『Pガンダムユニコーン』を打った感想と評価|演出、出玉ともにバランスが良くて人気が高いのも納得

パチンコ新台「Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機はRUSHの仕組みが最近珍しい転落抽選タイプという点と、RUSHが「覚醒」したら出玉スピードが超高速になるのが特徴です。個人的には通常時の演出や右打ち中もバランスがよいと思ったのでこの台はかなり人気がでそうな気がします。ちなみに遊タイムはありません。

機動戦士ガンダムシリーズはSANKYOの人気コンテンツですね。

過去に機動戦士ガンダムやZガンダムがリリースされていますが、最新作である今作はユニコーンです。

ガンダムUCは、アニメシリーズとしてもかなり評判がよいですが、原作は小説だそうですね。

パチンコ最新作となる本機は現行MAX基準の1/319スペックで、へそからのRUSH突入率が60%です。

RUSHは最近めずらしい転落抽選タイプで仕組みなどは後述しますが、シンプルに継続率は81%の確変と考えればよいです。

また、右の出玉はALL1,500発と一撃に期待が持てるスペックですが、遊タイムがない点は評価が分かれるでしょう。

Pガンダムユニコーン

僕は何度めかの実戦でようやく1万発オーバーをゲットできました。

RUSH3連後に突入する「覚醒HYPER」はめちゃくちゃ早いです。

出玉スピードは現行機最速クラスのガロに匹敵し、時速4万発くらいいきそうですね。

詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。

PFガンダムユニコーンの特徴
・初当り確率1/319、ラッシュ突入率60%
・初当りの20%が出玉3,000発
・RUSH継続率は81%で、ALL1,500発
・RUSHの3連以降は「覚醒」して高速化
・演出、出玉ともにバランスが良い
・通常時は「覚醒」演出待ち

 
細かい仕組みは違いますが、スペック自体はガロに似ていますね。

ガロと比較して、初当りに3,000発の振り分けがあったり、ラッシュ突入率が60%と甘めにできたのは遊タイムをつけなかったからでしょう。

演出も全体的にバランスがよく、個人的には最近の新台のなかではかなり高評価です。

ネットでも評判がよく、実際なかなか座れないので、間違いなく最近では一番人気の台ですね。

PFガンダムユニコーンの基本スペック

P機動戦士ガンダムUC
まずは基本スペックを整理します。

Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン
大当り確率 1/319.7
RUSH突入率 60%
RUSH継続率 約81%
 大当り確率 1/41.1
 転落確率 1/153.7
通常大当り時短 なし
天井(遊タイム) なし
等価ボーダーライン 18.4回転

