パチンコ新台「P北斗の拳8 救世主」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機の特徴は継続率84%と高継続なバトルタイプの確変機という点と、前作にはなかった遊タイムがついた点です。右打ちの75%が出玉1,500発と新基準MAXなので一撃の出玉性能も期待できます。前作の覇王は評判が悪かったですが、今作は割と人気が出そうです。
「P北斗の拳8 救世主」はサミーの代表作である北斗の拳シリーズの最新作です。
1年半前の「覇王」からナンバーを変えず北斗の拳8としているとおり、演出は前作を踏襲しています。
一方でシステムはがらりと変わっていて、今作は昔人気だった王道の高継続バトルタイプ確変機です。
「覇者」は小当りRUSHタイプでしたが、正直評判はよくなかったので、原点回帰という感じですね。
さらに遊タイム付きということで、ファンが待ち望んでいたスペックといえるでしょう。
僕の実戦では期待値ちょっといかないくらいの出玉でしたが、バトルタイプは面白かったですね。
出玉速度は時速1万〜1万5千発といったところでしょう。
確変機なのでハマるかどうかでかなりブレ幅が大きい印象ですが、平均しても最近のST機に比べると少し遅めですね。
遊タイムは低確959回転で、時短を含みます。
詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・確変継続率はトータル84%
・右打ち大当たりの75%が1,500発出玉
・バトルタイプは面白い
・演出は覇王からほぼ変化なし
やっぱり北斗はバトルタイプと相性がよく、最初からこっちだしときゃいいのに、というのが個人的な感想です。
覇王は小当たりRUSHで極端に出玉性能にスペック振ったのは失敗でしたね。
誰が負けまくるケンシロウやラオウ見たいねん、というユーザーの当たり前の前提を無視した結果、クソ台の評価を受けました。
目次
北斗の拳8 救世主 の基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
P北斗の拳8 救世主 | |
大当り確率 | 1/319.7 |
確変突入率 | 50.2% |
確変中確率 | 1/120 |
トータル継続率 | 約84% |
時短回数(へそ) | ほとんど50回転 |
時短回数(右打ち) | 20 or 40 or 60回転 |
遊タイム(天井) | 低確959回転 |
遊タイム回数 | 1200回転 |
初当り319の確変突入率約50%の王道なミドルタイプです。
最近は源さんはじめRUSHタイプが多く、高継続かつ最大出玉の確変機はありそうでなかったですね。
バトルモードのトータル継続率は84%で、右の75%がMAXの10Rなので一撃にも期待できます。
期待値としては平均6連チャン、1回は2Rが混じるとして、8,000発といったところですかね。
他の台とスペックを比較すると、ST機ですが、「真ガロ」が一番近い感じがします。
振り分け出玉性能
続いて振り分けと出玉性能です。
へその内訳は以下のとおりで、時短が50〜300回転の振り分けがありますが、ほぼ50回転と思ってください。
へそ | 電サポ | 振り分け |
10R確変 | 次回まで | 0.2% |
3R確変 | 次回まで | 50.0% |
3R通常
|
50回 | 48.6% |
100回 | 0.4% | |
200回 | 0.4% | |
300回 | 0.4% |
ちなみに50回転で引き戻す確率は、約14.5%です。
電チューの内訳は以下のとおりで、確変のループ率は82%です。引き戻し混みでトータル継続率は約84%継続となります。
右打ち | 電サポ | 振り分け | 出玉 |
10R確変 |
次回まで
|
75% | 1,500個 |
2R確変 | 7% | 300個 | |
2R通常
|
60回 | 1% |
300個
|
40回 | 3% | ||
20回 | 14% |
バトルモード中はバトル勝利で全て10Rで、これが75%の振り分けがあるので一撃に期待がもてます。
25%はバトルに敗北して「激闘MODE」に移行します。
このうち、7%は2R確変なので、3,4回に1回は潜伏確変です。
ちなみに、20回転目の継続演出が勝負所です。
上の表のとおり、時短の場合はほとんど20回転が選択されるので、ここ突破できたら、潜伏確変である可能性が跳ね上がります。
遊タイムは低確959回転
本機は遊タイム付きのスペックで低確959回転で1200回の時短に突入します。
電サポ1200回転の当選率は97.7%と、実質天井です。
ただ、STでなく確変機なので、ここで通常2R引いたら地獄ですね。
ちなみに、遊タイムまでの回転数は時短を含むので、データカウンターの表示とおりに発動します。
959回ハマる確率は約5%です。
止め打ち、ボーダーについて
本機は止め打ちはあまり意識しなくてもいいでしょう。
電チューの開閉が止まる大当たりの前と後と、リーチがかかった時に止め打ちするので十分かなと思います。
おまけポケットの性能がよく、確変で500回転ハマったことがありましたが、上皿半分以上残ってました。
本機のボーダーラインは、バトルモードがかなり強力なこともあり、等価で17.7と、割と甘めですね。その分ホールの釘は辛いでしょう。
僕の実戦結果と感想、評価
ここからは僕の実戦結果と感想や評価などをお伝えします。
上のとおり微妙な出玉で、トータルは負けてますが、結構面白い、というのが僕の感想です。
正直、北斗はすこぶる相性が悪く、なんか初当り引ける気がしないので敬遠している台の1つなんですが、リベンジしてみたいと思ってます。
