パチンコ新台「Pコードギアス 反逆のルルーシュ」を実戦してきましたのでスペックの紹介や僕の感想と評価をお伝えします。本機の特徴は右打ちのコードギアスチャンスの継続率が約91%と、高継続タイプの1種2種混合機です。また、遊タイムは付いていませんが、ST突入率が64%と高めになっています。
パチンコのコードギアスシリーズは3作目となります。
初代のCR機は享楽でしたが、2作目から版権がbistyに変わっています。
原作は言わずとしれた人気アニメで2006年放映開始でしたが、今なお人気が高いコンテンツです。
僕のように原作見たことない人でもルルーシュの「我に従え!」という決め台詞は聞いたことがあるでしょう。
今作は初当り1/319の現行MAX基準で、右打ち確率は1/6.8の継続率91%と、出玉スピードに期待が持てるスペックです。
詳しいスペックや演出などの詳細は後述しますが、特徴を簡単にまとめます。
・STの継続率は約91%
・出玉スピードは時速2万発弱
・遊タイム非搭載
・通常時の演出はbistyにしてはバランスよい
・Special episodeのハードル高すぎ
最近流行りの遊タイムを採用しなかった点は評価が分かれるところですが、個人的にはこれはアリですね。
ネットでも評判となっていますが、遊タイムの有無以外のスペックは北斗無双3とよく似ています。
右打ちの出玉スピードはさすがに源さんには劣りますが、それでも時速2万発くらいと、かなり早いです。
目次
Pコードギアス 反逆のルルーシュの基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
Pコードギアス 反逆のルルーシュ | |
大当り確率 | 1/319.7 |
右打ち中 | 1/6.8 |
確変突入率 | トータル64% |
確変継続率 | 約91% |
時短回数 | 1 or 11 or 250回転 (+残保留4回転) |
天井(遊タイム) | なし |
1/319の現行MAXスペックです。あえて書きましたが、遊タイムはありません。
その代わり、トータルのST突入率が約64%と優遇されています。
右打ちの継続率は約91%と、よく北斗無双と比較されますが、出玉の感じから何からかなり似ていますね。
大当たり振り分け
振り分けは図の方が見やすいので公式HPより引用します。
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へそからのRUSH(コードギアスチャンス)直行は4R、9R合算で20%で、この場合は時短250回転なので、次回確定です。
へその80%は時短1回転+残保留4回転のブラックリベリオンにいき、突破率は約55%です。
トータルのRUSH突入率は64%と最近の台にしては高いのはいいですね。
出玉性能
大当たりの出玉性能は以下のとおりです。
種別 | ラウンド数 | 振り分け | 出玉 |
右打ち
|
10R | 20% | 1,100発 |
7R | 50% | 530発 | |
4R | 30% | 320発 |
へそ時短の9Rは1,000発近く獲得できるのが良いですが、連チャンの出玉としては影響少ないので、へその振り分けは割愛します。
右打ち中はMAXの10Rが20%と、選択率は低めですが、高継続タイプなのでしょうがないですね。
よく北斗無双3と比較されますが、メインとなる7Rの出玉が少ないので、一撃の性能は若干弱い印象です。
へそ時短の獲得出玉とST突入率が優遇されている分、継続率はほぼ同じですが、右は若干マイルドなスペックに仕上がっています。
止め打ちは推奨だが必須ではない
本機は止め打ちはベターですが、必須ではないですね。
右打ち中にアタッカーからこぼれる玉は一発返しの「Re load」が拾ってくれます。
無いと思いますが、万が一、ここが半分くらい左に流れるような釘調整の場合、そんなホールには二度といっちゃダメです。
とはいえ、1発返しで出玉が増える訳ではないので、RUSHのリーチ演出中は止め打ち推奨です。
ただし、のんびり構えていると大当たりの1R目のV入賞でロスの可能性があるので、当たったら即打ち出しましょう。
ここは確実に10球入賞させないとボーダーラインに影響がでてきます。
ブラックリベリオンの演出
スペックのとおり、大当たりの20%はRUSH直行なので、80%は時短1回転+残保留4回転のブラックリベリオンに突入します。
右打ち1/6.8を5回転以内に引く確率=RUSH突入率は55%です。
へそ4RのスザクRISINGボーナスで1/2のバトルに負けてもこのブラックリベリオンで半分はSTいけるので、なんか2回チャンスがある感じはいいですね。
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もちろんここでルルーシュが勝ったらコードギアスチャンス直行です。
