今日はパチンコ新台「GANTZ:2」を打ってきた感想や評価、体感レベルでの演出信頼度や前作との違いをお伝えしたいと思います。GANTZといえばEXTRA(Super小当りRUSH)ですね。このシステムは評価が分かれますが、僕はこのスペックが好きで、前作もかなり打ちました。
GANTZ:2はオッケー(KYORAKUグループ)が制作していて、原作は皆さんご存知、人気漫画のガンツです。
今作は映画化した大阪編のGANTZ:Oがモチーフで、それにちなんだ演出が多数追加されています。
基本的には前作を踏襲した作りとなっていて、前作を打ったことがある人なら違和感無く入っていけるでしょう。
新基準対応ということでどういう仕上がりになっているか期待と不安があったのですが、僕の感想としてはかなり良い出来だと思っています。
人気機種のためスペックや演出信頼度は多くの人が書かれていますので、今日は前作との比較や僕の感想などを中心にお伝えしたいと思います。
基本スペック
まずは基本スペックです。
GANTZ:2 | |
大当り確率 | 1/319.7 |
確変中 | 1/99.9 |
確変突入率 | 60% |
確変継続率 | 60% |
時短回数 | 20 or 100回 |
319分の1の最近多いタイプです。確変突入率、継続率ともに60%と新基準にしては控えめですが、小当りRUSHの期待値とバランスされています。
次に出玉ですが、規制への対応でMAXが10Rとなっています。
ラウンド数 | 出玉 |
10R | 1,500個 |
4R(確変 or 通常) | 400個 |
小当たりRUSH | 平均1,000個 |
大当たりの振り分けは公式HPより引用します。
AKB48-3と同じく右打ち時に2つモードがあります。
スペックを前作と比較してみます。僕は前作より良くなった、と思います。
継続率は前作より下がっている
確変継続率は前作が65%に対し、今作は60%です。
新基準だとゴッドイーターなんかは91%継続ですから、確変の継続率は低いと言ってよいでしょう。
展開に恵まれないといくら初当たりを引けても出玉が取れないこのスペックは評価が分かれますね。
へそからの10Rは確変確定なので、4R大当りの3回に2回は通常となります。サバイバルチャンスも緑だとほとんど時短ですね。
・4R当り時 |
・確変 or 時短 |
ただ、初回は通常でも時短が100回付くのはうれしいですね。
ちなみに体感レベルですが、サバイバルチャンス中にリーチ演出が多発する方が確変期待度が高い気がします。
多分ですが、確変の場合と時短とでリーチ発生確率が違うと思います。
EXTRA突入率が厳しい
GANTZの鍵はいかに多く小当りRUSHに突入するかです。
EXTRA付きの超GANTAボーナス引かなきゃ勝負になりません。
このEXTRA突入率ですが、ヘソから30%、右打ち時40%です。
ともに前作から10%アップしていますが、やはりこのハードル越えるのがなかなかに厳しいですね。
小当りRUSHの継続率が向上
確変中の大当り確率は約1/100と前作より低下していますので、確変中にハマることがあります。
ハマればハマるほど小当りRUSHの出玉が増えますので、これは規制を逆手に取った良いスペックだと思います。
平均の100Gハマると大体1,000発ちょっと獲得できます。
逆にEXTRAじゃないGANTZ:Oラッシュでハマるとかなりストレスたまります。
EXTRA中は10Rオンリー
この機種は確変中も2モードあり、EXTRAに突入すれば次回通常を引いたとしても10R大当りとなります。これは有難いですね。
10Rで約1,500発なので、超GANTZ BONUSを引いた時点で20Rが確定するため、3,000発という表示がされるということに気がつきました。
さらに小当りRUSHが付くので、EXTRA突入時点で期待値は4,000発オーバーとなります。
僕のように速攻で時短引くと3,000発止まりです。
GANTZ:Oリーチで当れば確変確定
