『P蒼穹のファフナー3 EXODUS 超蒼穹3800ver』を打った感想と評価|出来レースと分かっていても面白い

パチンコ新台「P蒼穹のファフナー3 EXODUS超蒼穹3800ver」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機は初当りは1/99.9と甘デジ相当ですが、確変突入率は約20%で、確変の蒼穹作戦に突入できれば3,800発が50%ループというかなり尖ったスペックです。V入賞チャレンジは羽根もののような演出ですが、実は内部的には当落が決まっている出来レースなのは評価が分かれそうですね。ちなみに遊タイム(天井)はありません。

蒼穹のファフナーの原作は2004年頃のTVアニメで、パチンコとしては3作目となります。

版権はSANKYOで、このシリーズは小当り引いてからV入賞を狙うシステムが特徴ですね。

V入賞すれば「蒼穹作戦」に突入し、初回3,000発が確定、その後50%で3,800発がループします。

たまに甘デジコーナーに置いてるホールもありますが、ライトミドルどころかミドル台の中でもかなり荒波なスペックです。

P蒼穹のファフナー3,感想,評価
>>「P蒼穹のファフナー3」SANKYO公式HP

ファフナーシリーズは、玉の動きを使った演出が特徴ですね。

小当り後にV入賞すれば大当りという、羽根モノ的な要素を取り入れているのが特徴です。

ただ、初代はアナログのガチ抽選でしたが、今作は内部的に当落が決まっている仕組みになっています。

小当り確率は1/99.9で、V入賞する確率は約1/5なので、「蒼穹作戦」への突入率は実質1/500くらいです。

P蒼穹のファフナー3,役物

回転役モノはVが2つでハズれ4つなので、ガチ抽選なら1/3のはずですもんね。

上から覗き込むと、玉が放出されるときに、下の黄色の板が動くのが分かります。

知りたくなかった事実ですが、ランダムにするとどうしてもゴトの問題があるので仕方ないですね。

ただ、制御されていると知っててもこの演出はかなり興奮しますね。

「蒼穹作戦」は一撃の出玉性能もかなり高く、50%を2回とれば1万発超えます。

実戦結果,出玉

僕の実戦では2回以上続きませんでしたが、ネットでは5万発オーバーとかの報告もざらにありますね。

出玉速度もかなり早く、時速4万発はいきそうです。

また、本機のボーダーラインは等価で18.3回転程度と言われており、割と甘いと評判です。

詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。

P蒼穹のファフナー3の特徴
・小当り(決戦図柄停止)確率1/99.9
・「蒼穹作戦」突入率約20%
・「蒼穹作戦」継続率50%、オール3,800発
・通常時は先読み熱がおすすめ
・強い当たり方ほどV入賞期待度が高い
・甘デジじゃないですよ!

 
本機はスペックも演出面も他の台と差別化されていますし、個人的にはけっこう高評価です。

導入台数は少なめですが、地味に人気がでるんじゃないでしょうか。

また、後述しますが大当りの仕方でラッシュ突入期待値がある程度わかる法則性などもあるので、知ってるとより楽しめますね。

基本スペック

P蒼穹のファフナー3,スペック
まずは基本スペックを整理します。

P蒼穹のファフナー3
小当り確率 1/99.9
「決戦チャレンジ」突破率 約19.5%
突破時の初回出玉 3,000発
「蒼穹作戦」継続率 50%
「蒼穹作戦」大当り時出玉 3,800発
天井(遊タイム) なし
等価ボーダーライン 約18.3回転

