前回はネット証券のスクリーニング機能を使った僕の株の探し方をご紹介しました。
そこで銘柄を選んでそのまま買ってしまってもいいですが、せっかく自分で労力をかけて調べたのですから、スクリーニングした銘柄を自分の口座の管理画面に登録しておくことをおすすめします。
ここでは僕が使っているマネックス証券の例で書きますが、これもだいたいのネット証券の機能にあるんじゃないかと思います。
マネックス証券のマーケットボード機能
マネックス証券の場合、マーケットボードという機能があります。
ここに、スクリーニングで選定した銘柄を登録しておくことができます。個別株の詳細ページを開いた右上にでている+のボタンを押すとマーケットボードに登録できます。
各銘柄の詳細を見て、気になるなと思ったものをマーケットボードに登録していきます。
僕の場合はある程度同じ業種のものを同じページに表示されるように登録するようにしています。後でその業界に絞っての比較とかがやりやすいからです。例えば以下は化学系の会社を登録した例です。
上のところに登録1から順に並んでおり、例えば日経平均等で分類されている33業種に分けて登録してみてもいいかもしれません。僕は面倒なのでそこまでしていませんが、常時100銘柄以上は登録しています。
最初は面倒ですが、一度作れば後は気になる銘柄を少しづつ追加したりすればいいのでメンテはそんなにかかりません。これをしておけば気になる度に同じ銘柄を再検索したりする手間も省けます。
まとめ
今日はマーケットボードの利用方法について書いてみました。
このように複数の銘柄を登録して、たまに眺めることで様々な気づきを得られることがあります。またおいおい触れていきますが、たとえば、同じ業種は短期的には同じような値動きをするといった特徴が分かりました。これは同じ業種複数社の株を持っていても分散投資にならないということです。
余談
ちなみに最近上のボードの中から東レの株を買いました。ROEも10%を越えており、株価も900円くらい(一口9万円)とかなり割安なところまで下がっていました。比較的長期で持ってみようかなとか考えています。
また、「炭素繊維世界首位」という四季報の紹介に惹かれたからです。僕は世界シェア1位とかの響きに弱いです。安直だと思いますが、リーディングカンパニーは事業を優位に進められると考えるからです。あと、炭素繊維(CFRPとかの強化カーボン)はまだ伸びると思っています。鉄やアルミに比べてまだ単価が高いですが、軽量かつ高強度をいう特性で金属に次々置き換わっており、僕の会社でも従来金属を使っていたところにCFRPを採用するようになってきています。