パチンコ新台「P真・北斗無双2 頂上決戦」を実戦してきたのでスペックや感想をお伝えします。初当たりが1/199.8のライトミドルの確変機で、小当りラッシュである「突発RUSH」とボーナスのループで出玉を一気に増やすタイプです。前作とかなりスペックが違うので、北斗ファンの評価は割れると思います。
前作のCR北斗無双2はミドルタイプで65%継続、オール2,400発の確変機でしたので、規制への対応でしょうが、スペックを大分変えてきています。ポイントを簡単にお伝えします。
・小当りラッシュは突入しやすく出玉性能は良い
・一度小当りラッシュ入ったら確変終了まで継続
細部は後述しますが、上記でだいたい雰囲気は分かると思います。
本作の確変突入率は50%ですが、確変中に一旦小当りラッシュに入れば、通常大当たりを引くまでずっと出っ放しという仕様で、
確変当り -> 小当りラッシュ -> バトル勝利(ラオウ) -> 小当りラッシュ
というループが勝ちパターンと覚えておくと良いでしょう。
演出面では、頂上決戦ということで、確変中のラオウとサウザーのバトルが中心の演出になっています。
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「P真・北斗無双2 頂上決戦」の基本スペック
まずは基本スペックです。本作は50%の確変中に小当りラッシュである「突発RUSH」を目指す仕様です。
P北斗無双2 頂上決戦 | |
大当り確率
|
通常時 1/199.8 |
確変時 1/35.4 | |
確変突入率 | 50% |
時短回数 | 30回転 |
確変継続率 | 50% |
突発RUSH突入確率 | (確変中)約1/31 |
小当り確率 | 1/1.06 |
突発RUSHへの突入契機は確変中のプレミアムミッションを成功するか、確変を100回転スルーした時ですが、突入確率が1/31と全然プレミアムではないので、ほぼ前者です。
まずは確変引いて小当りラッシュに入れる、ここがまとまった出玉を獲得するためのスタートラインですね。
大当りの振り分けは以下のとおり、へそ、電チューともに50%です。
出玉性能を小当りラッシュにふっているので継続率は低めです。
ここがこの機種の評価が別れるポイントでしょう。
出玉性能、スピード
大当りの出玉性能は以下のとおり、MAX1,000発の仕様です。
出玉性能 | |
5R通常 | 約525個 |
10R確変 | 約1,050個 |
一方の突発RUSHはというと、これはかなり性能がいい印象です。
こんな感じです(音が出ますので注意してください)。
1球あたり15玉返しで、1回転あたり2球入るくらいなので、釘次第ではありますが、50回転ハマればだいたい1ハコくらいでます。
突発RUSHに入ってれば、右打ち時の確変大当り終了後からRUSHも継続となるため、一撃が期待できます。
出る時は出っ放しというスペックなので出玉スピードは最近の台にしてはかなり早い部類ですね。
僕は4連で5,000発でしたが、突発RUSHに入ってから20分弱といった感じで、時速にして2万発いきそうな勢いでした。
ただ、継続率が50%なのでそうそう続きませんし、ラッシュいかずにあっけなく終わることも多いにありえます。
まぁライトミドルですしね。
P北斗無双2 頂上決戦のシステム、演出の流れ
基本スペックは上のとおりですが、本機のシステム、演出の流れ等をお伝えします。
激闘BONUSからの確変突入率は50%
3,7図柄のあたりは確変の南北頂上決戦が確定しますが、多くは激闘BONUS中の一撃演出で決まります。
上で示したスペックのとおり、南北頂上決戦(確変)の突入率は50%です。
南北頂上決戦でサウザーに会えれば突発RUSH突入
南北頂上決戦中は乱戦バトルで大当り、プレミアムミッション成功で小当りラッシュ(突発RUSH)突入となります。
乱戦バトルは北斗軍の勝利で10R確変+確変継続となります。バトル演出で北斗軍の人数が多い方がチャンスです。
一方さまざまな演出からプレミアムミッションに発展し、成功すればRUSH突入です。
まずは乱戦バトルよりもこっちに行って欲しいところです。
ラオウがサウザーを見つければ、南北大将決戦に突入(RUSH突入)です。
