今日はパチンコ新台「Pあの花」を実戦した感想や演出の信頼度などをお伝えします。正式名称は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」です。かなり長い名前ですね。僕は原作は見たことありませんが、結構面白かったのでまた打ちたいと思ってます。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」はかなり人気が高いアニメだったようですね。原作の名シーンがリーチ演出などで再現されています。
僕の隣で打ってた人が「おにごっこ」演出の場面で若干涙ぐんでました。それを見てちょっと引きながらも、僕自身も結構面白いと思い原作をちょっと見たくなりました。
この台は1種2種混合機で右打ち突入条件が少し特殊ですね。
今日はこの辺りのスペックの解説を交えつつ、実際打ってみた感想や評価、出玉スピード、止め打ちのタイミングなどを中心にお伝えします。

「Pあの花」のスペック
まずは基本スペックです。
まず最初に言いたいのは、シンフォギア打ったことがある人なら、まんまそれ、と考えてください。
大当たり確率 | ||
通常時 | 右打ち | |
設定1 | 1/231.6 | 1/7.45 |
設定2 | 1/221.5 | 1/7.44 |
設定4 | 1/212.2 | 1/7.43 |
設定4 | 1/203.6 | 1/7.42 |
設定5 | 1/177.3 | 1/7.38 |
設定6 | 1/153.3 | 1/7.33 |
確変突入率・継続率 | ||
設定共通
|
突入率 | 約51% |
継続率 | 約80% |
シンフォギアに設定が付いた台、というのが一番簡単な説明です。
通常時の龍勢ラッシュ突入率について
大当たりの振り分けは公式サイトにあるとおり、以下となっています。
ヘソからの龍勢ラッシュ直撃は7図柄当たりで、必ず「かくれんぼ」リーチを経由します。
ラッシュ直撃は10%しかないので、大半は時短1回転の4R当たり(あのはなBONUS)となります。
説明書などには時短1回転とありますが、実際は右打ち5回転分の抽選を受けられます。
大当たり後に右打ち指示が出ますので、しっかり4玉ためましょう。
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右打ち時の大当たり確率は1/7.33(設定6の場合)ですので、5回転で当たる確率は約50%となります。
シンフォギアは1/7.7なので、若干ですがこちらの方が確変期待度が高いです。
この5回転分の大当たりが1つの演出にまとめられて告知されます。
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かくれんぼでめんまを見つければ、右打ち大当たり=RUSH確定です。
この台の一番熱い瞬間といっても過言ではないでしょう。
原作のラストシーンを再現しているらしく、原作ファンにはたまらない演出ですね。外れた時のショックは計り知れないですが。。
演出途中にリバースフラワー(液晶に金の花が舞う)などが発生すればラッシュ濃厚となります。
「あのはなチャンス」は超激アツ
この台にはもう1つラッシュ突入のチャンスがあります。
「あのはなチャンス」は通常時にいきなり右打ちとなり、4個の電チュー保留で大当たり抽選します。
右打ちなのでここでも確率は1/7.3(設定6)です。
4回連続で外れる確率は56%、すなわち44%で大当たり+ラッシュ直行となります。
あのはなチャンスの出現率は1/600くらいと言われていますので、機会は多くないですが、発生すれば激アツです。
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パトランプ演出では、パトらんらん、もとい、パトめんまが一発告知します。いろいろパクりますねぇ。
設定差について
本機は設定付きパチンコで、今まで出た台の中でもかなり設定差があります。
設定1は1/231で、設定6は1/153と、体感的にはライトミドルと甘デジくらいに違いますね。
設定判別については各種攻略情報に載ってますので割愛しますが、単純に履歴の粒やハマり回数を見るのが一番いい設定判別法です。
一方で右打ちの設定差(確変の継続率)はほとんど無いと言ってよいでしょう。
ためしに設定1と設定6の継続率を試算しましたが、設定1で79.5%、設定6で80.0%と、人間設定に比べれば誤差の範疇です。
出玉スピード
新基準機はなんといっても出玉スピードが気になるところです。
規制の影響で昔のような一瞬で爆発するような台は作れなくなりました。MAXでも10Rです。
ラウンド | 出玉 |
10R | 約1,100個 |
4R | 約440個 |
そんな規制の中、「Pあの花」はライトミドルにしてはかなり早い部類だと思います。
龍勢ラッシュは右打ち11回転ですので、決着が付くまでが早いです。
さらに10R大当たりが75%なので、偏ればそこそこなペースで増えます。
上の写真は保留連したりと引き弱な僕にしては珍しく続いたのですが、1万発出すのに1時間はかかってなかったと記憶しています。
大当たり中は止め打ち推奨
この台の打ち方の注意点ですが、ラッシュ中は絶対に止め打ちした方がよいです。
まず大当たり時のV入賞ですが、右打ち指示が出たあと、アタッカーが開くまで若干時間があります。
「狙って!」という文字が出てきて初めて開くので、打ちっ放しにしていると10発くらい損します。
焦る気持ちを抑えてここはしっかり止め打ちしましょう。
また、ラウンド間の間隔も結構長めです。
原作ファンは演出に集中したいでしょうが、1Rあたり5玉くらいロスしますので、タイミングみて10球入賞で止め打ちしましょう。
この台は止め打ちするのとしないので、ボーダーラインに結構な差が出ますね。
「Pあの花」の演出の特徴
続いて演出の特徴です。保留変化で何%などという情報は攻略サイトなどにほとんど出てますので、実戦の体感レベルの内容をお伝えします。
通常時の演出
