パチンコ新台「Pフィーバーマクロスフロンティア4」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機は1種2種のミドルスペックで、右の大当りは全てMAXの1500発です。時短が1or2+残保留1回という点が少し特殊ですが、トータル継続率は約81%です。ちなみに遊タイム(天井)はありません。
マクロスフロンティアはSANKYOの人気シリーズですね。
アニメの原作は2008年で、パチンコとしても10年以上の歴史があります。
僕は未だに原作を見たことないのですが、オタクが好きそうなランカと女子受けが悪そうなシェリルという2人のヒロインと、優柔不断ぽい主人公アルトがバジュラと戦うロボットものみたいですね。
パチンコではライトミドルのマクロスF2が好きだったのですが、前作のマクロスF3がクソすぎた印象が強いですね。
最新作となる本機は1/319のミドルスペックで、ラッシュのギャラクシーライブ突入率は53%、継続率は約81%と、スペック自体は最近の王道です。
右は全て1500発と、仕組みは違いますがガロやユニコーンに近い感じですね。
僕の実戦では何度かラッシュを引きましたが期待値以上はでず、ハマりは人並み以上にくらってるので、実は結構負けてます。
ラッシュは右打ち2or3回転なので出玉スピードはかなり早く、時速3万発はいきそうです。
この時短回数の違いについては後述します。
また、本機のボーダーラインは等価で18.5回転程度とまぁ普通ですが、遊タイムなしは評価が分かれるところですね。
詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・ラッシュはかなり尖ったスペック
(大当り確率1/2の2or3回転)
・右の出玉はすべて1,500発
・遊タイムなし
・とにかくレバブルが強い
・通常時の演出はバランスが悪い
本機はラッシュがかなり尖ったスペックなので、ネットでも評価は割れていますね。
個人的には前作よりは面白いというのが僕の評価ですが、これは通常時の演出のダメさに慣れてレバブル台と割り切ったためです。
ただ、大当り中の楽曲はいいですね。菅野よう子さんが手がけた原作の全13曲収録されています。
目次
基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
PFマクロスフロンティア4 | |
大当り確率 | 1/319.7 |
RUSH突入率 | 53% |
RUSH継続率 | 約81% |
大当り確率 | 1/2.0 |
時短1+残保留1 | 75.0% |
時短2+残保留1 | 87.5% |
通常大当り時短 | なし |
天井(遊タイム) | なし |
等価ボーダーライン | 約18.5回転 |
1/319のミドルタイプで53%がRUSHの「ギャラクシーライブ」に突入です。
右の確率が1/2と、かなりヒリつくスペックですね。
ギャラクシーライブは時短1or2回転+残保留1回転で、トータル継続率は約81%です。
この台で一番気になるのは、この時短1or2って何?ってとこなので先に説明します。
ラッシュ継続率の仕組み
本機は時短1or2回転+残保留1回転で1/2を引けばラッシュ継続です。
この時短1or2の振り分けが気になるところですね。
この仕組みを厳密さには目をつむってイメージが伝わりやすいように説明します。
まずは上のとおりラッシュは2回チャンスとあるとおり、時短1回転+残保留1回転が基本です。
最初の時短で当たった場合、次回のチャンスは、残保留1回転の抽選+次の時短1+残保留1の計3回転で、継続率が87.5%です。
残保留で当たった場合は、次は時短+残保留の2回転の抽選なので、継続率が75%となります。
最初の時短で当たる確率は50%なので、継続率は(87.5+75)÷2で、約81%となります。
ネットの攻略情報をいろいろ調べても時短1or2としか出ておらず、裏は取れてませんが、多分この考え方でいいでしょう。
振り分け
振り分けは以下のとおりです。
振り分け | 出玉 | ||
へそ
|
10R+10R+RUSH | 6% | 3,000発 |
3R+時短1回 | 94% | 300発 | |
電チュー | 10R+RUSH | 100% | 1,500発 |
シンプルですが図の方が見やすいので公式HPから引用しておきます。
ユニコーンと同じくヘソから3,000発+RUSHがあります。
ただ、ユニコーンが20%に対しマクロスF4は6%なので、恩恵は大きいですがちょっと引ける気がしないですね。
