今日はパチンコ「緋弾のアリア3設定付」を実戦した感想をお伝えします。この台のスペックは評価が分かれると思いますが、僕は結構面白いと思いました。ただ、確変中のシステムが複雑なため、初打ちした時に期待値や止め打ちのタイミングとかが分からなかったので、このあたりを中心にお伝えします。
緋弾のアリアシリーズは人気がありますね。リングに続く藤商事のヒットシリーズに成長しています。
僕は原作を見たことありませんが、ライトノベルで人気に火がつきアニメ化もされた作品だそうです。
かわいい女子高生が銃やら刀やらを振り回すぶっとんだ世界観がオタクと中二の心を掴んだようですね。
ヒロインの決め台詞「風穴あけるわよ」は、原作見てない僕でも聞いたことある気がします。
そんなアリアですが、パチンコの方も面白いと評判で、今作は新基準対応の設定付きパチンコとして登場しました。
目次
緋弾のアリア3の基本スペック
まずは基本スペックです。
大当たり確率 | ||
通常時 | 時短中 | |
設定1 | 1/319.6 |
1/1.58
|
設定6 | 1/254.0 | |
確変突入率・継続率 | ||
設定共通
|
突入率 | 64.2% |
継続率 | 63% |
本機の特徴はまず設定付というところです。設定1と6の2段階ですが、結構な差があります。
設定判別情報はいろいろ出てますが、単純に初当たり確率を見るのが分かりやすいでしょう。これだけ違うとボーダーへの影響も大きいですね。
確変突入率、継続率は設定差なく、約6割強となっています。
大当たり1回あたりの出玉はどの当たり方もすべて約340発と少ないです。通常引いたら即左打ちなのでかなりショック大きいですね。
ラウンド | 出玉 |
4R確変 | 約340個 |
4R通常 | 約340個 |
当然これがループするのですが、このシステムが非常に複雑です。
緋弾のアリア3の確変中のシステムの解説、出玉期待値
僕は事前知識がほとんどない状態で実戦し、確変のHysteria Rushを引いたのはいいけど、最後までシステムを理解できませんでした。
実戦した経験と公知の情報をもとにだいたい整理が付きましたので、この辺を先にお伝えします。
いつ打ち出したらいいか、止め打ちしたらいいのかとイライラしたので、そのあたりも交えていきたいと思います。
まずは64.2%のHysteria Rushを引く
奇数図柄揃い(Hyper Scarlet Bonus)は確変確定ですが、偶数図柄揃いにもチャンスはあります。
演出中の赤文字や、アリア約物からオーラみたいなのが出てればチャンスアップです。
潜伏確変などはありませんので、本当に一発勝負です。
ごほうびタイマーはバトル回数を示唆
ここからが本題です。
確変のHysteria Rushは3つのステージに分かれていて、最初がこのごほうびタイマーチャージです。
5人のキャラから選択し、タイマーをチャージします。最初は珍しい時間管理型かなと思いましたが、実はこのタイマーはフェイクで、バトルの回数は決まっています。
タイマーチャージの振り分け | ||
タイマー | バトル回数 | 振り分け率 |
8:08 | 14回 | 35% |
6:54 | 12回 | 2% |
5:40 | 10回 | 2% |
4:26 | 8回 | 3% |
3:49 | 7回 | 3% |
3:12 | 6回 | 12% |
1:58 | 4回 | 43% |
キャラによってこのタイマー表示というか告知の仕方が違う、というだけです。
たとえば理子はほぼ必ず最初にタイマーの値を告知します。
ジャンヌはバトル中にタイマーが止まったり、白雪であればタイマーが途中で増えたりします。
演出が強めなほど長いタイマーが選択されることが期待されます。たとえば白雪であれば大天誅が出れば一番上が選択される可能性が高いです。
振り分けを見てわかるとおり、1:58秒を越えれば8:08秒が選択される可能性が高いので、演出にチャンスアップが絡めば激アツとなります。
ちなみにこのごうほうびタイマーの演出中は打ち出す必要はないので、止め打ちしましょう。
バトル1回の勝率は約63%
タイマーチャージが終わればバトルパートです。
上の表のバトル回数だけ、大当たりする可能性があります。
バトル1回の勝率は1/1.58ですので、63.3%です。
バトル中の演出にもチャンスアップが散りばめられています。
最後のカットインが赤だったり、ボタン演出がでれば期待度が上がります。
これら以外にも紙飛行機群が飛んだり藤丸くんが出たりと演出は豊富です。
バトル以外にもアリア約物落下演出などが選択されることがあります。リングのパロディですね。
バトル勝利で4Rゲットし、タイマーがゼロになっていなければ(=バトル回数が残っていれば)またバトルに戻ります。
パチスロ北斗の拳の勝負魂を使った神拳勝負システムをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
規定のバトル回数を消化するまでは保留が空になったら右打ち指示が出ますので、バトル演出中は止め打ちして大丈夫です。
バトルパートはV入賞パンクに注意
バトルに勝利すれば大当たりラウンド開始ですが、最初のV入賞に注意が必要です。
上の図のように右下にタイマーがあるのですが、結構短めです。
また、右打ち時はクルーンのようなところを玉が通過するため、Vに到達するまで時間がかかります。
