Rと次回継続確定をどれだけとれるかですね。
平均6.5連くらいなので、右の期待値としては4,000発強といったところでしょう。
なお、遊タイムは「大当たり間」500回転なので、スルーしたSTのゲーム数も含みます。
「戦車道」突入の流れ
本機のSTである「戦車道」へは初当り後の「戦車道チャレンジ」からがメインルートとなります。
へその振り分けは以下のとおりで、99%がこれ経由です。
へそ | 時短回数 | 比率 |
10R
|
200回 | 1% |
1+残保留4回 | 2.0% | |
4R | 1+残保留4回 | 97.0% |
戦車道チャレンジは時短1回転+残保留4個なので、1/7.2を5回転以内に引く確率=ST突入率は約53%です。
戦車道チャレンジではまず右打ちで5人のキャラをチャージします。
赤パネルがいればチャンスですが、どちらかというと右打ち続けた時に「作戦」をストックできるかどうかが重要です。
黄色でも50%はありそうで、下のように赤文字が2つとかでたら勝利濃厚ですね。
チャージ完了したらバトルパートで、1回転1バトルの演出で当落を告知します。
VSの文字が赤文字でチャンスアップですが、これ単体はあまり期待できませんね。
バトルは最初にどちらが攻撃するかが決まります。
攻撃したら確定なのかと思ったら全然違って、どっちのルートも最後まで決着しません。
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体感上は攻撃と回避でどっちが有利ということもなく、この演出はバランスの持たせ方がイマイチですね。
バトルの期待値は「作戦」が発動した時にでるチャンスアップ次第という感じですね。
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赤文字でギミック発動とかが強いですね。
無事、大学選抜を撃破したらミッションコンプリートで戦車道突入です。
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戦車をバックに喜ぶ女の子ってなかなかにシュールですね。
戦車道の流れと仕組み
STの「戦車道」は基本、時短6回転と残保留4回転なので、10回転以内に1/7.2を引く確率=ST継続率は77.5%です。
上で示した振り分けのとおり、実質継続確定の時短200回転が22.5%あるので、トータルの継続率は83%もあります。
継続率が83%は平均で6.5連くらいなので、10Rに寄ったり、ちょっと上振れすれば一撃も期待できます。
戦車道の演出の流れ
10回転のSTは、5回転を一区切りとして、2回に分けて演出されます。
1回の演出の成功率は約53%となるので、約1/2の2回チャンスと考えると、結構スルーしそうですね。
まずは「装填パート」で、5回転分を電チューでチャージして、出撃するチームが決まります。
以降は演出を見るだけなので、チャージ完了したら止め打ちしましょう。
原作知ってる人ならどのチームが熱いとか分かりそうですが、まぁここは文字の色くらいしかチャンスアップがないですね。
このパートではたまに枠がレインボーになって確定することがありますが、選択率は低そうです。
チーム選択されたら、「予告パート」で、ここも赤文字などのチャンスアップに期待です。
予告パートのあとが、「ジャッジパート」で、ここで当落が告知されます。
これまでの予告の強さでバトルの信頼度が変わるという感じです。
最近は1回転ごとの当落告知が主流ですが、5回転分の熱さが集約されるこの演出は個人的には高評価です。
多分アニメにちなんだ演出と思うので、僕には何がどうなったら熱いのかさっぱりでしたが、原作ファンには面白いと思います。
ジャッジパートには、「ガルパンチャンス」パターンもあり、チャンスアップ次第はもちろんですが、トータルの信頼度は上の戦車バトルより高いですね。
このジャッジパートまでの一連の流れが1回分の演出となり、外れたらファイナルバトルで、残り5回転でもう一度上の流れとなります。
繰り返しますが、保留をためたら止め打ちしましょう。
大当たり中の演出
右の大当たりはパンツァーランク告知からはじまります。
パンツァーランクはスロットの方でもありましたね。
この時パンツァーランクがB以上で6R以上が濃厚で、ラウンド数や保留連を告知するパンツァージャッジメント演出が発生します。
演出パターンは豊富ですが、連打告知が一般的です。
まぁとりあえず当たり確定で安心してるので、演出はどれでもいいって感じですけどね。
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ここで「アンコウ」が出現すれば保留連確定ですが、残念ながら僕は引けませんでした。
僕の実戦結果と感想、評価
僕の実戦結果と、感想や評価などをお伝えします。
上のとおり、戦車道入った直後に終了という悲しい結果でした。
なので、出玉スピードは正直分かりませんが、1種2種と演出の長さを考えると多分時速1万発ちょいといったところですね。
個人的には慣れれば演出バランスも悪くないと思いますし、何よりライトミドルの軽さは遊びやすくていいですね。
その他実戦した感想をいくつかお伝えします。
遊タイムは大当たり間500回転
