パチンコ新台「PモンキーターンV」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機の特徴は遊タイム付きのライトミドルという点です。1種2種混合機なので遊タイム=実質天井ということで人気がでそうですね。右打ちはボートレースの迫力をうまく表現していて、爽快感がありかなり面白かったです。
原作のモンキーターンは20年ほど前に週間少年サンデーに掲載されていた人気漫画で、今なお競艇漫画の金字塔として君臨しています。
この版権は山佐のスロットで大人気ですね。僕も究極Vモンキーの300G乗せが忘れられません。
パチンコでは本機を含め、西陣が数作リリースしていますが、今作は1/199のライトミドルのスペックです。
遊タイムが500回転とかなり浅いのが特徴ですね。
西陣はパチンコメーカーとしてはマイナーですが、最近は「結城友奈は勇者である」や「モモキュン」で存在感を示していますね。
今作も導入はあまり多くないでしょうが、激熱エアーブーストを取り入れたりといろいろ工夫しています。
詳しいスペックや演出などの詳細は後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・SG RUSH継続率は約80%
・遊タイムは500回転と浅い
・右打ちは面白いが通常時は7テン煽りうざい
いわゆるシンフォギアスペックで、同じく西陣のモモキュンソードの右打ち振り分けを少し変えた感じですね。
正直、スペックに目新しさは無いですが、右打ちの演出が面白いので一度は打ってみることをおすすめします。
PモンキーターンVの基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
PモンキーターンV | |
大当り確率 | 1/199.2 |
右打ち中 | 1/7.67 |
SG RUSH突入率 | 約52% |
SG RUSH継続率 | 約80% |
時短回数 | 1 or 7 or 251 (+残保留4回転) |
遊タイム | 通常500回転 |
1/199のライトミドルで、RUSH突入率が約1/2と、最近流行りのスペックです。
また、遊タイムが500回転とライトミドルの中でも特に浅いのが特徴です。
軽い当たりにハマりの救済処置もあり、遊びやすいスペックと言えるでしょう。
振り分けは以下のとおりです。
種別 | ラウンド数 | 出玉 | 振り分け |
へそ
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4R | 約440個 | 96% |
10R | 約1,100個 | 4% | |
電チュー
|
3R | 約330個 | 30% |
10R | 約1,100個 | 70% |
図の方が見やすいと思うので公式HPより引用します。
右打ちの70%がMAXの10Rなのは一撃が期待できるので高評価です。
継続率が約80%なので平均5蓮とすると、振り分け負けしなければ期待値として4,000発くらいですね。
遊タイムは低確500回転
本機は遊タイム付きのスペックで通常時500回転で到達します。
電サポ251回ですが、1種2種混合機なのでスルーはありえないため、実質天井です。
ちなみに500回転ハマる確率は約8%です。
止め打ちのタイミング
本機はRUSHの演出中は止め打ち推奨です。
SG RUSH中は演出がひとつながりとなっているので、止め打ちのタイミングが分かりづらいですが、右下の残保留表示が4になったら打ち出しを止めるのが良いですね。
おまけポケットはついていますが、万能ではないので、ボーダーラインを厳しく見る方は、大当たりのラウンド間も止め打ちした方がよいでしょう。
チャレンジモード中の演出
本機はへその4%がRUSH直行で、残りの96%は電サポ1回+残保留4回の計5回転のチャレンジモードへ突入します。
1/7.67を5回転以内に引く確率=SG RUSH突入率は約50%です。
チャレンジモードは異なる3つのタイプから選択できます。
Vモンキーチャレンジ(おすすめ)
Vモンキーチャレンジはボートレースを再現した演出です。
原作ファンならまずこのモードがおすすめですね。
チャージ完了してからも右打ちを続けることでアイコンをストックすることがあります。
同色3つでプレミアとかありますが、ここはまず赤が1つでも入ることに期待ですね。
青と緑のみは外れ濃厚な感じがします。あえてチャージ後は右打ちしないのもありですね。
