パチンコ新台「Pギンギラパラダイス 夢幻カーニバル」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。僕が実戦したのは319verですが、遊タイム付きの199verも登場するとのことで、両者のスペックの比較をまとめてみました。個人的にはライトミドルバージョンの方が人気がでそうな気がします。
「Pギンギラパラダイス 夢幻カーニバル」はおなじみSANYOの海シリーズ最新作です。
僕が実戦したのは現行MAX基準の319verですが、ライトミドルの199verも登場予定です。
両者に共通の特徴は、時短引き戻し型のST機で、突入率が約50%という点です。
海シリーズでは過去にも「金富士」や「BLACK」といったST機はありましたが、これらは100%ST突入だったので、今作は一撃の出玉性能にスペックを振ってきていますね。
一方で、一番の違いは、初当り確率よりも、遊タイムの有無でしょう。
このブログでは初打ちの個人的な評価や感想をお伝えしてますが、感想といっても「魚群は熱いです以上」くらいのもんですので、今日は両者の比較を中心にお伝えします。
目次
基本スペック
まずは基本スペックを比較します。
319ver | 199ver | |
大当り確率 | 1/319.7 | 1/199.8 |
右打ち中 | 1/49.5 | 1/57.2 |
時短回数 | 30回転 | 30回転 |
RUSH突入率 | 52% | 50% |
RUSH回転数 | 80回転 (+残保留4回転) |
80回転 (+残保留4回転) |
RUSH継続率 | 85% | 80% |
遊タイム(天井) | ー | 599回転 (RUSH回転数含む) |
遊タイム回数 | ー | 759回転 |
初当り確率の違いは当然として、遊タイムの有無が大きな差ですね。
RUSH突入率は両者とも約50%で、時短30回転+残保留4回転中に引き戻してSTへ入れるのがメインルートです。
個人的には時短引き戻しタイプは引ける気がしないので苦手ですが、ここは評価が分かれるでしょう。
CARNIVAL RUSHの継続率はミドルが85%でライトミドルは80%とここで差がつけられています。
もう少し詳しくスペックをみていきます。
初当りからのRUSH突入率
CARNIVAL RUSHへの突入率は両者約50%ですが、内訳が少し異なります。
へその振り分けは以下のとおりです。
振り分け | 319ver | 199ver | ||
へそ
|
RUSH
直通 |
10R | 1% | 1% |
4R | 3% | 8% | ||
時短
|
6R | 50% | 45.5% | |
4R | 46% | 45.5% |
RUSH直通の確率が若干違います。319verが4%に対し、199verは9%です。
電チューの確率から計算すると、時短30+4回転での引き戻しRUSH突入確率は、319が約50%に対し、199は約45%です。
合算すると、RUSH突入率は約52%対約50%とほぼ同じですが、ライトミドルはメインルートの引き戻しからのRUSH突入が厳しく、個人的にはRUSHに入る気がしない苦手なスペックです。
カーニバルRUSH継続率、振り分け
カーニバルRUSHの継続率は、319verが約85%に対し、199verは約80%です。
右打ち中は大当たりの一部が実質次回確定の「夢幻カーニバルRUSH」となります。
右打ち中の次回の振り分けは以下のとおりです。
振り分け | 319ver | 199ver | ||
右打ち
|
次回
確定 |
10R | 12% | 6% |
4R | 3% | 6% | ||
ST80回転
+4保留
|
10R | 63% | 44% | |
4R | 22% | 44% |
厳密には夢幻カーニバル時の電サポ回数は異なるのですが、次回確定であることは変わりません。
RUSH中に「夢幻カサゴ」が出現すれば、夢幻カーニバルRUSHなのですが、出現タイミングは様々なので、ST継続時点では告知されない場合が多いです。
全体の10%強くらいなので、見れたらラッキーくらいですね。
ほとんどはST80+4回転で、この場合の継続率はは319verで約82%、199verで77%です。
次回確定の夢幻カーニバルRUSHとの合算で、トータル継続率は85%と80%の差です。
