パチンコ新台「P世界でいちばん強くなりたい!」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機は1/199のライトミドル台ですが、一番の特徴はSTの悶STARラッシュの継続率が95%という点です。いわゆる源さんスペックですね。個人的には割と面白かったので高評価です。遊タイム(天井)も500回転とかなり浅いのでハイエナ狙いに人気がでそうです。
「せかつよ」が愛称の原作は、2011年ころの漫画で、アニメ化もされています。
SweetDivaというアイドルグループのセンターだった萩原さくらが女子プロレスで世界一を目指すというストーリーみたいですね。
僕は原作見たことないですが、かわいい女の子がプロレス技をかけられて悶絶するシーンが人気という、あざといコンテンツのようです(怒られそう)。
パチンコのシリーズとしては2作目ですが、前作が藤商事だったのですが、今作はSANSEIに版権が変わっています。
本機は1/199のライトミドルの1種2種で、ラッシュの突入率が50%、継続率95%と高継続な源さんタイプです。
また、本機のボーダーラインは等価で18.4回転とそれほど甘い部類ではないですが、実質天井の遊タイムが500回転とかなり浅いのがポイントですね。
僕の実戦では幸い一撃1万発オーバーとれましたが、1時間はかかってなかったと思います。
後述しますが、ラッシュの前半で多く当たるかどうかが出玉スピードに影響するので一概に言えませんが、平均すると時速1.5万発いくかいかないかですね。
詳しいスペックや演出などは後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・ラッシュは95%継続の源さんタイプ
・連チャン期待値20連、平均出玉約5,000発
・通常時は赤保留と「5大せかつよ予告」待ち
ライトミドルの源さんスペックはありそうでなかったですね。
「痛ぁ〜い」演出からの擬似連とかセクシー系の演出は前作を踏襲していますし、ブルーパンサー乱入バトルが激アツなど、メーカー変わってますが、前作ファンも比較的違和感なく打てるかなと思います。
基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
P世界でいちばん強くなりたい! | |
大当り確率 | 1/199.8 |
ラッシュ突入率 | 50% |
ラッシュ継続率 | 95% |
(右打ち確率) | 1/1.58 |
(ST回数) | 3回転 |
(平均連チャン数) | 20連 |
通常時短 | なし |
遊タイム(天井) | 500回転 |
等価ボーダーライン | 18.4回転 |
初当り1/199のライトミドル、確変突入率は50%とここまでは普通ですね。
「悶STARラッシュ」は時短2回転+残保留1回転の計3回転です。
右の大当り確率は1/1.583(約63%)を3回以内に引けば継続です。
スルーする確率を計算すると5%になるなので、継続率は95%となり、期待値は20連となります。
幸い実戦では連チャンしましたが、計算してみると全然スルーしそうで個人的には苦手なスペックですね。
あと本機の特徴として遊タイムが500回転とかなり浅く、1種2種なので実質天井なのはうれしいですね。
遊タイム表示はありませんので、宵越し狙いの時はゲーム数に注意しましょう。
振り分け
振り分けは以下のとおりです。
振り分け | 出玉 | ||
へそ
|
4R+RUSH | 50% |
280発
|
4R通常 | 50% | ||
電チュー
|
9R+RUSH | 8% | 630発 |
6R+RUSH | 8% | 420発 | |
3R+RUSH | 84% | 210発 |
振り分けは図の方が見やすいので公式HPから引用しておきます。
へそからのラッシュ突入率は1/2で、大当りを引いた時点で決まっています。
一方の右は高継続なので仕方ないですが、ほとんどが3Rというのは評価が分かれるところでしょう。
平均20連とすると期待値は5,000発といったところですね。
