パチンコ新台「P戦国†恋姫 Vチャージver」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機はVチャージシステムという新継続システムを採用していて、ライトミドルでありながら出玉の波がかなり荒いのが特徴です。Vチャージの仕組みのなども解説していきますが、自力継続感がかなり強く、緊張感がある台ですね。
戦国恋姫シリーズは藤商事の人気シリーズで、派生の甘デジを除き2作目となりますが、5年振りの新台ということで、前作のファンはかなり期待していたようですね。
今作は1/199のライトミドルスペックで、最近の台にしては珍しく遊タイムは非搭載です。
また、かなりの荒波仕様だとネット上で評判です。
僕は前作を打ったことないのですが、新台でたまたま空きがあったので実戦してきましたが、なんと一撃2万5千発オーバーを記録しました。
だいたいの演出は見ることができたので、僕の感想や評価をお伝えしたいと思います。
また、まず思ったのが、攻略サイトなどに出ている情報が全くのデマだということですね。
右打ちの継続率が90〜95%などとあったので高継続タイプかと思いましたが、全然違います。
詳しいスペックや演出などの詳細は後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・RUSHは50%確変+ストックのイメージ
・止め打ち必須
・遊タイム(天井)はなし
・出玉はかなりの荒波
・通常時は「俺の嫁」カットイン待ち
RUSHの仕組みの説明や、僕の実戦結果をお伝えしていきますが、右打ちは自力継続感が強く、個人的には割と好きなスペックでした。
ただ、それなりの出玉を得るのはハードルも高く、大半は出玉が少ないのでユーザーの評価は割れるでしょう。
ちなみに余談ですが、戦国恋姫は萌え系のPCゲームで、タイミングを合わせたようにスマホ対応版がリリースされたようですね。
予想どおりそっち系でした。DMM会員登録は必要ですが、基本無料で遊べるようです。
目次
P戦国恋姫Vチャージverの基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
P戦国恋姫 Vチャージver | |
大当り確率 | 1/199 |
右打ち中 | 1/1.01 |
時短突入率 | 100% |
継続率 | 1/2以上 |
大当りストック数 | 最大4個 |
遊タイム | なし |
初当りは1/199のライトミドルスペックです。
軽い当たりは遊びやすいですが、最近流行りの遊タイム(天井)は付いていません。
右打ちはかなり特殊な仕組みですので後述しますが、攻略サイトにある継続率90%以上みたいな高継続タイプでは全くありません。
Vチャージシステムの仕組みなどをお伝えしたいと思います。
Vチャージシステムの仕組み
P戦国恋姫のRUSHであるVチャージシステムの流れを説明します。
特殊なスペックなので、本機に関しては単純に継続率何%と表現することはできませんね。
個人的には、継続率1/2でたまに複数の大当りをストックする、ストックした大当りにも継続率が1/2ある、という認識がしっくりきます。
そのストックの振り分けが以下のとおりです。
Vチャージ | へそ | 電チュー | 出玉 |
なし | ー | 50% |
7R
(約440個) |
1個 | 95.8% | 25% | |
2個 | 3.8% | 20% | |
3個 | 0.4% | 5% |
※右の0.5%で7直撃+2ストックがありますが、まとめています。
大当りは全て7Rですので、振り分け負けとかはなく、いかにストックと継続のループを回せるかが勝負の分かれ目です。
初当りは全て恋姫夢幻円舞(時短)突入
上のとおり、初当りは全て7Rで、1個以上のストックが確定しています。
ですので恋姫夢幻円舞への突入率は100%です。
大当り中に昇天演出からVチャージの個数が告知されます。
初回大当り中に説明が出るとおり、Vチャージ(勝利玉)が無くなるまで、右打ち継続というシステムです。
最初の大当りは1ストックが95.8%なので、初回は2セット保証と考えればいいでしょう。
2連終了が50%、複数ストックが連チャンの鍵
2連目からが本機の本当の勝負です。
ストック1個だと、2連で終わる確率が約50%です。
履歴で2連表示が多いのはこのためです。
50%で継続の内訳はざっくり、25%がVチャージ1個で、25%が2個以上となります。
