サンセイのパチンコ新台「P10カウントチャージ絶狼」を実戦してきましたのでスペックの紹介とともに個人的な感想や評価をお伝えします。右打ち時77%継続ALL1,500発というスペックはガロシリーズと同じように思われるかもしれませんが、実際は全く異なるシステムです。僕はこの台面白いと思いました。
SANSEIといえば「牙狼」が人気で、シリーズ通して確変突入率50%、右打ち中の大当りがMAXオンリーのスペックが特徴でした。
本機もこのスタイルを踏襲していますが、ガロがロングSTに対してゼロの時短はなんと2回転です。
テンカウントチャージというタイトルでお気づきかもですが、システムはゴッドイーターに似ています。
そして何より圧巻なのは1種2種混合機ならではの出玉スピードで、確変(10カウントバトル)が継続すれば1時間で2万発は出ますね。
今日はスペックの紹介とともに僕が実戦した感想・評価などをお伝えします。
目次
基本スペック
まずは基本スペックです。
初当たり確率は319分の1の現行機MAX仕様ですね。
P10カウントチャージ絶狼 | |
大当り確率
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通常時 1/319.68 |
確変時 1/1.92 | |
確変突入率 | 54.50% |
時短回数 | 1 or 2 |
確変継続率 | 77% |
初当たりの約半分が確変の10カウントBATTLEへ突入し、継続率は1/1.92の2回転で77%となります。
時短が2回転ってのが緊張感ありますね。
大当たり時の振り分け
大当たりの振り分けは公式HPから引用します。
5%ですが、10カウントバトル直通ルートがあります(3,7図柄当たりor全回転)。
へそでの当たりのほとんどは6R+CLIMAX BATTLE(時短1回転)となります。
迫力満点のCLIMAXバトルの勝率は時短1回転分ですので約50%です。
チャンスアップで赤以上が欲しいところですが、まぁ緑でも30%くらいはあります。
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出玉性能
出玉性能は以下のとおりですが、6Rはへそのみで、右打ち中は全て10Rというのが評価したいポイントです。
出玉性能 | |
6R | 約900個 |
10R | 約1,500個 |
最近は1回の大当たりが最大でも1,000個とかの台が多いのですが、本機は現行のMAX仕様で、ガロシリーズのこだわりがうかがえます。
1回当たり1,500発が77%の高継続率と相まって、一撃が期待できるスペックです。
実際は表記より若干削られますが、捕喰装置(おまけポケット)がついているため、こぼしも少ないので、大当たり中の止め打ちは不要です。
大当たり中の削りでボーダーラインもかなり変わるので割と大切なポイントです。
10カウントBATTLEの出玉スピードがすごい
パチンコでは本当に久々の勝利だったのですが、上のとおり一撃で13,000発ほど出ました。
この間、約30分です。時速2万発は余裕でいきそうですね。
時短が2回転ですからスピード感が違います。
本機のSTである「10カウントBATTLE」のシステムを簡単に説明します。
1回転目は敵の攻撃を防げば大当たり
ホラーバトルで敵の攻撃に耐えれば1回転目で大当たり確定です。
星の数で危険度を表していて、星が少ないほどチャンスです。
10カウントのとおり、バトルは10秒で決着します。
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敵の攻撃中にPUSHボタンを押すとカットインがでるのですが、ここで赤CIが欲しいところですね。
下のように青カットインだと負け濃厚です。
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星1になると10カウント待たずに確定となります。
プレミアですがこのパターン結構でますね。
2回転目は定番の危機回避
この「危機回避」演出はガロシリーズ好きならおなじみですね。
1回転目に敵の攻撃を受けたあと、ボタン連打からゼロが復活すれば2回転目での大当たり確定です。
相変わらずこの瞬間が一番熱いですね。
ここで危機回避できなければ終了なのですが、扉が開いた時にアアリス出現で復活するパターンもあります。
かなり嬉しい瞬間です。
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残念ながら扉が開いてエデル回想モードに移行したら終了です。
潜伏確変はありません。
P10カウントチャージ絶狼の演出信頼度
演出信頼度は攻略サイトなどにありますので、ここは僕の実戦した感想をもとにお伝えします。
擬似連の代わりのゼロ図柄
ガロシリーズといえば真ん中に「7」が止まって擬似連するというパターンですが、本機は演出も結構変わってます。
ゼロ図柄が止まるごとに擬似連1回という感じで、3回とまれば期待が持てるホラーバトルへと発展します。
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ゼロの相棒であるシルヴァが演出に絡むとチャンスアップです。
上のようにまずは擬似3相当のゼロ図柄3つ揃って土俵に乗る感じですね。
擬似2とかでゼロリーチに行くと赤エフェクトでもまぁ、ノーチャンスです。
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基本はホラーバトル中のゼロ・クラッシュ待ち
あくまで僕の実戦での感想ですが、この台は基本、ゼロ・クラッシュ待ちですね。
画面の周囲が炎で覆われていかにも熱い感じがします。
このゼロ・クラッシュ演出があるかないかが重要なポイント、というか当たる時はだいたいクラッシュ演出絡みます。
ホラーバトルやロングリーチの途中で画面にヒビがはいりますが、ここが分岐点です。
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カットインに金系の演出が欲しいところですが、赤でも十分期待値ありますね。
僕は2回の初当たりが通常保留で当たったので、保留変化よりもよほど重要なポイントです。
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逆にこれにいかなければ、ほぼ外れ確定ですね。
入賞時の赤フラッシュは期待してよし
次に大当たりに絡みやすい演出が入賞時赤フラッシュです。
上のとおり擬似3からのゼロ・クラッシュが最重要ポイントですが、現実的な出現頻度としてそこに発展する可能性がもっとも高い先読み演出です。
ただ、白フラッシュはかなり弱めな印象ですね。せいぜい青保留からのエピソードリーチ発展がいいとこで、まぁ外れ濃厚ですね。
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僕は見たことないですが、聖火の夜ZONEや聖火の絶景ZONEなど、上位の演出があるものは下の方はホラーバトルさえ発展しないケースが多いです。
砂時計演出も割と絡みやすい
僕の実戦上ですが、砂時計演出も比較的当たりに絡みやすいですね。
カウントダウンがゼロになった瞬間に保留変化します。
青保留はさすがに厳しいですが、緑以上は意外と当たってもおかしくない印象です。
僕はこのパターンからVSラビリアからのゼロクラッシュで当たりました。
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まさか緑保留で当たると思ってなかったのでかなり驚きましたね。
ステージチェンジはチャンスゾーンじゃない
本機でたまに特殊ステージに移行することがあります。
強めのリーチ外れから移行したので残保留のチャンスゾーンかと思ったのですが、違うようです。
とくに下のは何のゾーン?最近こういう台多いですよね。
まとめ
今日はサンセイのパチンコ新台P10カウントチャージ絶狼のスペックや実戦した感想、僕の体感レベルでの演出の信頼度等をお伝えしました。
本作の特徴はやはり1種2種混合機だからこそ実現可能な出玉スピードですね。
2回転という期待値の集約は評価が別れるポイントだとは思いますが、連チャンした時の出玉のスピード感は圧巻でした。
新基準対応の中でよくこのスペックを作れたなと評価したいです。
尖ったスペックであるがゆえに世間の評判は割れているようですが、僕は面白いと思いました。
ただ、今回は運良く勝てましたが、時短もないので通常ループくらったら心が完全に折れる系の台ですね。