軽いといいつつもハマるときはハマります。
僕の初打ちでは上のとおり501回転目でブラストレバーでて当たりました。
まだ右打ち指示でてなかったので、へそでの大当たりです。
絶望しかないですね。
あとで調べて分かったのですが、本機の遊タイムはSTも含んでの500回転です。
前の当たりがSTとってたので、510回転発動と勘違いしてへそ打ち続けてました。
ここは注意してください。
この時は戦車道取れたのです、上のとおり2連終了しました。
天井へそで絶望→STとれて天国→2連で絶望です。
このブログでは自分でとった写真を使うことを信条としているので、取れ高少なすぎるからと泣きながら打ち続けましたが次も3連で心が折れました。
さらにこの倍は時短スルーをくらってます。
いつもはまとまった出玉が出るまで打ち続けるのですが、この台に関してはもう勘弁してください。
レバブルが強い
本機の感想として、通常時、ST中ともにレバブルが強いですね。
通常時でも50%以上ありますね。ST中は若干、弱い印象を受けましたが、それは僕が外れたからというだけでしょう。
本機は基本レバブル待ちですね。
平和の台にレバブル待ちのイメージは無かったのでこれは意外でした。
分かる人にしか分からないと思いますが、SANKYOのゴルゴ13と同じくらいレバブルの信頼度がありそうです。
保留先読み多い
本機は先読みが多い印象を受けました。
保留は上の「作戦ノート」がよくでます。
これ以外にも戦車絡みの先読みが多いですね。
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また、保留入賞時の台枠の「まほ」「みほ」フラッシュ先読みも多く、赤なら50%くらいはありそうです。
ただちょっと先読みの期待値が低い感じなので、個人的にはカスタムがおすすめです。
上のように「ガセ殲滅」とかも選べて、僕のようにガヤガヤするのが嫌いな人はこれしてるとストレスフリーですね。
演出の信頼度等
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。
攻略サイトなどに十分に情報が出ているので、あくまで僕の体感レベルでさらっといきます。
基本は上のとおりレバブル待ちの印象が強いですが、それ以外は何であたるかよく分からんですね。
群予告に金文字も平気ではずれます。
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さすがにこれが連続で外れた時はキレそうになりましたね。
ライトミドルじゃなかったら許さんかったよ?という外れ方をよくします。
王道はガルパンチャンス
本機は「ガルパンチャンス」からの大当たりが一番多そうです。
王道パターンとして、ロングリーチからのガチャパンツァーに発展。
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チームの選択がされますが、大学選抜以外は信頼度はそれほど変わらない感じですね。
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ここで選択されたチームにちなんだ固有演出に発展します。
たとえば聖グロリアーナ女学院の場合は「格言演出」です。
ちょっと何言ってるか分からないですが、赤文字でも十分期待が残ります。金文字なら激アツです。
ここから「ユニオンリーチ」への発展が王道で、大当りの半分はこのパターンじゃないでしょうか。
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ユニオンリーチは上の「React」と「Rebirth」のほかに「Raise」もあり、リバースが一番熱く、60%以上の信頼度と言われていますが、ここはどれも差がない印象で、体感は30%ですね。
よく行くパターンなので、外れることも多いですが、ここも最後のプッシュボタンが、ブラストレバーだったら信頼度が跳ね上がります。
大洗チャレンジは激アツ
滅多に発展しませんが、「大洗チャレンジ」は激アツです。
ガルパンチャンスの反対の右側の青色のポイントがマックスまで溜まったら大洗チャレンジ突入です。
赤と青の色の使い方間違ってませんか?と思いましたが、まぁそこはいいでしょう。
ここはほぼ、本機最強の「戦車道リーチ」に発展します。
かっこいいムービーが流れて、最後は夕日をバックにプッシュ演出です。
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正直、これは外れちゃいかんだろ、という演出で、実際当たってくれましたが期待値は90%オーバーですね。
まとめ
今日はパチンコ新台「Pガールズ&パンツァー 劇場版」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
本機は通常時の演出バランスがひどいとネットで評判ですが、個人的にはカスタムいれたら割と心地よく打てました。
めっちゃ負けましたけどね。
軽い初当りに高継続率と、遊びやすいスペックなので、演出を3割引きでみれば結構面白いというのが僕の評価です。
ホールへの導入台数も少ないのですごい人気にはならないでしょうが、ファンにはうれしい演出も多そうなので一定の稼働はするだろうと思います。