割安株とは

日本の個別株式投資をされる方なら割安株という言葉を耳にしたことがあると思います。

割安株とは

まず何に対して割安かということですが、その会社の売り上げだったり営業利益などの業績や財務状況、会社の資産など、言わばその会社の本質的な価値に対して、です。

割安かどうかはPERとかPBRといった指標によって判断されます。割安株は今後株価が上がりやすいとされていて、こういった分析をファンダメンタル分析と呼びます。

PERやPBRの説明は他の方にゆずります(というか詳しくは理解してません)が、割安株とは言わば、釘は甘いけど出ていないないパチンコ台のようなものです。僕はこういう台をひたすら粘ってよく負けます。

一見するとお買い得な株に見えますし、実際割安株しか買わないという投資家もいます。

ただ、割安株の株価が必ず上がるのであれば、そればかり買えば勝てることになりますが、実際はそんなに甘くありません。株価が変わってなくても、例えば業績が悪くなったりすると、再計算された結果割安株で無くなってしまいます。最初良く回ってたパチンコ台が途中から急に回らなくなったと感じた経験がないでしょうか。
また、株価には間違いなく波というものが存在します。割安であるということは株が売られているということで、下がっていく波の中にある可能性もまた高いです。僕はパチンコではボーダー信者でしたので、割安株投資は納得の行くもので最初はこればかり実行してました。が、正直あまりうまくいってません。その原因は波を無視していたからです。パチンコのデータロボをじっと眺めるおじいちゃんが隣にきて、その台回らんで、と思った矢先に爆連させて帰っていく姿を見て、投資の才能がある人はきっとこれと同じ感じなんだろうなと思いました。株価のチャートはたくさんの投資家の意思の集合体が形成するものなのでパチンコのそれとは別物ですが、僕のような特にギャンブルが弱いことを自覚している人間には、株で大きな利益をたたき出すのは無理だろうと感じています。

ちなみに今は割安かどうかは株式購入の目安程度、あまりに低くなければ(下で説明するところに20以下)いいや、くらいで考えています。

割安株の探し方

自分で買おうとしている会社の株が割安かどうかなんて調べられませんので、ネット証券のツールを使うのが便利です。僕はマネックス証券を使っているので、マネックスの例で説明します。

株式取引にスクリーニングという機能があります。

ここで条件検索して株を選別できるのですが、割安スコアという項目があります。

詳しい計算の方法は分かりませんが、おそらく上で書いたPERやPBRなどを使って計算しているのだと思います。これだけだと絞り込めませんので、お好みで検索条件を追加して絞っていくといいでしょう。

僕の探し方はまたブログの方で触れていきたいと思います。