初当り1/319、RUSH突入率60%、継続率が81%と、オーソドックスなミドルタイプです。

右の大当りは全て1,500発と一撃が期待できるスペックで、最近だとガロに一番近い感じですね。

ラッシュ突入率が50%超えているのが嬉しい反面、遊タイムなしは評価が分かれるところです。

ボーダーラインは等価で1K18.5回前後と、ちょっと甘い部類かな、という感じですね。

振り分け

振り分けは以下のとおりです。

振り分け 出玉
へそ
10R+RUSH 20% 3,000発
3R+RUSH 40%
450発
3R 40%
電チュー 10R+RUSH 100% 1,500発

図の方が見やすいので公式HPより引用します。

振り分け

右はシンプルに大当り全てMAXの1,500発で、転落を引いた場合は一切出玉なしです。

一方でへそは、20%に3,000発+RUSHの振り分けがあるので、これを引けるかどうかで出玉の期待値は大きく変わってきますね。

7図柄で当たるよりも、FEVER画面フリーズからの昇格パターンが多い印象です。随所のフロンタルのボイスがシビレます。

昇格演出 3000fever

1回の大当りで3,000発の出玉は新基準では出せないので、これは初回10Rと次回確定ということです。

そしてRUSHが3連以上続くと、「覚醒HYPER」に移行します。

3連続勝利 覚醒HYPER

ちなみに、「覚醒HYPER」は保留の消化スピードが上がるだけで、ラッシュ中の確率は何も変わっていません

ただ、覚醒中の爽快感がクセになるので、なんとかHYPERまで持っていきたい気持ちが相まってかなりRUSH中はかなり面白いです。

ようやく引いた「覚醒HYPER」はこんな感じです(音がでます)。

出玉速度を可変させるという見せ方の工夫で熱さを演出している点は高評価ですね。

なお、右打ちは1コ返しのポケットがあるので、よほどボーダーを気にする人以外は止め打ち不要です。

RUSH継続の仕組み

本機は81%継続の確変と覚えておけばよいですが、珍しい転落抽選タイプなので簡単に仕組みをお伝えします。

過去には009や慶次も転落抽選の台がありましたね。

約1/41の大当りを約1/154の転落よりも先に引けばよく、これは簡易的に154/(41+154)で求められます。

これを計算すると約79%です。

本機は転落を引いたあとの残保留4回転で引き戻す確率が約10%あるので、これを加味した合算で、継続率は約81%となります。

昔の機種は転落引いた瞬間に電チューが閉じて、演出見る前にガッカリ、というパターンが多かったので、ここは地味に良いですね。

PFガンダムユニコーンの流れ

続いて本機の演出の流れをお伝えします。

へその大当りは、7図柄は上のとおり、3,000発+RUSH、奇数(赤)図柄なら3R+RUSH突入、偶数(紫)図柄なら昇格に期待です。

奇数図柄 UNICORNフィーバー
偶数図柄 FEVER

偶数図柄の昇格のタイミングはラウンド前と、ラウンド中のフリーズ、大当り終了後の「ファイナルチャンス」があります。

・ラウンド前昇格演出
昇格
・ファイナルチャンス
ファイナルチャンス

連打演出の「ファイナルチャンス」が昇格のメインルートかと思いましたが、実戦上はかなり望み薄な感じがしましたね。

RUSHは2種類からモード選択

モード選択
無事60%の確変を取れたらRUSH突入です。

大当りの3回目まで、2種類のモードから演出を選択できます。

デストロイRUSHは王道バトル演出

デストロイRUSH
「デストロイRUSH」は王道のバトル演出です。

シンプルにバトル勝利で大当りなので、原作知らない人はまずはこちらがおすすめですね。

期待度は、VSフル・フロンタル < VSアンジェロ・ザウパー < VSマリーダ・クルス の順ですが、対戦相手よりもチャンスアップが重要ですね。

アンジェロ・ザウパー マリーダ・クルス

赤保留は激アツですし、最後のプッシュが赤ならチャンス、レバーなら当確です。

赤保留 赤ボタン

逆になんのチャンスアップもなく、シナンジュ(フル・フロンタル)出てきたら絶望ですね。

シナンジュ フル・フロンタル

「あたらなければどうということはない」多分原作のかっこいい名シーンだと思いますが、マジ勘弁です。

最後の連打演出からの復活はあまり期待できないですね。

連打 end

ユニコーンRUSHは原作ストーリー演出

ユニコーンRUSH
「ユニコーンRUSH」はエピソード系のリーチです。

原作の名シーンの再現なので、原作ファンにはこちらもおすすめです。

赤図柄でリーチするとエピソードリーチに発展します。

ミネバ

僕は原作みたことないですが、ミネバの「決死の覚悟」リーチは見入ってしまいましたね。

最後の当落レバー成功で大当りです。

ユニコーンRUSHも赤系チャンスアップが強いですね。

エピソードリーチは全9種類ですが、2回しかみれないのでコンプリートするにはかなり打ち込む必要がありますね。

ユニコーンRUSH中はエピソード以外に「ミネバチャンス」に発展すればかなり強い印象です。

「やってみせなさい」が決め台詞のミネバはSっぽいですね。

こちらの演出もフル・フロンタル出現でピンチです。

RUSHの3連以降は「覚醒HYPER」

PREMIUN FEVER
RUSHが3連すると、「PREMIUM FEVER」で、次回からユニコーンガンダムが超覚醒します。

上で説明したとおり、ラッシュの確率は変わらず、保留の消化が3倍速になります。

このモードの疾走感は最高ですね。

