『P緋弾のアリア〜緋弾覚醒編〜』を打った感想と評価|これは面白い、ST+ストックの仕組みを解説

パチンコ新台「P緋弾のアリア〜緋弾覚醒編〜」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機の特徴は王道のSTとストックを組み合せた斬新なシステムで、これが複合して出玉の波を演出しています。また、低確499回転で突入する遊タイムは実質天井で、一撃の破壊力と安定のバランスがうまくとれていて、かなり人気が出そうな気がします。

原作の緋弾のアリアは有名なライトノベルで、アニメも面白いですね。

パチンコでは藤商事の人気機種の1つで、甘デジを含めると10作品くらいリリースされています。

今作は、初当り1/199のライトミドルスペックで登場です。

新筐体のインパクトアリアユニットは文字通りインパクト大ですね。

インパクトアリアユニット

RUSHの突入率は約50%と、ここまでは最近の主流な感じですが、右打ちが少し特殊です。

トータル継続率は約80%ですが、STとストックを複合した斬新なスペックとなっています。

RUSHの仕組みや、演出の信頼度などの詳細は後述しますが、特徴を簡単にまとめます。

P緋弾のアリア〜緋弾覚醒編〜の特徴
・初当り1/199のライトミドル
・RUSH突入率は約50%
・右は75%継続+ストック特化ゾーン
・ストックタイムはかなり熱い
・通常時は緋弾覚醒or萌えカットイン待ち

本機は右打ちがかなり特殊です。

基本は王道のSTタイプと思えばよいですが、大当たりの一部で「V Attack STOCK TIME」に突入します。

ストックタイム

この期間に大当たりをストックする可能性があります。スロットの特化ゾーンのようなイメージですね。

ネットでは突入ハードルが高すぎと評判ですが、今までのパチンコには無い出玉の演出を実現していて、個人的には高評価です。

P緋弾のアリア〜緋弾覚醒〜の基本スペック

P緋弾のアリア,緋弾覚醒
まずは基本スペックを整理します。

P緋弾のアリア〜緋弾覚醒〜
大当り確率 1/199.1
RUSH突入率 約50%
RUSH中確率 1/73
RUSH回転数 100回転
RUSH継続率 約80%
時短回数 50回転
遊タイム(天井) 通常499回転

初当り1/199のライトミドルです。

へそからの強襲任務(アサルトクエスト)直通は約50%で、時短の強襲任務〜Reload〜は50回転で引き戻し20%程度なので、トータルの突入率は60%くらいですね。

ST100回転の継続率は約75%ですが、大当たりの一部がストックタイムに突入し、これが約87%でループするとされているため、トータルの継続率は約80%となっています。

また、本機は遊タイムが通常時499回転とかなり浅く、実質天井なので、遊びやすいスペックといえるでしょう。

振り分けと出玉性能は以下のとおりです。

種別 ラウンド数 出玉 振り分け
へそ 3R 約390個 100%
電チュー
3R 約390個 50%
10R 約1,300個 50%

へそは確変、時短ともに3Rです。

右打ちは3Rと10Rが50%なので、本機で勝てるかどうかは振り分け次第とも言えます。

遊びやすさと出玉性能の両方を追求していて、個人的には面白い台でした。

また、細部は後述しますが、ストック特化モードはかなり興奮するので、一度は打ってみることをおすすめします。

遊タイムは低確499回転

遊タイム,天井
遊タイムは通常499回転で強襲任務KAKUSEIに突入します。

遊タイムが何回転かは情報が無いのですが、スルーしたという報告は見たことが無いので実質天井ですね。

発動=大当り+RUSH確定なので、350回転過ぎたらもう当たらないで欲しいですね。

残り150回転から画面右上にカウントダウンが始まります。
天井

かなり浅いので宵越し天井狙いも有効ですね。

RUSHの回転数は含まないので、表示としては549回もしくは599回転なので注意してください。

ちょっと見辛いですが、上のとおり昨日天井まで連れて行かれました。

ちなみに499回ハマる確率は約8%です。

止め打ちのタイミング

止め打ち
本機は止め打ちの注意点があります。

上はボーナス確定後のV入賞ですが、結構メーター減るのが早いので、のんびりしてるとパンクしかねません。

ハコの交換で店員さん呼んだりするのは確実にV入賞させた後にしましょう。

右打ち中は下のとおり、1発返しのおまけポケットがほとんど拾ってくれるので、打ちっぱなしでもボーダーラインへの影響は少ないでしょう。
おまけポケット

とはいっても出玉が増えるわけではないので、リーチ演出中くらいは打ち出しをやめた方がよいです。

また、後述しますがストックタイム中は止め打ち厳禁です。

RUSHの流れと仕組み

本機のRUSHの流れと仕組みを簡単に説明します。

STとストック特化ゾーンが組み合わさったスペックは仕組みは少し複雑です。

ただ、基本は75%継続のSTを継続させつつ、特化ゾーンへの突入を祈る、という感じで打てばよいとおもいます。

初当りの50%が強襲任務(アサルトクエスト)