94%は時短1回転で、ここの突破率は1/2ですが、ラッシュにいかなかった時の絶望感は本当ハンパ無いです。
継続率81%は平均5連なので、期待値は8,000発といったところですが、かなり荒波な印象ですね。
PFマクロスフロンティア4の流れ
ここからは本機の演出の流れなどをお伝えします。
へその大当りは7図柄ならSUPECIAL FEVERで、出玉3,000発+ラッシュが確定する「Victory TIME」に突入です。
7図柄揃いは6%しかないので、ほとんどは大当り後にラッシュをかけた「翼の舞チャンス」となります。
「翼の舞チャンス」は1つでもチャンスアップがあれば期待大
「翼の舞チャンス」はギャラクシーライブ突入をかけた1/2の一発勝負です。
本機の一番熱い瞬間ですね。
ちなみに大当り後は一連の演出に見えますが、一球入魂の右打ち指示が出るまでは止め打ちしてて大丈夫です。
翼の舞チャンスはバジュラクィーンとの最終決戦で、レバー演出成功でラッシュ確定です。
「信じてくれ、バジュラ」と言いながらぶっ飛ばすってどういうシーンなんでしょ。
まぁそんなことはどうでもいいですが、ここは1つでもチャンスアップがあれば突破濃厚な印象ですね。
入賞時レバブルやGOLD図柄昇格はおそらく確定ですし、テンパイ図柄が奇数、赤文字出現でも大チャンスです。
最終煽りでレインボーなど、ここは演出が豊富で面白いです。
逆に偶数図柄テンパイで最後までなにもチャンスアップなしだとかなり厳しいですね。
この一発勝負はかなり熱いですが、外れた時の絶望感はハンパないです。
うわーじゃねぇよ、マジで。
この画面を何回呆然と見たことか。
ギャラクシーライブ突入=最低1,500発とれるのと、300発終了の落差は大きいです。
ギャラクシーライブ中の演出
1/2を突破できれば大当り消化後に「ギャラクシーライブ」に突入です。
ギャラクシーライブは上で説明したとおり、時短1or2+残保留1回転のラッシュです。
ちなみに初回は時短1回+残保留1なので、初回の継続率は75%となります。
2連で終わる台が多いのはこのためです。
上で説明したとおり最初の1回転であたった場合、残保留(正確には時短2回転目)も当たっていれば大当り中に保留連の告知が出る場合があります。
シェリルのセリフがなんかエロいですね。
1st STAGEはVコントローラがメイン
時短1回転は即当たりもありますが、Vコントローラ演出がメインですね。
最後のVコン演出で「私の歌を聴けー」となれば大当りです。
最初のカットインや途中で赤文字が出現するとチャンスアップですが、赤文字だけだとちょっと弱いですね。
もちろんここもレバブルで激アツです。
2nd STAGEは4種類のゲーム性
残保留1回転は4種類のゲーム性から選べます。
・カウントダウンアタック:一撃タイプ
・シェリルアタック:一発告知タイプ
・パトランカアタック:連打タイプ
結局どれも一発告知みたいなもんですが、個人的には「パトランカアタック」が好みですね。
一応動画をとってきました(音が出ます)。
次点はシェリルアタックですね。
スポットライトが最後まで消灯するまでに告知が出れば大当りです。
突発告知系が好きな人におすすめですね。
僕の実戦結果と感想、評価
ここからは僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。
1度は1万発出したいと、最近の新台では割と打った方ですが、まったく期待値とれませんでした。
最大でも上のとおり5連の6,500発です。
個人的にはこのタイプのスペックは相性が悪くて、トータルはゲロ吐きそうなほど負けてます。
まぁ確率に相性なんてないので、負けすぎて作られた印象ですけどね。
それでも1/2の2or3回転のスペックは連チャンする気がしないです。
その他の感想をお伝えします。
遊タイムが欲しかった
ネットでも評判のとおり、本機は遊タイムが無いのが痛いですね。
遊タイムつけたら当然期待値とかを厳しくしなきゃいけないんですが、通常時がかなり苦痛な台なのでなんとかして欲しかったですね。
例えば、へその6%の3,000発+RUSHを無くせばバランスとれたんじゃないかと思います。
楽曲が良いが楽しむ余裕がない
本機は「ライオン」をはじめ、原作で菅野よう子さんが作曲した全13曲が収録されています。
僕のようにマクロスFは知らんけど、菅野よう子は知ってるという方もいるでしょう。
大当り中に楽曲が流れるのですが、ラッシュ中は緊張で音楽に集中してられないのが残念でした。
少し余裕が出来たらあえて止め打ちしながら楽曲を楽しむのもよいでしょう。
楽曲が良いのでロングSTとかの方が相性が良かったかもとも思いますね。