本機は小当たり(決戦図柄停止)確率1/99.9、「決戦Vチャレンジ」突破率が約20%なので、まとまった出玉が得られるのは実質1/500くらいです。

甘デジじゃないのでご注意ください。

振り分けは公式から引用しますが、「蒼穹作戦」に突入したら初回3,000発が確定し、その後は50%で3,800発がループする仕様です。

振り分け

期待値としては、1/319の60%突入くらいのスペックと同等なので7,000発といったところですが、このスペックに期待値なんてあってないようなもんですね

1回のボーナスで3,800発は出せないので、内部的には10R(1,275発)の3回リミットとなっています。

3回リミット

50%でこれか出玉無しなので、蒼穹作戦はマジでヒリつきますね。

止め打ち

右打ち
本機はおまけポケットの性能が悪いので、右はそこそこ削られます。

とくにボーナスは3回1セットなので、ボーナスの合間は止め打ち推奨です。

10R終わったら一旦打ち出しを止めて、液晶の指示に従って打ち出しましょう。

まぁ、パンク怖いですし、ロスといってもそれほどでもないので、打ちっぱなしでもいいかなとは思います。

カスタム

カスタム
カスタムは「レバブルアップ」「先読み熱」の2種類です。

SANKYOのレバブルは強いことで有名ですが、本作では(おそらく)小当り確定、さらに突破期待値が高い「連撃ルート」以上が濃厚です。

個人的には「先読み熱」がおすすめですね。小当たりする時は「織姫通過予告」「同色図柄停止」など、ほぼ先読みが発生します。

・織姫通過予告
織姫通過予告
・同色先読み
同色先読み

カスタム中にこれらが出たら信頼度90%くらいあります。

また、本機は「蒼穹作戦」当選時に残保留でも小当たり当選していた場合、本来「特図2」の3回リミットのところが「特図1」に書き換えられてしまいます。

へそ落ちほど厳しいペナルティではないですし、レアケースではありますが、打ち出し止めるタイミングに先読みカスタムが便利です。

「決戦Vチャレンジ」期待度の法則性

連撃ルート
小当り後の「決戦Vチャレンジ」を突破すれば「蒼穹作戦」に突入ですが、「連撃」になるとチャンスアップです。

普段はV入賞チャレンジの玉が1個のところ、総士が参戦すると2個になります。

玉2個

内部的には決まっているので見せ方だけなんですが、期待感の持たせ方が上手いですね。

期待値としては概ね以下くらいです。

玉数 V入賞期待度
一騎のみ 1個 約15%
総士参戦「連撃」 2個 約37%
一騎覚醒 4個 100%

 
「一騎覚醒ルート」は確定ですが、現実的にはほぼ出ないので、「連撃ルート」に期待したいところです。

で、この「連撃ルート」かどうかは当り方に法則性があります。

連撃ルート以上が濃厚な当たり方

英雄二人

連撃ルート以上が濃厚な当たり方として代表的なものは以下です。

連撃ルート以上濃厚
・赤保留
・レバブル
・英雄二人リーチから大当り
・金保留
・祝福保留(司令書保留から変化)
・ウォーカー保留
・金ウインドウSU

 
「英雄二人リーチ」は一騎と総士との共闘で、当たればそのまま連撃なので、リーチ種類の中で一番激アツです。

あとは、赤保留、レバブル、金が絡んだ当たり方と覚えておけばいいでしょう。

一騎覚醒ルート濃厚な当たり方

一騎覚醒(突破濃厚)パターンはプレミアなので見たことないですが、以下があるようです。

一騎覚醒ルート濃厚
・7図柄当たり
・幼少期回想予告SU4
・楽曲フリーズSU3
・織姫予言「パチンコでいい笑顔」
・リーチボイス「激熱」
・タイトルがフルーツ柄

