良コスパで評判のグローバルスタイルでスーツをオーダー|購入検討中の方は生地タグの見方と生地の重さの目安を覚えておこう

先日友人と一緒にglobalstyleの2着割を使い、新たに1着のオーダースーツを作りました。グローバルスタイルはコスパ重視の僕が一番おすすめするテーラーで、一緒に作った友人の評価も上々です。今日は特に重要な生地の選び方に重点を置きつつ一連のオーダーの流れを書きたいと思います。

僕は過去麻布テーラー、花菱、globalstyleでそれぞれオーダースーツを作りましたが、今回で現役のスーツとして5着目となります。

そう、これで1週間着回せることとなり、オーダースーツしか着ないという計画達成です!

関連記事です。
・Globalstyle・麻布テーラー・花菱でオーダースーツを作った僕が比較してみる
・ワイシャツはオーダーシャツがおすすめ|グローバルスタイルの3着割と既製品を比較してみた

実際のオーダーの流れとともにポイントを書いていきます。

1.生地選び


最初にして一番大事なのがこの生地選びです。

globalstyleでは上の写真のように生地が反物の形で陳列されています。実際に手触り等を確認できて仕上がりをイメージしやすいのがとても良いです。

グローバルスタイルの生地の価格設定(2着割時)

ここは2着割のコスパが抜群に良いです。

何度も通っているうちに価格帯と生地の種類を記憶してしまいましたので、参考にお伝えしたいと思います。

同じ生地のランクであれば、僕の知る限りglobalstyleの2着割が一番安いです。

オーダースーツを語る場合、生地に言及しない価格比較に意味はありません

2万4千円ライン(2着で48000円)

これが最安のラインナップで、生地はポリ混合素材です。

公式サイトなどで広告している2着割で48000円というのはこのラインとなります。

このラインは、正直品質としては吊るしのスーツと変わりありません。

サイズ感はたしかに良いのですが、オーダースーツ作ってみた的な人が最安で作って後悔するパターンが多いのも事実です。

ちなみに他のテーラーも最安のラインナップはこれと同じポリ混合生地です。

3万7千円ライン(ウール100%)

このあたりからウール100%の海外生地となります。僕は今回このラインのアンジェリコ(ANGELICO)を選びました。

オーダースーツはウール生地が基本です。

もちろん最安のものでも体型に合った着心地は得られますが、個人的にはこのライン以上のものをおすすめします。

4万4千円ライン(海外の有名生地)

いわゆる有名どころの生地となります。

イタリア産地のカノニコ(CANONICO)やイギリス産地のエンパイアミルズ(EMPIREMILLS)なども選択肢に入ってきます。

一般的なテーラーで5万円切ることはないこのラインはかなりコスパが高いと思います。

6万8千円ライン(ゼニア・ドーメルなど一流生地メーカー)

ここからは僕ら一般サラリーマンの憧れのブランド群となります。

イタリア産地であればゼニア(Ermenegildo Zegna)ロロピアーナ(Loro Piana)、イギリス産地であればドーメル(DORMEUIL)などがここに該当します。

