パチンコ新台「新世紀エヴァンゲリオン決戦 真紅」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機の特徴はエヴァシリーズ初の遊タイム付きというところです。通常時959回転ハマればチャンスタイム1200回転に突入し、当選率は97.7%と実質天井付きのスペックです。
本記事は「エヴァ決戦〜真紅〜」の感想と評価です。
エヴァシリーズ新台「未来への咆哮」の感想と評価はこちら。
パチンコのエヴァシリーズは2004年の登場から定期的に新作が投入されている人気コンテンツです。
原作のTVアニメは1995年の放送なので、もう四半世紀も愛され続けています。
シンジやレイ、アスカは15才の設定だったので、普通に年をとっていれば40才ですか。時の流れに驚きますね。
話がそれましたが、今作はこのTVアニメがモチーフで、通常時の背景などは懐かしの名シーンが使われています。
詳しいスペックや演出などの詳細は後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・トータルST突入率67.5%
・ST継続率80.5%
・右打ちの75%が1,500発
・演出くそつまんない
スペックの詳細は後述しますが、よくもわるくもクセがない台ですね。
ただし、演出バランスがひどいです。
正直、これはやっちまったな、というくらいのクソ台というのが僕の評価です。
目次
新世紀エヴァンゲリオン決戦 真紅 の基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
新世紀エヴァンゲリオン 真紅 | |
大当り確率 | 1/319.7 |
右打ち中(実質) | 1/62.2 |
確変突入率 | 55.% (引き戻し込み67.5%) |
ST回数/継続率 | 100回転/80.5% |
時短回数(決戦モード) | 100回転 |
天井(遊タイム) | 959回転 |
遊タイム(チャンスタイム) | 1200回転 (当選率97.5%) |
初当たりの55%がST直行(奇数図柄)で、うち15%が10R大当りです。
初当たりの45%が時短(偶数図柄)で、引き戻しの確率は26.9%、トータルのST突入率は67.5%となります。
個人的には比較的STに突入しやすいこのスペックは評価したいですね。
振り分けは図の方が見やすいので公式HPから引用します。
出玉性能
続いて出玉性能です。
振り分け | 出玉 | ||
へそ
|
10R確変 | 15% | 1,500発 |
3R確変 | 40% | 450発 | |
3R通常 | 45% | 450発 | |
電チュー
|
10R確変 | 75% | 1,500発 |
3R確変 | 25% | 450発 |
右打ち中は75%がMAXの10Rということで、十分一撃も期待できますね。
このスペック自体は僕は好きですね。
決戦モード(ST)の継続率は80.5%
奇数図柄揃い後の決戦モード中は1/62.2の100回転なので継続率は80.5%と高継続タイプです。
ちなみに時短も決戦モードです。このあたりも手抜き感があって嫌なんですよね。
STの場合は前半と後半で演出が変わります。
前半33回転は即当たり演出
前半の33回転の「共鳴ステージ」は即当たりゾーンです。
レイとアスカがシンクロしてボタン演出というパターンが大半です。
煽りも少なく、リーチすればかなり期待できます。
保留の消化も早いので出玉スピードはそこそこ早いですね。
大当たり後に図柄を吹き飛ばせば出力最大BONUSです。
後半34〜100回転はバトル演出
ST後半の「決戦ステージ」はバトルパートです。
使徒を見つけてバトルに勝てば大当たりという流れです。
だいたいがボタン長押し演出に発展します。
レイとアスカふたりならチャンスアップですね。
バトル発展前にレイのカットインやゲンドウの赤セリフが出ると激アツです。
ほかにもおなじみの格納庫演出などもあります。
ただ、全体的に何が熱くて何が熱くないのかが分かりづらいし、単調な印象を受けましたね。
残保留4回転の引き戻し1.25%
ST終了時の残保留4回転はコアブレイクゾーンです。
公式HPによるとここで引き戻す確率は1.25%とのことなので、ここは低確率(1/319)での抽選ですね。
どうせなら高確率時の演出にしろよ、と思いますね。
僕の実戦結果
上のとおりSTで一撃一万発とれたのは良かったのですが、ほぼゼロ回転から天井に連れていかれたのでちょい勝ちです。
遊タイム中の当選率は97.7%とほぼ天井かつ右打ち中の当たりなのでST直行なので、600回転超えたあたりから絶対当たんなよ!と祈りながら打ちました。
残り300回転から画面右下にカウントダウンがはじまります。
J-PHONE懐かしいな、とか思いながら無事チャンスタイム突入。
で、暴走からの大当り。
これが一撃一万発でてなんとか捲ることができました。
新世紀エヴァンゲリオン決戦 真紅 を打った感想と評価
僕がエヴァ真紅を打った感想ですが、はっきり言って、つまらない、です。
今日は辛口です。
スペックは嫌いじゃないですが、演出がダメすぎますね。
最近のパチンコは演出を抑える傾向にあるのは個人的にはよいと思っているのですが、この台ははき違えましたね。
とにかく静かにすりゃいいだろ、と演出発生確率を下げただけで、バランスの見直しをしていませんね。
正直、攻略サイトのこの演出何%とかはまったくあてになりません。
まぁ一応王道なパターンは警報からのタイトル予告、タイマー赤からの後半武器発展ですかね。
通常時は補完計画モードと新世紀モードと2つのモードがありますが、補完計画モードなんて何待ち?というくらい何もありません。
通常時はTVアニメの名シーン2、30秒のカットを永遠とループさせるだけ。
・レイのステージ
・アスカのステージ
このあたりのカット流しときゃおっさんが喜ぶでしょ、くらいですかね。本当にナメた作りです。
大当り確率の1/319はどの台も変わらないので、いかに通常時を工夫するかが大切ですが、今回は信頼を損ねました。
STも出てるときゃ楽しいのは当たり前ですが、正直これといった特徴もなく、ただ他の台真似しただけですね。
とにかく遊タイムの台を市場に早く投入したくて、開発途中のβ版を無理やりリリースしたんか、って印象です。
僕の中ではひさしぶりに圧倒的な低評価台です。
まとめ
今日はパチンコ新台「新世紀エヴァンゲリオン決戦〜真紅〜」のスペックや実戦した感想などをお伝えしました。
遊タイム付きのスペックは嫌いじゃないですが、先行する他のメーカーを真似しただけという感じですね。
何より演出バランスがひどい。
ただでさえ最近エヴァシリーズの人気は衰えてきているのにこれは拍車をかけますね。
エヴァという強いコンテンツに頼りきり、とにかく新台早く作って投入する、という考え方を見直すべきだと思います。