NISA口座とは証券口座の普通口座と並行して開設して開設可能な口座で、ここでの取引は年間120万円を上限に、最大5年間非課税となる等価交換が可能な口座です。
普通の口座では、投資で得た利益（株を売った時の利益や配当金など）の20%を税金として徴収されます。NISA口座にはこれがありません。利益は100%投資家に還元されます。
ですので、これから証券口座を開設される方は合わせて必ず開設しておきましょう。
NISAの注意点
・NISA口座は一人あたり一口座までですので、複数の会社に証券口座を開設して、個人が複数のNISA口座を持つということはできません。
・上記確認ため、NISA口座の開設にはマイナンバーカード（通知書でも可）のコピー等が必要となります。口座開設準備中の方は合わせて用意しておきましょう。僕は引越しの際に無くしたのか、区役所に再発行してもらいに行きました。
・NISA口座で一度売買した枠は戻りません。具体的にはNISA口座で50万の株を買って、ある時売ってしまうとその50万の枠は消滅してしまい、枠上限120万の残り70万分しか取引できなくなります。
おすすめのNISA口座の使い方
結論から言うと、信頼のおける投資信託か、米国ETFを購入するのが良いと僕は思います。もし僕が過去に戻れるなら、全額このどちらかの購入にあてます。
上の注意点でも書きましたが、一度売ってしまうと今年のその枠は消滅してしまいます。このため、基本的にはNISA枠は長期保有するつもりの投資対象に使用した使い方がよいと思います。
僕は何も考えず国内株を買ってしまい、明らかに株価が下落傾向にあるのに、枠が消えるのもったいないなぁとか思ってずるずる持ち続ける原因となりました。この、売ったらもったいない、が株の売買の判断を遅らせる原因となります。今後上がるかもしれないので、一概に個別株にあてるのがダメとは言いいませんが、長期保有を前提にするのであれば、リスクを抑えた投資商品がベターだと僕は思います。
「信頼のおける投資信託」、「米国ETF」って何だよ！と言われそうなので、おいおいブログで触れていくつもりですが、現時点（2017/5）でおすすめと思っているのは、前者は「ひふみ投信（ひふみプラス）」、後者は迷うところですが、「VTI」、「VOO」です。