僕はY!mobileの格安スマホを使用しています。プランは最安のスマホプランSのデータ通信容量1GBです。今月は20日で1GBの利用を超えて、残り10日は通信速度が上り下り最大128kbpsの制限を受けた状態で過ごさなければならなくなりました。今日は通信速度制限後のスマホがどれくらい使えるのかをお伝えします。
目次
1GBは意外とあっけなく使い切る
僕は8月は20日で使い切りましたが、格安スマホの最安の1GBプランは普通にスマホを使っていれば通信量が一ヶ月持つことはないと言ってよいでしょう。下図は僕の20日時点の通信量です。
LINEが半分を占めています。
僕はLINEを起動するのは日に数回、メッセージを送るのは平均すれば日に1回あるかないかです。
おそらくはタイムラインの通信消費量が大きいと思われますが、LINEを頻繁に利用する人はスマホプランSだとすぐに通信速度制限に引っかかるでしょう。
また、youtubeで音楽PVを1回見るとだいたいですが、10〜20MB程度の通信量を消費しますので、動画の閲覧等にスマホを利用される方には1GBプランは合わないでしょう。
通信容量1GBで通信速度制限なく1ヶ月過ごそうと思うと、1日あたりは30MB程度程度の通信量に抑える必要があります。
下図はY!mobileの公式HPから1GBの通信量の目安を抜粋したものですが、このデータから受ける印象よりもよっぽど早く通信速度制限は訪れます。
用途 | 利用可能目安 |
メール | 約2,090通(1日あたり 約69.5通) |
ニュースサイトの閲覧 | 約3,490ページ(1日あたり 約116.5ページ) |
ネット動画の視聴 | 約4.5時間(1日あたり 約9分) |
音楽のダウンロード | 約250曲 |
通信速度制限がかかってからの利用はどうなるか
Y!mobileに限らず他のキャリアも通信利用量がプランを超えた後は、上り下りが最大128kbpsに制限されます。通信速度制限がかかると結構ストレスを感じます。
本当に128kbps出ていればだいたいのアプリは問題なく使えるはずなのですが、通信速度制限がかかってからのスマホ利用は以下が実態です。
実際は128kbpsどころかその半分も出ていないのです。これはY!mobileに限らず全てのキャリアに共通です。
LINE
メッセージの送受信は若干のディレイを感じますが、実用に耐えます。
ただし、タイムラインやニュースを見るのにはかなりのストレスを感じます。下図のように読み込みにすごい時間がかかります。
youtube
全く見れないといって過言ではないでしょう。
いつまでもロードのくるくるマークが消えません。再生されたと思っても、最後まで止まらず流れることはありません。
Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースをはじめ、ニュースサイトもほとんど見れません。10秒くらい待って表示され、クリックしたらまた10秒待つという感じです。挙句には下図のようにエラーが出ます。
AMAZONビデオ
AMAZONプライムでビデオを携帯で見る方も多いと思いますが、通信速度制限がかかるとほぼ使えません。
AMAZONプライムは家でダウンロードしてスマホの通信量を消費しないようにしましょう。
ポケモンGO
僕はポケモンGOを通勤電車で1度だけ起動します。なんとなく日課になってます。
そのポケモンGOですが、通信速度制限後もギリギリ使用に耐えます。実はポケモンGOはそれほど通信量は消費しません。
それでもジムバトル等では下図のように敵が出てこないなど、通信エラーによる問題が生じます。頻繁にポケモンGOで遊ぶ人にも通信量制限は天敵です。
通信速度制限を回避するには
通信制限は追加料金を支払うことで回避できます。500MBあたり500円で、通信速度制限がかかったらご丁寧にメールでお知らせしてくれます。
安くあげたいからスマホプランSを選んでるのに誰が払うかっつーの!128kbpsをちゃんと128kbps出してから言えって感じです。こんなの悪徳商法だと僕は思います。
以下にポケットwifiを組み合わせた僕のスマホとネット環境の最適プランを書いています。特に1人暮らしの方にはかなり効果があると思いますので通信費を節約したい方は参考にしてみてください。
まとめ
今日は格安スマホの通信速度制限がかかった後の利用が実用に耐えうるかについて書きました。
ニュースや動画はスマホで見ない、LINEは多少ストレスを感じてもメッセージのやり取りができれば良い、こういう方は通信速度制限がかかっても使用可能だと思います。
少なくともLINEを頻繁に利用する方は1GBの制限に必ずといっていいほど引っかかります。携帯代を安くあげたはいいがそれ以上のストレスを感じては意味がありませんのでプラン変更を検討されている方は注意してください。
おまけ
今はまだ電波の利用料が既得権益に守られていますが、もうすぐ本当の価格破壊が訪れると信じています。
これが僕がDOCOMOやソフトバンクといった通信キャリアの株を買わない理由の根底にあります。