僕の株の選ぶ基準|最初に決めた自分ルール

僕は投資信託を自分の理性として購入しましたが、やはり根がギャンブル好き。株を購入することになります。インデックスの投資信託が日本企業全体に投資しているのであれば、その中でもより伸びる会社の株を買えば、もっとリターンを得られるのではないか、と、無謀にも考えたからです。

その結果についてはトレード日記の方に適宜のせていきますが、それこそ数え切れない程の会社の中からどうやって選んだかの考え方について振り返りつつ書こうと思います。
あくまで僕の場合ですし、こんな考え方もあるんだくらいに見てもらえればと思います。

大企業に投資する

僕は小心者ギャンブラーです。株で一発当てたいとまでは思っていません。
そんな僕はどうしても中小型株に投資するのに気が引けてしまいます。万が一倒産したりしたら株が紙くずになってしまうからです。実際は上場には審査もありますし、そんなに簡単に倒産する会社はありません。
でも実際投資を始めて思うことは、毎日yahooの経済欄に出てくる値上がり値下がり上位はの会社はみんな(僕のような素人は)聞いたことのない会社が多いです。ただ、実際に株で大きな利益を出している人は多分ですが、中小型株の中から優良な銘柄を選定されていると思います。僕にはそのような目利きはできないのでそこは諦めました。

(ある日の例ですが一応社名は隠しときます。yahooで経済欄の日経平均のリンク先に毎日更新されてます)

日本株をギャンブル場だと思っている僕には、中小型株にはプロやハイエナ達が巣食っている感じがして、敬遠してしまいます。往々にして値上がり上位に出てきた銘柄は数日以内に値下がり上位に出てきます。
これに対し、僕が株を購入する際のひとつの指標としているのは、その会社が上場している市場の種類です。やはり東証1部に上場している企業は所謂大手です。東証1部と比較するとマザーズ、JASDAQなど他の市場の銘柄は値動きが激しい印象を受けています。
市場の種類はその会社の信用度という側面があると思っています。そのため、株を購入する際は、よほど何か理由がない場合を除き東証1部銘柄から投資先を選ぶようにしています。

これが良い投資法だとは思っていませんが、単純に日々の値動きに必要以上に神経を使いたくないため、僕は基本、東証1部の銘柄を選んでいます。

割安株に投資する

これは、割安株とはで書いたとおり、割安株だけ買ってたら儲かるかと言うとそんなことはありませんが、投資を始めて半年経った今、それでも割安かどうかは、株を購入する際に考慮すべき事項と思います。
株価は今現在の会社の実力に適正かどうかではなく、株を買う人達の期待とか不安とかが織り込まれています。そもそも会社の実力って何?ってのはありますが、割安かどうかは僕ら素人には良く分からない財務指標という数値から算出されています。その数値に照らし、客観的に見て、買われ過ぎていると思われる株は割高、売られ過ぎている株は割安とされており、いつかは適正な価格に落ち着くだろうという意味で、今現在割安の株は上昇する可能性が高いとされています。
特に株を3ヶ月以上の中期から長期に渡って保有することを念頭に置かれている方は特に考慮すべきと思います。買った会社の株が、実際に伸びシロのある会社でも、たまたま割高な局面で買ってしまったため、業績は好調なのに株価が上がらないどころかむしろ下がってる、というようなことになってしまう可能性が高いためです。

発展性のある(と思う)業界に投資する

これは完全に主観になります。
例えば極端な例ですが、僕は東京五輪までは、建設業界の業績はまだ伸びシロがあると思っていますし、昨今の海外旅行者の増加等もあり、ホテル業界も比較的安定した利益を出すことができる業種と考えています。勿論、今の株価にこれらがある程度折り込み済みだとは思いますので、非常に安直とは思いますが。。
一方で、日本のGDPの内、内需が6割が占めるとはいえ、人口が減り続けている中における食料品業界や、新興国の安い原材料費などに対して日本の鉄鋼業界が競争力を持ちつつ続けられるかなどの疑問から、これらの業界は投資対象から外そうと考えました。
半年たった今、こういう考え方が良かったか悪かったか正直分かりませんし、業種だけでくくるのは無理があると思っていますが、こうでもしないと限られた資産で数多ある投資先の中でどの会社に投資するかという選択ができません。
僕ら一般人が何百という株を保有できる訳ではありませんので(それは投資信託などに任せましょう)、個別株を買うことを考える際に、会社を絞っていくやり方の一つとしています。

有名すぎる株は買わない

これは具体的には、任天堂とかソフトバンクやトヨタといった銘柄のことです。
日々の出来高が大きく、日経平均への影響が大きいこれらの銘柄は、yahooニュースの市況で今日は買われた売られたと毎日のように取りざたされています。これも中小型株と同じく、その日その日の相場で売買しているプロ達に利益の上澄みを取られていそうなイメージがしてしまいます。
また、直近は株価が上がっていても、長い目ではそうでもなく、例えばトヨタと任天堂の10年スパンでの株価をマネックスからチャートを持ってくると以下のようになっていました。

・トヨタ

・任天堂

これは日本株全体に言えることですが、日本を代表する企業の株価が10年前のそれを未だに越えていないという事実だけ見ても、日本株を期限をきめず長期保有するのはリスクが高い、もっというと所詮日本の株式市場はギャンブル場だと思わざるを得ない理由の一つです。しかもこれから先進国の中では取り残され、人口が増加し続ける新興国に追い越されていく、かもしれない、日本の経済環境において、安心して買える株なんてないと言っていいでしょう。

テーマ株は買わない

昨今はA/Iやビッグデータ、クラウドやFintechなど、いわいる流行りの技術などを開発している会社への投資がさかんだったりします。こういう株をテーマ株といいます。これも言うまでもなく上と同じ理由で買いません。そもそも僕たちが目にする情報は周回遅れで、周回遅れで乗ろうとする人達がお金を巻き上げられるのが日本の株式市場だからです。

まとめ

今日は僕の株を選ぶ上での基本的な方針を書きました。
結論としては、長期ほったらかし投資を望む人は日本の個別株を買うのは止めた方が賢明です。
逆にギャンブルと割りるならば面白い賭場でしょう。ウルフなんとかというおばさんを始め賭場だからこそセンスのある人は稼げると思います。でもこの人達はギャンブルの天才ですので、素人がまねするのは危険です。
パチンコと同じく買っても負けても、まぁしょうがないと思えるくらいの額でやりましょう。
次はこれらを踏まえて僕が具体的に株を買うところを振り返ります。