投資と麻雀の共通点|麻雀が強い人は株のトレードも上手いと思う理由

 麻雀が強い人は投資もきっと上手いと思います。ただし、ここでいう投資とは日本株のスイングトレードのことを指しています。僕は麻雀が弱く、よく一緒に麻雀をする人になんで強いのかを聞いた時に、考え方が投資で勝っている人と似ているなと思いました。

 僕は長期休暇は地元で過ごすことが多く、田舎であることもありますが娯楽が少なく、旧友と夜な夜な麻雀をして過ごすことがあります。

 1回の対局でみると運の要素が1番大きいのは間違いないですが、対局の回数が何百ともなってくると、強い人と弱い人の差が明らかになってきます。

 麻雀が強い友人に、何を心がけているのかと尋ねたところ、その考え方は投資に通じるところがあると感じました。

 僕は麻雀が超弱く、そして投資も超下手くそです。2018年に入ってからは特に散々で、日本株のトレードではそこそこいい車が買えるくらいは負けています。

 今日は僕が麻雀の弱い原因と、強い人との差、投資との関連性について思うところを徒然に書きたいと思います。

とにかく負けないことを重視している

 一番はこれです。強い人は振り込みが極端に少ないです。誰に聞いても、当たられないことが一番大事だと答えます。

手配が悪い時は潔く降りる|損切りができる

 手牌が悪い時は無理をしないと言っていました。
 特にリーチされた直後は必ず安牌を切ります。手を崩してでもです。

 僕は手牌が悪くても何とか上がろうとします。
 そして形を崩したくがないがため、後半に怪しいスジを切ってよく人に当たられます。 
 上がれても2000点くらいなのに、跳ね満直撃では割にあいません。

 これは損切りに通じるところがあると感じました。

 投資では10%下がったら機械的に損切りするなど、自分のルールを作ることが大事だとよく言われます。

 僕は損切りが下手くそです。いつまでもしがみついて、もう耐えられないと思ったら泣く泣く売る、これの繰り返しです。

安くても上がって相手の親を蹴る|こまめな利益確定をする

 麻雀をしていて、親である僕の手がかなりよくなってきたという頃に、「ロン、白のみ」とか言われます。
 振り返ってみると、これをされた相手は決まって麻雀の強い人です。

 麻雀の強い人は不利な立場で大きな勝負しません。安くても上がれるならば上がります。もちろん状況にはよりますが、この傾向はあると思います。

 これは利益確定に通じるところがあると感じました。

 僕は少しでも大きな役を作りたがります。少し遠回りしてでもです。

 株の場合は株価が上がったらもっと上がるんじゃないかと持ち続けます。欲深いのです。

 プラスで売れず(利確できず)にマイナスは持ち続ける(損切りせず)、こんなことしてたら、勝てるはずもありません。

場の全体を見渡している

 下の写真は前回麻雀した時の僕の唯一の見せ場です。この次の手順で「西」を引きます。あなたなら何を切りますか?

 僕は六萬を切って正面の人に当たられました。

 悔しくて終わってから手配を見せたのですが、左の人(この人が強い人)が、自分なら「白」を切る、と言ってました。

 左の人曰く、正面の人が張ってるのは明らかだったそうです。

 まぁこのケースは自分で五萬を3枚抑えてるし勝負してもいいかな?と言ってましたが、僕には自分の四暗刻しか見えていませんでした。 

 答えが正解かどうかが問題ではなく、僕の視野が狭いことが問題です。

人の捨て牌を見る|相場全体の状況を見る

 上のとおり僕は人の捨て牌を見てはいますが、そこからあまり情報を得られていません。

 もちろん、染めてるな〜、くらいは分かりますよ。

 でも基本は自分が鳴けるかどうか、当たり牌かどうか、どこまでも自分中心です。

 これは相場を見る目に通じると感じました。

 株の場合、自分の保有株の値動きばかりを追っかけてしまいがちです。その時の経済状況、為替の動向、そういったものに目をむけると少し投資との向き合い方も変わってきます。

 もちろんそれで勝てるようになるかというと、そうとは限りません。僕がいい例です。それでも相場全体を状況に目を向けることは大事だと思います。

残りの牌数から確率を考える|希望的観測にすがらない

 上の麻雀の例では、残りは実は3巡しかありません。「西」を引いてからは残り2巡です。
 
 僕には分かりませんでしたが、他の人も張っているのが分かっていれば無理をするべきではない状況です。場に一枚も出ていない字牌が終盤に捨てられることや、萬子のど真ん中の四萬が出てくることは稀です。

