通勤時間を有効活用して投資の勉強|四季報アプリとYahoo!ファイナンスアプリが便利

サラリーマン投資家の皆さんは通勤時間をどのように活用しておられるでしょうか。ひと昔前は電車で日経新聞を読んでいる人がたくさんいましたが、最近はめっきり見なくなりました。今は携帯で情報収集しているのではないでしょうか。今日は通勤時間におすすめのアプリを紹介したいと思います。

僕は東京に転勤になってから電車通勤になりました。毎日満員電車で通勤しているわけですが、なんとかこの時間を投資に有効に使えないかと思い、いろいろなアプリを使ってニュースを見たりしてましたが、最近たどり着いたのが、「四季報アプリ」「Yahoo!経済アプリ」です。

今日はこの2つのアプリについてご紹介したいと思います。通勤時間を投資の勉強に有効活用しましょう!

四季報アプリ

四季報アプリをオススメする理由と僕の使い方について書きたいと思います。

四季報アプリは無料版と有料版があり、有料版は四季報の記事も見ることができますが、僕は無料版を使っています。四季報アプリと検索すれば下のアプリが出てくると思います。

四季報アプリのオススメな点1|通信量が少ない

僕は格安のSIMフリースマホを使っていて、ひと月の通信容量は1GBの制限がかかっています。

四季報アプリはシンプルな作りなので、通信量をあまり使いません。

普通にニュースサイトとかを見ていると画像やら広告やらであっという間に数十MBの通信量を食われてしまいます。

僕の格安スマホは通信制限がかかるとほぼ使い物にならなくなるため、通信量が少ないことは大事な要件です。

四季報アプリのオススメな点2|銘柄登録のデザインがシンプルで見やすい

四季報アプリの一番良いと思うのは、自分で銘柄を登録できて、それがシンプルで見やすいところです。

ほとんどのアプリで銘柄登録はできますが、最もシンプルです。

上の左図のように銘柄と株価だけが表示されます。

銘柄をクリックすると右図のように最近の株価推移が表示されます。

僕はここに保有銘柄と、これから買いたい銘柄を登録して日々値動きをチェックするようにしています。わざわざ自分の口座にログインせずとも、これをざっと見れば1日のだいたいの損益は確認できます。

僕の四季報アプリの使い方

・朝の通勤時間
朝は前の日のダウの値動きが一番気になるところです。

毎朝8時半頃に前日のダウの値動きついての記事がトップページに更新されます。

前夜のダウの値動きの傾向とその理由の分析が載っていますので、これを毎日読んでいれば市場のだいたいの雰囲気が分かります。

日本株式市場は前日のダウの動きに敏感なので、朝方の日経平均がどうなるかが予測でき、心の準備ができます。

ちなみに前も書きましたが、ダウが下がっていたから保有株を売ろうと思っても、それらは織り込まれて寄り付きの株価が決まりますので影響を回避することはできません。

このほか、決算が近づくと決算発表予定日なども掲載されますので、それも売買のタイミングの参考にしたりしています。

・帰宅時の通勤時間
上で紹介した保有銘柄登録の一覧をざっと見ます。

1日のドキドキタイムです。

保有銘柄のプラスマイナスをざっくり計算してその日の損益を確認し、また日経平均の値動きとの差異をなんとなく頭に入れます。

僕は短期取引は基本しませんが、日経が上昇傾向にある中で保有銘柄が下がるような日が何日か続くなどすると、売り時を考えたりします。逆もしかりです。

特に大きく下落した銘柄があった場合は、家に帰ってから理由をネットで探します。

特に明確な理由がなければホールドですが、万が一不祥事絡みの下落であれば、翌日に問答無用で売り払います。

最近ではリニア談合の疑いが出た翌日に大成建設を売りました。日々のチェックを怠っていればもしかすると数日見逃していたかもしれません。このような使い方をしています。

Yahoo!ファイナンスアプリ

このアプリもとても便利です。ただ通信量はそこそこ食いますので、僕は四季報アプリの補助として使っています。

情報量は豊富ですので、通信制限の無い方はメインで使えると思います。

Yahoo!ファイナンスアプリのオススメな点1|個別銘柄の情報が豊富

このアプリの良いところは個別銘柄の情報量が豊富なことです。

これを無料で提供するのはさすがYahooさんって感じです。

個別銘柄登録用に複数のフォルダを作れますので、自分なりの分類をできます。このアプリで個別銘柄を見ると一例ですが以下のような情報が得られます。

一番左がメインの情報欄ですが、株価に加えてPERとPBRも確認できます。

これは割安株の中長期投資を基本としている僕には非常に良い機能です。できればEPS(一株当たり純利益)も載せてくれると更に良かったです(株価÷PERで自分で計算しろって話ですが。。)。

真ん中の図は株価推移、右の図では売上高に営業利益等も確認できます。

僕は通信量に余裕のある時はこのアプリで銘柄を探して、四季報アプリに登録するなどしています。

Yahoo!ファイナンスアプリのオススメな点2|米国株にも対応!

このアプリの一番良い所は、米国株に対応している点です。

これは米国株にも投資している僕にとってはありがたい機能です。

今まで米国株の個別の値動きを確認するのに自分のマネックス口座にログインして米国株のトレードステーションに再度ログインしてと、面倒なためほとんど確認していませんでした。

米国株は長期保有前提で考えていますが、たまには手間をかけずに確認する方法が欲しいと思っていた僕にとっては「まさに僥倖っ」でした。

マネックスのTradestationも携帯アプリを出していますが個人的には、う〜ん、という出来でした。

これでETFも対応してたら完璧なんですが、現状は未対応のようです。

まとめ

今日は通勤時間に使えるアプリとして「四季報アプリ」と「Yahoo!ファイナンスアプリ」を紹介しました。

特に日本の株式市場は変動が大きいですので、こまめに情報を得ておくことは大事だと思います。

僕も毎日この数分の習慣で様々な知識を得ることができた(結果に結びついていませんが。。。)ので、興味のある方は試してみて頂ければと思います。