ここで2個以上のストックを引けるかどうかが連チャンの鍵です。
1個しか取れないと、次回も50%継続となるので、いつまでたっても終了ピンチのままです。
例えば上のように3つとれば、スルーする確率は1/2×1/2×1/2の1/8なので、その瞬間は継続率約90%となります。
復活カウントダウンは複数ストック濃厚です。
消化中のVチャージで再度複数ストックできる可能性もあるので、いかに早い段階で複数ストックをゲットできるかが勝負の分かれ目となります。
継続演出は3パターン
大当り中の演出は3パターンで、Vストック当落の告知の仕方が異なります。
女の子の告白演出である「恋ルート」、バトル演出の「闇ルート」、楽曲が楽しめる「唄ルート」です。
こんなの「恋ルート」一択でしょ、と思ったのですが、マニアは「唄ルート」が鉄板なようですね。
僕は王道の恋ルートを選択しました。
女の子キャラの告白が成功して「俺の嫁」となったら継続確定です。
タイトルが赤文字、プッシュ演出がハートボタンなら確定です。
藤商事おなじみのラッキーエアー、Wスピニングフラッシュも確定ですし、おそらくですが、ラッキーパトなら複数ストック濃厚です。
告白成功で昇天演出から俺の嫁画像が表示されます。
久遠の「我が、一番の妻だからな!」に萌え狂うオタクがたくさんいそうですね。
まぁ、スマホでずっと撮ってた僕も周りから見たらかなりやばい奴に見えたことでしょう。
47人のキャラ全員攻略すればエンディングらしいですが、多分そこまで継続させるのは無理ですね。エンディングは公式HPにあったこの画像だと思いますが、ネット界隈ではハーレムの夢をかなえる神台と評判です。
ちなみに「唄ルート」を何回か選択してみましたが、楽曲が途中で切れるのが残念な感じでしたね。
チャージ上限は4つ
Vチャージの最大ストック数は4つです。
なかなか到達しませんが、この状態になればほぼスルーすることはなく、終わる気がしない、状態ですね。
体感的にはスロットの北斗で昔あった「勝舞魂」のシステムに似てる印象です。
とはいえ、この状態でも源さんと同じく1/2が4回スルーすれば終わりなので、終わる時はあっけなく、僕も4回連続振られて(振って?)連チャン終了しました。
夢幻円舞の仕組みの説明は以上ですが、1/2継続させつつストックを期待する台と考えると、意外とシンプルですね。
RUSH中はVチャージ獲得の自力感がヒリヒリして個人的には高評価です。
RUSHの出玉期待値
この台は本当に単発(初当りVチャージ1個確定なので2連)が多いですね。
僕も3回連続これでさすがに心が折れそうになりました。
ただ、全ての大当たりで、確定で440発×2=880発が保証されていて、これは最近の台ではかなり多い方なので、継続率が低いのは当然といえば当然です。
かなりの荒波なので期待値は出しづらいですが、ライトミドルかつ時短突入率100%であることを考慮すれば、1回の大当たりの期待値はせいぜい3,000発といったところです。
単発続きで低評価を下すユーザーも多いですが、個人的には安定と一撃のバランスを取った良いスペックだと思います。
止め打ちのタイミング
本機は止め打ち必須ですね。
最近は右打ち中は打ちっぱなしで問題無い台が多いですが、本機は止め打ちしないとボーダーとか気にしてもしょうがないくらいに損します。
7R終了後はしっかり打ち出しを止めるのは当たり前で、それ以外にもいくつかポイントがあるのでお伝えしておきます。
電サポのセットは1,2発だけ打つ
Vチャージ獲得していたら、大当たり後に上の図の右側のベロで入賞させるのですが、ここは1、2発の打ち出しで十分です。
球が1回入れば引っ込むので、打ちっぱなしにするとかなりロスします。
V入賞は打ち続けても増えない
Vチャージセット後にV入賞で大当たりスタートとなります。
下アタッカーは10カウントですが、1発返しなので、オーバー入賞させても意味はありません。
他の機種では、ここで出玉を少し稼げたりしますが、本機についてはVに入れば打ち止めた方が良いですね。
ラウンド開始指示が出るまで打ち出さない
大当たりの2R目(実質1R目)は上の右打ち指示が出るまで打ち出さないでください。
ここは気をつけないと打ちっぱなしにしがちで、下手すると10発くらい損することになります。
このように本機は止め打ちのタイミングが結構多いので、演出に見とれすぎないよう注意です。
僕の実戦結果と感想、評価
僕の実戦結果では単発続きの後、なんと53連と完全に事故りました。
ライトミドルで一撃2万発越えることは年に1回あるかないかです。
