パチンコ新台「Pモモキュンソード」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機の特徴は500回転到達で「遊タイム」に突入、すなわち実質天井付きのパチンコ台というところです。さらに天井は戦RUSH確定の恩恵まであり、正直、めちゃ人気でそうな気がします。
—2021年8月追記—
この記事は「Pモモキュンソード」です。新台の「閃撃」はこちらの記事へ。
Pモモキュンソードは2009年に登場した「CR桃キュン剣」から続く人気シリーズで、アニメ化もされたコンテンツです。
10周年となる今作は1/199のライトミドル台で、最近流行りの一種二種混合タイプとなっています。
そしてなんといっても本機の特徴は天井搭載のパチンコ機というところです。
通常時500回転で突入する「遊タイム」は実質確変大当り確定で、僕のような引き弱な方々が待ちに待ったスペックといっても過言ではありません。
大事なとこなのでもう一度言いますけど、天井は確変確定、です。
詳しいスペックや演出などの詳細は後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・確率や振り分けスペックはほぼシンフォギア
・アタッカー間隔長い(止め打ち推奨)
・女の子キャラみんなかわいい
一言でいうと、天井付きのシンフォギア、です。
パクリ感は否めませんが、それでも実戦した感想としては、今年でた新台の中で一番面白い、です。
目次
Pモモキュンソードの基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
Pモモキュンソード | |
大当り確率 | 1/199.8 |
右打ち中 | 1/7.79 |
戦RUSH突入率 | 50% |
戦RUSH継続率 | 約80% |
時短回数 | 1 or 7 or 250 |
獲得期待出玉 | 約5,000発 |
初当たり約200分の1のライトミドル台で、1/2で確変の「戦RUSH」に突入します。
個人的には軽い当たりの台が好みなので、安易に新基準MAXの1/319にしなかったところを評価したいです。
また繰り返しになりますが何と言っても「遊タイム」=天井搭載というのが特徴で、僕はよくハマるので500G回せば絶対に当たるというのは安心できます。
しかも天井=確変確定です。期待値5,000発くらいあり、待機画面で出玉ランキングを確認できますが、一撃2万発とかも全然あります。
300G以上の台であればボーダーを大きく下回る1K14回転とかでも期待値がプラスになるそうなので、この辺で落ちていれば積極的に狙っていきたいですね。
また実際は0Gから500G到達する確率は約10%なので、天井を付けたことにより出玉が抑えられているということもなさそうです。
へその返しが1発なので、ここで調整されてますね。釘の調整にもよりますが、通常時の回転数はなかなか辛いでしょう。
戦RUSHの継続率は約80%
右打ち中のラウンド振り分け、電サポ回数は以下のとおりです。
振り分け | 電サポ回数 | |
10R | 8% | 250+4回転 |
10R | 42% | 11回転(7+4) |
4R | 50% | 11回転(7+4) |
ラウンド終了時にオロチ約物が作動すれば電サポ250回(実質次回確定)です。
また、大当り中に「絶対無敵」の演出が発生すれば、保留連確定です。7で当たった時によくでる印象ですね。
電サポ11回転の大当たり確率は78%ですので、8%の次回確定との合算で継続率は約80%となります。
出玉性能
続いて出玉性能です。
出玉性能 | |
4R | 約380個 |
5R | 約400個 |
10R | 約1,400個 |
5Rはへそ当たりのみで、右打ち中は上のとおり4Rと10Rが50%です。
新基準の対応ということでMAXが10Rになっていますが、1,400発とライトミドルにしては獲得出玉が多いのがいいですね。
この台で勝てるかどうかは振り分け次第という感じですね。
また、一種二種混合機ならではの出玉スピードは秀逸で、時速1万3千発と言われますが、体感的にはもっと早い気がします。
通常時が1時間に200回転程度とすると、閉店2時間前に300Gの台ならギリ打つ価値ありです。
逆にそれ超えてたら下のとおり翌日のハイエナの餌食になるのが悔しすぎるので控えた方がいいでしょう。
宵越し天井狙いも有効
