パチンコ新台「Pフィーバーゴルゴ13 疾風ver」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機の特徴は「疾風」の名称からも分かるようにその出玉スピードです。一撃3,000発のビッグスナイプBONUSが60%でループするので破壊力抜群です。さらに遊タイム搭載ということで人気が出そうです。
ゴルゴ13はパチンコでも人気で、初代は平和でしたが、昨年くらいからSANKYOが作ってますね。
今作のゴルゴは疾風verということで、特筆すべきはその出玉スピードで、おそらく、というか確実に現行機最速クラスです。
時速3万発行く可能性があるのは、大工の源さんか本機くらいですね。
しかも通常時950回転消化で突入する遊タイムは実質天井なのでホールでの評判もかなり良さそうです。
詳しいスペックや演出などの詳細は後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・ビッグスナイプBONUSのループ率は60%
・出玉速度めっちゃ早い
・通常時はレバブル待ち
本機はスペックが複雑に思われるかもしれませんが、確変突入率65%、継続率60%と理解すれば良いです。
3,000発が60%ループするので破壊力抜群です。
仕組みは後で説明しますが、規制が厳しくなる中でよく考えて作ってるなと思います。
最近は出玉を抑えて高継続を売りにする機種が多い中、一撃にこだわった作りはゴルゴ13のイメージ通りで、うまく差別化されています。
実戦した感想としても面白く、これは結構人気が出る気がします。
PFゴルゴ13疾風verの基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
PFゴルゴ13 疾風ver | |
大当り確率 | 1/319.7 |
右打ち中 | 約1/1.7 |
確変突入率 | 65% |
確変継続率 | 60% |
時短回数 | 0 or 100回転 |
天井(遊タイム) | 950回転 |
遊タイム回数 | 100回転 (実質大当り確定) |
初当りは1/319と現行機のMAX基準です。
システムが複雑でよく分からんと思われるかもしれませんので繰り返しますが、シンプルに確変突入率65%、継続率60%と理解すれば良いです。
そしてこの60%は3,000発がループする仕様です。
一撃にこだわったスペックは評価がわかれるところですね。
振り分けは図の方が見やすいので公式HPより引用します。
出玉性能
右打ち中のラウンド振り分け、出玉は以下のとおりです。
振り分け | 出玉 | ||
へそ
|
2R確変 | 55% | 300発 |
3R確変 | 10% | 450発 | |
3R通常 | 35% | 450発 | |
電チュー
|
10R×2+時短100回 | 60% | 3,000発 |
10R通常 | 40% | 1,500発 |
上で書いたとおり、65%突入で、3,000発が60%でループします。
初当りの65%を引けば仮にビッグスナイプボーナスに漏れても最低1,500発は付いてきますので、意外と遊びやすいスペックですね。
初当りの55%がゴルゴBONUS(図柄揃い)
初当りの55%がゴルゴボーナス(2R)です。
図柄揃いは奇数偶数関係なく、全てこれで、ビッグスナイプチャレンジ確定です。
ビッグスナイプチャレンジの詳細は後述します。
初当りの45%が依頼承諾BONUS(3R)
初当りの45%は依頼承諾ボーナスです。
35%が通常(時短なし)、10%がビッグスナイプチャレンジに昇格します。
リーチ演出が外れた後に依頼人が出てきて、ゴルゴ13と会えばボーナス確定です。
いわゆる復活大当りのような演出ですが、これ、かなりびっくりします。
初めて当たった時は、「えっ?」って感じで状況を理解できませんでした。
依頼承諾ボーナスは、ボタン演出でゴルゴが登場すれば昇格です。
比率は4回に1回昇格するかしないかなので、あまり期待はできません。
半分近くがこの当たり方ってのは評価が分かれるポイントですね。
ビッグスナイプボーナスがループする仕組み
ビッグスナイプチャレンジの成功確率は60%です。
ちょっとシステムが複雑で、あまり気にする必要はありませんが一応解説します。
ビッグスナイプチャレンジは2回転が1セットと考えるのが良いです。
まず1回目の大当たりが確定
確変に突入すると時短100回転がついてきます。
右打ちの大当り確率は1/1.7なので、どんなに引きが悪くても数回転で当たります。
電チューやデータカウンターを注意深く見てればわかりますが、カウントが止まったら大当りを引いたということです。
この時点でまず1,500発の獲得が確定します。
その後、残りの保留1コをセットすれば準備完了となります。
演出は残保留1回転の当落の告知
上のとおり、1回の大当りは確定していて、ビッグスナイプチャレンジでは残保留1回転が当たっているかどうかを演出しています。
この残保留が当たる確率は約1/1.7の60%です。
演出が成功すればビッグスナイプボーナス確定で、ボーナス消化後にまた上に戻るという感じで継続します。
ここで気付く人もいるかと思いますが、ビッグスナイプボーナスをゲットできれば3,000発に加え、次回最低1,500発なので実は4,500発は確定します。
このように2回分の大当たりが1セットでループする感じですが、2回の大当りの間は連続なので止め打ちは不要です。