確変中の大当り確率が約1/35、突発RUSHが1/31なので、バトルより先にプレミアムミッションに行くことを祈ります。
突発RUSH継続(ハマり)に期待
突発RUSH中は1/1.06の確率で小当り抽選しています。ほぼ毎G当たるということです。
小当りの性能はかなりいいので、ハマればハマるほど美味しいです。
上で触れたとおり、50回転もハマれば1箱は出る感じですね。
突発RUSH中はラオウ勝利で10R大当り
RUSH中にリーチがかかると大将決戦で、勝率はスペックのとおり50%です。
ラオウがバトルに勝てば10R大当り+RUSH継続のプレミアムボーナス、敗北すれば5Rの時短となります。
プレミアムボーナス終了後はRUSH継続です。
一度このループに入れば出っ放しということで、ライトミドルながら一撃に期待が持てます。
バトル敗北で愛を取り戻せZONE(時短30回転)
ラオウがバトルに敗北すると、通常図柄のレギュラーボーナスとなります。
ボーナス終了後は通常時と同じく時短30回転の愛を取り戻せZONEに移行します。
ちなみに潜確などはありません。
P北斗無双2 頂上決戦を実戦した感想と評価
ここからは僕がP北斗無双2 頂上決戦を実戦した感想や評価などをお伝えします。
小当りラッシュとボーナスのループによる一撃は魅力ですが、50%継続というところが評価の分かれ目ですね。
あとはちょっと演出面で残念なところが多かったです。
「己に打ち克て」演出がひどい
ケンシロウが自分の分身と戦う演出があるのですが、これがただのチャンスアップ演出だったのにはイラッとしました。
分身に勝って当たった!と思ったら、なんか石像がでてきて別のリーチ後半に発展。
いやいやいや、レバブルしてるし、どうみても最終演出ぽかったですよ。
まぁ結局当たったからいいけど、このあと外れたらさすがに皆怒るでしょ。
なんでバトルリーチの最後が雑魚相手なの?
演出のメインルートの1つに、味方が参戦していき、元斗皇拳や北斗琉拳と対決へ発展するバトルリーチがあります。
ファルコやカイオウと戦うと思いきや、こいつらボスは途中でさくっと仲間がやっつけたりして、最後は雑魚とのバトルで決着です。
お前だれだよ。カイオウさっきやっつけたよね?ってなる人も多いはず。
北斗の拳ファンならヒョウが雑魚じゃないことは知ってますけど、原作のボスが途中でいなくなる演出には強い違和感を感じました。
金文字、激アツがまったく激アツじゃない
金文字、激アツの文字が全く熱くないと思ったのは僕だけでしょうか。
激アツ文字に関しては短時間で2回出て2回とも外れました。
まぁこんなこと言い出したらキリがありませんが、演出バランスって大切ですよね。
一方でキリン柄は確定パターンも多く、ほとんど出ないので正真正銘の激アツです。
タイマー演出も弱め
北斗無双といえばタイマー演出で、これはしっかり踏襲されていました。
ただこちらも複数タイマーのストックか、赤文字タイマーでなければ厳しい印象です。
黄色文字だと上のようなロングタイマーでもあっけなく外れます。
信じられるのは金保留と一撃当千演出のみ
僕が唯一信じられる演出はこの2つですね。まず今作も金保留は強いです。
緑保留、赤保留なんてまぁ当りません。赤保留からの北斗ゾーンなんて全然足りないと思っちゃいます。
赤と金の間で信頼度に雲泥の差があります。
金保留から「四兄弟リーチ」や本機最強リーチである「南斗最後の将リーチ」に行けばさすがに安心して見ていられます。
またリーチ中のさまざまなタイミングで発生する「一撃当千」演出も高信頼度です。
画面暗転、百烈拳でクラッシュしてからのデカ文字はインパクト大です。
この演出絡むと期待値70%を超えますね。
まとめ
今日はパチンコ新台「P北斗無双2 頂上決戦」のスペックや実戦してみた感想などをお伝えしました。
会社帰りに新台が空いててラッキーと思って座ったのですが、演出面はまぁいいとして、ライトミドルとはいえやっぱり確変の継続率50%はきついですね。
僕の評価としては、一度ラッシュ体感できたらもう打たなくていいかな、という感じです。
北斗8といい、最近の北斗は小当りラッシュをうりにした台が多いですが、こちらと同様に人気は出ないでしょう。
確変中にハマれ〜、って願いながら打つのが個人的には好きじゃないんですよね。多分僕と同じ感覚の人もいると思います。