エニタイムフィットネスは最近急拡大しているマシン特化型のフィットネスジムです。既に国内400店舗を超えたとのことで、本当に至るところで目にするようになりました。ここは月会費が安いと評判で、若い人を中心に利用者を増やしています。
僕は東京に住んでいた時はティップネスに通っていましたが大阪に転勤になったのを機に解約しました。
大阪に来てしばらくたちますが、最近少し太ってきたのでダイエットしなきゃと思い、ジム通いを考えています。
エニタイムフィットネスが安くて評判が良いとのことで、さっそく見学に行ってみました。
今日は見学してきた内容やサービスの比較、感想などをお伝えしたいと思いますので、入会を検討されている方の参考になれば幸いです。
目次
エニタイムフィットネスの特徴
まずはエニタイムフィットネス全店に通じる共通した特徴を簡単にお伝えします。
月会費が安い
会費は店舗によって異なりますが、概ね7000円前後のところが多いです。
僕が見てきた梅田東店、福島店、堺筋本町店は全て7,400円(+税)でした。
田舎の方だと安いところで6,800円、東京の都心だと9,500円くらいの幅です。東京は別格ということですね。
ちなみに大阪駅にあるコナミスポーツの場合、フリー利用は14,000円しますので、半額近いです。
24時間年中無休
ここの大きな特徴の一つが24時間営業というところです。
深夜などにトレーニングできるライフサイクルの方には特に便利だと思います。
世界全店利用可能
フランチャイズで急拡大し、全世界に4000店あるそうです。
まさにフィットネス界のコンビニの様相です。
会員になって一ヶ月後から、どこの店舗も自由に利用可能というから驚きです。
このことから、一番安いところで会員になって、会費の高いところを利用したらどうなるかという疑問がでます。
エニタイムフィットネスには「移籍」という制度があり、公式HPのQAには、
「所属クラブより他の特定のクラブを主に利用していると所定の基準に基づき判断された場合は、文書での通知をもって所属店舗が自動的に変更になります。」
とあります。
所定の基準って何?と思い見学の際に聞いたところ、1ヶ月の利用の51%以上を登録店以外で利用するとそちらの店舗に移籍となり、月会費も変わるシステムになっています。
月4回通うのであれば、2回は会員の店舗を使わないとダメよ、ということです。まぁこれは予想とおりです。
マシンジム特化型
エニタイムフィットネスにはプールはありませんし、ダンスなどのエクササイズもありません。
コナミやティップネスでやっているゴルフレッスンなど論外です。
ランニングマシンやウェイトマシンなど、マシンジムに特化しています。
フリーウェイトのスペースはあるところと無いところがあるようですね。
見学してきた
僕が見学してきたのは梅田東、新福島、堺筋本町の3店舗です。
フランチャイズなので店舗毎に設備の種類やキャンペーンなども若干違います。
わざわざ3店舗回ったのは、店舗毎の差がどの程度あるのかと、ジム全体としての雰囲気や客層などを確認することで、コナミスポーツやティップネスなどと総合的に比較したかったからです。
梅田東店
立地は中崎町駅から徒歩数十秒の場所にあり、梅田からでも十分歩けます。
写真のとおり駐輪場はありますが、駐車場はありません。
設備
ジムの1Fには更衣室やシャワールーム、トイレがあり、2Fがトレーニングスペースとなっています。
お客さんがいたのでジム内は撮影できませんでしたが、簡易マップがありました。
当たり前ですが、トレッドミルやバイク、チェストプレスなど基本的なものは一通り揃っています。
隣とのスペースも十分で、もっと窮屈なものを想像していたのでこれは意外でした。
2Fには有酸素マシンとウェイトマシンが置いてあるスペースと、ストレッチなどをするスペースの2区画があります。
また、ロッカーには有料と無料があり、有料のものは月千円で、駅にある小さめなコインロッカーくらいのサイズのものを借りられます。
無料のものは銭湯の棚みたいなところに荷物を置くだけです。
24時間監視カメラが付いていますので滅多なことはないと思いますが、社員証や会社の資料とかは置きたくはないですね。
シャワールームにはタオルやシャンプーはなく、ドライヤーのみが設置されています。
