パチンコ「P地獄少女4」を打った感想|この台面白い、STと確変を上手く融合させたスペック

パチンコ新台「P地獄少女4」を打ってきた感想をお伝えします。正直、最近の台では一番面白いと思いました。ST機全盛の中、あえて確変スペックとした点を評価したいです。初当たりはすべて確変突入、そこからが少し特殊な仕様ですが、50%の壁を超えれば75%ループと考えればよいです。

藤商事といえばリングや呪怨のイメージが強いですが、地獄少女も看板機種の1つで前作も人気がありました。

「いっぺん、死んでみる?」が有名な、あいのクールな眼差しには原作ファンでなくともしびれますね。

昨今は規制の対応で高継続のロングSTタイプが主流の中、地獄少女シリーズの最新作は確変機です。

僕は最近の台の中ではかなり面白いと思いました。

ただし、出玉の波は荒めですので、その点は覚悟して打ちましょう。
P地獄少女4

P地獄少女4の基本スペック

まずは基本スペックを整理します。

P地獄少女 四
大当り確率 1/319
右打ち時 1/120
確変突入率 100%
絶確ループ継続率 75%

初当り確率が1/319のV確ループタイプと、現行のMAX仕様です。

大当りの振り分けは公式HPから引用します。

大当り振り分け

このスペックだけ見ると、100%確変突入するけど継続50%なのかよ?と思われるかもしれませんが、そうではありません。

システムが複雑なのですが、ST機で言うと50%突入の75%継続とまずは理解して頂くのが良いでしょう。

システムを簡単に解説します。

P地獄少女4の確変の仕組み

この台は確変中にモードが変わるのが特徴です。ちょっと複雑なので順を追って説明しますが、まとめると次のとおりです。

種別 振分け 備考
初回大当り後
(地獄少女モード)
10R確変 50% 極ゾーンへ以降
3R通常 50% 時短50回
極ゾーン
(83回転)
10R確変 100% 50%で当選
地獄少女モード
(83回転以降)
2or10R確変 50%
どちらかが当たるまで継続
3R通常 50%

2回目の大当りで10R引いて極ゾーンに行けるかどうかが鍵となります。

初回大当りは10Rで確変突入確定

超大当り

ヘソでの当選は全て、10R確変です。

初当りがMAXの10Rなのはうれしいですね。

大当り終了後は地獄少女モードに移行します。

地獄少女モード ゆずき

うっすいところで、いきなり極ゾーンに行くプレミアありますが無視します。

地獄少女モード中は50%の超大当たり極(10R)で極ゾーンへ

激アツ

地獄少女モード中の大当りは50%で10R+極ゾーン、残りの50%が3R+チャンスタイム(時短)です。

ここが勝負所です。

7でなくても赤図柄(奇数)で当れば10Rで、極ゾーン確定です。

7テンパイ 奇数テンパイ

青図柄(偶数)でテンパイするとピンチですが、地獄少女シリーズでお馴染みの図柄流しで逆転のチャンスです。

青図柄

奇数HOLDは、当れば10R確定ですが、これが解けたあとの4保留内にリーチすると絶望的な気持ちになるのも前作と同じですね。

奇数HOLD

で、なんとかこの地獄少女モードで1/2を突破して、超大当り極(10R)を引ければ75%の絶確ループに突入です。

超大当り極

極ゾーン突入後は75%ループ(絶確ループ)