通常時は割とクセがない作りというか、さすがはサミーといった印象で、安定感がありますね。
「リバースフラワー」が超重要
この台の一番の鍵はとにかく「リバースフラワー」演出ですね。
「お願いリーチ」の際に流れる楽曲がサビに入る瞬間に発生し、期待感マックスです。
これがあるのとないので50%くらいは信頼度が違う気がします。
4大注目演出の中で、7テン専用の「かくれんぼ」を除外すると以下の感じです。
ずっと仲良しゾーン(あとの展開次第) < キリン柄 << リバースフラワー
「キリン柄」はサミーの台にしては弱い
こんなに外れたっけ?と思うほどキリン柄が外れます。
特に前半のカットインとかは弱い印象ですね。
どうでもいいですけど、「ゆきあつ」を「げきあつ」と見間違えたのは僕だけではないはずです。
キリン柄で激アツ文字はさすがに期待しちゃいますから、こういうのはやめて欲しいです。
リーチ後半のレバーとかのキリン柄は信頼度も高いですが、最初にキリン柄でてエピソードリーチ(お願いリーチの下のリーチ)に発展とかは外れ濃厚ですね。
王道の当たり方
まだあまり打ちこめてませんが、王道の当たり方の一例を示せば以下のパターンですね。
メンマワールドで演出をステップアップし、ずっと仲良しゾーンから心が一つにムービーで金系演出を蓄えて、お願いリーチでリバースフラワー、というのが(ほぼ)鉄板パターンです。
・ずっと仲良しゾーン![]() ![]() ![]() |
・心が一つにムービー![]() ![]() ![]() |
・お願いリーチ![]() ![]() ![]() |
・リバースフラワー![]() ![]() ![]() |
龍勢ラッシュ中の演出
龍勢ラッシュ中は時短7回転+エクストラ4回転(残保留)の11回転が1回転ごとに演出が発生します。
リーチ煽りのみで発展しない場合もあるので、発展すれば50%は期待度があるといった感じですね。
通常は花火演出で、打ち上げ花火に期待度が上乗せされていきます。70%超えるとまぁ9割方当たります。
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専用の特殊演出もあり、ヨーヨー釣りは弱いですが、ときめきリーチは強めです。
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大当たり後の演出
大当たり後の振り分け演出もシンフォギアそっくりですね。
なかよしボーナスは4R、ずっとなかよしボーナスは10R、VVボーナスは保留連確定です。
VVボーナスにいかなくても、終了画面でキリンの着ぐるみをきためんまが登場すれば保留連します。この辺のバランスはいいですね。
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実戦してみた感想と評価
最後に僕が実戦した感想、評価をお伝えします。この台面白くて結構評判もいいですよね。
スペックはシンフォギアのパクリ
冒頭のスペック解説でも書いたとおり、シンフォギアにそっくりです。
シンフォギアってサミーの台だったけ?と思いました。
ディスってませんよ。日本人は良いものを改善して新しいものを作っていくのが得意です。
僕はこのスペックが好きだったので大歓迎です。
楽曲が良い
原作でも使われている楽曲がとてもいいですね。
ZONEの「secret base~君がくれたもの~」はお願いリーチを盛り上げてくれますし、擬似連とともに始まるGalileo Galileiの青い栞もいい感じです。
僕は原作見てませんが、ファンにはたまらないだろうなと思いました。
登場人物の設定に違和感
最後にネタですが、原作を知らない僕による登場人物の紹介です。
原作ファンに怒られそうですが、何も知らない人がパチンコだけ見たらこう感じた、ということです。
宿海 仁太(やどみ じんた)
本作の主人公で、あだ名は「じんたん」。
子供の頃は活発なガキ大将で、「超平和バスターズ」のリーダーだったようです。
高校生となった今は、不登校の引きこもり系オタク青年へと成長。服のセンスがダサすぎる。
幽霊とはいえ、小学生くらいのめんまにガチ告白するシーンにドン引き。
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本間 芽衣子(ほんま めいこ)
本作のヒロイン。あだ名は「めんま」。
子供の頃不幸な事故で亡くなり、ある願いを叶えるために幽霊として復活。
ハーフ系美少女で性格は天真爛漫キャラと、大人も子供もメロメロな無敵の幼女。
安城鳴子(あんじょうなるこ)
あだ名は「あなる」。
とんでもないあだ名を付けられてグレてしまい、昔の仲間とは縁を切ろうとしている。
根はいい子。
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キャラ名見て見間違いかと思うくらいびっくりしましたね。
こんなあだ名付けられたら縁も切りたくなりますよね。
松雪 集(まつゆき あつむ)
あだ名は「ゆきあつ」。
学年2位の成績を誇るエリートイケメン。クールな性格で女子にもモテる。
勉強しすぎの反動か、たまに女装する癖がある。
鶴見 知利子(つるみ ちりこ)
あだ名は「つるこ」。
登場人物で一番まともな性格。
もう一人のめんまの正体を女装したゆきあつと知りつつも、そんなかれを一途に想うとってもいい子。
久川 鉄道(ひさかわ てつどう)
あだ名は「ぽっぽ」。
パチンコでは「じんたんつえぇー」「じんたんかっけー」しか言わない、じんたん信者。
まとめ
今日はぱちんこ新台「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のスペックや実戦してみた感想や評価をお伝えしました。
僕はこの台面白いと思います。いつか設定6を1日打ってみたいですね。
導入は北斗などのメイン機種の半分以下でしょうが、軽い当たりに一撃も期待できますし、原作ファン以外にも結構人気が出るんじゃないかと思っています。
最後少しネタにしましたが原作も面白そうで機会があれば見てみたいと思います。