僕はビジネスバッグを2つ持っています。いずれもBriefing(ブリーフィング)で、1つは以前記事にしたOVER TRIPです。もう1つが今日ご紹介するNEO TRINITY(トリニティ)です。このバッグは3wayが特徴で、リュックにすると自転車通勤に最適です。また、出張等でお客さんと会う時にはトート、ショルダーとシーンに合わせた使い分けができます。
最近街中でこのバッグを良く見かけるようになりました。
公式HPを見ると日本国内に10店舗の直営店を持ち、伊勢丹や丸井などの高級デパートでも取り扱われていて、とうとう六本木ヒルズにも出店しています。
さらにはビームスとのコラボ商品も販売されており、その人気の高さがうかがわれます。
目次
ブリーフィングの特徴
その無骨な見た目からアメリカのブランドかと思いきや、実は日本のブランドで、20年以上の歴史があります。
ミリタリズムをルーツとした同社のバッグは米軍装備と同じスペック(MIL-SPEC)の素材が採用されています。
徹底したこだわりの物作りに加え、これを上手くタウンユースに適したスタイルへと洗練していったのが同社の製品の特徴です。
バッグからどこか無骨で男らしい印象を受けるのもそのためでしょう。
特徴はいろいろなサイトで紹介されてますので、僕が思うおすすめのポイントを簡単に紹介します。
2つです。丈夫でかっこいい、これに尽きます。
とにかくタフ
ブリーフィングのバッグはその丈夫さが評判です。
製造はアメリカの軍事用品も手がける工場で、MADE IN USAです。
上で書いたとおり、米軍の装備品に使用される素材を使っています。
特にメイン素材として使用されているバリスティックナイロンはガンケースや防弾チョッキの素材などにも使われるような素材で強度が高いです。
僕は汚れたら出かけるときに、玄関に置いている靴用のブラシとかでガシガシ汚れを落とします。
普通のビジネスバッグでこんなことすればすぐに傷付きそうですが、バリスティックナイロンはこの程度はへっちゃらです。
写真の撮り方が下手くそでへたっているように見えますが、2年使ってまったくといっていいほど傷みがありません。
ファスナーには高信頼のYKKファスナーが利用されており、噛んで動かなくなるといったことも一切ありません。
また、金具は数年前のモデルチェンジで錆びない材質に変更されましたし、引き手のヒモも全くほつれていません。
2年たってこの品質は正直他のカバンには無いと思います。
かっこいい
僕はダサいものが大嫌いです(偉そうですみません)。
身につけるものはパジャマ以外はそれなりにこだわりを持っています。
そんな僕は無骨な感じが大好きです。
愛車はレガシーでしたし、バイクはVMAXに乗っていました(両方今は手放したけど)。どっちも曲がるのが苦手な乗り物です。
ブリーフィングのデザインはシンプルです。
黒のナイロンのウェビングと赤文字のブランドロゴ、装飾らしいものはこれだけです。
価格はちょっとお高め
ブリーフィングのビジネスバッグの価格は、同じタイプのもので比較すると、TUMIより安くてポーターより高い、こんな相場感です。
その中でも今日ご紹介するTRINITYは最上位モデルで、定価は6万4,800円と、値段もトップクラスです。
参考までに代表的なモデルの価格比較をまとめます。
タイプ | モデル | 参考価格 |
2way
|
SL LINER MW | 30,240 |
SSL LINER | 39,960 | |
A4 LINER | 51,840 | |
B4 LINER | 52,920 | |
B4 OVERTRIP | 58,320 | |
3way
|
TR-3 S MW | 42,120 |
C-3 LINER | 57,240 | |
NEO TRINITY LINER | 64,800 |
この他にもたくさん種類はありますが、レザーなどの特殊なラインナップを除いたベースラインではTRINITYが一番高額です。
定番のA4 LINERや、3wayではC-3 LINERも人気がありますね。
普通のビジネスバッグと比べると倍くらいの値段です。タイトルで30代におすすめとしたのはこのためです。
ポーターはみんな持ってるし個性を出したい、シンプルで機能的なものが好き、良いものを長く使いたい、という価値観の人に向いています。
そうでなければ値段が高いところが許容できないでしょう。
NEO TRINITY Linerのカラーバリエーション
上の写真の手前のがTRINITYです。2年程前にこの色(Midnight)は生産終了になっています。
現在はブラック、RANGER GREEN(カーキ)、STEEL(銀に近い灰色)の3色展開です。
レンジャーグリーンはミリタリー感が漂っています。登山やキャンプなどのアウトドアに持っていきたい感じです。僕はインドア派ですけどね。
この他にはビームスとのコラボはアメリカ空軍をイメージした深いブルーのものがあり、これも結構格好いいです。
自分はMidnigt選んどいてなんですが、ビジネスシーンでの利用を考えたら黒が良いかなと思います。
STEELはあまり持ってる人をみたことが無いですね。
3wayは機能性抜群
このバッグはなんといっても3wayの機能性が最高です。
ベルトはバッグに収納することが可能で、一瞬でスタイルを変えることができます。
特に自転車通勤の時にはリュックスタイルが便利です。
最近は満員電車とかでかかえるようにして通勤している人もよく見かけます。
また、急な出張でお客さんと打ち合わせる時はショルダーかトートスタイルにして普通のビジネスバッグとして使用できます。
収納力
続いて収納についてです。
とても機能性に優れています。
フロントポケット
フロントポケットは2つあります。これにより、普段はいちいちバッグを開ける必要がないのがメリットです。
|
僕は左側のポケットに長財布、右側のポケットに社員証や家の鍵などを収納しています。
ファスナーがついているのも安心です。
また、手前に大きめのポケットあり、PCは入りませんがA4のノートくらいは入ります。僕はここに小説を入れます。
メイン荷室
メイン荷室は1つですが、完全にぱっかり開きます。
あまりこのタイプは見ないですが、中身を確認しやすくて便利だと思います。
欲を言えば小物用のポケットが欲しかったかなという気がします。
OVER TRIPは荷室の中を細かく分けることができ、長期出張などの持ち物の整理に便利でした。
3wayなので向きが変わるため小さめポケットを内側には設けなかったコンセプトは理解できます。中で小物がバラバラになりますからね。
その代わり、PCの収納に配慮がされています。
15インチまで対応可能で、僕の13inchのMACブックはきれいに収まります。
なにげに衝撃吸収素材が使われているところがニクいですね。
結構な収納力ですが、閉じてみると意外とコンパクトです。
このサイズ感ならスーツで背負っても野暮ったい感じにはならないでしょう。
まとめ
今日は僕のお気に入りのブリーフィングの3wayバッグ、NEO TRINITY Linerについてご紹介しました。
僕の周りにもこれを使っている人が何人かいますが、総じて評判は良いですね。
購入理由の1つがTUMIは高すぎるから、というのも共通です。
僕が買った新宿店で撮影したC-3 LINERとTRINITY、どっちもかっこいいです。