僕とリクルート

リクルートホールディングス(6098)は言わずとしれた人材派遣業界の雄、四季報の特色には以下の説明がされています。
・生活情報分野の販促メディアを展開。人材募集・派遣業も。海外M&A積極化。償却前の利益重視
僕たちに身近なサービスとして代表的なものは、「リクナビ」でしょうか。僕も就職活動の際にはお世話になりました。また、旅行では「じゃらん」賃貸の「SUUMO」結婚サービスの「ゼクシィ」もリクルートのサービスです。また最近は海外企業のM&Aなどを通じて海外進出をしており、人材派遣業界の世界No.1を目指して事業を展開中らしいです。

今日はリクルート株と僕の売買の顛末を書きます。
ちなみにリクルートの株価推移がこちら。

すごいですね。あなたには聞こえてきませんか?サバンナにこだまするライオンの雄叫び、疾走するダチョウの鳴き声、シマウマの足音、見えませんか?砂漠で月をながめるラクダの横顔、、いいんです。分かる人にだけ分かれば。。。

昨年末に買っていれば40万が60万の価値、わずか半年で20万ほどの利益が得られています。
こんなスランプグラフで負ける人なんて普通いません。が、安心してください。ここにいます。

リクルート株の売買

僕がリクルート株を買おうか迷っていた2016年10月、すでに株価が上昇傾向にあり、割安性もかなり落ちていました。ですがそんな僕の不安をよそに株価は上昇を続けます。いつまで経っても下がりません。じゃあちょっとの期間だけ買って、少し利益が出たら売ってやろう、と、浅はかな僕は考えました。それが2017年4月、株価5800円の時です。
その後4月は日本株全体が冴えない月でした。3月に19500円くらいだった日経平均が一時18500円くらいまで落ち込み、日本株式市場全体に不安感が漂っていました。この時ばかりはリクルートの株価も数日連続で下落しました。当時はアメリカによるシリア攻撃や北朝鮮のミサイル実験など、世界情勢の不透明感によりリスクオフの流れがあったように思います。今となっては、、ですが、これまで上昇一辺倒の株価に下落の兆候が見えたことより、今までの反動がくるのでは?と僕は焦りました。もともと割安性は度外視してちょっと波にのってやろうという考えでしたので、下がりそうならば早めに売った方がよいと判断し、一ヶ月後の5月1日に売却しました。

ご存知のとおり、2017年はGWを挟んで上昇に転じます(この記事を書いてる6月初旬の時点ですが)。
結果論ですが、この半年で、損を出すならこのタイミングしかない!というタイミングで売買したことになります。ちくしょーーーー。

まとめ

リクルート株の顛末は改めて僕のセンスの無さを明らかにしたことは置いておいて、幾つか勉強できたことがあります。

・割安性は参考程度にする
割安株とはで書いた通り、今でも割安株投資はある程度有効だと考えますが、それに固執するのは良く無さそうです。相場には勢いみたいなものがあります。
・日本株は世界情勢の影響を一番受ける
これはリクルート株そのものではなく、4月の市場全体の雰囲気からですが、日本の株価は世界情勢の影響を一番強く受けます。たとえば極端には戦争とかです。なぜか世界情勢に不安が蔓延すると日本円が買われます。円が買われると円高になります。円高になると日本の株価は下がります。もちろん影響は日本株だけではありませんが、一番被害を被るのが日本株です。いまだに納得いかないですが、事実そうなっています。もし本当に戦争が起きるような事態になれば(できればその前に)、株は全部手放した方がよさそうです。そんな時に株がどうこうとか言ってるような自分でいたくないですが。。