出玉速度
本機の出玉速度は時速1.5万発くらいですね。
時短2回転は高速であたりますが、残保留1回転の場合は後述する専用演出が発生するので、スピードはバラつきが大きいです。
時短で引き戻した場合はこんな感じです(音声が流れます)。
ボーナスのつなぎも一瞬なので、出っ放し感は爽快です。
ただし、本機は賞球7の10カウントなので、小当り系の台よりもちょっと遅い感じですね。
演出の流れ
続いて「P世界でいちばん強くなりたい!」の演出の流れなどをお伝えします。
初当りのほとんどは「悶STARラッシュチャレンジBONUS」となります。
ラッシュ直行の「せかつよBONUS」があるので(多分7揃い)、突破率は50%弱ですね。
「一撃タイプ」「連打タイプ」「一発告知タイプ」の3種類から選択できます。
・一撃タイプ
高跳び演出で、最終ラウンドのボタンプッシュで告知します。
・連打タイプ
ヒップアタックの連打で悶STARラッシュ図柄を目指します。
・一発告知タイプ
さくらフラッシュがラウンドのどこかで発生すれば確定です。
ひととおり選択してみましたが、個人的にはどこで告知されるか分からない一発告知が好きですね。
ちなみにチャンスアップはタイトルの赤文字くらいかなと思いますが、白文字でも全然行きますね。
悶STARラッシュ中の演出
続いて「悶STARラッシュ」中の演出をご紹介します。
繰り返しですが、時短2回転と残保留1回転の計3回転のSTで、前半が即告知、後半はラストゲームと演出が異なります。
連チャン中は結構次回確定演出も出て保留連の2,3回に1回は大当り中に告知します。
時短2回転は即告知
時短2回転は即告ゾーンで、数秒で確定します。
ここの演出は3パターンから選択できます。
ちなみに、2回転以内での大当り確率は、約86%です。
強くなりたい告知
「強くなりたい告知」は本当に源さんそっくりな演出ですね。
ここは金文字ならチャンスアップ、というか多分確定ですね。
このモードは途中でキャラのカットインが入って確定したりと予告多彩なバランス型ですね。
FAAAAAAO!!告知
「FAAAAAAO!!告知」は、音声とともにシャッターが開いて女の子が登場したら確定です。
扉が金背景ならほぼ確定ですが、実戦上は出たことがないですね。
個人的にはこのモードがおすすめですね。
「ファーオッ」って声がくせになって面白いです。
あとはいろんなキャラの1枚絵が見られるのはこのモードだけだなので、原作ファンはこのモード一択じゃないでしょうか。
パト告知
パト告知は説明不要ですね。
3秒以内にパトランプが点灯すれば確定です。
GOの瞬間にすでに光ってることもありますし、タイマーが赤文字ならほぼ確定ですね。
残保留1回転はラストゲーム
時短2回転をスルーしたあとの、残保留1回転は「ラストゲーム」です。
ここは2種類の演出パターンが選べます。
ちなみに、どちらのモードも演出が3回チャンスがありますが、残保留1回転の当落をどこで告知するかを振り分けているだけです。
演出と保留が対応している訳ではないので、ラストゲームの演出が始まったら止め打ちしましょう。
このラストゲームは結構時間を使うので、しょっちゅうここまで持ち越すと出玉スピードは時速1万発を切るくらいまで落ちるでしょう。
バトルゲーム
バトルゲームは対戦相手決定からはじまります。
左ほどピンチで、ジャッカル東条だとかなり厳しいですね。
ただ、ここもライバルよりもチャンスアップの有無次第な感じです。
見た目の演出は3つのパートに分かれています。
・3カウントチャンス
ここのバトル序盤は赤や金文字の出現に期待ですね。
・2ndチャンス
セカンドチャンスは連打演出ですが、デカボタンが出たら激アツですね。
・FINALチャンス
ファイナルチャンスはお決まりの悶絶からの回避演出です。
エレナの割込み発生や終了後の復活演出もあるので最後まで目を離せませない展開は面白いと思いました。
セクシーゲーム
セクシーゲームは好きなキャラを選択します。選択画面で右打ちを続けると画面枠のオーラの色が変わることがあります。