こんな大当り履歴はそうそう見ないです。
かなりの荒波とは思ってましたが、ストックがなくなりそうになるたびに引き戻す感じは自力感もあり、かなり興奮しました。
右の0.5%しかないプレミアの7直撃の全回転(天下ラブBONUS)も見ました。
今日の感想は全体的に自慢になってしまいすみませんが、ご容赦ください。
出玉スピードはかなり早い
ネットの評判では、右がもっさりしているとか聞きますが、実際の出玉速度はかなり早いです。
随所に止め打ちポイントがあるのでそのような評価になっていると感じるのかもですが、上の出玉で約1時間です。
だいたい時速2万5千発くらいはありそうです。
連チャンハードルは高い、単発が多い
これまで説明のとおり、右はVチャージ4つとってはじめて爆連の土俵に乗るという感じなので、連チャンのハードルはかなり高いと言えるでしょう。
一方で最低保証出玉も多いライトミドルである以上、平均値を抑える必要があるため、単発(実質2連)が多いのも仕方ないです。
ネット上では初回100%ストックも継続率換算して、最低90%継続といった嘘情報が溢れているので、仕組みをよく理解してから打つことをおすすめします。
演出の信頼度等
通常時の演出信頼度などをお伝えします。
藤商事なので予想とおりメリハリが強いですね。
この台何待ち?「俺の嫁カットイン」待ちです
この台何待ち?と思われるかもですが、「俺の嫁カットイン」待ちです。
異論は受け付けません。
全ての演出はこれへの布石にすぎません。
金系演出は50%を超えると言われていますし、前作と比較して弱くなったと言われますが、赤保留も40%を超える信頼度だとされています。
小夜叉ヒャッハー!予告やミニキャラハリケーン予告も熱いです。
・ミニキャラハリケーン予告 |
・小夜叉ヒャッハー!予告 |
それでも、繰り返しますが、これらは全てリーチ終盤の「俺の嫁カットイン」への布石です。
とにかくこれ待ち。
他がどんなに良くてもこのカットインがなければ20%以下、これが出さえすれば80%オーバーという感じです。
最後のプッシュボタンがラッキーパトなら濃厚ですが、普通のプッシュボタンでも十分期待できます。
もちろん、「我が下に集え予告」は70%以上の信頼度を誇る激アツ演出ですが、ほとんど出ませんし、Vチャージ3個確定の「恋姫夢幻円舞 極」 なんか確率から考えたら天文学的な出現率です。
あと、藤商事といえばデンジャー柄が激アツなのですが、僕の実戦ではこれだけ引いて一度も出ませんでした。
天下分け目チャンスは強い
天下分け目チャンスは通常の演出ルートと異なりますが、期待値はかなり高いです。
パネルの数がそのまま信頼度で、2枚で38%、3枚なら80%程度と言われていて、実戦上の体感とも合っています。
一度、全部大当たり図柄ということがありましたが、現実的な出現頻度ですね。
天下分け目チャンスは「八咫烏襲来」、「ぽんぽんチャンス」からの発展が多いですね。
いずれもチャンスアップがありますが、発展前の展開がそのまま天下分け目チャンスの信頼度になっている気がします。
上の全パネル大当たり図柄の時は発展前にやはり「俺の嫁カットイン」が絡んでいました。
「俺の嫁」画像集
最後に、連チャンしなかった方々のために「俺の嫁」たちの画像をご紹介します。
大当たり中の告白後の画像です。
どうやって昇天させているかはご想像にお任せするとして、あざとい演出は嫌いではないです。
53連してもコンプリートできなかったので、エンディング見れた人はホントすごいと思います。
冒頭でも触れましたが、オンラインゲームも登場したので、こちらで俺の嫁コンプリートを目指してみるのもいいかもしれません。
まとめ
今日はパチンコ新台「P戦国恋姫 Vチャージver」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
僕は幸い勝つことができましたが、ライトミドルにしては波が荒く、何度打っても負けるイメージしかない、という人が多いのも納得で、ユーザーの評価は分かれそうですね。
ただ、この機種に関しては大手攻略サイトとかのスペックのミスリードが良くないと思います。
ホールへの導入台数も少なめですし、上のとおりクセの強い台なので、人気になるかというと多分それほど人気は出ないだろうと思います。
しかし、戦国武将の萌えキャラ化が止まりませんね。織田信長も数百年後にこんな風に名前が使われるとは想像もできなかったでしょう。日本人の想像力ってすごいですよね。