「P戦国BASARA」を打った感想|確変突入ハードル高い上にリミットありで勝てる気がしない

パチンコ新台「P戦国BASARA」を打ってきましたので、スペックと僕の実戦した感想などをお伝えします。本機は確変の戦国創世RUSHに入れば期待値8,000発とライトミドルにしては破格の出玉性能を誇りますが、当然そこまでのハードルが高くなっています。リミット付きの転落抽選タイプという珍しいシステムですのでそのあたりを中心に解説していきます

戦国BASARAシリーズはご存知カプコンの人気ゲームとのタイアップで、スロットも人気でした。

パチンコとしては昔bistyが出してましたが、ニューギンからは初となる「P戦国BASARA」は足利義輝が主役のBASARA4がモチーフです。

スペックの詳細や演出などは後述しますが、簡単に特徴をまとめると以下となります。

P戦国BASARAの特徴
・ライトミドルでありながら確変時期待出玉8,000発
・確変突入率は約36%と低め
・7連チャンで確変強制終了(リミットブレーク除く)
・通常時は金系の演出待ち

 
この台の一番の売りは確変突入時の出玉期待値が多いところです。

一方で、初当たりのほとんど全てが通常当たりで、時短中に再度大当りを引くことが確変への突入条件です。

時短100回転以内に大当たりを引く確率は約35%ですので、直行の1%と合わせて実質確変突入率は約36%と、最近の台の中では確変へのハードルは厳しいです。

出玉期待値が高いので、まぁ当然といえば当然ですね。

通常時は金系待ちですね(笑)。まぁとにかく派手で、5大インパクト演出とか全部キンキラキンな感じなので、金が絡んだら期待して良しって覚えとけばいいかなという感じです。

足利義輝

ちょっと露骨ですが、熱いか熱くないかがはっきりしてるのは個人的には高評価です。

P戦国BASARAの基本スペック

まずは基本スペックです。ちょっとシステム複雑なのでポイントを後述します。

P戦国BASARA
大当り確率 1/228.34
へそ時振り分け 確変1%時短99%
確変中 1/97.81
転落確率 936.22
時短回数 100+α or 100
確変継続率 約84%
リミット 7回
確変時期待出玉 約8,000発