パチンコの射出速度は1分間100発くらいなので、ほぼ打ち出したペースで消化してますね。

上とは別パターンの短い動画です(音がでます)。

ほぼ30秒以内にあたるので、出っぱなし状態です。

逆に終了の時も一瞬で、モノアイ出現からの偶数テンパイで終了ピンチです。

本機はENDの後の残保留4回転で10%くらい引き戻しがあるので、そこがラストチャンスです。

僕の実戦結果と感想、評価

実戦結果,感想,評価
ここからは僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。

上のとおりRUSHで1万発以上出ましたが、この前後にめっちゃ負けてるのでトータルはぼろ負けしています。

それでもまた打ちたいと思っているので、個人的にはかなり高評価な台です。

本機は演出、出玉ともにバランスがよく、ネットでも割と評判がいいですね。

その他実戦した感想をいくつかお伝えします。

感想1.出玉速度が早い

出玉速度
「覚醒HYPER」の出玉速度はかなりのものですね。

ほぼ出っ放しなので、覚醒までいけば時速4万発近いスピードですね。

また、RUSHから段階的に速度が上がるのもテンションあがります。

確率をいじらずにこの期待感の持ち上げ方はうまいですね。

感想2.遊タイムなしは評価が分かれる

遊タイム
本機の遊タイム非搭載は評価が分かれるところでしょう。

僕も上のとおり1000回転オーバーのハマりをくらいました。

4倍ハマりは2%くらいあるので、全然ありえますが、1日でこれだけ負けたのは数年ぶりですね。

ホント意識が朦朧としますね。

自分で稼いだお金で打ってますがこんな気分でした。

ただ、遊タイムを無くしたことで、出玉性能に振れた部分もあると思うので、ここは難しいとことろですね。

感想3.通常時の演出バランスがよい


個人的には本機は通常時の演出バランスがいいと思いました。

最近は種無し保留を無駄な擬似連でひっぱたり、無理やり期待感を煽ろうとして結局何待ちかよく分からんクソ台も多いですが、本機はメリハリがきいてる印象です。

カスタムも豊富で、好みに合わせて変更可能です。

レバブルアップ
先読みチャンスを入れると保留変化(当該回転を除く)でも4割近い信頼度になります。

演出の信頼度等

最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。

本機には公式にもあるとおり「4大キーポイント演出」があり、基本はこれ待ちですね。

4大激アツ演出
・ガンダムユニコーン予告
・赤い彗星の再来ゾーン
・可能性の獣
・頂上対決リーチ

 
この4つのうち、3つ絡めば大当り濃厚ですが、2つ絡むパターンが多いですね。

・赤い彗星の再来ゾーン
赤い彗星の再来
・可能性の獣
可能性の獣

ここから本機最強リーチである「頂上対決リーチ」にいけば激アツで、大当りの半分くらいに絡む印象です。

頂上対決

王道は「可能性の獣」からの覚醒

カウントダウン
本機の王道は、注目演出の一つでもある「可能性の獣」からのユニコーンガンダムの変身です。

可能性の獣って、なんか厨二みたいですね(ファンに怒られそう)。

変身までのカウントダウン演出で、カットインの色で信頼度が変わります。

ここは最低でも赤、できれば金カットインが欲しいところです。

赤カットイン

カウントダウンがゼロになってユニコーンガンダムが変身するのですが、めちゃくちゃかっこいいですね。

下の分岐で左の赤側にいけば「MSバトルリーチ」、右に行けば覚醒してネオ・ジオングとの「頂上対決リーチ」に発展します。
変身

決戦リーチ 覚醒リーチ

ここで「覚醒」に行けば期待値70%オーバーで、当落レバーが金なら多分ですが当確ですね。

当落レバー

逆に「MSバトルリーチ」は若干弱い印象で、VSフル・フロンタル+金保留くらいじゃないと安心できないですね。

VSフル・フロンタル

他のキャラとのバトルはノーチャンスとは言いませんが、かなり残念な展開です。

SPリーチ、ストーリーリーチが弱い

本機は上のバトル系リーチが強い反面、SPリーチ、ストーリーリーチが弱い印象です。

「ユニコーンATTACK」はライン数に応じて信頼度が変わりますが、5ラインでもダメでしたし、信頼度は低そうです。

かなり強いチャンスアップがないと厳しいですね。

ユニコーンATTACK 5ライン

ストーリーリーチは「父から子へ」「百年の孤独」の2種類で、これも滅多に発展しないので強そうですが、まぁ弱いです。

百年の孤独
父から子へ

原作の名シーンだと思いますが、金文字くらい絡まないと、お父さんもお祖父さんも役に立ちませんね。

レバブルが強い

SANKYOはレバブルが強いことで有名ですね。

普段でも信頼度が70%オーバー、カスタムで「レバブルアップ」したら95%くらいあります。

追加で「先読みチャンス」もいれたら、保留入賞時の一発告知くらいのイメージですね。

ハマりすぎて何も信じられなくなった時はこれオススメです。

まとめ

今日はパチンコ新台「Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。

正直かなり負けていますが、それでも面白いというのが僕の総合評価です。

転落抽選タイプは過去に009や慶次でも採用されていて、あまりいい印象がなかったのですが、本機はうまく仕上げましたね。

出玉スピードや通常時の演出のバランスがよく、細かいところまで作り込んでいると思いました。

実際ネットでの評判もよく、稼働してしばらくたつのになかなか座れないので、今年はしばらく本機が主役になりそうな感じですね。