 
どれもプレミアですが、フリーズ系の最終段(全回転)とフルーツ柄と覚えておきましょう。

玉の動きによるガチ抽選じゃないところを、演出として熱い当たり方ほど突破期待値を高くしてるのは、工夫されていて高評価です。

演出の流れ

決戦図柄
まずは1/99.9の小当たり(決戦図柄停止)を目指します。

小当り中の出撃演出で赤文字がでたら総士参戦が濃厚です。

総士参戦

ゲージがなくなると上アタッカーが閉まります。

無駄打ちしないようしっかり止め打ちしましょう。

決戦Vチャレンジ

JUDGEMENT
小当り終了後は「決戦Vチャレンジ」です。

本機の一番熱い瞬間ですね。

V入賞期待値は約20%ですが、突破した時の恩恵がでかいので脳汁でます。

一応動画とってきました(音がでます)。

出来レースなのは分かってますが、クセになりますね。

超蒼穹FEVER

超蒼穹FEVER
決戦Vチャレンジを突破したら「超蒼穹FEVER」です。

まず3,000発確定はでかいですね。

この後は50%で3,800発がループと、ほんと一発台みたいです。

蒼穹作戦

蒼穹作戦
蒼穹作戦のループ率は約50%です。

ここも決戦Vチャレンジと同じくバトル勝利(V入賞)の期待値が示唆されています。

玉数 V入賞期待度
一騎のみ 1個 約35%
総士参戦「連撃」 2個 約75%
一騎覚醒 4個 100%

初回で一騎単独だとかなり萎えますね。

やはりここも総士参戦の連撃に期待したいところです。

総士参戦
あとチャンスアップとしてはおっさんの顔がドアップのパターン(60%以上)ですね。

・通常
・ドアップ

超蒼穹FEVER3800

超蒼穹FEVER3800
バトル勝利で「超蒼穹FEVER3800」です。

その名の通り約3,800発の出玉が獲得できます。

3,800発は新基準では出せないので10Rの3回リミットとう仕組みです。

継続

上で書いたとおり、余裕があれば10Rごとに止め打ち推奨です。

僕の実戦結果と感想、評価

P蒼穹のファフナー3,実戦,感想,評価
ここからは僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。

幸い何度か「蒼穹作戦」をとれましたが、最大で上の1万発でした。

多分15分もかかってないので、時速4万発くらいは行きそうです。

本機は最近の台で一番の脳汁台ですね。

V入賞時の一瞬の熱さは他の台には無い魅力です。

ただ、出玉無し or 3,800発というスペックは天国か地獄かという感じで評価が分かれそうですね。

一番近いのは少し古いですが「ゴルゴ」でしょうか。

個人的にはどちらかと言えば高継続台が好みなのですが、たまにはこういう台もいいですね。

また、演出とラッシュ突入期待値に法則性があるのもメリハリがあって個人的には高評価です。

その他感想などをお伝えします。

出来レースは残念だけど、上手く使ってる

P蒼穹のファフナー3,役物
僕は最初はこのV入賞を羽根モノみたいなアナログ方式だと思ってました。

全然入らなくて、磁石でもついてんのかって思いましたが、磁石じゃなくてステージの操作でしたね。

知りたくなかったですが、出来レースだからこそ法則性や演出に強弱をつけられるので、これは上手いなと感心しました。

分かってても面白いですしね。

甘デジコーナーに置いちゃダメ

履歴
上のとおり7連続単発とかも全然あり得るMAXミドルなのに、たまに甘デジコーナーに設置してるホールがありますね。

初当りが1/99.9だからでしょうが、海物語の隣とかに置いちゃダメですよ。

「おじいちゃん、その台、思っとんのと全然ちゃうで」

と、思わず止めたくなりました。

保留変化が強い

保留変化
本機は保留変化がかなり強いです。

前述のとおり赤保留は小当り+連撃ルート確定ですし、緑保留でも40%以上、緑でも先読み絡んでハズれたことありません。

司令書保留は下の「期待」とかいかにも期待できなさそうなものでも60%オーバーの信頼度です。

司令書保留

これだけ保留変化が強い台は最近みないですね。

織姫通過予告は先読み専用にして欲しかった

織姫通過予告
「織姫幻影通過予告」は先読みだけにして欲しかったですね。

カスタム入れてると、これが先読みで出た瞬間に90%以上あるんですが、当該保留のリーチ演出でも発生して、その場合は期待値がほぼありません

先読みキター!ってリーチすんのかーいっ!のパターンにがっかりします。

レバブルこない

SANKYOといえばレバブルなんですが、この台はカスタムアップしてもほとんど出ないですね。