時短のブラックリベリオン中の演出は一撃タイプと1000体撃破タイプの2種類から選べます。
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僕の実戦ではまだ一撃タイプしかやってないですが、これは1回転が1演出で当落告知をします。
シンフォギアと同じだと思えばよいです。
チャージ後にC.C.が出てきて昇格演出がありますが、どうなったら熱いのか正直よくわかりませんでした。
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「我に従え」が赤文字だったら期待値50%くらい、レバーなら当確です。
同じSANKYOなので、よいものを真似るのはいいことだと思いますが、もう一工夫欲しかったですね。
1,000体撃破は実戦してませんが、5回転分を1つの演出にまとめるタイプと思われるので、もしかしたらこっちの方が面白いかもです。
コードギアスチャンス中の演出
STのコードギアスチャンスは基本11回転+残保留4回転なので、1/6.8を15回転以内に引く確率は約90.8%です。
また、右打ち中の大当たりの3%がSpecial episodeで、この場合は次回時短250回転=継続確定です。
この合算で、継続率は約91%となります。
コードギアスチャンス中の演出を簡単に説明します。
ギアスRUSHなら保留連濃厚
最初の5回転は即当たりゾーンです。
保留連の場合はギアスRUSHが選択される可能性が高いです。
ギアスRUSHは、おそらく、保留連が続く限り、連チャンが1つの大当たりの続きのように演出されます。
この間は即当たりで、1回のボーナスのラウンドが増えていくような感じで演出されるので、一撃感がいいですね。
前のボーナス中にギアスRUSHの当落を示唆します。
ラウンドにプッシュボタンがあるとチャンスで、レバー演出なら当確ですね。
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右打ち確率から計算すると、約50%で保留連するので、このループが続くと出玉速度はかなりのものです。
ここから漏れると、次の「ラウンズバトルモード」か「我に従えモード」のどちらか選択した方の演出に移行します。
ラウンズバトルは王道のバトルタイプ
ラウンズバトルは王道のバトルタイプですね。
初打ちの方にはまずはこちらをおすすめします。
主要キャラであるカレンが搭乗する紅蓮弐式によるバトル演出が基本ルートです。
・VSビスマルク![]() ![]() ![]() |
・VSルキアーノ![]() ![]() ![]() |
ビスマルク以外なら全て期待値50%オーバーで、リーチした時点でかなり期待できます。
このモードは赤文字などのチャンスアップが絡めば体感上は期待値80%は超える感じです。
ボタンが普段と違えば大当たり濃厚ですね。
バトル中はロロ参戦は激アツですし、ゼロなら言わずもがなの確定です。
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ただし、このモードは煽りが多いので、リーチせずスルーとかもあります。
黒の騎士団のカットインとかは、なかなかテンパりませんね。
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こいつら参戦してもほとんどリーチしてくれない役立たずです。
バトル以外にも長押しや連打演出もありますが、これも何かしらチャンスアップがあればほぼ当たり、なければほぼ外れ、です。
殲滅チャレンジはよくはずれますね。
我に従えモードは一発告知タイプ
もう一つのモードである「我に従えモード」は、突然告知タイプです。
ルルーシュが決め台詞を言えば大当たりです。
このモードはシンフォギアの切歌&調モードとほぼ同じですね。
レバーを引くとエフェクトがでますが、赤まで行ってもそれほど熱くありません。
レバー引くたびに「我に・・・」「我に・・・」と、セリフの途中切ればかりで、なんか微妙なバランスな印象を受けましたね。
種無し変動にレバー引きまくると隣に迷惑なので、僕はただ静かに見守ります。
このモードは中途半端はやめて一発告知にした方がいいですね。
ラストバトルは5保留分をまとめて告知
ラストバトルでは時短の11回転目+残保留での当落が1つの演出で告知されます。
ここで約50%引き戻しがあるので、一番熱い瞬間ですね。
ラウンズバトルの場合はスザクとのバトル演出となり、ここも赤文字などのチャンスアップがあれば期待値80%を超えます。
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ちなみに「我に従えモード」の場合、演出変わらないので、レバーをガチャガチャする輩がいっぱいいそうです。
最後の一回転は通常画面で告知