アイコンが発動するとチャンスアップで、対戦相手が浜岡に変化したら激アツです(青島は確定)。
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これ以外にもチャンスアップが随所にあり、展開に目が離せません。
5つの保留を1つの演出にまとめるタイプは今までもありましたが、これはコンテンツとの相性もよく、上手い見せ方だと思います。
青島LOVEチャレンジ
青島LOVEアタックはみんな大好き青島ちゃんに告白されれば大当たりのモードです。
これはシンフォギアとそっくりですね。パネルの色がそのまま期待度です。
1回転1演出で、赤パネルなら60%以上、金なら確定です。
パネル色以外にも激アツエアーやボタンバイブが発生すれば激アツです。
僕の実戦では残念ながら青島に好きって言ってもらえませんでした。
ちなみに原作ファンは波多野が青島じゃなくて幼馴染の澄を選んだことに納得してない人も多いですよね。
艇王100連勝チャレンジ
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艇王こと、榎木さんの演出です。かっこいいですよね。
ボタン長押しで、100までカウントアップすればRUSH突入です。
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このモードは最初の赤イルミくらいしかチャンスアップが無いので、ほとんど一発告知みたいな感じです。
長押ししてる間に絶望感が増してくので、個人的にはこのモードは好きではないですね。
外れたあとに「泣きの1回」演出が出るので、最後の保留だけ別演出かもです。
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ここでデカプッシュボタンが出ればもちろん大当たり濃厚です。
SG RUSH中の演出
SG RUSHは時短7回転+残保留4回転の計11回転です。
11回転以内の当選率は約78%です。
右打ちの当たりの7%が電サポ251回転=次回確定の「超速EXTREME∞」なので、合算の継続率は約80%です。
右打ちの振り分けは以下のとおりです。
振り分け | 電サポ | |
10R
|
7% | 251+4回転 |
63% | 7(+残保留4) | |
4R | 30% | 7(+残保留4) |
ライトミドルで高継続なうえに、右打ちの70%がMAXラウンドというのがいいですね。
何よりこのSG RUSHの演出がとてもよくできていると思いました。
多くの台は1保留1演出ですが、本機は保留の消化とともにボートレースの一連の流れを通して表現しています。
1G連はレインボータイトル
1G連の場合はタイトルがレインボーで即当たりです。
まだ実戦が十分でないですが、2保留目以降の先読みは無さそうです。
出走表は1番人気が弱キャラなら激アツ
レース開始の出走表は1番人気が浜岡か青島なら激アツです。
文字が赤色でチャンスアップですが、榎木や洞口が1番人気だとこの保留での大当たりは期待薄という感じです。
もちろん波多野が1番人気なら確定です。
トップスタートはチャンスアップに期待
3保留目はスタートラインでトップスタートを切れば大当たりです。
ここは赤カットインなどのチャンスアップに期待ですが、本機は赤でも結構外れる印象ですね。
コース取りは一発告知
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レース序盤のコース取りは波多野の枠が止まれば大当たりです。
ここは一発告知です。いろいろ工夫があって面白いですね。
最終コーナーは別キャラ乱入で激アツ
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最終コーナーはこれまで1位争いをしていたキャラと異なるのキャラが乱入してくれば激アツです。
榎木さんと戦ってる時に乱入あったらかなり嬉しい展開です。
Final battleはプッシュボタンに期待
時短の最後はFINAL BATTLEです。
ここは最終のプッシュボタンのチャンスアップに期待ですね。
残保留はレース結果に違和感を探す
残念ながら時短の7回転をスルーした場合、最後の終了画面での復活を期待します。
残保留4回転分の期待値は約43%もあるので、ここで引き戻すことも多いです。