これは他の店舗も同じで、この辺りが低価格化のために簡素化されていますね。
混雑具合
僕が見学したのは土曜の13時過ぎでした。
梅田から歩けるくらいの立地なので激混みかもと思っていたのですが、結構空いてました。ってか、ガラガラでした。
混雑具合が貼ってあったので許可をもらって写真を撮りました。
平日の仕事終わりの17時から22時くらいまでが一番混み合う時間帯とのことですが、マシンが埋まることはほとんど無いとのことでした。
梅田東店の特徴
エニタイムフィットネスはフランチャイズなので、サービスはある程度店舗で自由に設定できます。
梅田東店では、入会月の月会費が0円というキャンペーンと、友達紹介割引きをやっていました。
WEB入会の際に出てくるキャンペーンコードは特に無いとのことでした。
また、勝手に無人店舗のイメージを持っていましたが、日中はスタッフが2名程度常駐しています。
パーソナルトレーニングも予約制でやっていて、1回8千円(初回4千円)ということで、初回は使ってみても良さそうですね。
機器の基本的な使い方はスタッフでも教えてくれますが、ウェイトマシーンは最初は教えてもらった方がよいです。
僕は体育会系の部活で経験ありますが、きちんと筋肉に効く使い方を学ばないと効果的なトレーニングはできませんし、怪我の危険性もあるからです。
福島店
福島店は東西線の新福島駅、阪神の福島駅から徒歩1分くらいのところにあります。
ここも駐輪場がありますが、専用駐車場はありません。
1Fは焼肉屋さんで、2Fと3Fがジムになっています。ある意味嫌がらせですね。
設備
2Fが有酸素系のマシン、3Fがウェイトマシン+フリーウェイトスペースとなっています。
梅田東店のようなマップはありませんでしたが、パンフレットに設置してある機器がのってました。
2Fと3F合わせると梅田東店とだいたい同じくらいの規模でした。
混雑具合
ここは土曜の15時くらいに見学に行ったのですが、やっぱり空いてました。
ここも平日の夕方以降が混むそうです。
休日はあまりフィットネスには人が来ないのでしょうか。僕にとっては都合が良いですが。
ただ、僕が見学している間にも入会の手続きをしている人がいましたので、人気なのは間違いなさそうです。
福島店の特徴
福島店にはタンニング(日焼けマシン)があるのが特徴的でした。1回500円で使用できます。
あとは水素水を1回200円、月会費で千円とのことで、水素水じゃなきゃダメって人にはおすすめですね。
ここのパーソナルトレーニングは1回6千円と、やはり店舗ごとでサービスに若干違いがあるようです。
堺筋本町店
ここは専用駐車場があるのが上の2店舗と違いました。
ただし、4台分ということであまりあてにしない方がよいかもしれません。
堺筋本町店は地下鉄堺筋本町駅の1番出口から徒歩1分くらいの場所にあるので電車利用も便利です。
やはりエニタイムフィットネスは駅近の店舗が多いですね。
設備
1Fにフリーウェイトのスペースとロッカー、更衣室、シャワールームがあります。
ロッカーは下のような感じで、有料の鍵付きロッカーは月千円です。この感じは他の店舗と同じです。
2Fがジムマシンです。
ランニングマシンが8台とバイクが6台、ウェイトマシンが10台くらいと、規模は他の2店舗とだいたい同じです。
ランニングマシンは最新の機種で、TVはもちろんネットなどにも対応していて、youtubeも観れます。
他の店舗では確認し忘れましたが、スタッフの方がランニングマシンは同じ機種だと言ってました。
ストレッチスペースは3人分と、梅田東店よりは狭いですね。
混雑具合
こちらには日曜の17時頃にお邪魔しました。
やっぱり空いてました。休日は朝が比較的混むようです。
やはり平日の19時くらいからが一番混み合うとのことで、会社帰りのサラリーマンの方とかも多いそうです。
それでもマシンがずっと使えないというレベルでは無いとのことでした。
堺筋本町店の特徴
この店舗はフリーウェイトのスペースが他より広めでした。
また、福島店と同じく月額千円の水素水があり、ボトルが貰えるサービスをしていました。
トレーナーも複数いらっしゃり、1回60分で6千円が相場でした。他店とだいたい同じですね。
エニタイムフィットネス3店舗みて共通して感じたこと