平均連チャン数にすると、85%は約6.7連に対し、80%が約5連なので、結構この差は大きいですね。
出玉性能
出玉性能の振り分けの比較は以下のとおりです。
振り分け | 319ver | 199ver | |
出玉性能
|
10R | 1,360個 | 1,270個 |
4R | 460個 | 430個 |
当然ミドルの方が出玉が多いですが、思ったほど差がつけられていませんね。
ただし、10R比率がミドルが75%に対し、ライトミドルは50%なので、この台で勝てるかどうかは振り分け次第ですね。
RUSH突入時の期待値としては、ミドルで平均7,000発、ライトミドルで平均4,000発といったところでしょう。
199verは遊タイムを搭載
ここが一番の違いですね。199verのみ遊タイム搭載です。
RUSH回転数を含む低確599回転で、759回転の遊タイムに突入します。
電サポ759回転は特図2の確率なので、当選率は99.9%と、実質天井です。
ちなみに599回ハマる確率は約5%です。
海シリーズを打つ方は年齢層が高めなので、結構いいところで落ちてることもありそうで、ハイエナ狙いの方にはかなり神台になりそうですね。
ボーダーライン
続いてボーダーラインの比較です。
319ver | 199ver | |
等価ボーダー | 20.1回転 | 18.2回転 |
等価の場合ですが、結構違いがありますね。
遊タイムがあるのでライトミドルは甘く見えますが、他の遊タイム台と比べると、まぁ普通です。
一方で、319verは結構厳しいですね。
昔から海シリーズのボーダーラインは高いことで有名ですので、特に普段海を打たない若い方は注意が必要です。
他の台より結構回る、と思っても実は全然ボーダーいってない可能性があります。
演出がシンプルで回転が早いですが、それでも頻繁に待機画面台になるような台は即止めをおすすめします。
へその返しも1発なのは痛いですね。
止め打ち必須
本機は止め打ち必須ですね。ボーダーに影響でますので、通常時から3保留止めは意識した方がよいです。
また、下のとおり大当りはオーバー入賞も多い台ですので、僕にはできませんが、捻り打ちも有効かもしれません。
打ちっぱなしの場合、1Rあたり2,3玉は下にこぼれますので、ここをシビアに打てる人にはかなり甘い台といえるでしょう。
また、RUSHのV入賞時は当たってから時間があるので、指示が出てから打ち出しましょう。
あと止め打ちポイントは、ラッシュ中は玉は増えないので、保留の消化に合わせて打ち出すことをおすすめします。
僕の実戦結果と感想、評価
僕は319verを何度か実戦してきました。
上が一番出たときですが、期待値超えたのはこの時だけです。
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85%でも単発とか全然ありますもんね。
さらにこの倍は時短スルーをくらってますので、実は結構負けてます。
それでもまた打ちたいと思っているので、結構面白いというのが僕の感想です。
出玉スピードは結構早い
RUSHの出玉速度は結構早いですね。
ST機なので当たる回転数次第ですが、演出もスピーディで、時速2万発いくかいかないかの感じです。
カーニバルRUSHが面白い
ST中が楽しいのは当たり前ですが、海シリーズとは思えない派手な演出は新鮮でしたし、バランスも悪く無いですね。
ラテンのリズムでノリノリな演出の感じは個人的には楽しくて高評価です。
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RUSH中の液晶画面はこんな感じなので、想像どおり演出も若干ガヤガヤしています。
特に先読み系の演出が多いので、従来のシンプルな演出が好きな方はモード変更も可能ですが、一度は打ってみることをおすすめします。
カーニバルラッシュ中に僕が見た演出と信頼度を体感レベルでいくつかご紹介します。
・カーニバル魚群
カーニバル魚群が出れば確定です。
一方で、普通の魚群はけっこう外れるので期待しすぎ無い方がよさそうです。
・ウリンVivaチャレンジ
これに限らずウリンちゃん演出はどれも激アツです。
ボタンでVivaを完成させる演出ですが、10中8、9成功します。
・サンライズボタン