初当たりが1/228のライトミドル台ですが、冒頭のとおり初回はほぼ時短というのは評価が別れるポイントですね。

引き戻して初めて確変に行くタイプはルパンとかでたまにありました。

一方で一旦確変の戦国創世RUSHに突入したら継続率は平均84%と一撃が期待できるスペックです。

ただし確変はリミットがあったり、009や慶次にも採用されていた転落抽選タイプだったりとちょっとシステムが複雑です。

簡単にポイントをお伝えしていきたいと思います。

天政奉還之刻(初回時短)からの引き戻しは約36%

天政奉還之刻
初回大当りのほとんどは4R通常で、大当り終了後は時短100回転の天政奉還の刻に移行します。

冒頭のとおり、時短100回転以内に1/228を引き戻す確率は約35%なので、初当たりの約3回に1回が戦国創世RUSHに行く感じです。
戦国大将軍

引きが悪ければ延々と確変に入らず心が折れるスペックです。

転落抽選より先に大当たりを引く確率は約90%

この台の特徴は確変が転落抽選タイプというところです。

戦国創世RUSH中は転落よりも先に大当たりを引けばよいというシステムですが、その確率は約90%です。

大当たり確率が約1/98で、転落確率が1/936なので、転落前に大当たりを引く確率は簡易的に(936/98+936)で求めることができます。

ただし、右打ち中の当たり全てが確変ではないというところに注意が必要で、次に補足します。

なお100回転以内に転落していたとしても電サポは100回転まで継続します。

右打ち中のラウンド振り分けが良いほど内部確変の割合が高い

上のとおり確変時の継続期待値は90%あるのですが、右打ちに通常当たりが混じっています

大当たりの振り分けと確変:時短の割合を整理しました。

ラウンド振り分け 次回確変:時短割合
4R 23% 18:5
6R 16% 14:2
8R 11% 10:1
10R 50% 100%確変

振り分けはグラフの方が見やすいと思いますので公式HPより引用します。

大当り振り分け

MAXの10Rであれば次回確変確定で、ラウンド数が多い当たりほど、次回確変の期待値が高まります。

トータルでみれば確変の割合が92%なのですが、例えば4R当たりの場合、5回に1回くらいは通常当たりの可能性があります。

いかに10Rを引けるかが勝負の分かれ目ですね。

RUSH継続画面の右下で示唆が出ますが、通常か確変かの見極めはできません。

侍大将 足軽

右打ち中の大当たり後は最終決戦演出でランクアップに期待です。

連打演出で昇格を目指します。

最終決戦 連打演出

出玉性能

出玉性能は以下のとおりです。

出玉性能
4R 約600個
6R 約900個
8R 約1,200個
10R 約1,500個

最近はMAXでも1,000発とかの台が多いですが、ライトミドルで1,500発は高評価ですね。

さらに右打ち時の50%が10Rなので十分に一撃に期待が持てます。

100回転目の継続演出で内部状態をジャッジ

継続ジャッジ
創世RUSHの100回転目は確変継続演出となります。

100回転以内に内部転落していなければ全陣集結し、戦国創世RUSH継続となります。
全陣集結

時間内に揃わなければ時短だったか確変中に転落を引いていたということです。
RUSH終了

101回転以降は即決着

100回転以降
100回転目以降はリーチ=決着(大当たりor終了)です。

内部的に確変状態であることは確定しているので、この時点で継続率は約90%あります。

リーチでバトルに負けると即左打ちに戻ります。

これが一番萎えるパターンですね。

リミットありだが出玉性能は高い

確変が7連すると次回の右打ちが強制的に時短となる仕様です。

このリミットは出玉規制への対応か確率のバランスをとるためだと思いますが、個人的にはこれで勝てない印象を強く持ってしまいます。

ただし、この時短で引き戻せばリミットブレイクとなり、また最大7連期待できます。

僕の実戦結果と感想

実戦結果
続いて僕の実戦結果です。

引き弱な僕にしては珍しく初打ちで確変引いてリミット到達しました。

ちょっと4Rに偏りましたがそれでも上のとおり8連で一撃8,400発獲得できました。

出玉スピードは時速1万発くらいとライトミドルにしては割と早い方ですね。

右打ち時は保留の消化も早いですし、無駄な煽りも少なめでストレスはないです。

右打ち時の削りも少ない印象で、一度下のように確変中に700回転近くハマりましたが、上皿2回で回せました。

ハマり

削りのボーダーへの影響は少ないと気付く一方で、夜遅くから打ち始める台ではないですね。

P戦国BASARAの演出の特徴

演出の信頼度などは攻略サイトに出ていますので、あくまで僕の体感レベルでお伝えします。

うまいこと写真とれてないですが、演出はかっこよく原作ファンは一度は打ってみる価値があるでしょう。

笏(しゃく)ギミックが強い

笏ギミック
変動開始直後に笏ギミックが完成することがありますが、赤だとかなり強い印象です。

さらに中央に「皇(すめらぎ)」の文字が浮かぶと激アツです。

ここから次の家紋シャッターから戯画の王道ルートに行くパターンを何回か見ました。

ちなみにこの笏は足利義輝がゲーム内で使用する武器だそうです。

家紋シャッター閉じからの戯画が王道

家紋シャッター
演出の途中で家紋シャッターが閉じたら大チャンスです。

いったん真っ黒な画面になりそこから金色の戯画演出は見た目もかっこよく期待値もかなり高いですね。

戯画 金文字

これに限らず当たる時は、これで当たらんかったら嘘やろ、ってくらいに金系の演出が絡みます。

逆に金が出なかったらまぁハズレますね。

右打ち中は朋輩集結チャンスが熱い

朋輩集結チャンス
右打ち中はリーチ外れから発展する朋輩(ほうばい)集結チャンスがかなり強いですね。

半分はこれで当たった気がします。

連打して集めた家紋の数がそのまま期待値になるのですが、20%とかでも全然当たります。

長押し

プレミアも結構でますね。僕は初打ちの時短でこれがでました。

プレミア

あと割とよく出るのは画面暗転からの「戯画BASARA技」で、当たれば10R確定の激アツ演出です。というかほぼ当たります。

京極マリア
京極マリアがクールでかっこいいです。

保留先読みはよく外れる

赤保留
保留変化は弱い印象で、赤保留が2回連続で外れました。

右打ちの赤保留ははずれちゃあかんやろと思いましたが、やっぱりこの台は金が強いので相対的に赤系が弱くなっている印象です。

一方で普段はリーチさえしない青保留からレインボーとかも出たので、なんか演出期待値がよう分からんというのが感想ですね。
レインボー

まとめ

今日はパチンコ新台のP戦国BASARAのスペックの解説や僕の実戦結果、体感レベルの演出の信頼度などをお伝えしました。

確変突入すれば一撃8,000発の期待値は魅力ですが、リミットブレイクしないと最大8連までというキャップ付きのスペックは勝ちづらいように感じました。

演出もかっこいいので打ってて面白いですので、このスペックが受け入れられるかが評価の分かれ目ですね。

初打ち時はスペック知らずに打ってましたが、改めて整理してみるとこの台ちょっとしんどそうというのが僕の正直な感想です。