パチンコ新台「Pとある魔術の禁書目録(インデックス)」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機の特徴はへそでの当たりが100%ST突入という点と通常時800回転で「遊タイム」に突入という点です。通常時の演出や右打ち中も面白かったので、この台はかなり人気がでそうな気がします。
原作の「とある魔術の禁書目録」は今まで一番売れたライトノベルとして有名ですね。
現在でもアニメのシリーズが続いている超人気コンテンツです。
これだけの大型タイトルとのコラボということで、ホールへ導入前からかなり話題になっていました。
公式HPで「とある機械の最高性能」と銘打たれているとおり現行MAX基準の1/319スペックです。
王道のロングSTタイプですが、初当りが100%ST突入というのは最近では珍しいですね。
遊タイムも800回転と他の1/319の台より少し浅いのもポイントです。
演出面ではアニメのかっこいいい名シーンや音楽が多数使用されていて、原作知らない僕でも面白いと思ったくらいなので、ファンにはたまらないでしょう。
しかもかなり甘いと評判で、実際すごい人気でなかなか座れませんでした。
詳しいスペックや演出などの詳細は後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・STのループ率は約79%
・「遊タイム」は800回転
・右打ち中は止め打ち推奨
・演出はかなりよくできている
最近の新台は50%確変の継続率80%が主流でしたが、差別化してきましたね。
ライトミドルほどの軽さはないですが、最近の台では遊びやすいスペックと言えるでしょう。
リングに続く藤商事の代表作になりそうな予感がします。
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関連記事です。
ファンの予想通り2作目は「とある科学の超電磁砲」でしたね。レビューを書きました。
目次
とある魔術の禁書目録の基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
Pとある魔術の禁書目録 | |
大当り確率 | 1/319.6 |
右打ち中 | 約1/99.9 |
確変突入率 | 100% |
確変継続率 | 約79% |
ST回数 | 154回転 |
天井(遊タイム) | 低確率800回転 |
遊タイム回数 | 1214回転 (当選率97.8%) |
1/319の現行MAXスペックです。補足説明もないくらいシンプルなスペックです。
他の台との大きな違いは初当たりは100%STに突入する点ですね。
最近は50%突入の台が多いので遊びやすいスペックと言えるでしょう。
うまく差別化できていて、ここは評価したいポイントです。
振り分けは以下のとおりです。
振り分け | 出玉 | ||
へそ | 4R確変 | 100% | 約400発 |
電チュー
|
10R | 70% | 約1,500発 |
4R | 30% | 約400発 |
継続率が79%は平均5蓮なので、期待値としては5,000発くらいですね。
右打ちは消化スピードも早く、ロングSTの割にはストレスは感じません。
遊タイムは低確800回転
本機は遊タイム付きのスペックで通常時800回転で「とある魔術の最強激突」に突入します。
電サポ1214回転の当選率は97.8%と、実質天井です。
この間は超高速消化で進み、リーチしたら大当たりなので、強めの予告出たら激アツですね。
ちなみに800回ハマる確率は約8%です。
最近は950回転で遊タイム発動が多いですが、本機はへそも100%STなので少し浅めにできたのだと思います。
実際打ってるとこの150回転の差は心理的に結構大きいですね。
なお、ST中はノーカウントなので、表示としては954回転が天井ですのでハイエナ狙いの場合はそこだけ気をつけてください。
止め打ち推奨
本機の注意点として、大当たり中のラウンド間は止め打ち推奨ですね。
打ちっ放しだとラウンド間に3発はアタッカーからこぼれます。
最近は1発返しのおまけポケットで救う台が多いですが、この台はOUT直行なので止め打ちしないと10Rで30発は損します。
本機はかなり甘いと言われていますが、へその返しも1発なので、ボーダーラインをシビアに見る方でなくとも大当り中は止め打ちした方がよいでしょう。
ST中の演出
初当りの「とある魔術の幻想BONUS」後は偶数奇数図柄問わず100%ST突入です。
ST中の演出もよく出来ていて、かなり面白いと思いました。