オーバー入賞も多い台なのでボーダーへの影響はほとんどありません。
リベンジBONUSは復活に期待
残念ながらビッグスナイプチャレンジに失敗したら、最初の保留の10RをリベンジBONUSで消化します。
ボタン連打の復活演出がありますが、これの選択率はかなり低そうですね。
リベンジBONUS終了後は左打ちに戻ります。
13スナイプという特殊モードぽいですが、ただの通常なので即止めしてOKです。
ビッグスナイプチャレンジ中の演出が面白い
ビッグスナイプチャレンジの演出は「殲滅チャレンジ」と「一撃チャレンジ」の2種類から選べます。
この台の一番熱い演出なので、それぞれ簡単にご紹介します。
殲滅チャレンジはチャンスアップ系
殲滅チャレンジは制限時間20秒以内に敵を殲滅すればビッグスナイプボーナス獲得です。
オーソドックスなチャンスアップ系ですね。
ゴルゴが複数回攻撃して敵の殲滅を目指します。
武器がリボルバー<手榴弾<ロケットランチャーと、より多くの敵を倒すことが期待できます。
吹き矢は大当たり濃厚のプレミアです。
カットインの色や背景などにもチャンスアップがありそうですが、青系と緑系しか出ないとハズレ濃厚な感じですね。
一撃チャレンジは一発告知(おすすめ)
一撃チャレンジは一発告知です。僕はこちらをおすすめします。
ゴルゴの名言がしびれます。
10%の才能と、20%の努力。
そして、30%の臆病さ。
残り○○%は、「運」だろうな。この○○のところがカウントアップして信頼度を示唆します。
ゴルゴ好きには堪らない演出ですね。
セリフの種類で期待度も変わります。
体感敵には50%台と60%台にかなりの差がありそうです。
僕の実戦結果と感想、評価
僕は初日一度もビッグスナイプボーナスを引けず、リベンジの2戦目で上のとおり一撃1万発オーバーをゲットできました。
実戦した感想としては最近出た台ではかなり面白いと思いました。
勝ったことを差し引いても、個人的にはかなり高評価です。
いくつか感想をお伝えします。
出玉スピードめちゃ早い
やはり3,000発のループは一瞬で出ますね。
連チャンすれば時速3万発はいきそうです。
1回転で当落が決まりますし、演出も上のとおり数十秒なので、熱さが凝縮されています。
演出バランスは良い
最近のパチンコは演出を抑えめにする傾向がある中、本機は割とガヤガヤします。
ただ、全体的に期待度の持たせ方がうまいと思います。
ちょっと弱いかな、という演出でも、復活の依頼承諾BONUSがあるから最後まで目が離せません。
好みの問題ですが、個人的には演出も高評価です。
随所に散りばめられたゴルゴの名言もかっこいいですし、銃で保留を変える演出などもタイミングがいいです。
60%引けないと絶望的な気持ちになる
当たり前ですが、60%ってヒキが悪ければいつまでも引けません。
僕も実戦初日に3回連続で外れて絶望的な気持ちになりました。
チャレンジ失敗でも1,500発はついてきますが時短もないので心が折れそうになります。
まぁ初当りの65%を突破してそこからさらに60%引くのって40%以下なので、ビッグスナイプボーナスへのハードルは割と高いです。
通常時の演出の信頼度
通常時の演出についてはすでに攻略サイトなどの情報がありますのでさらっといきます。
基本は「レバブル」待ち
SANKYOの台は本当にレバブルが強いです。
レバー震えてちょっと熱いのかなって思うかもですが、それ、激アツですから。
実戦上4回中3回が大当りで、多分それくらいの期待度です。
一番驚いたのが緑保留に緑カットインというハズれ濃厚パターンのSPリーチから直当り。
さすがにレバブルでもこれは無理でしょ、と思ってたんですけどね。
もう逆に他が熱くてもレバブルなかったからしょうがない、くらいの信頼度です。
赤系演出はそれほど強くない
この台は赤保留だけだと全く足りません。
また、赤カットインや赤セリフなどのチャンスアップも、それ単体だと信頼度は対してありませんね。
SPリーチ発展前の狙撃演出の赤枠はかなり期待値高そうですが、僕の実戦ではむしろ当たったことがないですね。
ゴルゴインパクトは当たりに絡みやすい
本機の3大キー演出のうち、ゴルゴインパクトは大当たりに絡みやすいですね。
もちろんあと2つの超A級ZONEとメデジンカルテルも激アツですが、出現頻度が高めな気がします。
僕の実戦では金保留に絡みました。夜景バックにかっこよく導入です。
期待値90%まであがって、本機最強リーチの「ガリンペイロ」へ発展し、7図柄に昇格。こんなの外れる訳ないですよね。
ちなみにもちろんレバブルしてました。
ただ、ゴルゴインパクトは出やすい反面、60%止まりなら結構外れますね。
チャンスアップの音が派手すぎる
最後にちょっとクレームじゃないですが、チャンスアップの時に出る音が期待度の割に派手すぎますね。
某他メーカーの確定音みたいな音がしますが、そんな信頼度ないです。
まとめ
今日はパチンコ新台「PFゴルゴ13 疾風ver」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
やはり出玉スピードは凄まじいですね。時速3万発はいきそうです。
演出は最近の新台の中では派手な方ですが、個人的にはメリハリもきいていてバランスが良いと思いました。久々にまた打ちたい台です。
遊タイム付きの台は高継続のものが多いですが、本機は一撃にこだわったスペックです。
ユーザーの評価は分かれそうですが、ホールが回収を急いで釘を締めすぎず大切に扱えば長く人気が出る機種になる気がします。