一度くらいは昇天演出をみてみたいものですね。
その他実戦した感想をいくつかお伝えします。
北斗は高継続バトルタイプが正解
個人的には、やっぱり北斗はバトルタイプが正解だと思います。
ケンやラオウがバッタバッタと敵をなぎ倒していくのが爽快です。
久しぶりに昔の北斗を打ってた時の感じを思い出しました。
「ジュウザかかってこい!」
「サウザーは手刀でお願いします!」
「ハゲだけは、ハゲだけはやめて〜!」
「トキさま〜!」
「ワッキー?誰か知らんが弱そうだからカモーン」
という感じで打つのが楽しいんです。
82%継続なので、赤文字とか何か1つでもチャンスアップがあれば、まぁいけるでしょ、って感じですね。当然負けることもありますが。
原点回帰という感じのこのバトルモードは個人的には高評価です。
ただ、レインボーになってるのに、復活演出まで引っ張ったりするのは要らんかな、と思いました。
時短(激闘モード)の演出は見直して欲しかった
時短の演出は見直して欲しかったですね。
時短中も割とリーチするのですが、どれも高信頼度にみえて、全然ハズレます。
時短中はケンシロウリーチに発展するのですが、赤フラッシュに救世主予告もからんだりとかなり強い発展をします。
攻撃パターンは夢想転生もありますが、残念ながら、ほぼ、ハズレます。
感覚的には3回に1回は当たりそうなものが、潜伏確変でなければ、多分10回に1回もあたりません。
僕は前作で心の準備ができてましたが、初当りで時短のうえに、この仕打ちうけたら二度と打ちたくなくなってもおかしくないですね。
時短中の演出の頻度と信頼度のバランスは見直して欲しかったですね。
出玉スピードはバラつき大きい
本機の感想として、確変機なのでしょうがないですが、出玉スピードがバラつきますね。
バトルモード中は高速消化で無駄な煽りは少なく、リーチすれば決着するので、1/120の重さはそれほど気になりません。
それでもハマる時はハマりますし、2Rがループしたりもありえるので、平均すると、時速1万〜1万5千発といったところでしょう。
ちょっと夜から打ち始めるには抵抗がありますね。
通常時の演出の信頼度
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。
タイトルナンバーが8のままということからも分かるとおり、基本は前作の覇王と同じですね。
すでに攻略サイトなどに十分に情報があるので、僕が実戦した体感レベルでさらっといきます。
キリン柄が強い
北斗の拳のキリン柄は、北斗無双より強いです。
何はともあれキリン柄です。どこで出ても単体で50%以上の信頼度がある感じですね。
特に早い段階で出るほど激アツなのはご存知のとおりで、ステージチェンジやタイトルのキリン柄は大当たり濃厚です。
緑保留とか、他の予告が弱いのに最後だけなぜかキリン柄、というケースだけはちょっと厳しい印象ですが、ガセは少ないです。
救世主予告が本機の王道ルート
注目演出の中でも「救世主予告」が大当たりに絡みやすい王道ルートですね。
画面暗転から、「お前はもう、、、死んでいる」の声とともにムービーが流れる激アツ演出です。
ケンシロウリーチに発展濃厚で、信頼度は60%を超えます。
本機はとにきかくキリン柄待ちなのですが、唯一キリン柄が絡まずに当たる可能性のある演出です。
ただ、演出の選択率が高いので、まぁまぁ外れてくれます。
強敵背景は単体では弱い
「強敵背景」は単体では弱いですね。
上のようにメロンの先読みと緑保留とかだとハズれ濃厚、というかハズれました。
キリン柄との組み合わせが必須で、後押しって感じです。
ちなみに、「キリン柄」「救世主予告」とこの「強敵背景」にくわえて「超慈母ZONE」が本機の4大注目演出です。
「超慈母ZONE」は本当にあるの?っていうくらいでないですね。
変動開始の赤フラッシュと赤保留は強い
最近は金系演出を使う台が多いですが、北斗の拳は「赤」を大切に使っている印象で、ここは個人的には高評価です。
特に変動開始時の赤フラッシュはかなり強いです。
擬似連する前からこれ出れば、まぁほぼほぼ救世主予告には行きますね。
もちろん死兆星(赤)保留は激アツで、他の台の金保留と同等の信頼度があります。
保留変化でさらに上に救世主保留がありますが、赤でも50%以上はある印象です。
救世主保留とか見たことないし、ほぼ当確なんでしょうね。
図柄バトル演出が割と好き
個人的には図柄バトルが好きですね。
発展したらその図柄対応のバトルリーチに発展します。
ロゴ落ちで発展濃厚です。ケンシロウとジャギの図柄バトルは思わず力がはいります。
バトルに発展しないときの「えっ、何かありました?」みたいな感じも、ムカつきますけど個人的には面白いと思ってます。
ダイナマイト先読みは熱い
本機は先読みはあまり絡まない印象ですが、ダイナマイト3束は激アツです。
派手なあおりはないですが、実はこれ、50%くらいの信頼度があります。
これ以外も背景先読みは基本どれも熱く、ジープ周回は80%以上の信頼度です。
赤図柄煽りのような派手さはないですが、地味に高信頼度な演出です。
まとめ
今日はパチンコ新台「P北斗の拳8 救世主」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
いつの間にかパチンコでは「北斗といえば無双」という感じですが、今作は結構面白いと思うので人気がでるかもしれません。
ネットでは前作の「覇王」の評判が極めて悪いので、まだ打ってないという人も多いと思いますが、昔のバトルタイプの北斗が好きだった人は楽しめると思います。
僕は北斗シリーズは昔から相性がすごく悪く、同じ319でも初当りが引けないイメージなんですが、この台はまた打ちたいと思いました。