PayPayって何?|ソフトバンクグループがスマホ決済サービスへ参入

皆さんはスマホ決済サービスのPayPay(ペイペイ)ってご存知でしょうか。非常によく似た名前でPaypalという電子決済サービスがありますが、これとは全くの別物です。僕は今までスマホ決済サービスを使ったことはなかったのですが、PayPayは良さそうだと思い早速アプリをインストールしました。

PayPay(ペイペイ)はPayPay株式会社が提供するスマホ決済サービスです。

最初はなんかあやしい会社のあやしいサービスかと思いましたが、そんなことはありません。

PayPayはヤフーとソフトバンクが50%ずつ出資している会社です。別の見方をすれば、ソフトバンクグループが本格的にスマホ決済事業に参入したということです。

出展:ソフトバンクHP

インドのペイティーエム(Paytm)という会社はインド国内に3億人ものアプリユーザーを有しており、インドの電子決済化を牽引しています。

このような企業とソフトバンクがバックにいるので、サービス停止やだまされるといったトラブルの心配はほとんどないでしょう。

僕のスマホにはおさいふケータイ機能がなく、買い物は基本現金かクレジットカード払いでしたが、PayPayは便利だしメリットもありそうだと思い、さっそく今日インストールしました。

PayPayの使い方

ここで簡単にPayPayの使い方を説明します。

アプリをインストール

PayPay公式のアプリをインストールします。

登録するだけで500円分のポイントが貰えます。

さすがに500円だけでは使えないので、支払い方法の設定が必要です。

銀行口座、クレジットカードとの接続方法

アプリのトップの管理画面より支払い設定方法を選択します。

以下の画面が表示されますので、銀行口座やクレジット番号を入力します。

銀行の場合はチャージして利用し、クレジットカードの場合は後日クレジットカードの請求として支払います。

僕がPayPayを利用しようと思った理由の1つ目がここです。

PayPayのポイントは通常0.5%ですが、これにクレジットカードのポイントもゲットできます(まだ作ったばかりでクレジットの方のポイントは未確認ですが、ポイント二重取りは可能なはず)。

お店での支払い

お店ではアプリ起動直後に表示される画面のバーコードもしくはQRコード(バーコードをクリックしたらQRコード表示に変わります)を提示するだけです。

100億円あげちゃうキャンペーンのポイント還元率がすごい

2018年12月4日から、100億円あげちゃうキャンペーンが実施されています。

期間は2019年3月31日までで、100億円到達したらサービス終了とのことですが、以下のポイント還元があります。

年末商戦に合わせて一気にユーザーを獲得しようということですね。ソフトバンクはばら撒き戦略が得意です。

20%のポイントバック

上のサービス期間中はPayPay利用決済毎に20%がポイント還元されます。

単純に20%引きで商品を買えるようなものということです。

普通のポイント還元といったら1,2%程度がいいとこなので、いかにすごい還元率かが分かります。

ソフトバンクユーザーかY!mobileユーザーは10回に1回支払いがタダになる

ソフトバンクが提供するサービスだけにやはりソフトバンク、Y!mobileユーザーが優遇されています。

なんと10回に1回の確率で無料(10万円まで)になるそうです。結構割の良い宝くじみたいなもんですね。

上記キャンペーン期間中は一度の買い物で10万円を超えないようにした方がよさそうです。

なお、普通のユーザーの場合、40回に1回の確率で無料、Yahoo!プレミアム会員なら20回に1回の確率で無料になります。

ちなみに、PayPayとYahoo!JAPAN ID設定はアプリの支払い設定の以下の画面から操作可能です。

PayPayが使えるお店

そんなPayPayが使えるお店ですが、現状かなり限られています

ただ、ソフトバンクグループが本気でスマホ決済事業に参入してきたということを考えると、加盟店はこれからどんどん増えて行くでしょう。

店舗側も3年間決済手数料が無料と、こちらもばら撒き戦略による取り込み中です。

飲食店

12月現在の加盟店は下図のとおりで、チェーンの居酒屋ばっかりです。正直僕には使いどころがありません。

ただ、学生の忘年会や新年会に使われそうな店が多いので、幹事さんはPayPayで支払うことで、キャンペーンに当選すれば丸儲けできるかもしれません。

出展:PayPay社HP

家電量販店

こちらは結構充実してます。個人利用としては一番メリットがあるのがこの家電量販店での使用でしょう。

家電の買い替えなどが10分の1で無料になるかもしれませんし、外れても20%ポイントバックであれば十分です。これはキャンペーン期間中に是非使いたいですね。

出展:PayPay社HP

ビックカメラなどはビックポイントも貯まるとのことで、トータルのポイント還元率はかなりのものです。

コンビニ

コンビニは現状ファミリーマートしか使えません。

出展:PayPay社HP

コンビニはローソンはドコモのd払いと連携していますし、セブンイレブンは独自システムを目指していますので、コンビニ大手3社どこでも使えるようになるにはまだしばらく時間がかかるでしょう。

僕にとっての一番のメリット|おさいふケータイ機能が不要

スマホ決済では、おさいふケータイ機能を利用するのが一般的でしたが、そもそも僕のスマホにはおさいふケータイ機能が無いというのが今までスマホ決済をしなかった理由です。

また、先行する楽天edyのアプリの場合は、edyカードを持ってないと使えないとか、いろいろ条件が面倒くさかったです。

これに対しPayPayはアプリ入れて、普段使いのクレジットカードを連携したら準備完了、という使うまでの条件や煩雑さが無いのが良い点です。

PayPayの注意点

PayPayに限ったことではありませんが、スマホ決済ですので当然通信が切れると使えません。

12月7日にはソフトバンク回線の大規模な障害も発生しましたので、この点には注意が必要です。といってもこのようなことはレアケースだと思います。

まとめ

今日は僕がはじめてインストールしたスマホ決済のPayPayについてお伝えしました。

100億円あげちゃうキャンペーン期間中の今は特にかなりお得だと思います。

今後加盟店も増えてくるでしょうし、もっと便利になってくるでしょう。

スマホ決済をはじめとする電子決済サービスのユーザー獲得合戦が激化している中、年末商戦を活用した大胆なキャンペーンによるユーザ取り込み戦略はさすがソフトバンクという感じですね。