ここまでで何となくの雰囲気が伝わったんじゃないかなと思いますが、3店舗見学に行って共通して感じた特徴をお伝えします。
キャンペーンはだいたい同じ
僕が見学した3店舗とも、概ね初月の月会費を無料(か500円とか)にしていました。
あとセキュリティキーの発行を5,000円というのも共通でした。
会員登録時の支払いとして最初の2ヶ月分の月会費+セキュリティーキー発行手数料がかかるので、初月無料はメリットが大きいですね。
混雑するのは平日の17時から22時
上で書いたとおり、どの店舗も混雑するのは平日の夕方からのようです。
マシンがいっぱいになることは少ないとのことでしたが、日によってはなかなかマシンを使えない状況が想定されます。
入会を考えている方は、一度自分が使うことを想定する時間に見学や体験に行かれることをおすすめします。
客層
休日しか見てませんが、3店舗みてきた客層についての感想です。
どんな人が来ているのかは気になりますからね。
若い人が多い
安さが人気ということもあり、全般的に20代などの若い人が多いという印象を受けました。
平日はサラリーマンなどでもうちょっと年齢層が上がるのかなと思います。
男女比
また、店舗の立地や時間帯などにもよるでしょうが、男女比はやはり男性が圧倒的に多かったです。
僕が見学した3店舗の平均は9:1くらいでしょうか。
コナミなどと比べ、化粧室などの設備が充実しているとは言えないところが理由かなと思いました。
フィットネスでの出会いを期待している男性には向いていないかもしれません。まぁジムでの出会いなんてどこでもそうそうありませんけどね。
いい体してる人が多い
全体的にダイエット目的というより体を鍛えに来ている人が多い印象を受けました。
週に複数回利用する人が多いそうで、体作りへの意識が高い人が多いのでしょう。
月4回とかしか使わないんだったら、コナミやティップネスの制限利用と金額そんな変わらないですしね。
エニタイムフィットネスに入会する際の注意点
僕が感じた注意点です。
見学か体験はした方が良い
見学はどこの店舗も対応していますし、体験できる店舗もあります。
人気の店舗は混雑が予想されるので、できればご自身が利用する時間帯で、下見されることをおすすめします。
キャンペーンの確認
エニタイムフィットネスはフランチャイズなので、キャンペーンは店舗毎で異なります。
内容も毎月変わるようなので、会員になる前にちゃんとチェックしましょう。
エニタイムフィットネスが向いている人
最後に僕が見学して感じた、エニタイムフィットネスが向いている人の特徴をお伝えします。
月会費が安いので、コスパよくジムに通いたい人というのはもちろん大前提です。
自宅のすぐ近くに店舗がある人
エニタイムフィットネスのデメリットはシャワールームなどの設備が少ないところです。
着替え待ちやシャワー待ちなどもありそうなので、運動できる格好で行ってそのままトレーニング、家に帰ってシャワー、という使い方ができるとかなりストレスフリーだと思います。
ジョギングをしている人
これはどういうことかというと、ランニングマシンやバイクは回転が悪いので、混雑時にはなかなか使えないだろうことが想定されるためです。
有酸素系の運動は外を走ったりプールで泳いだりする方が好きで、腕立てなどの自重の負荷トレーニングではつかない筋肉を鍛えるのにジムを使うという考え方の人に合っていると思いました。
高校生のお子さんがいる人
親権者が会員であることを条件に、高校生無料利用のサービスを行っている店舗がけっこうあります(全店ではないので確認が必要)。
無料利用は登録店舗かつスタッフアワーなどの制限がありますが、高校生のお子さんと一緒にフィットネスデビューというのも良さそうですね。
まとめ
今日はかねてから気になっていたエニタイムフィットネスを見学に行った感想をお伝えしました。
僕が見学したのは梅田東店、福島店、堺筋本町店の3店舗ですが、いずれも大阪の中心といってもよい立地で月額7,400円はコスパが良いと思いました。
僕は週末はジョギングしているので、筋トレメインで利用するのにぴったりだと思いました。
また、全世界どこでも使えるということで、気分転換に別の店舗を使ってみることができるのが良いですね。
ただ、僕の家からは微妙にどこも遠いんですよね。会員登録するかどうか悩んでます。