パチンコ【Pルパン三世〜神々への予告状〜】を打った感想|シリーズ初の設定付きパチンコは高継続STタイプ

今日はパチンコ新台「Pルパン三世〜神々への予告状〜」を実戦した感想や演出の特徴などをお伝えします。平和の人気機種であるルパンシリーズとしては初の設定付きパチンコですね。初当たり確率は設定1でも1/200を切っており軽い当たりが期待できますが、時短からの引き戻しメインのスペックは評価が分かれるところですね。

僕は昔からルパンシリーズが好きで新作が出るたびにひととおりは打っています。相性も悪くありません。

そんなルパンシリーズの最新作が設定付きパチンコとして登場しました。

さっそく実戦してきましたので、演出や出玉スピードについて、僕の感想や評価をお伝えします。

©平和

ルパン三世〜神々への予告状〜の基本スペック

まずは基本スペックです。

大当たり確率
通常時 ST中
設定1 1/199.8 1/45.6
設定2 1/196.8 1/44.9
設定3 1/193.8 1/44.2
設定4 1/187.7 1/42.8
設定5 1/182.0 1/41.5
設定6 1/171.5 1/39.1
へそ当たり時の振分け
全設定共通
ST100回転 5%
時短100回転 95%

最近はやりのV確STタイプです。

設定差はありますが、初当たり確率からライトミドルスペックですね。

一旦STに突入すれば、継続率は90%近く、一撃も期待できます。

へそ当たりの95%が時短のGOLDEN TIME CHALLENGEへ

この台の特徴は初当たりのほとんどが時短に行くというところです。

ヘソから直接ST突入する確率は5%しかありませんので、基本は時短からの引き戻しでSTにぶっこむタイプです。

STへのメインルートが時短から引き戻しというのは昔の009に似ていますね。

時短からのST突入率を計算したのが下の表です。

時短100回転以内の引き戻し率 確率
設定1 39.5% 1/199.8
設定2 39.9% 1/196.8
設定3 40.4% 1/193.8
設定4 41.4% 1/187.7
設定5 42.4% 1/182.0
設定6 44.3% 1/171.5

3、7図柄当たりを除くと40%くらいでSTに行くスペックです。なかなか厳しいですね。

単発ループという展開も全然あり得ます。

ST継続率

STへの突入条件が厳しい分、継続率が高いのが特徴です。

同じく計算しました。

ST継続率 確率
設定1 89.1% 1/45.6
設定2 89.5% 1/44.9
設定3 89.9% 1/44.2
設定4 90.6% 1/42.8
設定5 91.3% 1/41.5
設定6 92.5% 1/39.1