今作のモチーフであるGANTZ:Oに対応した大阪編に登場する星人バトルリーチで当ればGANTZ:Oラッシュ=確変確定です。
牛鬼は激アツですが、鳥帽子と天狗でも滅多に発展しないので出てきたら期待です。
ご存知だと思いますが念のため、前作と同様、ぬらりひょんは倒したら100てん確定(=超ガンツボーナス)です。
とくに第3形態は70%以上の期待値があります。
このことから分かるように、前作の星人リーチ(ブラキオサン、オニ星人、チビ星人、千手観音)で当たると通常の可能性が高いです。
体感レベルでの演出の信頼度
次に演出信頼度についてです。
すでにいろんなサイトに数値が出ていますが、この台は演出の足し算のバランスが秀逸です。
例えば赤保留50%といっても赤保留だけだと実際は50%もありませんが、他の演出で少しずつ信頼度がプラスされていく感じです。
ちょっと足りんかったか〜、というのが納得できます。最近演出バランスが悪い台(マクロスとか)が多いので見習って欲しいです。
また王道の当り方もありつつ、ぬらりひょんリーチのびっくり当りや7テンパイ直後の「キュイン音」、突然のAir-vibにPフラッシュとサプライズ当りの発生確率もいい感じです。
・7テン(あおり) |
・Pフラッシュ |
これがなきゃ当たんないというのはありませんが、僕の体感レベルでの重要な予告をいくつかお伝えします。
入賞音予告
上のとおり演出は足し算ということは早い段階で強めの予告が絡むと期待度が上がります。それがこれです。
入賞とともに「ギョーン」という音が発生し、同時に左右の約物ランプとスピーカーが点灯します。
・入賞時フラッシュ |
・スピーカーフラッシュ |
特に赤フラッシュは前作と同じくかなり強い印象があります。
普段はほぼ発展しない黒保留(どデカ保留)時に出れば激アツですね。
Zガン約物は欲しい
液晶上部からZガン約物落下でかなり信頼度が底上げされます。
だいたい変動開始時に落ちてくるので、これも足し算の法則で早い段階で期待値を押し上げてくれる重要なポイントです。
まぁこの演出はそこそこ出るのでこれだけだったら弱いんですけどね。
液晶の赤フラッシュは熱い
赤文字や赤カットインはそれほどでもないですが、液晶のフラッシュが赤だと格段に信頼度が上がります。
もちろんその後の発展によりますが、入賞音時赤フラッシュは70%以上はありそうですね。
やっぱり超転送
ガンツの代表演出といったらやっぱり超転送です。これは当りの2、3回に1回は絡む超重要要素です。
液晶がAKB48-3と共通のサイド液晶あるので「超」がめっちゃインパクトあります。
「たけし」がいたり玄野がZガン構えれば発展濃厚となるなのは前作と同じですね。
超転送すればリーチ後半に発展するのが確定しますので、ぬらりひょんとは言わないまでも、普段は前半で負ける千手観音とかに行くことを期待したいですね。
部屋に4人しかいなかったりしたら前作は寒かったのですが、今作は逆にプレミアらしいです。僕も今日そのパターンで当たりました。
GANTSカットインは弱くなった
リーチ後半のカットインは弱くなりましたね。
前作は最終のボタン演出の直前にカットイン(GANTSフラッシュ)が入れば激アツでしたが、今作はボタン演出で(ほぼ)保留に対応したカットインが発生します。
緑カットインはかなり弱いです。赤も前作ほどの信頼度はない印象です。
前作に比べてリーチ後半に発展する確率が上げられていると感じましたので余計にそのように感じますね。
激あちは激アツ
玄野と加藤が「激アツだっ」と叫ぶ金カットインは文字とおり激アツで、前作より信頼度は上がっている気がします。
これと良く似た金系演出で、名言予告やG振り物などがありますが、これは同じ金系でも単体だとちょっと弱いですね。
・名言予告(金) |
・G振り物 |
群予告とチェッカー柄はほぼ確定
新台ではまだ出たことないんで画像はありませんが、この2つはほぼ確定ですね。
前作でも一度も外れたことがありません。他の台より群のレア度が高い印象です。