何度かST入って思ったのですが、最後の1回転は通常画面に戻ってから当たる仕様かもです。
油断してて写真はないのですが、右打ちの最後の保留の回転は通常画面に戻ってからも変動しています。
一度だけ、ここでノーマルリーチからビタ止まりみたいな当たり方をしました。
このことから、本機の注意点として、ST抜けの1回転が停止してから左打ちを開始した方がよいでしょう。
僕の実戦結果と感想、評価
引き弱な僕にしてはめずらしく、33連チャンし一撃2万発と、かなり勝ちました。
2021年の初打ちですがかなり好調な出だしです。
1月に導入されたばかりの新台なので、まだそれほど実戦できていませんが、僕の感想と評価をお伝えします。
出玉スピードは早い
上のとおり一撃2万発をゲットできたのですが、かかった時間は1時間ちょっとでした。
さすがに源さんと比較すると当然遅いですが北斗3とは同等程度、十分なスピード感ですね。
コードギアスチャンスの最初5回転が即当たりゾーンなので、ここでの引きが出玉速度に影響大ですね。
スザクRISINGボーナスにびっくり
本機のへその20%は4R大当たりで、スザクRISINGボーナスです。
初当りがこれでかなりビックリしました。
名セリフ絡みのエピソード演出ぽい擬似2連からルーレットでスザク図柄が停止。
ここからバトルリーチにでも発展するのかな?どうせ外れるよね、と思ってたらまさかのこの時点で大当たり。
ゴルゴの依頼承諾BONUS的な当たり方ですね。
嬉しいんですが、1/319でこういう当たり方って評価が分かれると思います。
Special episodeのハードルが高すぎる
本機は大当たりの一部でアニメの名シーンを使ったSpecial episodeが流れます。
僕は原作みたことないですが、シャーリーのシーンは感動しますね。
5つのエピソードとエンディングが用意されているらしいです。
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ファンには必見と言いたいとこですが、まずコンプリートすることはできません。
確率がひどすぎるからです。
次回時短250回転を引いた時に発生するのですが、これは左打ちの20%と、右打ちの3%です。
エピソード見せる気ないですねこれ。
僕が開発責任者ならプログラマーにこう聞きます。
「STの平均連チャン数はどれくらいだ?」
「91%継続なので、13連くらいですね」
「13連で3%を5回引く確率は?」
「えーっと。。」
「0.01%以下だ、今すぐ作り直せ!」
もうね、こーいうとこなんですよ、bistyさん。
スペック云々以前の問題です。
あなた方のものづくりには開発費が足りないんじゃない、圧倒的に愛が足りない。
演出の信頼度等
最後に演出の信頼度などをお伝えします。
通常時は演出に偏りがない印象ですね。
ネットの評判では、この台何待ち?などと言われますが、個人的には高評価です。
基本的にはゼロが中央に停止して擬似連が進み、擬似3で期待という感じですが、その中でも大当りに絡みやすい演出をご紹介します。
ギアスDRIVEは激アツ
現実的な出現頻度で期待が持てるのはギアスDRIVEですね。
ルルーシュの「我に従え」とともに演出のチャンスアップを複数ストックします。
おそらく、ストーリーリーチ以上への発展が濃厚なので激アツですね。
赤文字やC.C.カットイン、メモリゼロ保留への昇格が定番ですが、これに金系や突アツ演出が混じるとまぁ外れませんね。
・C.C.カットイン![]() ![]() ![]() |
・メモリゼロ保留![]() ![]() ![]() |
ギアスDRIVEは比較的選択されやすい演出のため、外れることも多いですが、僕は好きな演出ですね
擬似2からのロングリーチ外れから突入するパターンも多く、弱めの入りからでも期待が残るのは良いと思いました。
最強ゼロ演出もロングリーチからの発展が多そうです。
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あとはゼロ図柄テンパイとかも高信頼度らしいですが、煽りはあるものの、なかなかリーチしないですね。
まとめ
今日はパチンコ新台「Pコードギアス 反逆のルルーシュ」のスペックや実戦した感想、評価などをお伝えしました。
スペックは北斗無双3とほぼ同等、右打ち中の演出はシンフォギアのパクリ感は否めませんが、勝ったことを差し引いても、結構面白いというのが僕の評価です。
僕は原作見たことないんですが、アニメも見てみたいと思いました。
ただ、「とある」のような超人気台になるにはあと一歩足りない、という印象ですね。
一言でいうと、「おしい」です。
ファン向けにこういうカット使うのはあざとくて良いですね。
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ルルーシュっておとなしそうな割には攻めた水着なんですね。