パチンコ新台「Pモモキュンソード閃撃」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機はラッシュの継続率が90%あるのが特徴ですね。1種2種のライトミドルで、遊タイムも550回転と比較的浅いため、かなり甘いスペックと評判です。通常時の演出バランスや右打ち中も面白かったので、設置台数は比較的少ない方ですが、人気がでそうな気がします。
モモキュンシリーズは2009年からなので、実は10年以上の歴史があります。
西陣というマイナーなメーカー(失礼)ですが、1年前くらいの前作が割と人気がありました。
今回の新台も1/199のライトミドルですが、ラッシュの継続率が90%ということで、一撃に期待が持てるスペックです。
数回目の実戦で引き弱な僕にしては奇跡的に、65連チャンを記録しました。
出玉速度は写真のとおりジャスト1時間で2万3千発でした。ただ、後述しますが、ラッシュ中の出玉速度はかなりブレ幅が大きいですね。
平均すると時速2万発強といったところでしょう。ライトミドルにしてはかなり早いです。
また、本機のボーダーは等価で17.3回と、かなり甘いとネットでも評判ですね。
詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・閃撃ラッシュの継続率は90%(平均10連)
・出玉スピードはライトミドルでは最速クラス
・通常時は三神憑依待ち
・演出は前作使い回しだが、バランス良い
実戦した感想としては、演出や出玉のスピード感など、すごくバランスがよい台ですね。
通常時の演出は前作の使い回し感が否めませんが、それを差し引いても面白いと思います。
モモキュンソードは導入台数も少ないですし色物感もあり、話題にあがることが少ないですが、個人的にはもっとホールで評価されていい機種だと思います。
基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
Pモモキュンソード閃撃 | |
大当り確率 | 1/219 |
右打ち中 | 1/7.89 |
閃撃RUSH突入率 | 50% |
閃撃RUSH継続率 | 約90% |
電サポ回数 | 時短13+残保留4 |
獲得期待出玉 | 約5,000発 |
遊タイム(天井) | 通常550回転 |
等価ボーダー | 17.3回転 |
1/199のライトミドルタイプでへその50%で確変突入です。
ラッシュは、時短13回+残保留4回転の計17回転のSTで、継続率が90%と高継続タイプですね。
90%の期待連チャン数は10連ですが、これをどこまで上ブレさせられるかが勝負の台です。
前作はシンフォギアに近かったですが、今作は源さんよりのスペックになってますね。
振り分け
振り分けは以下のとおりです。
振り分け | 出玉 | ||
へそ
|
9R+RUSH直行 | 2% | 1,008発 |
3R | 98% | 336発 | |
電チュー
|
10R | 20% | 1,038発 |
7R | 10% | 702発 | |
4R | 70% | 366発 |
へその2%が9R+RUSH直通ですが、ほとんどは3Rなので、ラッシュとれなかったら絶望しかないですね。
振り分けは図の方が見やすいので公式HPから引用しておきます。
高継続なので仕方ないですが、右の出玉は前作より控えめです。
70%が4Rというのは評価が分かれるところでしょう。
平均10連なので、振り分けとおりの引いたとすると、ラッシュ突入時の期待値は約5,000発となります。
遊タイム
本機の遊タイムは550回転とかなり浅いです。
このためボーダーは17回転台前半と、ネット上でもかなり甘いスペックと評判になっています。
もちろん天井到達時は1種2種なのでスルーはありえず、閃撃ラッシュ確定なのはうれしいですね。
ハイエナ狙いにうってつけですね。
画面の右上に残りゲーム数が表示されているので、止めどきを間違えることはないでしょう。
朝一は、最初「???」となっていますが、100回転からゲーム数が表示されます。
ちなみに、ゼロ回転から天井まで連れて行かれる確率は約8%です。
止め打ち
本機はプロでもなければ止め打ちは不要ですが、あえてあげるなら、V入賞後から2R目が始まる間ですね。
大当たり1回あたり、ここで4玉くらいロスします。
ただ、V入賞の下アタッカーはしっかり10個とらないともったいないので、球数カウントしたりと面倒です。
ラウンド間のアタッカーの開閉は早く、ボーナス後の電チュー作動も速やかなので、個人的には打ちっ放しで演出を楽しんだ方がよいと思いますね。
演出の流れ
続いてPモモキュンソード閃撃の演出の流れなどをお伝えします。
個人的には全体的にかなり面白いと思いましたので、割と人気がでると思います。
初当り後はラッシュをかけた酒呑童子とのバトル