設定1で約89%、設定6だとなんと92%です。

約90%とまとめることもできますが、この設定差は実はかなり大きく、獲得出玉の期待値に換算すると1,000発以上の差が出ます。

ボーダーラインへの影響も結構大きく、積極的に高設定を狙いたい台ですね。

出玉性能、振り分け

出玉性能は以下のとおりです。

大当たり振り分け
10R 約1,200個 15%
8R 約960個 4%
6R 約720個 7%
4R 約480個 24%
2R 約240個 50%

高継続ということから分かっていたことですが、やはり出玉は少ないですね。

振り分けは図の方がイメージしやすいと思いますので、平和公式サイトより引用します。

同じ高継続率タイプの鉄拳よりはSTへのハードルが高い分、全体的な出玉は多いという印象ですが、右打ちの50%が2Rというのは評価が分かれるところでしょう。

ただ、体感としては右打ち中の削りがほとんどないので、確実に出玉は増えていく印象です。

4R以下のあたりがほとんどで、ぽんぽん当てて継続させるこのスペックはダンバインを彷彿としますね。

実戦した感想、評価

ここからは僕が実戦してきた感想などをお伝えします。

出玉スピードはそこそこ早い


引き戻しSTタイプが苦手な僕ですが、今回は比較的早めに当たりを引くことができました。

STに入れるハードルが高いですが、一旦入れば出玉スピードはそこそこ早い部類だと思います。

地味に2段アタッカーになっているところが個人的には高評価です。

上の写真の時は10連で一撃6千発取るのに1時間はかからなかったと記憶しています。

止め打ちは必要なし

下の図のように、こぼれた玉はポケットがほとんど拾ってくれるため、止め打ちは必要ありません

ただ、電チュー周りの釘の調整によっては右に行きづらく、右打ち中に保留が空になることがしょっちゅうあります。

ここはちょっとストレスですね。

2R当たりはほぼ直当たり


ショート系予告からの当たりは、ほぼ、2R当たりです。

爆弾が出てきていきなり爆発したりと、変動開始から5秒以内に当たるイメージで、2Rなのは残念ですがストレスは無いですね。

保留連に見せかけたラウンド継続はイマイチ

上で直当たりはほぼ2Rと言いましたが、たまに保留連に見せかけてラウンド継続する演出があります。

うれしいっちゃうれしいんですが、シリーズお馴染みの3キャラそれぞれの昇格演出の方が好みですね。

昔のように最初の告知に演出を持たせた方がよかったかな、と思いました。

Episodeボーナスは6R以上


ST中はショート系演出による即当たりが多いですが、ビジョン演出やスモーク演出からリーチ演出に発展するとEpisodeボーナスのチャンスとなります。

Cool&Dirty予告
スモーク予告

これ以外にももちろんタイプライタ予告は激アツです。

タイプライタは発生頻度がかなり少ない印象ですので、多分ですがMAX確定じゃないですかね。

通常時の演出

続いて通常時の演出の特徴についてです。

正直、前作のLAST GOLDの使い回し感がかなり強いなという印象を受けました。

妖術師リーチや、金カットインなんか多分前作と同じ絵だと思います。

まぁ、良いか悪いかは置いておいて、前作を打ったことがある人ならすんなり入っていけるでしょう。

銭形歌舞伎チャレンジは期待値が上がった?

銭形歌舞伎チャレンジもありましたね。今回は前作よりは強い印象を受けました。

まぁ僕がこれで当たったからだけかもしれませんが、強めの予告の割にサクッと外れた後の発展は期待できます。

ちなみに銭形歌舞伎チャレンジのGOLDEN CHARGEも図柄当たりのLupin BONUSも同じ4R通常です。

5%しかないGOLDEN BONUSだけがSTのGOLDEN TIME直通となります。

タイマーチャージ(赤)が熱い

これも前作からですが、相変わらず赤タイマーチャージは熱いですね。

ルパンがタイマーをチャージします。これに群が絡んだらほぼ鉄板な気がします。

この時はルパンというか平和の台共通の、全てを台無しにする緑カットインが出ても安心してみてられました。

設定示唆演出は参考程度

すでに攻略情報サイトなどに設定示唆がある程度出ていますね。

その中に通常時の右上に「吉」と表示されると高設定示唆という情報がありますが、個人的にはこれだけは信用できないと思います。

僕の台は低設定濃厚でしたが、「吉」はしょっちゅうでました。

ST継続画面のキャラにも秘密があるそうです。この画面で不二子が出たら設定6濃厚だそうです。

これは継続すれば結構チャンスがあるので、現実的な設定判別としても有効な気がします。

あとは終了画面のシルエット人数で示唆があるようで、5人以上で高設定濃厚だそうですが、これは機会が少ないので設定判別要素としては弱いですね。

僕の実戦では一度だけ三人でましたが、後は全部二人でした。

まとめ

今日は平和のパチンコ新台「ルパン三世 神々への予告状」のスペックの紹介や実戦した感想などをお伝えしました。

一言でいうと、演出は前作の使い回し、スペックは009とダンバインを足して割った感じ、ですね。

ルパンシリーズ初の設定付き+高継続ですが、このスペックは評価が分かれるような気がしますね。

今回はたまたま勝てましたし楽しかったのですが、個人的には時短引き戻しでSTに入れるタイプは引き弱人間にはハードルが高くてちょっと敬遠してしまうタイプなんですよね。