バトルで勝利が確定したら右打ち指示が出る少し前に、WINの表示が出たくらいから打ち出した方がよいです。
連チャン中に箱交換してる間にうっかりV入賞を逃しかけました。
パンクしたらどうなるのか試したことはないですが、これ毎回ドキドキします。
1セットの期待値は約2,100発
説明書などに最大約5,100個(理論値)という説明があり、どういうことかと考えました。
タイマー8:08の時のバトル14回+初回図柄当たり1回の計15回当たれば、340個×15=5,100発、という計算です。
ちなみに5,100発取れる確率は、ターマー8:08選択(35%)×63%の15乗で求められ、約0.06%です。
平均をとると一回のバトルパートの期待値は2,100発程度です。
ラスト1回転のかなめバトルの引き戻しが鍵
タイマーがゼロになると最後の1保留をチャージして、かなめバトルに突入です。
このバトルの勝率は上と同じく63%です。
この台で一番重要なのが、この1回転といっても過言ではありません。
ここで勝利すれば、またごうほうびタイマーからスタートします。
ここまでのバトルは1回あたり340発の価値ですが、このかなめバトルは、ループ1回分、すなわち平均2,100個が取れるかどうかがかかったバトルということです。
ここもチャンスアップがたくさんあります。DANGER柄はいわずもがなの激アツです。
次回予告や約物落下など、途中で確定するパターンが多いですので、逆に何のチャンスアップも絡まなければかなり厳しい印象です。
アリア3の確変システムのまとめ
アリア3の確変システムは複雑で評価が分かれるかもしれませんが、上記を総合して考えると、
1セット平均2,100発が63%でループするタイプ
とみればシンプルに理解できるのではないでしょうか。
緋弾のアリア3を実戦してみた感想と評価
演出の信頼度等はすでに情報が多くでていますので、ここからは僕が実戦した感想を中心にお伝えします。
ほんとにリーチしない
この台はほとんどリーチしません。逆にリーチしたら激アツとまでいかないまでもそこそこ熱いです。
王道は5大演出である、変動開始の私の奴隷になりなさい予告やどきどきチャンス予告からストーリーリーチに発展、そこからヒステリアモード、ヒステリアモード中にヒステリアビジョン、って感じですね。
・奴隷になりなさい予告 |
・どきどき演出(3人) |
・ヒステリアモード |
・ヒステリアビジョン |
段階的に期待値の上がる演出はバランスが取れています。
もちろん藤商事といえばDANGER柄は問答無用の激アツです。
DANGER枠、金文字、ビジョン、ここまでくれば安心して見ていられますね。
この台はリーチ自体が少ないため、普段は本当に静かです。この辺りが評価が分かれるポイントですが、個人的にはこういう台の方が好きですね。
突発当たりもある
僕が実戦した時の初当たりは、温泉ステージへ移行した直後のヒスって連打チャンスでした。
何の強い予告も絡まず、えっ、て感じで当たったのですが、この時多分ラッキエアー吹いてました。
まぁ、藤商事ですからね。こんなこともあります。
保留変化は少ない
アリア3には青保留とか赤保留はありません。演出開始時にアルファベットで段階的に変化する場合があります。
体感的にはSまで行けば金保留相当、Aで赤保留という感じですね。
たまに保留が漢数字に変化することがあるくらいですね。これはチャンスアップです。
また、へそ入賞時の入賞音変化が結構な頻度で発生しますが、ほとんど空気です。
ボーダーラインは結構厳しそう
解析サイトなどをみると、設定1のボーダーが千円あたり20回転くらいと、他の319のミドル台と同じくらいとされています。
計算してみたわけでないですが、体感的にはもうちょっと厳しいんじゃないかと思います。
上のとおり、平均2,100発の63%ループは新基準にしては一撃が期待できますが、通常の場合は4Rで時短なしですからね。
まぁ荒波なタイプであることは間違いないでしょう。
緋弾のアリア3の設定判別について
この台の設定判別要素はかなりたくさんありますが、設定判別はかなり難しいというのが僕の感想です。
正直、1/319と1/254と初当りの差が大きいので、データグラフみるのが一番と思います。
アリアの風穴ボイスはパターン多すぎて覚えきれませんし、キンジ中図柄聴牌外れなどはまず出現しません。
あえていうならボーナス終了画面の紙飛行機が2人以上という判別要素ですね。
右下の紙飛行機が2人以上な6確定だそうです。
また、朝一の1回転目限定ですが、ボタンのガックン確認は有効です。ガックン大は設定1の打ち直しもあるので、ガックン小の据え置き狙いが良いと思います。
まとめ
今日は藤商事のパチンコ新台「緋弾のアリア3設定付」を打った感想やシステムの分析をお伝えしました。
時間管理ぽいシステムは評価が分かれるところですが、原作しらない僕でも面白かったですし、人気が出るんじゃないかなと思います。
2ループ(8分×2)で6,000発オーバーと一撃にも期待できます。
まぁ最後ハマって気が付いたら財布にそこそこ大きな風穴開けられてましたけどね。
出玉スピード調整のためか演出がちょっと長いのが気になりますが、確変中の毎回転抽選システムはドキドキしていいですね。
あと、この台通常時のモードや楽曲を選択できます。ポイントで壁紙や楽曲増やすシステムは藤商事の台らしい感じです。ファンには良いシステムです。