レバブルが強い
これは打つ前から分かってましたけど、この筐体の台は基本レバブル待ちですね。
先読みからレバブルしたり、上の赤レバブルは90%オーバーの信頼度です。
ゴルゴもそうでしたしユニコーンもしかりですね。
ただ、これらよりはレバブルが干弱い印象です。
マクロスフロンティアは、前作もそうですが、結構エグい外れ方するので、何も信じられなくなったらカスタムで「レバブルアップ」つけるのをおすすめします。
レバブルアップは、大当り時の出現率を上げるので、発生頻度が上がるわけではありません。
大当り時はまず間違いなくレバブルするので、体感的にはジャグラーかってほど、ほとんど一発告知台になりますね。
このカスタムでレバブルきたら実戦上ハズれなしです。
逆にレバブルが無かったらどんなに熱い演出こようがほぼ確実に外れるので、これは好みが分かれるでしょう。
ただ、次のとおり個人的には通常時の演出がかなり残念だと思っているのでカスタム推奨ですね。
通常時の演出信頼度等
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。
詳細は攻略サイトなどに出ていますので、僕の見た範囲の体感レベルでさらっといきます。
本機はクソ台とは言いませんが、まぁなんというか、演出による期待値の足し算が下手くそですね。
3台キーポイント演出
本機には公式にもあるとおり3大キーポイント演出があります。
・歌姫来舞
・超時空Vコントローラー
この中でも「24時のシンデレラ」から「歌姫来舞」の経路が大当りに絡む印象が強いですね。
・24時のシンデレラ |
・歌姫来舞 |
逆に「超時空Vコントローラー」は期待しすぎない方がいいです。
バトルリーチの後半から突発で出現して、激アツには違いないのですが、マジでこれよく外れます。
もちろん外れることはあっていいのですが、出現確率のバランスが悪すぎますね。
これは一例ですが、こういうエグい外れ方が多いからレバブル待ちの台って言われるんですよね。
王道はシェリルゴージャスNIGHTからの「歌姫来舞」
本機の王道は注目演出の1つである「24時のシンデレラ」から「シェリルゴージャスNight」か「ランカシンデレラNight」のどちらかに発展します。
どちらも激アツなルートですが、「シェリルゴージャスNight」の方が信頼度が高いですね。
「シェリルゴージャスNight」はホワイトシェリルかブラックシェリルかが選択され、予告を3つランクアップします。
もちろんブラックシェリルが信頼度が高いですが、正直これはどっちでもいい、というかブラックは出たことないので、プレミアクラスじゃないでしょうか。
この後が一番大切な分岐です。プッシュボタンから、バトル系リーチかW歌姫アタックリーチのどちらかに発展します。
ここで「歌姫来舞」が出現してW歌姫アタックリーチに発展するのが、王道パターンです。
レバブルとともに期待値も最高潮です。
ちなみにここのレバブルは演出のセットなので、いわゆる「レバブル」ではありませんが、それでも期待値70%はあります。
図柄が「GOLD」になればほぼ鉄板ですね。
特殊発展系リーチは弱い
本機の特殊発展系リーチはかなり弱いですね。
前作ではそこそこ期待値があった上の名言アタックも、びっくりするくらいに当たりません。
ほかにも、「スター・デイト」「ひと時のバカンス」は言わずもがな、「フロンティア・スパイラルリーチ」の5ラインや「もってけVチャンス」でも期待できません。
・フロンティアスパイラルリーチ
・もってけVチャンス
特殊発展系リーチは全体的に演出の派手さと期待値の乖離が大きすぎてげんなりするんですよね。
キャラリーチはうざいだけ
キャラリーチははっきりいってうざいです。
基本的に後半発展に期待するのですが、まず発展しませんし、演出外れからの復活発展など、煽るだけ煽って時間の無駄です。
もう演出無視して無心で保留貯めるだけです。
ただ、レバブルでこのルートは逆に激アツですけどね。
まとめ
今日はパチンコ新台「Pマクロスフロンティア4」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
通常時は前作を引き継いでいる感じで個人的には演出が過剰な上に期待値の足し算が下手くそ、というのが感想です。
ただ、レバブルアップをいれれば一発告知台として楽しめるので、割り切れる人にはいいんじゃないでしょうか。
個人的には通常時は半分寝ながら打って、レバブル来た瞬間に目がバチッと覚める感じは嫌いじゃないです。
ラッシュのギャラクシーライブは1/2の緊張感がすごいので、まさにギャンブル好きにはおすすめですね。