Hyper Scarlet Bonus
へその初当り(特図1)の約50%がHYPER SCARLET BONUSで、ボーナス消化後にRUSHの「強襲任務(アサルトクエスト)」に突入します。

7テンパイで当たるより、大当り直後に7図柄昇格するパターンが多いですね。

時短のReloadは引き戻しが20%弱しかないので、最初の勝負所です。

スカーレットボーナス リロード

へそは出玉も少ないのでこっちの場合のガッカリ感が半端ないです。

強襲任務は75%継続

強襲任務(アサルトクエスト)
アサルトクエストは100回転のSTです。

右打ちの確率が1/73なので、継続率は約75%です。

演出はパートナーとゲームモードを選択するのですが、かなり作り込まれていて僕は面白いと思いました。

パートナー選択 モード選択

基本は「バトル」「萌え」のどちらかの演出です。

バトルは対戦相手が GⅣ>覇美>ヒルダ の順の期待値ですが、チャンスアップが絡めば信頼度が跳ね上がる印象ですね。

アサルトバトル

バトル中のカットインは激アツで、赤でも十分期待できますが、萌えカットインなら当然確定です。

萌えカットイン

ただ、緑保留や紫保留が弱い印象で、保留変化のみだと厳しいですね。

「萌え」演出選択時は基本「ひすてりああらーと」に発展します。

僕は原作見たこと無いのですが、多分アニメのシーンかなにかの再現でしょうから、原作ファンにはおすすめです。

ヒステリアアラート 白雪

こっちのモードはチャンスアップ演出が少ないですが、5人全員集合の「でらっくす」は大当り濃厚です。

これ以外にもミッション系演出も多数あり、全体的にRUSHは面白いと思います。

ミッション

また、継続率は75%ですが、10Rの出玉が1,300発とライトミドルにしては多いので、50%の振り分け負けしなければ破壊力もありますね。

万発

僕の実戦では10Rにかなり寄ってくれたおかげで、次に説明するストックを引かずに一撃一万発でました。

大当りの一部でライトニングバレットチャンスへ

ライトニングバレットチャンス
これが本機の一番の激アツな瞬間ですね。

右の大当たりの一部で「ライトニングバレットチャンス(LBC)」に突入します。

ネットにもまだ正確な情報は無いですが、約25%で突入と言われています。

実戦上3Rでは発生しなかったので、10Rの2回に1回くらい、体感上はもう少しレアな感じですね。

ボーナス確定後に「HOLD」が出現すれば突入です。

マックス HOLD

LBCのストック確率は約40%

Lightning bullet chance
ライトニングバレットチャンスは制限時間以内に大当たりをストックするという仕組みで、ストック獲得期待度は約40%です。

大当りがHOLDされている間右打ちを続けることで、Vを抽選しています。

左上のタイマーがゼロになるまでスルーを通過した玉で抽選しているので、止め打ち厳禁です。

タイマー

プッシュボタンが赤まで育てばかなり期待できますし、ラッキーエアーが吹けばもちろんストック確定です。

実は抽選の状況は液晶の左下を見ていれば分かってしまいます。ストックした時は数字が揃っちゃってるんですよね。

ただ、これ見ちゃうと面白さ半減なので、ここは見ないことをおすすめします。

ストックタイムは87%継続(らしい)