すでに攻略サイトなどに情報が出ているとおり、ラムクリアされない限りゲーム数がリセットされないため、朝一は狙い目となります。
1回転目に上のパネルが5秒ほど点滅すれば据え置き濃厚だそうです。ただ、1/3くらいの発生確率らしいので、出たらラッキーくらいの感じですね。
ストイックに宵越し狙ってれば勝てる台ですが、大量導入店が無いですから参考までです。
Pモモキュンソードの流れ
簡単に本機のポイントをまとめます。
まぁ基本的にシンフォギアだと思ってもらったら結構です。
初当たりの99%がRUSHをかけた酒呑童子とのバトル
へそでの大当りのほとんどは5Rで、ボーナス終了後に戦RUSHをかけた酒呑童子とのバトルに突入します。
時短1回転+残保留4回、計5回転で1/7.79を引く確率は約50%です。
ストックされるボタンの色で敵に与えるダメージが示唆されます。
チャージ完了後も右打ちを続けることでボタンの色が変化する場合があります。シンフォギアのパネル演出と同じです。
全部白ボタンなら勝利濃厚などの法則もあるそうです。
バトルで酒呑童子の体力をゼロにすれば勝利で、100HITは勝利確定、まれに出る777HITは10R濃厚です。
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シンフォギアが1保留1バトルの判定だったのに対し、本機は1つの演出に集約されてる感じですね。
負けてがっかりと思ったところで「まだまだ」と復活することもあるので最後まで目が離せません。
戦RUSH中の演出
戦RUSH中は時短7回転+残保留4回転の11回転で、最初の7回転が1回転ごとの演出となります。
演出に赤文字とかのチャンスアップ絡めばほぼリーチします。
リーチすればバトル発展で、バトルに発展する時点で50%くらいの期待値があるそうです。
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桃子が先制攻撃すれば大当り濃厚で、敵の攻撃の場合は回避すれば大当りです。
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LAST演出が熱い
LASTの演出は必ずバトルに発展しますが、ここで引き戻すことが多いです。
それもそのはずで、残保留4回転分の確率がここに集約されるからで、約40%あります。
普通はルーレットからバトルに発展します。
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四凶の期待度は鉄鬼<艶鬼<妖鬼<幻鬼の順で、酒呑童子とのバトルなら激アツです。
正直、鉄鬼出てくるとかなり厳しいですね。
バトル敗北後はどこかで見たことのある連打復活演出です。結構ここで告知する振り分けが多そうです。
またレアパターンですが、最後に逆転演出もあります。
敗北画面で倒れた桃子の桃が揺れてなかったり、戦ランプが光ったりすると復活確定など、細かい演出が散りばめられてますが、まだ明らかになってないものも多いです。
大当り中の演出
大当り中の演出もシンフォギアそっくりですね。
ラウンド消化中に酒呑童子が乱入してくることがあり、バトル勝利で「絶対無敵」のストック=保留連が確定します。
これ以外にも僕は見たこと無いので紹介シーンの抜粋ですが、Vが揃ったり桃子が暴走すれば複数ストックが確定するようです。
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ここまで爽やかにシンフォギアをパクられると見ているこちらも清々しい気持ちです。
いいものを参考にさらにいいものを作る、日本人の美徳だと思います。
僕の実戦結果と感想
引き弱な僕にしては珍しく千円で初当たりゲットしこれが確変で7,000発出ました。
これで終わりだろうと思ったらすぐ引き戻して5,000発。一撃一万発の夢は叶いませんでしたがかなり楽しめました。
そりゃあポジティブな感想にもなりますよ。1パチでしたが大満足です。
ただ、ひとつ注意点があります。
大当り中は止め打ち推奨
上の通り勝てたには勝てたのですが、出玉は表記より結構削られてました。
大当り直後のV入賞時はアタッカー開くまで時差がけっこうありますし、大当り中もフリー打ちだと3,4発こぼしますので、止め打ちを推奨します。
特にV入賞は演出とアタッカーが開くタイミングを見てからでも遅くないですので、ロスが気になる方は注意してください。
Pモモキュンソードの通常時の演出