極ゾーン
極ゾーンは確変の最初の83回転をさします。

この83回転以内の大当りは全て、10R確変+極ゾーンとなります。

極ゾーン

右打ち確率が1/120なので、83回転以内に当選する期待値は50%です。

残念ながら83回転スルーしてしまったら、地獄少女モードに移行します。

モード移行

上で示したとおり、地獄少女モード中は10R確変と3R通常の比率が1対1なので、ここで1/2を引ければまた極ゾーンに復帰できます。

83回転の極ゾーンの当選率が50%で、それから漏れても50%で復帰できるので、絶確ループの継続率は75%ということです。

最初がSTで、途中から1/2の確変に切り替わるとイメージすればわかりやすいかと思います。

このあたりの期待度の持たせ方がよくできていると思います。

3R通常後は時短50回

チャンスタイム
地獄少女モードで残念ながら通常を引いた場合は50回転の時短(チャンスタイム)です。

引き戻し率はそれほど高くないですが、ここで当選すれば10R確定です(右のスタートが下じゃなくて上だからです)。

時短ループという最悪ケースを作らなかったのは評価できるポイントですね。

P地獄少女4を打った感想

僕が地獄少女4を打った感想ですが、冒頭のとおり、最近の台の中では一番面白いと思いました。

右打ちの消化スピードが半端ない

確変
右打ち時の大当り確率は1/120と、最近のロングST台とだいたい同じです。

ただ、右打ちの消化スピードが半端なく早いです。試しに時間を測ってみたのですが、1分間で80回転近く回りました。

極ゾーンもリーチかからなければ一瞬で駆け抜けてしまうこの感じは仕置人を彷彿とさせました。

無駄なリーチもそれほど発生しないので、確変中に多少はまったとしても、数分で当たります。

このスピード感はいいですね。

左上のキャラの会話に藤丸くんが登場することもあり、細かい演出にも注目です。

良くも悪くも荒波スペック

出玉
最近の台にしては出玉スピードはかなり早い部類に入ると思います。

この台で出るということは、83回転以内に引き戻しまくるということだからです。

そして確変が継続する=ほぼ10R当たりのみ、ですので、他の台より荒波になる訳です。

一応ラウンド毎の出玉性能です。

出玉性能
2R(確変) 約247個
3R(ほぼ通常) 約371個
10R(確変) 約1,240個

僕の実戦結果では、引き弱な僕には珍しく一撃で1万発出たのですが、このとき30分強くらいでした。

感覚としては、時速2万発にはちょっと届かないかな、くらいのイメージですね。

ラウンド中の楽曲が良い

舞い散る花
地獄少女は楽曲が良いことでも評判です。

大当り中に左下で曲を選べるのですが、僕は「舞い散る花」が好きです。

新曲の「願事」もいい感じですし、「ノイズ」も鉄板ですね。

これ以外の曲も良く、連チャン中の気分を盛り上げてくれます。

演出カスタムでラッキーエアーは消した方が良いかも

藤商事といえばパトとこのラッキーエアーですが、個人的にはカスタムでOFFにしておくことをおすすめします。

特に確変中はですが、ほとんど変動開始で吹くので、もはや一発告知の演出を選んでいるのと同じだからです。

好みですが、僕は最後まで楽しみたいタイプなので、これはオフにします(オフにしても当たった後に吹くんですけどね)。

演出の特徴、信頼度

演出の特徴や信頼度などは攻略サイトに出ていますので、僕の見た中で高信頼なものをいくつかお伝えします。

「あいの地獄流し演出」と「業の魂リーチ」が強い

やっぱりこの2つが強いですね。当たる時にはだいたいどっちか絡む印象です。

・地獄流し
地獄流し
・業の魂
業の魂

特に「業の魂リーチ」は本機最強リーチで、新約物の業快デバイスと連動して迫力とともに期待値もMAXです。

業快デバイス

あとは上ほどじゃないですが、怨みボタン演出系が強めです。

閻魔ビジョンからの地獄少女待機はSPリーチ後半の出陣確定となり激アツです。

・怨みストック
怨みストック
・地獄少女待機
地獄少女待機中

デンジャー柄

藤商事といえば「デンジャー柄」ですね。

時短中のタイトルプッシュで出て、びっくりしすぎて写真撮り損ねました。

ただ、リングとかより出現頻度は少なめな印象です。上のように他に強い演出たくさんあるからでしょう。

意外と当たるきくりスロット

きくりスロット きくりボーナス

試行回数がまだそんなにありませんが、きくりスロットからきくりボーナスが直撃しました。

全くといって強い予告も絡まず、えっ、これで当たりでいいの?と目を疑いましたね。後半(2回目)まで行くとそこそこ期待値があるようです。

まとめ

今日はパチンコ新台「P地獄少女四」の確変システムの説明や僕が実戦してみた感想などをお伝えしました。

僕個人の評価としては、今回たまたま勝てたことを差し引いても、最近の中では1番面白い台です。

導入台数はメイン機種には及びませんが、ネットなどでも比較的いい評判が多い気がしますし、結構人気が出るんじゃないかと思ってます。

確変の途中で大当りの振り分けが変わるという変則スペックで、規制への対応と出玉の波を上手く作っていますね。