海らしからぬボタン演出ですが、サンスリーの台はこれ結構でますね。
・ビジョンバック演出
ビジョンバック演出は先読み対応ですが、信頼度は低めです。
これに限らず、弱めの先読みが残保留をころしてしまうのが少し残念なポイントですね。
シルエット予告やサンバ連続演出なども期待薄です。
・シルエット予告![]() ![]() ![]() |
・サンバ連続演出![]() ![]() ![]() |
さすがにギンギラチャンスだけはハズれたことがありません。
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どうにもガヤガヤ感は否めませんが、それでも全体的にはバランスが良いというのが僕の感想です。
マリンちゃんがセクシー
本機はマリンちゃんがセクシーすぎるとネットでも評判なようです。
僕は普段海シリーズ打たないのですが、サンバ衣装ということを差し引いても刺激強めですね。
個人的にはワリンちゃん推しです。
ちなみに9代目のミスマリンちゃんもデビューとのことですので、ファンの方はチェックしてみてください。
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SANYOのオフィシャルHPによると、桃井香帆さん、御子柴かなさん、宮本りおさんだそうです。
通常時の演出の信頼度等
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。
まぁ海シリーズなんで、「魚群が激アツです以上」なんですが、一応各モード実戦したので、体感レベルの信頼度などを簡単にお伝えします。
ブラジルモード
ブラジルモードは本機のメインモードです。
基本クジラッキー役物がチャンスの合図です。
クジラッキーホイッスル予告から、国旗やマリンちゃんフラッグが登場したら、マリンちゃんリーチ発展のチャンスです。
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マリンちゃんリーチは当然魚群出現で激アツですが、このモードは演出が豊富な反面、確実に魚群の信頼度が下げられていますね。
マリンちゃん登場時に指でポーズをとっていたり、図柄の目が炎だったりしたらかなり強めのチャンスアップです。
ミニキャラステップアップ予告でワリンちゃん登場なら激アツですね。
サンバ衣装のマリンちゃんが登場するカーニバルリーチがこのモードの最強リーチだとは思うのですが、僕は外れましたし、逆にほぼノーマルリーチであたったりと、まぁ海物語の信頼度はあってないようなものですね。
ハイビスカスモード
ハイビスカスモードはハイビスカスが光れば当たりという一発告知のモードです。
その割には結構チャンスアップがあったりします。個人的にはもっとシンプルがよかったですね。
「時間帯変化予告」と「背景滝変化予告」が強めです。
「タイムブレイク予告」は強そうですが、結構出ますし、信頼度は低めです。
ここでも多分最強予告であろう「神秘の滝リーチ」をはずしたので個人的に印象が悪いモードです。
このモードは「Livin’La Vida Loca」の曲が聞きたい時にたまに選択します。
ギンパラモード
ギンパラモードはおなじみのシンプルなモードです。
リーチ後に泡が出るか、魚群がでるか、基本これだけです。
このモードは魚群の信頼度がほかのモードより高いので、普段の海が好きな方はこのモード一択ですね。
マリンちゃんリーチでなくても魚群さえ出れば当たります。
まとめ
今日はパチンコ新台「Pギンギラパラダイス」のミドルとライトミドルのスペックの比較を中心に、僕が実戦した感想、評価などをお伝えしました。
海シリーズはあまり打ったことなかったのですが、結構面白かったので僕は高評価です。
あと、お客さんが年齢層高めなので、特に遊タイム付きのライトミドルのハイエナは有効だと思います。
打ち手のレベルが低いため、優良なホールは釘を甘くしている可能性があるので、ボーダーラインや止め打ちをきちんと意識すれば結構勝てる台かもしれませんね。
しかし海系を打つお年寄りの方って引きがすごいですよね。
釘見ずにデータグラフを何台もみてたおじいちゃんが僕の隣に来て、その台回らんから止めといた方がいいのに、と思ったら即当たりとか、何回も遭遇してます。
今時遠隔なんか無いとと思いますが、海シリーズあるあるですね。