なお、継続率は1/99.9の154回転なので約79%です。
STは3つの演出パートに分かれており、それぞれ簡単にご紹介します。
前半30回転は「限界殺し(リミットブレイク)チャンス」
STの前半30回転は「限界殺し(リミットブレイク)チャンス」です。
いわゆる即当たりゾーンですね。
1回転が1秒で演出され、消化スピードもかなり早く爽快です。
30回転以内に当たる確率は約26%なので、4回に1回くらいはここで当たります。
前回の当たりの続きのように演出されるので一撃感がいい感じです。
藤商事おなじみのラッキーエアーが吹けば10R濃厚です。
突如訪れるプチュン演出にハマる人も多そうです。
中盤31〜150回転は「とある魔術の最強激突」
31回転からの120回転はメインゾーンの「とある魔術の最強激突(ヒーローズラッシュ)」です。
このゾーンで当たる確率は約70%です。
ここは4種類の演出から選べます。
どのモードを選ぶかは好みですが、どれも各キャラに合わせてかなり作り込まれていて、飽きがこないですね。
上条当麻ST
バトルタイプは王道ですね。原作ファンならまずこのモードがおすすめです。
対戦相手や赤文字などのチャンスアップに期待です。
「グチャグチャいってんじゃねぇ!三下!」「ぶっ殺す!」とかアニメの名シーンですね。僕は見たことないので多分ですけど。
一方通行(アクセラレータ)は激アツですね。最後のプッシュ演出でラッキーパトなら大当り濃厚です。
ヒロインST
ヒロインSTはインデックスと御坂美琴から選べるパト告知です。
ご飯をおねだりするインデックスさんはかわいいですね。
キュンキュンしたい人、もといキュイン演出が好きな人におすすめです。
インデックスに「あの花」のメンマを彷彿とするのは僕だけでしょうか。
また、ST中はいつでももう一人のヒロインである美琴に変更可能です。
ははー、当麻とはそういう関係でしたか。
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ツンデレな美琴さんはかわいいですね。
御坂美琴ST
御坂美琴STはチャンスアップタイプです。
電撃がストックして保留のコインの色が変わるほどチャンスです。
コインの色は紫と赤でかなり信頼度が違う印象ですね。紫止まりは期待薄です。
会話予告は赤文字でリーチ濃厚、連打演出はLv5以上で期待できるなど、予告が豊富です。
最終的に美琴がコインを打ち出す必殺技を繰り出せば大当りです。
リーチ演出はキャラが白井黒子の場合ありますが、キャラよりチャンスアップの絡み方が重要ですね。
二人共闘の「ねらわれた学園都市」は信頼度大幅アップです。
チャンスアップの途中でレインボーまで育つ可能性も高く、激アツ演出ですね。
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全体的にこのモードは予告が多いので、赤系演出が他のモードより信頼度低めな印象です。
しかし超電磁砲(レールガン)の演出はどれもかっこいいですね。
一方通行ST
一方通行(アクセラレータ)STは突然告知タイプです。
このモードは演出の最後までリーチしてるかどうかも分かりませんが、変動が長ければ長いほどチャンスです。
背景が赤に変化したりくらいしかチャンスアップもなく、最終的に決め台詞が出れば大当たりです。
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最近は突然告知といって全然突然じゃない台も多いですが、これはかなりびっくりします。
このモードで一番好きなのは7テンの瞬間です。
いい感じに目がイっちゃってますね。
どのモードもかなり作り込まれていて、正直今年で一番面白いです。
ラスト4回転は「銭湯モード」
STのラスト4回転は銭湯モードです。
普段は青色の文字が金色なら信頼度60%オーバーです。
僕には誰が誰だか分かりませんが、みんな可愛いですね。
4回転での引き戻し率は約4%と、あまり期待はできませんが、ST終了後もしばらく続くこのモードは即やめ防止に役立っていそうですね。
名前分かりませんが、個人的にはこのキャラが好みです。
僕の実戦結果と感想、評価
初戦は単発回避も2連終了という無残な結果でした。
まぁ全然あり得ます。
僕のすぐ隣はまさかの遊タイムスルーしてたので、それに比べれば。。
下のいきなり激アツカットインがみれただけラッキーです。
このカットインは大当たり濃厚ですが、藤商事の「激アツ」は全般的に信頼度高めで70%くらいはありますね。
で、リベンジに行ったら朝一から天井、700回転台で発動したのでリセットされてなかったのでしょう。