通常時の演出についてはすでに攻略サイトなどの情報がありますのでさらっといきます。
この台は擬似連が無いのが個人的には評価したいポイントですね。もう擬似連は見飽きました。
じゃあ何待ち?というと基本は2パターンの当たり方ですね。
王道は憑依ゾーンからの三神憑依
基本的には通常リーチからの後半発展で憑依ゾーンに行くのが期待を持てるパターンです。
ここから3大激アツ演出の1つである三神憑依への発展を祈る感じです。お供の選択演出で桃子が選ばれると三神憑依です。
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カットインは赤以下はないですが、赤でも十分期待できます。
三神憑依じゃない場合は普通の憑依リーチに発展で、基本は犬<猿<雉の期待値ですが、敵との組合せで激アツパターンもあるそうです。
例えば雉の場合は相手が艶鬼ならば80%オーバーです。
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僕の実戦では出ませんでしたが、酒呑童子挑発演出と次回予告演出が三神憑依と同じ3大演出らしく、これら3つが全て出現するとと大当り確定です。
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基本は憑依系リーチへの発展を祈るのですが、そこに至る経路も豊富で面白いと思いました。
鬼姫チャンスや、モモコチェンジ、真モモキュンアタックといったリーチ上書き系はかなり熱いですね。
・鬼姫チャンス
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・モモコチェンジ
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・真モモキュンアタック
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短時間の実戦でしたが結構いろいろ見れました。
意外とあたる酒呑童子発見リーチ
ノーマルリーチが外れたあとに稀に発展する酒呑童子発見演出が意外と当たります。
この辺の期待値の持たせ方はバランスがいいと思います。
僕の初当たりはいかにも外れそうなロングリーチがさくっと外れたと思ったら、これで当たりました。
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その他の演出
上記のとおり、基本は三神憑依に繋がるバトル系リーチか、酒呑童子発見リーチで当たるのが王道パターンですが、この台はそこに至るまでのチャンスアップとして前兆が割と大事な気がしました。
保留変化はピンク<赤<金<桜柄の順の期待値ですが、中から出てくる文字が鬼熱なら激アツです。
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ただ、僕は期待値10%もない上の「ワクワク」で当たりました。何待ちかようわからんですね。
また、リーチ途中で慶次のように襖が閉まる時に赤襖以上だと期待値が結構高いですね(下の天女隊は熱くない)。
この他に入賞時ボタンバイブはかなり強い印象で僕の実戦上は外れたことがありません。
女の子キャラがかわいい
最後になりますが、アニメ化されているだけあってキャラがかわいいのも特徴ですね。
ちなみに3図柄でリーチすると50%以上、7図柄だと大当り濃厚だそうです。
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大当り直後は温泉ステージに以降し、スルー後の即やめ防止に役立っている?かもですね。
まとめ
今日はパチンコ新台のPモモキュンソードのスペックの前作との比較や実戦した感想などをお伝えしました。
潔いほどにシンフォギアをパクってきましたが、それを差し引いても僕はこの台は面白いと評価します。
やはり天井の存在は大きいです。
僕のようにたびたび1,000Gハマって「負け方ってのがあるだろーがっ」て毒づきながら家路につく人も多いと思いますが、ある意味納得の行く負け方ができます。
潜確台以来にパチンコ台でハイエナが増えそうで、もしかすると今後こういうスペックが主流になるかもと、個人的にはパチンコの新しい可能性を感じました。
メーカーが西陣というマイナーなメーカー(失礼)のためまだまだホールへの導入は少なめですが、今後増大されるかもですね。