この他にも前作から踏襲された演出が多数あります。
プチュンからの超転送アタックは当りに絡む確率が高いです。個人的には一番この演出が熱いと思います。
転送演出も引き継いでいます。加藤まで行けば強いですがたいがいレイカ止まりです。
全てを台無しにするブラキオサン
これも前作から同じです。ここに発展するとまぁ当たりません。
ドデカ保留、激アツカットイン、超転送ときてもブラキオサンだけはマジで安心できないですね。
GANTS:2から追加された演出
基本的には前作の演出を踏襲しつつ、新たに追加された演出をいくつかご紹介します。
超ガンツボーナス確定の転送先天国演出。リーチ後半のプッシュ演出からプチュン。
これにはビビリました。
隣も出てたのでそこそこ発生確率がありそうです。代わりにルシファー演出が少ない気がしますので、これに割り振ったのかな、という感じです。まだあまり打ち込んでないので体感レベルですが。
ガンッガンッゾーンとストック演出も新演出ですね。
・ガンッガンッゾーン |
・STOCK演出 |
ガンッガンッゾーンは緑だと期待値低いですが、面白くて僕は好きな演出です。
ストック演出はサイド液晶にストックされたキャラが演出を強化します。これも2人だと厳しく、玄野がストックされると激アツとなります。
保留演出が豊富になった
今作はかなり保留演出が増えた印象ですね。
まぁいずれも他の演出へのステップという感じで単体では期待値は測れませんね。赤保留とかは別ですけど。
黒保留(発展すればドデカ保留)とたえちゃん保留は前作からあります。
・黒保留 |
・たえちゃん保留 |
たこやき保留は裏返ればGANTZ:Oリーチかぬらりひょんリーチのどちらかに発展しますが、滅多に成功しません。
カウントダウン保留はゼロと同時に演出が発生して、押して下ちいゾーンなどへの移行が期待できます。
・カウントダウン保留 |
・ネギ星人保留 |
妄想モード中限定の保留もあります。
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妄想モードがあざとすぎて、良い
演出や信頼度についてまだまだお伝えできることはありますが、情報もほとんど出てますのでこの辺にして、この台の裏の特徴、妄想モードがセクシーすぎる件についてお伝えします。
主人公である玄野の妄想という設定でしょうか、サイド液晶も活用した女の子キャラの迫力がすごいです。
図柄がほとんど女の子
まず図柄です。グラビアかって感じのポーズです。
こんな面積少ないガンツスーツじゃ戦えないよ。ってか水着だよねこれ。
演出があざとい
演出もあざといですね。嫌いじゃないですけど。
杏さんも登場
大阪編の人気キャラの杏さんも登場しています。
まとめ
今日はパチンコ新台のGANTZ:2を実際に打ってきた感想や体感レベルの演出の信頼度、妄想モードがあざとすぎる件についてお伝えしました。
小当りRUSHを中心としたこの台のスペックは評価が分かれるところと思いますが、僕は良いと思います。特に前作より若干突入率がアップしていてバランスが良くなりました。
あとこの台は楽曲がいいですね。前作から採用されているドレスコーズの人間ビデオは小当りRUSHとの相性抜群ですし、新たに追加された楽曲も爽快感があります。
最後にダメなところというか、改善して欲しい点を少しだけ。
この台には下のように確変か時短かをジャッジする演出があるんですが、時短の場合は演出の前にアタッカーが閉まってますし、左下にある右打ちランプも消えています。
細かいとこですがタイミングどうにかならないですかね。
あとAKB48-3から登場した紫保留は、要らんかなと思います。
緑と赤の間にわざわざ新たに置く意味が全くないですね。
おまけ
ちなみに僕は映画のGANTZ:OをAMAZONプライムで見たのですが、結構面白かったです。
漫画原作の実写+CGはコケることが多いですが、これはおすすめします。少なくとも銀◯なんかより僕はよっぽど面白かったです。