宵越し天井狙いの有効性を確認できましたが、もっと早く当たってくれて良かったんだけど。
今回は幸いまともな出玉をゲットできました。
期待値5,000発程度なので、まぁまぁという感じです。トータルは余裕で負けてますけどね。。
出玉スピードはロングSTということもあり最近の台の中ではゆっくり目ですね。
平均すると時速1.5万発といったところでしょう。
また、初当りの100%がST突入なので、一撃2万発オーバーとかは出辛いですが、それは仕方ないですね。
その他実戦した感想をいくつかお伝えします。
出玉は表記よりは結構削られる
僕は連チャン終了で即やめしたのですが、表記約7,000発に対し流したのは6,000発弱でした。
これは上のとおり大当たり中に結構ロスが出るためです。
実際の出玉は表記の8割強といったところですね。
繰り返しますが大当たり中は止め打ち推奨です。
人気があるので優良店を選んでちゃんと止め打ちすればボーダー行く台もあると思います。
STがかなり面白い
本機はロングSTなので演出がクソだとすぐ客が飛ぶ危険性があるのですが、実戦した感想として面白いですね。
異なる4つのSTタイプはどれもよく作り込まれている印象です。
カスタムが豊富
本機はカスタムがいい感じですね。
通常時にもBGM選択できるので、好きな楽曲を選べるのはファンにはたまらないんじゃないでしょうか。
演出もシンプルモードとかラッキーエアー消したりとか好みで設定できます。
通常時も面白い
僕は原作を知らないのですが、それでも通常時の演出も面白いと思いました。
演出でキャラの個性などが伝わってきますし、ストーリーもなんとなく分かります。
コメディとシリアスのバランスもいいですね。
普段アニメ全く見ない僕でも原作見てみようかなと思いました。
演出の信頼度等
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。
基本は、
赤系演出:空気
金系演出:他がよければ期待できる
デンジャー柄:外れたらキレてよし
ですね。
藤商事ですからね。メリハリがすごいです。ここは評価がわかれるところでしょう。
3大演出絡まないときつい
この台は公式HPにある3大演出の自動書記(ヨハネのペン)予告、超電磁砲予告、幻想殺しのデバイス予告、のいずれかが絡まないとまぁ当りませんね。
特に幻想殺しのデバイス予告が大当たりに絡む確率が高いです。
とにかく予告でこいつがブルブル動かないと話になりません。
インデックス暴走からの自動書記(ヨハネのペン)から上が複合することもありました。
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一方通行リーチに次ぐ信頼度の「少女の結末」に発展時点で赤保留+2チャンスアップ。
これでデバイス役物演出ですから外れるはずもありません。
本当にメリハリが強い台です。
一方通行(アクセラレータ)は強い
本機最強リーチのvs一方通行(アクセラレータ)が強いですね。
信頼度70%の割には演出選択率も高そうで、僕の初当りは半分はこのリーチから当たってます。
逆に他のバトルリーチ、vsリーチはもう残念な感じで、こんなシーンあったなぁとファンが楽しむだけですね。
・VSリーチ
・バトルリーチ
赤文字のチャンスアップなんかワンチャンもありません。
保留は関係ない
この台はあまり保留は関係ないですね。金とかデンジャーは別ですが、それ以外は他の演出次第です。
僕は上のジュースの缶みたいなのから、信頼度60%オーバーの「科学と魔術が交差するとき、物語は始まる」予告が入って一方通行リーチ、金カットインで当りました。
保留よりも発展先、金かデンジャーが絡むことが大切ですね。
デンジャー保留は大当たり濃厚なので、お目にかかることはそうそうないですしね。
まとめ
今日はパチンコ新台「Pとある魔術の禁書目録(インデックス)のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
いやー本当にすごい人気ですね。導入台数が少ないこともあってか一ヶ月たってるのに大型店舗にしか置いてなくて、数店舗回りました。
遊タイム付きは夜の稼働が落ちるものなんですが、この台は8時台でも満席で、かなりの人気ですね。
やはり100%STという点と、ビッグコンテンツの魅力を損なわない演出が評価されているのでしょう。
多分ですが藤商事はこの「とある」をシリーズ化するつもりですね。リングに並ぶ代表作になるかもしれません。
まだ打ててない人の参考に日直島田さんの動画が面白いです。ほんとこの人はヒキが強いですね。