初当り後は、閃撃ラッシュ突入をかけた酒呑童子とのバトル演出です。
時短1回転+残保留4回転の計5回転のバトルで、酒呑童子を撃破すればラッシュ確定と、シンフォギアタイプですね。
5回転以内に1/7.89を引く確率は約50%です。
ここの演出はまるっと前作の使い回しですが、面白いのでこれでよいと思います。
保留のチャージ完了後も右打ちし続けることでボタンの色が変わることがあります。
ボタンの色が全て白もしくは緑ならば確定ですが、めったに出ないので、体感的には赤ボタンがあるかないかが重要な印象です。
最後のプッシュボタンが金色だったら激アツです。
上のように緑は厳しいですが、チャンスアップの入れ方もバランスがいいと思います。
ちなみに決着するときは100HITが出やすいですね。
5回転を1連のバトルで演出するので最後まで緊張感があって個人的には高評価です。
閃撃RUSH中の演出
「閃撃RUSH」は時短13回転+残保留4回転の計17回転のSTです。
17回転で1/7.89を引く確率は約90%と連チャン性能がかなり高く、演出のスピード感もいいですね。
演出は大きくは4つのパートに分かれているので、それぞれ簡単に説明します。
保留連は「絶対無敵」
保留連の場合は、大当り中のプッシュ演出でストックが表示されます。
大当り終了後に即開始なので止め打ちも必要ありません。
おそらく四凶バトルで「はぐれ鬼」が選択された場合は、勝利+保留連が濃厚です。
9回転目までは即あたり
閃撃ラッシュの9回転目までが即あたりパートですね。
ここは演出が豊富でスピード感もよいです。
どれだけここまでで多く当たるかが出玉速度に影響を与えます。
ちなみに9回転までに当たる確率は、約70%です。
このパートはこんな感じで当ります(音が出ます)。
お供演出やシャッター演出がメインで、これも数秒で決着するのでストレスを感じません。
・お供カットイン演出 |
・シャッター演出 |
ボタンプッシュ系はよく外れますが、何かしらチャンスアップがあれば、ほぼほぼ当ります。
・一撃告知 |
・四凶押し合い演出 |
カウントダウン演出や酒呑童子のリーチ煽りは激アツです。
・カウントダウン |
・酒呑童子リーチ |
ちょっと全部は紹介しきれませんが、演出パターンは非常に豊富です。
いずれも1つでもチャンスアップが絡めば大当り濃厚という感じですね。
10〜13回転は四凶バトル演出
閃撃ラッシュの中盤10〜13回転は「四凶バトル」演出です。
4回転で大当りを引く確率は、約42%です。
対戦相手が決まったら、桃子が変身してバトルスタートです。
期待度は、VS鉄鬼 < VS艶鬼 < VS妖鬼 < VS幻鬼 の順ですが(はぐれ鬼と酒呑童子は確定)、以下の相性の方が重要です。
四凶バトルの激アツ組合せ | |
VS鉄鬼 | 犬神 |
VS艶鬼 | 雉神 |
VS妖鬼 |
猿神
|
VS幻鬼 |
三神憑依の場合は、大当りかつ6R以上が確定します。
四凶バトル中の攻撃パターンは同じで分岐がないので、欲を言えばここはもう一工夫(弱攻撃と強攻撃とか)欲しかったですね。
ただ、画面フリーズからのハードボイルド桃子の登場など、激アツパターンもあり、飽きない作りになっています。
ちなみにバトルの対戦相手に「酒呑童子」と「はぐれ鬼」が両方でたらチャンスアップだと思います。
僕の実戦では「はぐれ鬼」を何回かひきましたが、上のとおり全て保留連対応でした。
一方の「酒呑童子」は一度も選択されなかったので、おそらくMAXの9R大当り時か桃子暴走からの複数ストックのみと思われます。
残保留4回転は復活演出
バトル敗北後は、残保留4回転の復活演出です。
右打ちで保留を貯めてゲージがMAXになれば復活です。
多分ですが、保留が貯まった後に右打ち続ければ、確率で告知する感じだと思います。
なので、あえてここで止めると、プレミア系の復活や、リザルト画面からの復活が発生しやすいと予想しています。
倒れている桃子の桃がゆれていなかったり、リザルト画面でタイマーが止まらなかったり、ここもパターンは豊富です。
僕の実戦結果と感想、評価
ここからは僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。
ライトミドルで一撃2万発オーバーは引き弱の僕には久しぶりの快挙でした。
勝ったからといえば否定はできませんが、それでも本機はバランスがよく、かなり面白いというのが僕の感想です。
その他実戦結果や、感想をお伝えします。
出玉スピードが早い
閃撃ラッシュの出玉スピードはかなり早いですね。
60RUSHで1時間かかっていません。平均すると時速2万発といったところでしょう。
上アタッカーが賞球14の8カウントなのが大きいですね。これでスピード感があがってます。
ただ、ラッシュ後半の演出は長いので、即あたりゾーンでどれだけあたるかで出玉速度のブレ幅は大きいです。
逆にこれは早いだけでなく、時短の回転数とうまくバランスされてると思いました。