ストックタイム
LBCで見事ストックを獲得できたら、「V Attack STOCK TIME」に突入です。

ストックタイムはVをストックし続ける限りループし、継続率は約87%とされています。

演出は「バトルRUSH」「ヒロインズRUSH」の2つがあります。

バトルRUSH ヒロインズRUSH

僕はバトルRUSHを実戦しました。全画面が金色で熱さ全開ですね。

バトルは5人まで表示され、アイコンがついていたりしたら激アツです。

パネルも人数が多いほど期待値が高く、5人の状態でバトル発展したら勝利濃厚です。

制限時間以内にVストックできたら、V放出後に再度ストックタイムに突入します。

V放出

残念ながら僕は1つもストックできずにスルーしてしまいました。

ストック消化後は再度、強襲任務に突入となります。

実戦した感想として、多分ですが、ほとんどのケースは継続率87%もないですね。

爆連のトリガーは多分複数ストックした場合でしょう。

仕組みは違いますが、アイドルマスターのそれと似た感じだと思います。

僕の実戦結果と感想、評価

実戦結果と感想、評価
僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。

上のとおり一撃1万発以上でたのですが、実際はこれに至るまでに単発や天井をくらっていて、結構負けています。

狙って作っているのでしょうが、かなりの荒波というのが僕の一番の感想です。

特化ゾーンというスロットのようなシステムは斬新で面白く、個人的な評価はかなり高いです。

一方で通常時は何待ちかよく分からんという感じで、最後に通常時演出の信頼度などをお伝えします。

演出の信頼度

通常時演出
演出の信頼度などはネットの攻略サイトに出ていますので、実戦上の体感レベルでお伝えします。

この台は演出がかなり豊富なんですが、その分信頼度がよく分からんですね。

これは過去作からですが、全部揃ってないと安心できない感、は間違いなく踏襲されています。

基本は注目演出待ち

そりゃそうだろ、と言われそうですが、本機の3大注目が絡みやすいです。

「緋弾覚醒」「萌えカットイン」「アリア・ザ・ガバメント」です。

緋弾覚醒は本機の最強演出で信頼度は70%オーバーです。

緋弾覚醒 ガバメント

ただ、この最後の当落告知のガバメント演出が青だとかなり不安になります。当たる時はだいたい赤か金です。

青文字だと怖くて引き金ひけません。復活演出を祈るしかないですね。

「萌えカットイン」はガバメント演出と複合することが多い印象です。

アリア・ザ・ガバメント 萌えカットイン

通常時はヒロインストックから派生

ヒロインズストック
本機は擬似連が無いのがいいですね。

それに相当する演出が、ヒロインズSTOCKで、これがチャンスアップの基本ルートです。

リーチ演出の途中でキャラがストックされ、後半で演出を格上げしてくれます。

上のようにアリアをストックした場合はガバメント発動が濃厚です。

特定の組み合わせでグッドパートナー、また、3人以上のストックは期待値が上がります。

3人ストック グッドパートナー

ヒステリアモードは期待できる

ヒステリアモード
ヒステリアモードはコードギアスのギアスDRIVEに似た感じですね。

割と選択率が高いので、外れることも多いですが、当たる場合の王道ルートに組み込まれることも多いです。

リーチ演出が格上げされていきますが、ここでアイコン獲得したり覚醒ポイントがMAXになると激アツです。

ノルマーレ

バトル系リーチは最後のカットイン次第

バトル系リーチ
バトル系リーチは「砂金の楼閣アブシンベル」「螺旋の天空樹トルネード・ハイ」「さらばジーフォース」の3パターンで、チャンスアップも豊富です。

ただ、とにかく最後の緑カットインが全てを台無しにしてくれるパターンが多いですね。

赤保留

滅多に出無い赤保留まで育ったのに、これ出た瞬間にハイ残念、という感じです。

アリア約物落ちは強い

アリア約物落ち
筐体上部のアリア約物は滅多に落ちてこ無いので、約物落ちは結構熱いですね。

激アツとまでは言えませんが、かなり強めの発展が期待できます。

これら以外も、バスカービルゾーンなどのゾーン系演出や武偵ランクアタック演出など、とにかく演出が豊富なのですが、正直期待値の違いを意識しても仕方ないですね。

ゴールデンクロスゾーン 武偵ランクアタック

まぁ、途中経過よりも、緋弾覚醒に行くか萌えカットインがでるか、このどちらかを待つ感じです。

あと、藤商事なのでデンジャー柄は激アツですが、最近プレミアくらいに出ない印象があります。

まとめ

今日はパチンコ新台「P緋弾のアリア〜緋弾覚醒〜」のスペックや初打ちの感想、評価などをお伝えしました。

ライトミドル+遊タイムという遊びやすさに加えて、一撃の夢があるST+ストックタイムの仕組みはかなりよく出来ていると思いました。

ホールへの導入台数はそれほど多くないですが、この台は人気が出ると思います。

通常時の演出はちょっと評価が分かれる気がしますが、まぁアリアは全部揃ってないと当たら無い、くらいに思って期待しすぎない方がいいですね。