格安スマホ(データ通信量1GB)とポケットwi-fiを組み合わせた通信費の節約術

 みなさんは携帯代や通信費に毎月いくら支払っていますか?スマホやネットは毎月かかりますので少しでも安くあげたいですよね。今日は何事にもコスパ重視の僕がオススメする格安スマホとwifiを組み合わせた節約術をお伝えします。

 通信費って高いと思いませんか?僕は昔は大手キャリアのスマホとタブレット、家は光回線をひいていて、毎月1万5千円くらい払っていましたが、転勤を機に見直しを行い、今は家のネット環境+携帯で月々7千円くらいになりました。自分の生活スタイルに合った契約とすることで通信費はかなり抑えられます。
 僕がオススメするのは、格安スマホの1GBプラン+データ無制限のポケットwi-fiです。

データ容量1GBプランのスマホは使えるのか

 通信費を安く抑えようと考えた場合一番に思いつくのは格安スマホです。特にデータ容量1GB制限のものであれば千円を切るようなプランも出ています。

1GBの通信量の目安

 Y!mobileのHPに通信量毎の目安がありましたので1GBのところを抜粋しました。

用途 利用可能目安
メール 約2,090通(1日あたり 約69.5通)
ニュースサイトの閲覧 約3,490ページ(1日あたり 約116.5ページ)
ネット動画の視聴 約4.5時間(1日あたり 約9分)
音楽のダウンロード 約250曲

 これだけ見ると、意外と使えるじゃん!と見えますし、僕もそう思いました。ただ実際に使ってみて感じたのは、1GBでは全然足りない!ということです。

犯人はLINE

 僕はLINEを1日に数回起動するかしないかです。それでもデータ使用量を見ると以下のように、LINEがかなりの割合を占めています。実際に一度起動すると数MB通信量が増加し、特にタイムラインによる通信量が多く、広告とかが勝手に流れてきていつの間にかデータ量を食っているようです。

 LINEを頻繁に使うのであれば、まず1GBの制限は超えると思ってもらってよいでしょう。

1GBを超えるとどうなる

 1GB超えても低速になるだけ、と思われるかもしれませんが、データ制限のかかったスマホは使い物になりません。メールやLINEなどはなんとか使えますが、ニュースサイト等は更新マークがひたすら画面に映るだけ、ストレス感半端ないです。

1GBプランでも問題ない人

 LINEを使わない(使っても1日2,3回)、動画は見ない、ネットサーフィンもほとんどしない、という人です。こんな人現代社会にいるんでしょうか。

僕のオススメの契約形態|スマホ1GBプラン+ポケットwi-fi

 毎月の固定費となる通信費は出来るだけ安くしたい、電波に1万円以上のお金を払うのって納得いかない!と思った僕が辿り着いたのが、スマホ1GB+(データ無制限の)ポケットwifiの組み合わせです。これで家のネットとスマホの両方合わせて7千円ちょっとで実現しています。使い方のイメージは下図のような感じです。

 家にいる時はスマホをwifiに接続しますので、スマホ側(1GB分)のデータ通信量は消費しません。通信量の多いLINEも気にせず使えますし、スマホのシステム更新や移動中に見るようの動画ダウンロードなども家にいる間にします。もちろん同時にPCでyoutubeなどの動画を見たりもできます。

 外出時、待ち合わせ等でLINEを頻繁に起動したり、出張の移動中にネットをしたりでデータ通信量が欲しい時があります。こういう時はポケットwifiを持ち歩きます。サイズはタバコと同じくらいなので苦にはなりません。

 このwifiをデータ通信量無制限の契約にすれば、実質スマホの通信も無制限ということです。
 
 さらにIOT家電や3DSなどもこのポケットwifiに接続できますので、家に光回線などを引く必要もありません。

オススメの格安スマホ+ポケットwifiセット

 僕が契約しているのはY!mobileです。この記事を書くにあたって少し調べましたが、UQも同じくらいの価格でいけそうでした。プランの内容を簡単に説明します。

Y!mobile

 僕はスマホプランS(1GB)+ポケットwifi(データ無制限のアドバンスオプション)を契約しています。下図のとおり、スマホのみの場合、プランSの代金は月々2,980円(初年度1,980円)です。

 スマホプランLだと、月々5,980円と大手キャリアとそれほど変わりません。SとLの差が3千円です。
 一方でデータ無制限のポケットwifiは4380円(3696円+アドバンスオプション684円)です。
 上の使い方をすれば、プランS+ポケットwifiは7,360円となり、スマホプランLに対してプラス1,380円で家のネットもまかなえる、ということです!

 一月7GBまでの3696円のプランが基本となりますが、無制限となるアドバンスオプションをつけることをおすすめします。家で動画とか見ると7GBでも足りなくなります。

UQ mobile

 UQも同じくポケットwifiを使ったデータ無制限サービスを展開しています。UQ Flatツープラス ギガ放題(3年)は下図のとおり、月額4,380円です。調べて気がつきましたがY!mobileと同額ですね。格安SIMの大手が競っているということは、このプランは人気がある=客の取り合い=コスパが高いということです!

Y!mobileとUQどっちがおすすめか?

 少し前まではエリアのY!mobile、価格のUQというイメージがあったのですが、上のとおりwifiは同価格になっていますし、エリアもよほどの田舎や山間部でなければどちらも繋がります。Y!mobileはスマホとwifiをセットで加入すると、家族割が適用されるため、さらに500円安くなります。セットで加入ならY!mobileかな、という感じです。

注意点

 僕はこのスマホ1GB+ポケットwifiに満足していますが、使っていて気付いた点を書いておきます。

田舎にはwifiのサービスエリア外がある

 都会であればまず問題ありませんが、山間部をはじめとした田舎ではwifiが使えない場合があります。僕の実家も田舎でサービスエリア外でした。これだけは契約前によく確認された方がよいと思います。
 

データ通信速度が遅い?

 格安スマホは大手キャリアの回線を間借りしています。ようは通信速度が遅いということですが、僕が違いを感じたのは、ポケモンGoです。ログイン時間が少し大手キャリアより遅いです。逆にこれくらいしか気になったことはありません。
 通信速度はよく比較対象に上がりますが、普通のHPなどは1頁せいぜい数MBですので、回線が10Mbpsでも1Gbps開くのは一瞬です。遅いと感じる場合はサーバの応答処理などがボトルネックであることがほとんどですので、個人的には通信速度は気にするポイントではないと思います。

契約期間が長い

 大手キャリアの契約期間が2年縛りなのに対して、Y!mobileもUQも3年縛りでした。途中解約すると違約金が発生しますので、一応注意した方がよいでしょう。僕はくそ高い大手キャリアに戻る気は一切ないので気にしませんでした。

まとめ

 今日は僕のオススメするネット環境(格安スマホ+ポケットwifi)についてご紹介しました。最近はほとんどの家庭にパソコンがあり、それ用にネット回線を契約している方も多いと思いますが、この方法であればスマホと家のネットの両方を制限なく構築できます。月々の通信料を節約する案のひとつとして検討してみてもらえればと思います。