 上のケースは勝負するのが必ずしも悪い状況ではないと今でも思っていますが、根拠のない希望的観測にすがらないことは大事です。

 株の場合、保有する期間には期限がないため下がっても、いつか上がる、いつか上がる、と根拠がなくとも期待してしまい、冷静な判断を誤らせることになりがちです。

ここぞという場面で勝負をかける

 麻雀の強い人は勝負所を見極める目が優れています。
 上のとおり、負けないことが一番大事ですが、当たり前ですがそれだけでは勝てません。
 運が良い時に波に乗って勝ちを積み重ねていければベストでしょうが、麻雀は4人いるので負ける場面の方が多いのは当たり前です。長い目でみて本当に麻雀に強い人は、耐えて、かわして、一撃を狙う、そんなスタンスの人が多いように思います。

役満を最初から視野に入れている|中小型株を狙う

 僕は役満を上がったことが一度もありません。上のようにかなり惜しい場面は何度かありましたが、基本ただ引きに身を委ねているだけです。

 一方麻雀の強い人は、役満を狙う時は割と早い段階で「役満を狙う」と決心しています

 ただただ手なりで進めるだけでなく、意思を持っています。
 僕の場合、あまりに最初の手牌が酷い場合に開き直って国士無双狙うくらいです。あがれませんけど。

 これは意見が分かれるところと思いますが、投資に例えると、マザーズやJASDAQに上場する「中小型株」を狙う、ことに通じるように感じました。

 僕のように大型株投資を基本としていると、日経平均との連動性が高く、大きな利益は得られません。ストップ高を演じるのはいつも中小型株です(ただし、ストップ安がよくあるのも中小型株です)。
 
 最近日本株投資で成功している人の多くは、中小型株を扱っています。値動きが軽いからです。
 投資信託でも「ひふみ投信」をはじめ中小型株を対象としたものの成績が良い傾向にあります。

 2013年から2015年のアベノミクス相場では、大型株の中にも多くのテンバガーが生まれましたので、インデックスの長期投資でもかなり成果を得た人がいると思いますが、最近は日経平均も伸び悩んでいます。

 最近感じているのは、大型株は値上がりがゆっくりな割に落ちる時は一瞬、逃げる暇もない、ことがよくあります。例えば最近では大成建設の株価が1日で過去1年分の値上がりを帳消しにするような暴落をみせました。

・大成建設の株価暴落についての関連記事です。

 これは一例ですが、日本の大型株はリターンは間違いなく小さいが、リスクはそこそこ大きい、そんな印象を受けています。
 

感情で行動しない|冷静に取引をする

 最後になりますが、麻雀に強い人は決まってポーカーフェースです。

 役満を上がる時は決まって驚かされます。そんな気配を感じさせないからです。

 逆に負けたら即、何も言わずに手牌を伏せます。

 僕は大きな役を張ると口数が多くなりますし、負けると自分の待ち牌を誰が持ってたか聞いてまわります。

 投資も冷静さが大事だと思います。上で書いた損切り、利確をしつつ、大きな勝負もたんたんとこなす、僕にはできない所業です。負けがこむと取り返したくなりますし、勝つと調子にのって無理やりポジティブな理由をつけてさらに買いたくなります。
 
 だいたいポジティブにオフセットされた気持ちでする取引は損をします
 

おわりに

 今日は麻雀が強い人は多分日本株投資もうまいだろうと思う理由をとりとめもない形ですが書きました。
 一応まとめますと、
 ・手牌が悪い時は潔く降りる = 損切りの考え方
 ・安くても上がれる時は上がる = 利確の考え方
 ・人の捨て牌を見る = 相場全体の状況を見る
 ・残りの牌数から確率で考える = 希望的観測にすがらない
 ・役満を最初から視野に入れている = 中小型株を狙う
 ・感情で行動しない = 冷静に取引する
 このようになります。

 僕は日本株のトレードは人に勧めませんが、麻雀が強いと自覚している人は少額からはじめてみては如何でしょう。少なくとも僕よりはセンスがあるのは間違いないと思います。