こちらもバトルゲームと同じく、3つのパートに分かれます。
・キスチャンス
最初の演出は共通でキスチャンスです。
これをニヤニヤしながら打ってたら通報ものですね。
ここが外れたら、以下の3つから2つ演出を選択します。
・絵合わせチャンス
真ん中の絵柄を連打で揃えるゲームです。
・パネルチャンス
こちらもパネルが揃えば確定です。
・ズームアップチャンス
これは顔のアップに辿り着けば確定ですが、3つのゲームで一番セクシーな感じがしますね。
セクシーゲーム中のチャンスアップはタイトルの色とボタンの種類くらいで、バトルゲームよりポイントがシンプルな印象です。
実戦上は赤タイトルでも外れなかったので、金は激アツですね。
僕の実戦結果と感想、評価
ここからは僕の実戦結果と感想や評価をお伝えします。
何回か打って一番継続したのが上の画像です。一撃1万発は上出来ですね。
やはり95%は続く時は続きますね。46連は期待値の倍くらいなので全然ありえます。
個人的な印象としては、源さんのライトミドル版という感想ですね。
源さんはミドルなので、手を出しづらいという人にはいいんじゃないでしょうか。
ありそうでなかったスペックなので、個人的には高評価ですね。
通常時の演出信頼度等
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。
詳細は攻略サイトなどに出ていますので、僕の見た範囲の体感レベルでさらっといきます。
王道は5大せかつよ予告
本機は通常時の演出に「5大せかつよ予告」があり、基本はこれ待ちな感じです。
いずれもトータル信頼度は50%オーバーです。
・世界でいちばんちゅよくなりたい!予告
・さくらイルミフラッシュ予告
・ミニキャラ群予告
・入賞時消灯予告
なかでも大当りに絡みやすい(出やすい)のはW-CLIMAX演出ですね。
ここから本機最強のタッグマッチリーチに繋がる流れが王道パターンです。
ただ、タッグマッチリーチは途中の分岐でエレナが助けに来なかったらちょっと不安です。
役物稼働が熱い
最近のSANSEIの筐体はこれがよくでますね。
基本信頼度が50%近くありますね。
巨人の星なんかはこれが無いと絶対当たらないですもんね。
宿命バトルリーチ
宿命バトルリーチは前作から合った激アツ演出ですね。
ブルーパンサーことエレナとのラストバトルです。
割と弱めの予告からでも発展することがあるので、この演出は好きですね。
逆に、エレナ以外のバトルであるプロレスSPリーチは期待薄です。
赤保留が強い
本機は緑保留の期待値がほぼ皆無なのに対して、赤保留は50%以上ありますね。
実戦上3/3で当たってます。
ほぼ期待できないロングリーチから保留変化で当落ボタンで確定するパターンもありました。
あくまで体感レベルですが、最近の台の中では赤保留がかなり強そうです。
悶レベルMAXが絡みやすい
本機の通常時は擬似連などから「痛ぁ〜い」が出るほど悶レベルが溜まっていきます。
これがMAXまでたまると強めの発展に期待できます。
タイマー演出や絶頂ゾーンからのタッグマッチリーチなど、激アツ演出の起点になる感じですね。
このへんは演出の足し算がうまいと思いました。
多少無駄なロングリーチとかはありますが、全体的にはうまくまとめている印象です。
まとめ
今日はSANSEIのパチンコ新台「P世界でいちばん強くなりたい!」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
繰り返しですが、ラッシュ継続率が95%と、ほぼ大工の源さんのライトミドル版という感じですね。
ライトミドルのこのスペックはありそうでなかったので、コンテンツに好き嫌いがありそうですが、意外と人気がでるかもしれませんね。
また、前作からセクシー系のパチンコとして人気でしたが、そのへんは今作もしっかり踏襲されているようでしたので、前作のファンの方は安心して打ってよいでしょう。
どうでもいいですが、なぜ藤商事ではなくサンセイが続編出したんですかね。版権買い取るほどのタイトルでも無い気がします。