通常時の回転速度がよい
細かいところですが、本機は通常時がスムーズに回るのが個人的には高評価です。
とくに、3保留時の変動が数秒というのがよいですね。
ただ、釘を閉められると待機画面にいきやすいので、これが客が飛ぶ原因になる可能性がありますね。
初打ちで全回転
すみません。これは感想でも何でもなくただの自慢です。
ラッシュ直行の金7揃い確定なので、へその2%のうちの何割かしか選択されないプレミアですね。
全回転の動画です(焦りすぎてスマホ縦向き)。
あと、全体的にモモキュンは楽曲もいいですよね。
通常時の演出信頼度等
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。
詳細は攻略サイトなどに出ていますので、僕の見た範囲の体感レベルでさらっといきます。
使い回しを含めて、基本は前作を踏襲していると思ってよいでしょう。
3大激アツ演出
本機には3大激アツ演出があり、これらが外れたらキレていいくらいに強いですね。
3つ複合すれば大当り濃厚です。
体感的には2つ複合することが多いので、90%以上の信頼度がありそうです。
・次回予告
・究極三神憑依
おそらく一番でやすいのが「究極三神憑依」ですね。神憑依ゾーン経由が多いです。
「次回予告」と「酒呑童子挑発予告」が出たらだいたい究極三神憑依に繋がる感じです。
・次回予告 |
・酒呑童子挑発予告 |
ハズれるとしたらこのルートから外れたときですね。
王道は憑依リーチ
本機の王道は「憑依リーチ」ですね。
ロングリーチなどから後半発展で、憑依ゾーンを経由するパターンがほとんどです。
憑依の期待値は、犬 < 猿 < 雉 < 三神 の順ですが、ここも上で説明した相性が重要です。
相性がよいパターンで70%、その他で25%くらいの信頼度です。
ちなみに相性は覚えてなくても、バトル開始時に「激闘」が出現するので、これでわかります。
例えば、幻鬼は猿に弱いので、この組合せだとカットインが発生します。
三神憑依は基本的に神憑依ゾーンからしか入らないので、普段はこのパターンに期待ですね。
3テンが熱い
本機の3テンパイは公式HPにも激アツとあるとおり、信頼度が50%あります。
超激アツの7テンは大当り濃厚+ラッシュ確定なので、へその確率から考えるとほぼ出現しません。
3テンでも全然ハズれることもありますが、ここは見落としがちな注目ポイントの1つですね。
もも保留は何でもいい
これは前作同様ですが、「もも保留」はあまり信頼度に関係ないですね。
もちろん金や桜柄、新登場の金剛丸(剣)に変化すれば激アツですが、上のように信頼度5%以下とされる、「気配」で次回予告からの全回転に行きましたし、ここは何でもいいって感じですね。
鬼姫チャンスはたまに当たる
たいして強くない予告から鬼姫チャンスに行くことがありますが、これたまに当りますね。
「祝福」は当然ですが、「激闘」からの三神憑依から数回当りました。
入りが弱いパターンが多いのですが、意外と絡んでくる印象です。
先読みはどうでもいい(ボタンバイブ除く)
本機は先読み系は信頼度にあまり関係ないですね。
滅多に動かない上の斬役物もロングリーチにさえ発展しないケースも多いです。
あとは画面左上の展開予告も信頼度の示唆にはなりません。
ただし、先読みの中でも「ボタンバイブ」だけは別格です。
襖は赤なら期待
リーチ後の襖はいろんな柄がありますが、ここもそれ自体はあまり期待値に影響ないですね。
赤は少し熱いくらい、金襖は激アツですが、普通の天女隊とかでも発展先次第な印象です。
ロングリーチは「桃子の決意」でワンチャン
本機はロングリーチもいろいろありますが、期待できるのは「桃子の決意」くらいですね。
他は厳しいです。まぁどっちにしろ、憑依ゾーンへの布石の役割です。
スパリゾートステージは猿保留変化待ち
スパリゾートステージは基本は猿保留変化待ちですね。
「たらい」が落ちてきて保留変化するパターンが強いです。
ただ、そんなことより酒呑童子がかわいいですね。
このモードはボーナス終了後に移行するので、即止め防止に役立っていそうです。
まとめ
今日はパチンコ新台「Pモモキュンソード閃撃」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
勝ったことを差し引いてもかなり面白いというのが僕の評価です。ここ最近のライトミドルでは一番ですね。
出玉のスピード感や演出のバランスがいいですし、あと楽曲の使い方もいいと思いました。
西陣にはセンスがいい開発者がいますね。本機はかなり完成度が高いといってよいでしょう。
導入台数も少なくネットでも評判になることが少ない機種ですが、個人的にはもっとホールで評価されていい機種だと思います。
ただ、エアーが機械くさいのと、タイミングが微妙なので、これはカスタムでオフにした方がよいかもしれません。