実際にはこの間を刻む生地も多数あり、ある程度目安の予算を決めたらあとはブランド名よりも自分の好みを優先して選ぶのが後悔のない生地の選び方です。

グローバルスタイルの2着割は、価格帯を跨いでも適用可能ですので、1着は最安で、もう1着を海外ブランド生地などにするというのもコスパを上げるコツです。

生地タグの見方|重さが重要

globalstyleの生地には下のようなタグが付いています。

これの見方を知っておくと効率的に生地を選ぶことができます。

この例の場合、1番上のGUABELLOがブランド名となります。イタリアの老舗ですね。

タグの下にあるW100%がウール100%という意味です。

ここで注目して欲しいのが、真ん中あたりにある285g/mという数字です。

これは生地の重さ=厚さを示しています。

軽ければ春夏物、重ければ秋冬物ということですが、概ね以下の感じで捉えてもらえば良いかなと思います。

生地の重さ 季節の目安
230g 春夏物の生地
260g オールシーズンの生地
300g〜 冬物の生地

個人的には260g〜290gくらいのオールシーズン生地がオススメです。

春夏の生地は軽くて着心地抜群ですが、生地が薄い分、高級感を感じられるかという観点で若干劣ります。

初めてのオーダースーツであれば特にオールシーズンのものを選ばれるのが良いでしょう。

逆に300gを超えると夏場は着れません

2.スタイル選択、採寸

生地を選んだらスタイリストさんについてもらって、スタイルの選択、採寸をしていきます。

スタイルとは型のことで、ブリティッシュやイタリアンといったものがあります。

グローバルスタイルではサンプルを着て着心地を確認できますので、スタイリストさんに自分のイメージを伝えれば適切にアドバイスしてくれます。

スタイルを決めたら採寸です。腕の長さや胸回りなど、手際よく測定してくれます。

・スタイル決め
・採寸

3.オプション選択

生地、スタイルを決め、採寸を終えたらあとはオプションです。

オプションではボタンの種類や裏地などを決めていきます。

スタイリストさんと一問一答のような感じで決めていくのですが、有料オプションと無料オプションがあります。

あらかじめ考えておいた方が良いと思うのは、2パンツ、3ピース(ベスト)を作るかどうかです。

両者とも生地の35%の値段で作れます。

4万円の生地ならば1万4千円です。

特に2パンツは悩むポイントです。

ウール100%は耐久性という観点では若干弱いので週2回以上着る場合は作っておいた方が良いかもしれません。

ボタンは水牛素材にしたり裏地はキュプラにしたりで有料となりますが、無料のものでも十分選択肢はあります。

・ボタン
・裏地

オーダーの流れは以上となります。

細かいポイント等は以下に書いています。
・オーダースーツを作る一連の流れと気をつけたいポイント

グローバルスタイルの特長


グローバルスタイルの一番良いところは生地の豊富さ、生地の質に対するコスパの良さと、上に示したとおり生地を大きなサイズで確認できることです。

生地選びこそがオーダースーツの醍醐味です。

この価値観を理解せず、とりあえず一番安いの作ってみた、イマイチだった、というような感想を見るとスーツ好きの僕は悲しい気持ちになります。

・最後まで悩んだJohn Fosterの生地
・憧れのロロピアーナ。高いよー。

仕上がりを確認

納期まで1ヶ月かかりましたが、楽しみにしていたスーツがようやく出来上がりました。

上でオールシーズンをおすすめしつつ、実は僕は今回、秋冬の生地で作りました。

重厚感があり、少し毛羽立った生地質が気に入っています。

秋冬物の生地は夏場は暑すぎて着られませんが、生地に高級感があります。

さらにベストも作りました。

ベストはツーパンツと同じく生地の35%となりますので、今回はAngelicoの生地3万7千円にベスト込みで約5万でオーダーしたことになります

僕も30代となり、1着はこういうスーツを着てみたかったのですが、この出来にはとても満足しています。

一方で、正直、新入社員とかがこんなスーツ着てたら引かれることは間違いありません。

後日談:股下が破れたスーツを修理

この記事を初めて書いた数年後のことです。

僕がある日クリーニングに出したところ、スーツの股下が擦り切れて破れていることに気付きました。

上の写真のものではありませんが、グローバルスタイルで初めて買った一番高額かつお気に入りのCARLO BARBERAの生地ものです。

同社で購入した製品については補修をしてくれるということで、修理の対応などについてお伝えします。

状態の確認


股下部分が擦り切れて1cm-2cm程度の穴が開いてしまっていました。

購入するときに、柔らかい生地だから強度は低そうだというのは分かっていたんですが、実際破れるとやはりショックです。

ウール生地は着心地がよく艶があり高級感を感じられる反面、強度が低いのは間違いないですね。

このスーツは多分100回も着てないと思います。

ツーパンツにするかどうかで悩みましたが、ちょっと高い生地だったので躊躇してしまいました。

このままでも履けないことはありませんが、ほっといたら悪化しますし、場所が場所ですのでこれ以上破れるとさすがに外に着ていけません。

なお、念のためですが、縫製がほつれたとかではなく生地の擦り切れですので、グローバルスタイルの品質が悪いということではありません。

修理を依頼

僕は東京の丸ノ内店でこのスーツを購入したのですが、今は大阪に住んでいます。

大阪のディアモール店でも対応してくれるとのことで今回修理をお願いしました。

修理費用は工場に送ってから見積もりということでドキドキしましたが、今回4,000円でした。傷み具合で違うそうです。

ネットで調べたら相場が3,000円くらいなので、少しだけ高いですが、やはり購入店にお願いした方がよいと思います。

修理後の状態

修理を依頼して1週間ちょっとで完了しました。思ったより早かったです。

裏から似た生地をあてるミシンたたきと呼ばれる手法ですね。

上の写真のとおり気にならないレベルになっています。ミシン目も見えません。すばらしい。

これからスーツを作られる人へのアドバイスですが、オプションで股下補強があったように記憶していますので、特にウール生地を選ぶ場合はこれは付けた方がよいです(ちょっと古い記憶なので間違ってたらすみません)。

また、町のリメイク屋さんでも「シック」という当て布を付けてくれるところがあるので、高額スーツの場合はこういった事前の対処をおすすめします。

あとはスーツ購入時にくれる生地の切れ端(共布)は大切に保管しておきましょう。無くても似た布で処置はしてくれますが、できれば同じものが良いですからね。

もちろん僕は全て保管してます。

ネット通販できるオーダースーツ

ここまでグローバルスタイルのオーダースーツについてお伝えしましが、現状グローバルスタイルは地方に出店がありません。

僕が今までオーダーした麻布テーラー、花菱も同じく地方出店は少ないです。

一方でネット通販可能なオーダースーツも増えてきています。

自社工場を持つSADAや、ネットを中心に低価格にオーダースーツを販売しているSuit-Yaなどがネット販売を展開しているようです。

採寸どうするの?というのが気になるところですが、自己採寸以外にも、SADAではサンプルスーツの送付やSuit-YAでは自分のお気に入りのスーツを送ってそれを採寸する代行採寸というサービスを実施しています。

初回割やクーポンなどを使えば量販店のスーツにたいしてコスパも良いと思いますので、オーダースーツは試してみたいけど近くに店舗がないという方はネット通販も検討されるのも良いかと思います。

後日SADAで1着作りました。関連記事です。
・オーダースーツを格安で作れると評判のSADA|僕が過去作った他のオーダースーツと比較

まとめ

今日はコスパが良いと評判のグローバルスタイルでスーツをオーダーする流れを書きました。

オーダースーツに興味を持たれている方の参考になれば幸いです。

ここは2着割のコスパが抜群に良いですね。

最安生地で安価にオーダーするのももちろんありですが、個人的には是非ウール100%の生地の着心地、海外生地の艶を感じて欲しいです。

繰り返しますが、オーダースーツの醍醐味は自分で生地を選べるというところです。

生地に惹かれ、着る前から楽しみでイメージが膨らんでテンションがあがる、こういう感覚を理解できないのであれば、オーダースーツはおすすめしません

いくら安いといっても量販店ほどではありませんので、値段に価値を見出せず、後悔することになるからです。

僕が過去作ったオーダースーツを比較した関連記事です。
・オーダースーツのメリット、デメリット|僕が過去作った全スーツを比較