左下のタイマーが止まっていなかったり、着順発表で波多野(6番)が1着表示されているなど、どこかに違和感があれば復活濃厚です。
RUSHは手に汗握る展開で、思わず止め打ちするのを忘れるくらい面白かったですね。
僕の実戦結果と感想、評価
僕の実戦結果は上のとおり、復活しなかったので、5千発弱で終了となりました。
左下のタイマー表示が10分もいってないので、時速3万発はいかないでしょうが、2万5千発くらいはありそうです。
まぁ80%継続でそこまで続くことも無いとは思いますが。
青島に振られすぎてトータルではマイナス収支ですが、SG RUSHが面白いというのが第一の感想で、また打ちたいと思う台ですね。
その他実戦した感想をいくつかお伝えします。
RUSH中の楽曲がいい
モンキーターンは楽曲もいいですね。
RUSH中に流れる「ココロが止まらない」は原作ファンやパチスロファンなら聞いた瞬間胸が熱くなるでしょう。
入賞時のBGM変化で「Believe in yourself」や「VictoryRoad」も流れるので是非注意して聞いてみてください。
通常時回らない、釘が辛すぎる
本機は本当に回らないですね。新台なのに釘が辛すぎます。
スペックがかなり甘いことに加え、天井も浅いとあってはホール側も閉めざるを得ないのは分かりますが、ひどいレベルです。
この台を打つなら優良店を探して打つことをおすすめします。
7テンパイ煽りがウザい
この演出はやっちまいましたね。
本機は100回転に1回、下手すると50回に1回くらいこの7テンパイ煽り演出が発生します。
7テンは期待値77.7%かつRUSH直行ということで、大当たりの4%しかないので、まず確実にテンパりません。
演出はかっこいいのですが、出現頻度の確率を入れ間違えましたね。
ユーザーをイラつかせるには十分で、これだけでこの台の評価をかなり下げたと言わざるを得ず、正直残念ですね。
演出の信頼度等
最後に通常時の演出信頼度などをお伝えします。
個人的には、可もなく不可もなく、な印象ですが、ネットでの評判はあまりよくないようですね。
ただ、外れ濃厚なリーチなのに演出が結構長いケースが多いのは気になりました。
ちなみに新要素の激熱エアブーストは1回で激アツ、2回吹けば大当たり濃厚です。
基本は3大演出待ち
本機の3大激アツ演出は、「大時計タイマー」「ROAD TO CLIMAX」「次回予告」で、基本的にはこれ待ちです。
特に大時計タイマーが大当たりに絡いやすい印象で、上のように赤タイマーは激アツ、金タイマーはほぼ当たりといっていいんじゃ無いでしょうか。
白タイマーでも他が良ければなんとかなる、感じですね。
鬼足EXTREMEは強い
公式HPでは激熱と紹介されていませんでしたが、鬼足EXTREMEは強いですね。
上がった数字がそのまま期待値になりますが、低すぎても逆にチャンスのようです。
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まだ初打ちを終えたばかりですが、これが2回からみましたね。
エピソードリーチはライン数大事(6以上欲しい)
本機最強リーチは「究極の目標リーチ」ですが、そのひとつ下に「エピソードリーチ」があり、実戦上大当たりに絡みやすいです。
体感上5ラインと6ラインに大きな壁がありますね。
上は外れたのですが、5ラインなるくらいなら、「頂上決定戦リーチ」にいってくれた方がいいですね。
下のように図柄炎とかプッシュボタンにチャンスアップがあればかなり信頼度高いです。
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群予告は信頼度低め
最後の気付きですが、本機は群予告が弱めですね。
割とよく出る印象で、他の機種ほどの信頼度はないので、あまり期待しすぎない方がよいでしょう。
まとめ
今日はパチンコ新台「PモンキーターンV」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
スペックは正直モモキュンの焼き直しですが、右打ちはかなり面白い部類だと思います。
西陣というマイナーなメーカー(失礼)のため、設置しているホールも多くはなさそうですが、是非一度RUSHを体感してみて欲しいですね。
通常時の演出に対するネット上の評価が低いですが、個人的には7煽りを除いてそれほどヒドいとは思いませんでした。
まぁ負けはしたものの初当りはそこそこ取れたからかもしれませんが、また打ちたいと思えるレベルですね。