レバブルは小当り+連撃ルート(期待値38%)が確定なので当然なんですが、そうなると多分1000回転に1回くらいしか出ないはずです。

個人的にはもう少しレバブルの発生頻度を増やしてほしかったです。

会議室ステージいらん

会議室ステージ
本機の演出は割とシンプルで好みなんですが、「会議室ステージ」はいらんですね。

赤扉しまって熱そうに見えるのに、リーチさえしません。

この煽りならせめてリーチくらいしろやって感じでちょっとバランスが悪いですね。

一方で、もう一つのステージ演出である「ワルキューレの岩戸」は大チャンスです。

ワルキューレの岩戸

通常時の演出信頼度等

通常時の信頼度
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。

詳細は攻略サイトなどに出ていますので、僕の見た範囲の体感レベルでさらっといきますが、正直何待ちかよう分からんという印象です。

なので、「先読み熱」のカスタムをおすすめします。

まぁ小当り確率が1/99.9なのでいろんな当たり方しますが、王道は公式HPにあるとおり4大注目演出ですね。

4大注目演出
・震撃ルガーランス
・人類救済の力
・織姫予言
・英雄二人リーチ

 
この中でも右の役モノが作動する「震撃ルガーランス」が群を抜いて強いですね。ただ滅多に出ません。

一方で、「織姫予言」が出やすく、大当りの半分以上に絡む印象です。

織姫予言

王道は織姫予言からの強襲リーチ


本機の王道ルートは「織姫予言」からの「強襲リーチ」ですね。

予言はだいたい「覚醒」ですが、これ以外ならさらに信頼度が高いです。

バトルは「彗」<「零央」<「美三香」の期待値ですが、正直キャラはあまり関係ありません

覚醒

覚醒までいけば信頼度が50%近くありますね。

ただ、よく出るので割とハズれることも多く、赤帯と強カットインがないと厳しい印象です。

赤帯

ちなみに金帯でたら小当たり+連撃ルート濃厚です。

英雄二人リーチの信頼度がイマイチ

英雄二人
「英雄二人リーチ」の信頼度は約80%です。

マークザインとマークニヒト図柄停止で発展します。

これで当たると連撃ルート濃厚なので激アツです。

ただ、個人的にはけっこうよくハズれてくれたので、本当に80%も信頼度ある?というのが実戦した感想ですね。

人類救済の力

人類救済予告
「人類救済の力」予告はSPリーチ発展前に流れるムービー演出です。

信頼度は90%オーバーで、ここからはどこに発展してもまず大丈夫、って感じですね。

幼少期回想連続予告

幼少期回想予告
「幼少期回想連続予告」は大当りに絡みやすいです。

4大演出に続く予告って感じで、ステップ2以上いけば期待値60%オーバーです。

4段階まで行くと小当り濃厚+一騎覚醒ルートなので、だいたいは3段階で「織姫予言」に行くパターンが多いですね。

キャラリーチ

キャラリーチ
「キャラリーチ」は基本10%以下の信頼度ですが、赤タイトルの場合は一気に80%近くまで上がります。

たまにキャラが「真矢」に上書きされる場合があり、この場合は激アツです。

直当たりより、ハズれた後にポスターめくれたりの復活で当たるパターンが多いですね。

復活

意外とこの当たり方が多いです。

楽曲リーチ

シャングリラ
楽曲リーチは曲が「shangri-la」なら信頼度60%オーバーです。

「イグニスト」は10%以下ですが、織姫カットインや赤文字でチャンスアップです。

イグジスト 赤文字

楽曲リーチはあまり期待できないですが、たまにさくっと当たるので驚きます。

マークザイン役モノは弱い

マークザイン役モノ
変動開始時のマークザイン役モノ落ちはチャンスですが、ちょっと弱いですね。

期待度30%程度と言われますが、他の演出次第です。

割とよく出ますが、後半の演出が尻すぼみのパターンが多いので派手な割にはあまり期待できない予告です。

まとめ

今日はパチンコ新台「P蒼穹のファフナー3」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。

僕はファフナーは前作を打っていないのでシリーズ通して初打ちだったのですが、けっこう面白かったですね。

スペック面も他の台と差別化されてますし、導入台数は少なめですが、一定の人気がでると思います。

V入賞が出来レースだと知ってしまったのは残念ですが、逆に演出との法則性とかもあって良い作り込みだと思いました。

ただ、突破率はトータル20%なので、単発続きも十分あり得るので、深追いするのはおすすめできませんね。

とりあえず1回小当たり引くまでって感じで、運試しみたいにさわるのがちょうどいい台だと思います。